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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1: :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


715: 書けた:2011/11/17(木) 23:12:43 ID:UOzzvGRKcw
王都ラブストーリー

私、女勇者は今ある人物を待っている。
いや、まあ正確には人型というか、魔物なんだけども。
まあ皆さんも薄々感付いてるとは思うけど、その待っている魔物とは魔王のことである。
何故魔王を待ってるのか?答えは簡単、私が呼びだしたからだ。
そう、私は今から俗に言う……で、ででででデートというやつに挑もうとしている。
経緯を説明すると……あれは昨日のことだった。うん、つい先日の話。

昨日は皆で女魔法使いの家に集まっていた。私はその時、女魔法使いの育てている植物に水をやっていた。
そしたら水の量が多かったらしく、私は彼女にぽかぽかと叩かれてしまった。たぶん怒ってたのだろう。痛くなかったから全然問題なかったけど。
そんな時、奴が唐突にこんなことを言い出したのだ。……私達の中で、トラブルを運んでくるのはあいつしかいない。

女戦士「……女勇者さあ、いつになったら魔王とつきあうんだよ?」
716: また長いよ、気をつけて:2011/11/17(木) 23:13:37 ID:UOzzvGRKcw
女勇者「……はあ!?あ、あんた一体何言ってんのよ!?///」

女僧侶「あ、でも確かにそれは私も興味あります」

女勇者「女僧侶まで!?」

女僧侶「誰かを愛するということは素晴らしいことです。それに……女の子はこういう話は好きなんですよ」

女魔法使い「……」コクコク

女戦士「さっさと告っちまえって。あの魔王、女好きだからぜってーOK出すって」

女勇者「……確かに女の子好きって感じはするよね」

女戦士「こないだ会った時なんか、冗談で三角絞めの練習させてくれって言ったら、マジで了承しやがったしな」

女勇者「えっ」

女戦士「せっかくだからやったよ。魔王、鼻血出しながら失神したっけな」

女勇者「魔王を傷つけて……許さない!」

女戦士「ちょ、待てって!魔王それで喜んでたんだからいいじゃん!それに……私達全員、初対面で魔王をボコっただろ!」

女勇者「……そうだった。ああ……印象最悪の出会いだよね……」
717: :2011/11/17(木) 23:14:11 ID:UOzzvGRKcw
女戦士「まあとにかく、魔王は女好きなんだ。女勇者が告ったら絶対OK出すって」

女勇者「……私は魔王の特別になりたいの」

女僧侶「なるほど、誰とでも親しげに接する魔王様ですからね。その誰かと同じではなく、唯一愛してくれるような、そんな存在になりたいわけですね」

女勇者「……」コクコク

女僧侶「それでは、地道にアピールを続けて気になる存在になるしかないですね」

女戦士「だったらさ、デートに誘えばいいんじゃない?」

女勇者「デート!?」

女僧侶「ああ、それはいいですね。明確に好意が伝わる行動でしょうし、デート中はアピールポイントでいっぱいです!」

女勇者「いや、でも……!」

女戦士「私、魔王捕まえてくるわ。たぶんゲーム屋とかにいるでしょ」ダッ

女勇者「ちょ、ちょっと!」

女戦士「いたよ」

女勇者「はやいね!?」

魔王「えっと……いきなり楽園に連れてこられたけど、何々どういうこと?」
718: :2011/11/17(木) 23:14:52 ID:UOzzvGRKcw
女勇者(ええ〜……いけって?いけっていうの?)チラッ

女僧侶(いくべきですよ!)

女勇者「えっと……魔王?」

魔王「え?う、うん」

女勇者「あの……その……えっと……」

女戦士「……あ〜、魔王、ちょっと待っててな」

魔王「え?う、うん」

女戦士「女勇者、闘魂注入してやる。歯ぁ食いしばれ!」ペチーン!

女勇者「え?ちょっと……はぶぅ!?」ドンガラガッシャーン!

女僧侶「きゃあ!……す、すごいビンタですね」

魔王「鈴木みのるに張り手くらったbrotherYASSHIみたいに吹っ飛んだね……」

女僧侶「あの、わかる例えでお願いできますでしょうか?」

女魔法使い(私のおうちが……)
719: :2011/11/17(木) 23:15:32 ID:UOzzvGRKcw
魔王「えっと……女勇者ちゃん、大丈夫?」

女勇者「いった〜……でも気合いは入ったね。……魔王!」

魔王「は、はい!」

女勇者「私と……私と一緒にデートしてください!!」

魔王「……」

女勇者「……」

魔王「……えええええ!いいの!?デートしてくれるの!?」

女勇者「う、うん……魔王さえよければ」

魔王「いいに決まってるよぉぉぉ!!今すぐ行こう!どこ行く何する!?」

女勇者「ちょ、ちょっと!エイトフォーじゃないんだから落ち着いて!とりあえずデートは明日にしようよ!」

魔王「明日だね!わかったよ!俺、絶対に女勇者ちゃんに満足してもらうよう頑張るから!」

女勇者「う、うん。私も頑張るから///」

魔王「明日ね!明日だね!じゃあ俺明日に備えて今日は帰るから、じゃあね!!」シュンッ

女勇者「消え……移動魔法か。……女戦士」

女戦士「んー?」

女勇者「デート、誘えたよ。ありがとう……///」

女戦士「んーん、気になさんなって」

女魔法使い(私のおうちがめちゃくちゃ……)ショボン
720: :2011/11/17(木) 23:16:40 ID:UOzzvGRKcw
……ってことが昨日あったわけね。

うん、都合のいい展開だとか
デート前で既にけっこうレスくってるとか
安易にラブラブな感じを狙いすぎてるとか
こういうの書くから一部の方々から「可愛いキャラ書くだけで人気出るんすよねwwふひひwwwドビュッシーwwww」みたいに煽られるとか
皆さんにもいろいろ思うところがあると思うし、作者はそれを気にしてますけど、私は気にしません。

そんなことよりも、これから魔王とデートっていう事実こそが大切だからです。
……デートかあ///
ごめんね、会長。私、魔王といい関係になってみせるよ!
721: :2011/11/17(木) 23:17:28 ID:UOzzvGRKcw
魔王「ごめんね!女勇者ちゃん!待った?」

女勇者「あ、魔王!ううん、今来たところ!」

女勇者「……なんだか今日お洒落だね」

魔王「そりゃ女勇者ちゃんとのデートだからね!俺はもう全力を尽くすよ!」

女勇者「……今日はどうしよっか?」

魔王「えっと……えっと……まずは街を回って買い物しようよ。全部俺が買ってあげるから!それから……えっと……」

女勇者「……ねえ」

魔王「は、はい!」

女勇者「そのデートプラン……側近に手助けしてもらってるでしょ?」

魔王「っ!……うん。格好とか、デートプランとか、その辺側近に助けてもらいました」

女勇者「やっぱり。なんか魔王っぽくなかったもん」

魔王「ごめん……ダメだった?」

女勇者「……ゲーセン行こう!そういうとこの方が魔王好きでしょ?」

魔王「好きだけど……女勇者ちゃんはそれでいいの?」

女勇者「いいのよ!……魔王だから好きになったんだもん」ボソッ

魔王「え?何か言った?」

女勇者「……何でもない///ほら、ゲーセン行くわよ!」
722: :2011/11/17(木) 23:18:12 ID:UOzzvGRKcw
魔王「はい、女勇者ちゃん!」ピッピカチュー

女勇者「……魔王ってほんとUFOキャッチャー得意だよね」

魔王「でも、そのおかげで女勇者ちゃんにプレゼントできるから嬉しいよ!」

女勇者「うん……このぬいぐるみも大切にするね///」

女勇者「あ、あとさあ」

魔王「うん」

女勇者「一回プリクラってやってみたかったんだよね。一緒に写ろうよ!」

魔王「っ!!撮ろう撮ろう!」

女勇者「魔王はプリクラってやったことあるの?」

魔王「うん。嫌がる側近と撮ったことあるよ。どうにか言いくるめてさ」

女勇者「魔王があの側近を言いくるめたんだ……どうやったの?」

魔王「一回やっといた方がハーピーちゃんと撮る時に役立つんじゃない?って。あいつ、ハーピーちゃん絡みになるとけっこう折れるから」

女勇者「あー、わかる気がする……」
723: :2011/11/17(木) 23:19:25 ID:UOzzvGRKcw
女勇者「まあいいや。やったことあるんなら魔王に任せるよ」

魔王「了解!作者がうろ覚えだからどうなるかわかんないけど、出来る限りエスコートするね!」

魔王「まず背景だとか、そういう設定を決めます」

女勇者「へー、いろいろあるんだね」

魔王「複数回撮れるから、いろいろなのを試してみようね」

女勇者「うん!……あ、魔王ちょっと後ろ行って」

魔王「え?こう?」

女勇者「それで前向いて」

魔王「う、うん」

女勇者「私は少し前で……えい!」パシャッ

魔王「!!」

女勇者「えへへ、これでほっぺにチューしたみたいに写ったね///」

魔王「え、ちょ、お、あ、お、は、おん、女勇者ちゃん!?//////」

女勇者「まあ実際にやるのは無理だから……これくらい、ね?(マジでやるのは恥ずかしすぎるし///)」
724: :2011/11/17(木) 23:20:30 ID:UOzzvGRKcw
魔王「……えっと、撮り終わったね///」

女勇者「うん……///」

魔王「撮り終わったら別のとこに移動して……」

女勇者「あ、移動するんだ?」

魔王「ここで撮った奴にいろいろ書いたりできるんだよ」

女勇者「ほんとだ。へー、面白いねー。……魔王は側近とやった時にはなんて書いたの?」

魔王「……チャリで来た。って」

女勇者「……は?」

魔王「いや、だからチャリで来た。って書いたの」

女勇者「……何それ?移動魔法で来たんじゃないの?」

魔王「いや、まあネタみたいなものだよ。プリクラでそういうネタがある、みたいな」

女勇者「ふーん……」

魔王「まあ俺達は無難に、好きにいろいろ書いていこう!」

女勇者「そうだね。……さっきの奴とかどうする?///」

魔王「あれは……なんか恥ずかしいよね///」
725: :2011/11/17(木) 23:21:17 ID:UOzzvGRKcw
魔王「まあなんだかんだでプリクラ撮れたね」

女勇者(剣とか鎧の内側とかに貼っとこうかな///)

魔王「……ゲーセンで遊んでるうちにけっこう時間経ったんだね」

女勇者「ほんとだ。けっこう日が沈んできてるね」

魔王「どっか食べ行こうか?王都なら良い感じのお食事処があるだろうし」

女勇者「あ……」

魔王「ん?」

女勇者「あ、あのね……実はお弁当、作ってきたんだけど」

魔王「!?」

女勇者「よかったら食べてくれないかな?あ、でも私そういうの下手だからちゃんとした物の方が……」

魔王「食べる!食べます!!食べさせてください!!!!」

女勇者「うわっ!?……そ、そう。じゃあどこで食べよっか?」

魔王「うちの城来る?けっこう遅くなってきてるし、外で食べるのも……」

魔王「……あ!」

女勇者「え?」

魔王「絶好のポイント知ってたんだった!」
726: :2011/11/17(木) 23:21:53 ID:UOzzvGRKcw
魔王「女勇者ちゃん、そこに移動魔法で行くよ!いいよね?」

女勇者「いいけど……」

魔王「けど?」

女勇者「……魔王は移動魔法の際に手を握ってはくれないんだね」

魔王「手?」

女勇者「側近は手を握って移動魔法してたよ?」

魔王(……あの野郎、俺の知らないところで何してくれてんだよ!!)

魔王「……側近は戦闘に関する魔法を除いて、魔法全般はけっこう苦手なんだ。移動距離はともかく、自身と自身に触れてる誰か一人くらいしか飛ばせないんだよ」

女勇者「魔王は?」

魔王「俺は、俺から半径500mくらいにさえいれば何人でも自由にどこまででも飛ばせるから……」

女勇者「……じゃあ別に手を握ってもできるんだね?」

魔王「それはできるけど……え?」

女勇者「……ん///」スッ

魔王「……」

魔王(今、ようやくわかった。俺は……今日この瞬間のために生まれてきたんだ)ハナヂドクドク
727: :2011/11/17(木) 23:22:50 ID:UOzzvGRKcw
魔王「え、あと、えと、にぎ、握るよ?///」ハナヂフキフキ

女勇者「……うん///」ギュッ

魔王「んふう……じゃ、じゃあ行く、行くから///」フヒューフヒュー

魔王「……行くよ!」シュンッ



女勇者「……え?ここは?」

魔王「女勇者ちゃん、こっち見て」

女勇者「え?……わあ!綺麗……」

魔王「ここはうちのお城の屋根なんだけどね」

魔王「ここからだと森や森の中の湖が見えるんだよ」

魔王「それらが日没で赤く照らされると、すっごい綺麗になるんだよ」

魔王「ほら、レストランで夜景をバックにディナーって展開、よくあるじゃん」

魔王「夜景じゃないけど良い景色だし、女勇者ちゃんのお弁当という最高の瞬間を彩るにはここしかないかなって」
728: :2011/11/17(木) 23:24:05 ID:UOzzvGRKcw
女勇者「……こんなに良い景色だったら、私の料理じゃ不釣り合いだよ」

魔王「そんなことないよ!絶対おいしいよ!命かけてもいいよ!」

女勇者「あはは、それだと魔王死ななきゃいけないよ。……とりあえず食べてみる?」スッ

魔王「いただきます!!」バッガツガツ

女勇者「落ち着いて食べなよ。……味はどう?」

魔王「うまい〜!!うまいよこれ〜!!」ポロポロ

女勇者「泣かなくても……大げさなんだから///……ねえ魔王」

魔王「ん?」

女勇者「魔王が和平を望んでくれたから、私はこの魔界での景色が見れるんだよね」

魔王「世界が和平に進んだのは俺だけの力じゃないよ」

女勇者「ううん、魔王のおかげだよ。少なくとも、私だけじゃどうしようもなかった」

魔王「女勇者ちゃん……」

女勇者「他にも魔王と一緒にプリクラ撮ったりしてさ……」

女勇者「人と魔物が、お互いの世界で、こういう貴重な時を共に過ごせるのは、魔王のおかげだよ」

女勇者「素晴らしい世界をありがとう。私、魔王が魔王で本当によかったって思ってる」
729: :2011/11/17(木) 23:24:54 ID:UOzzvGRKcw
女勇者「魔王はちょっと女の子にだらしなくて、仕事も側近に任しっぱなし」

女勇者「精神的に子どもっぽいとこもあるし、案外泣き虫ですぐ泣いちゃう」

女勇者「でも、誰かのために全力で立ち向かえる、すごい優しさを持ってて」

女勇者「心から誰かを信じられるから、皆からも信じてもらえるすごい奴だよ」

女勇者「嘘みたいな理想を現実にできる実力と魅力を持ってて」

女勇者「自然と周りの皆を幸せにしてくれるんだ。そんな魔王が私は……」

女勇者「私は……!」

女勇者「……な、なんでもない!!//////とにかく、感謝してるから!」

魔王「……女勇者ちゃんに喜んでもらえたのなら、俺も嬉しいよ」

女勇者「私は……魔王に喜んでもらえたのなら、それが嬉しいよ」
730: :2011/11/17(木) 23:25:38 ID:UOzzvGRKcw
魔王「……すっかり暗くなっちゃったね」

女勇者「赤く染まった森や湖もいいけど、星が散らばる空にこんなに近づけるのも素敵だね」

魔王「けっこういい場所でしょ?」

女勇者「うん。お城の屋根なんてあんまり来ないと思うけど、どうやってこの景色に気付いたの?」

魔王「皆があんまり来ない場所だからさ、側近から逃げる時にここなら見つからないかなって思って来たのが始まりだったね」

女勇者「……ぷっ、あはははは!魔王らしいね!」

魔王「まあでもおかげでこの景色に気付けたからね。ある意味側近さまさまかもね」

女勇者「うん……特等席だね、ここは」

女勇者「ここに私がいて、隣には魔王がいる……」

魔王「///」

女勇者「///」

女勇者「……えっと、今日はもう遅いから、さすがに帰るよ///」

魔王「あ、うん。わかったよ。じゃあ俺送っていくよ」

女勇者「……また」

魔王「え?」

女勇者「またここに……一緒に来てもいい?」

魔王「っ!……うん!もちろん!」
731: 1「魔王爆発すればいいのに」:2011/11/17(木) 23:26:39 ID:UOzzvGRKcw
魔王「女勇者ちゃんの住所はさっき聞いた通りで……そこに移動魔法で大丈夫なんだよね?」

女勇者「うん。それじゃ、今日は楽しかったよ」

魔王「よかったらまたお弁当作ってね!」

女勇者「あんなのでいいなら///」

魔王「……じゃあいくよ!」シュンッ

……こうして私の激動のデートは幕を閉じたのだった。
女僧侶の言うアピールってやつはできたと思うし、純粋にすごく楽しかった。
やっぱり魔王は世界にも、私個人にも必要なんだと再認識できた。
この特別な世界で、魔王の特別になるために……私も努力を続けないといけないね。頑張ろう!

……とりあえずは次のデートの計画かなあ。なんか今からドキドキする///
732: 今日はここまで!:2011/11/17(木) 23:28:04 ID:UOzzvGRKcw
次の日

会長「……」ゴゴゴゴ

女勇者「か、会長?なんかすごいオーラが出てるんだけど……」

会長「会員から聞きましたよ。昨日、魔王様とゲーセンでデートしてたって!」ゴゴゴゴ

女勇者「そ、そんな!一応私だって勇気を出して!」

会長「悔しいんですよ!私だって、女勇者様みたいに接する機会が欲しいです!」

女勇者「知らないよ!会いに行けばいいじゃん!」

会長「一般人は待ち伏せでもしないと会えないんですよ!その点勇者という役柄は有利です!」

女勇者「そんな……じゃあ会長も勇者になればいいじゃん!」

会長「なれるんならなりますよ、もー!」



ドラゴン「見損ないました、魔王様!魔王様はイケメンでありながら、俺らモテない軍団にいつまでも味方してくれると思ってたのに!!」

魔王「そんなん言われたって〜!ちょっと、ゾンビも何か言ってやってよ!」

ゾンビ「近寄らないでくれます?リア充のにおいがして不愉快です」

魔王「おおう、ゾンビもそちら側でしたか!?」

ゾンビ「にんにく臭いんで、その口閉じてもらえますか?」

魔王「その設定続いてんのかよ!?……もういいもん!側近!皆モテないからっていじめるよー!」

側近「リア充様、話しかけないでくれますか?虫唾が走ります」

魔王「お前はどう考えてもこっち側だろ!?……ちくしょー!なんなんだよこの扱いは!?」
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sage:


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