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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
[8] -25 -50 

1: :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


11: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:00:28 ID:ZC1d5RtXdU
つ支援
12: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:02:38 ID:21BIM9cdS2
魔王www

CCC
13: :2011/9/15(木) 00:04:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「お前だってそんなことされたら嫌だろ!?」

側近「まあ嫌ですけど……」

魔王「自分がやられて嫌なことは人と魔物にしちゃいけないんだぞ!」

側近「勇者は我々魔物の敵なんですよ?」

魔王「敵だって俺らと同じく生きてるだろ!」

側近「甘いですねえ……ビックルくらい甘くて優しい方ですよ、あなたは」

魔王「何だよ?反抗するのか、この野郎」

側近「いいえ。あなたとの戦力差くらいは俺も理解してますから」

魔王「え、いや、暴力で解決したりはしないよ?嘘じゃないよ?」
14: :2011/9/15(木) 00:12:35 ID:8OHTIHnybw
側近「……話を元に戻しますが、現存の勇者を生かすのであれば、女性の勇者は諦めるしかないですね」

魔王「え〜、それはそれで嫌だよ」

側近「も〜、じゃあどうするって言うんですか?」

魔王「……あ、いいこと思いついた!」

側近「気のせいですよ」

魔王「なんでだよ!?ちゃんと閃いたよ!」

側近「魔王様が良い作戦なんて考えつくわけがないですから(笑)」

魔王「くそー、(笑)なんかつけやがってー。……とりあえず勇者のとこ行こうよ」

側近「わかりました」
15: :2011/9/15(木) 00:16:12 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。

>>7>>11>>12
ご支援いただきありがとうございます!
初めて支援していただき、嬉しさのあまり心臓が痛くなりました。
たぶんデスノートに名前書かれるとこんな感じになるんだろうなあって思いました。
今後も死なないよう気をつけながら頑張りますので、よろしくおねがいします!
16: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:32:16 ID:CKfXFt8lHg
いいぞ>>1

もっとやれw
(゜∀゜)つC
17: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 12:27:32 ID:ntXw1aDj9A
あ、もう書き始めてあったww
おにゃのこ……(´;ω;`)


っ支援
18: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 13:35:18 ID:pCnLYaFCAU
支援ww支援ww

19: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 16:40:33 ID:b1fAzRGPyY
死燕
20: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 19:08:03 ID:RfI9.LIjJk
(`・ω・)つC
21: :2011/9/15(木) 22:31:30 ID:8OHTIHnybw
>>16-20
支援ありがとうございます!
昨日に続いてたくさんの書き込みをいただき、もう本当に感無量です。
みんなの支援で書き手のやる気がポポポポ〜ンってなりましたので、
勢いそのままに更新を頑張りたいと思います!
22: :2011/9/15(木) 22:37:50 ID:8OHTIHnybw
勇者「……うん?ここはどこだ?」

戦士「俺達は確か魔王に挑んで……」

僧侶「そうだ。負けてしまったんだった」

魔法使い「デコピンの風圧でな」

戦士「あー、壁に叩きつけられてなあ」

勇者「悪夢だよな……」

戦士「魔王強すぎだろ。俺達の今までの努力は何だったんだろう……」

側近「目が覚めましたか」

勇者「っ!お前は魔王の傍にいた……!」

魔王「俺もいるよー」

僧侶「魔王!」
23: :2011/9/15(木) 22:44:14 ID:8OHTIHnybw
勇者「ここはどこだ!?俺達をどうするつもりだ!?」

側近「あなたは御自分の立場を理解してないようですね」シャキンッ

魔王「やめろよー!剣を首筋に添えたら危ないだろ!」

側近「いや、そりゃそうですけども」

魔王「いいからその物騒なの仕舞えって!」

側近「魔王様はどちらの味方なんですか……」スチャッ

魔王「悪いね、勇者。こいつ、こんなだけど本当は良いやつなんだよ。ホントだよ?」

勇者「……」
24: :2011/9/15(木) 22:51:11 ID:8OHTIHnybw
勇者「そろそろこちらの質問に答えてもらえないか?」

魔王「ああ、めんごめんご。勇者達さ、俺と戦ったら気絶しちゃったから医務室に運んだんだよ」

魔法使い「医務室?」

魔王「治療しておいたんだよ。皆けっこうひどい怪我してたから」

僧侶「治療だと?」

魔法使い「敵を治療するとは……魔王、貴様何を企んでいる?」

魔王「いや、企むも何も怪我してたからさ。勇者達だって痛いの嫌でしょ?」

勇者「……はあ?」

側近「こういう奴なんですよ、うちの大将は」

魔王「とにかく俺から襲ったりはしないから、今くらいは仲良くしようぜ!」

勇者(何なんだ、こいつ?)
25: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 22:57:23 ID:cqmj3kLBho
面白い!CCCC
26: :2011/9/15(木) 23:03:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「……あ、ごめん。やっぱりちょっと企んでることあるわ」

戦士「え?」

魔王「悪いけど今から皆の力を封印するよ」

僧侶「封印?」

側近「魔界の上級魔法に、敵の戦闘能力を封じる魔法があるんです。まあ使えるのは魔王様くらいのものですが」

勇者「その状態で一方的に殺すつもりか。やはり魔王は魔王だったんだな」

魔王「やるかよ、そんな恐ろしいこと!」

魔法使い「じゃあどういうつもりなんだよ?」

魔王「その状態でさ、おたくらの王様のいる街まで帰ってよ」

勇者「……はあ!?どういうことだよ!?」
27: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:11:01 ID:xmSldgrdsw
レベル1でラスボスから帰るって相当厳しい気がする・・・・CCC
28: :2011/9/15(木) 23:11:09 ID:8OHTIHnybw
魔王「えーっとね、力を封印しちゃったら皆は勇者的な仕事ができなくなるでしょ?」

勇者「まあそうだけど……」

魔王「そしたら王様は困るでしょ?」

戦士「俺達が戦えなくなったら、魔物との戦争にも敗北するだろうしな」

魔王「俺、そんなことする気ないのになあ……」

側近「先代の魔王様はやる気満々でしたよ」

魔王「……話戻すけど、勇者が戦えなくなったと知ったら、王様は早急に新しい勇者を用意すると思うんだ」

僧侶「そんなことしたって魔王の敵が増えるだけじゃないか」

魔王「馬鹿野郎!俺は女勇者ちゃんにボコボコにしてもらえればそれでいいんだよ!」

側近「すいませんね。魔王様って規格外の馬鹿なんですよ」
29: :2011/9/15(木) 23:19:17 ID:8OHTIHnybw
勇者「新たな勇者に会いたいなら、俺達を殺せばいいだけじゃないか」

魔王「だーかーらー!そんなことしたら痛いし怖いだろ!勇者達がかわいそうだろ!」

勇者「かわいそうって……」

魔王「まあそういうことだから王様にそう報告してほしいんだ。もちろん街まで送るし、女勇者ちゃんに会えたら力も返すよ。ダメ?」

勇者「……」

魔王「頼むよ!この通りだ!」ドゲザ

側近「安い土下座ですが了承していただけますか?」

魔王「安くないよ!魔界の王、決死の大土下座だよ!」

勇者「……わかった。俺達はお前に敗北した身だ。断る権限もないだろう」

魔王「いいんだね!?ありがとう勇者ー!」
30: :2011/9/15(木) 23:26:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「着いたよー」

勇者「すごい移動魔法だな。一瞬で着いてしまった……」

側近「魔王様は馬鹿ですけど力だけは本物ですからね」

僧侶「力……俺達の力も本当に封じ込めてしまったしな」

戦士「使い慣れたはずの剣がすごく重い。けっこうショックだな……」

魔王「ごめんなあ、本当に最終的にはちゃんと返すからね」

魔法使い「まあ命があるだけでも儲けもんさ。気にしないでくれ」

魔王「ありがとう。じゃあ勇者、例の作戦よろしく頼むね」

勇者「……わかった」
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