ある日、あるところでのお話です。
綺麗に整備された真新しい道路の上を、一台のモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が走っていました。
後輪の両脇と上に載せた荷物がほとんど揺れていない所を見ると
とても綺麗に整備されているのでしょう
その上をモトラドはゆっくり走っていました
その道路の脇には立てられた白い看板が
「2ch…まとめモバイル掲示板、だって、キノ」
「……」
モトラドが運転手に声をかけます、が
返事はありません
2: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:39:38 ID:sBrVYo19lY
2ゲトズサー
つC
3: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:42:57 ID:GLlX6Te9R6
「なにさどうしたのキノ、お腹でも壊した?」
「いや、壊したんじゃなくて、減ったんだ」
「だから言ったじゃない。前の国で食料もっと買うべきだったって」
「エルメスがそれ言い出したの、昨日からじゃないか」
運転手の名前はキノ。モトラドの名前はエルメス
4: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:43:10 ID:3jXct7SwVY
時雨沢作品大好きです
つC
5: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:44:10 ID:.yw9LayCwY
5ゲトC
6: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:45:45 ID:klZmCv3cl2
エルメス「だったっけ?
何にしろ、準備不足だったと思うよ」
エルメス「旅は何時でも『一寸の虫にも五分の魂』だって、師匠にも言われてたんじゃないの?」
キノ「……。……えっと、一寸先は闇?」
エルメス「それそれ!」
キノ「まだ許せるレベルかな…」
エルメス「ん、ほらほらやっと見えてきたよ」
キノ「ご飯が美味しい所ならいいんだけどな」
7: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:47:21 ID:ltP/Ll0.T2
キノ「うわ…」
エルメス「こりゃまた凄い所に来ちゃったね」
キノ「城壁?」
エルメス「そうだね、見る限りなかなかに広そうだ」
キノ「…取りあえず、門を探さなきゃ
お腹と背中がくっついちゃうよ」
エルメス「月並みな冗談が言える間はまだまだ平気でしょ」
キノ「……」
8: 名無しさん@読者の声:2011/10/23(日) 23:47:49 ID:yKtndiNjVY
モトラドあたりでおぉキノだ!ってなった
っC
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