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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1:🎏 :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


395:🎏 :2011/10/17(月) 22:11:15 ID:bEpZo/Xb/k
龍人「……勇者を壊した今、お前が再び補助魔法を受けることはない。魔法が切れる時が、お前の終わりだ!」

側近「くそ……!」

女戦士「……そうでもないぜ?」

龍人「!?」

女勇者「はあ!」シュパッ

龍人「ちぃ!!」サッ

女戦士「女僧侶は今の内に兵士達や勇者さんの回復を!」

女僧侶「わかりました!」

女勇者「女魔法使いは私達と一緒にこのドラゴンっぽい人を止めましょう!」

女魔法使い「……」コクコク

側近「お前ら……気絶してたんじゃ?」

女戦士「お前に一発お見舞いされてな。だが、またなんか衝撃を受けて、それで目が覚めたわけだよ」

側近(……そうか、龍人のあの攻撃か!細分化し、微力となったことで女勇者達にも耐えられるものとなったわけか)

女勇者「そしたら敵と認識してたあなたが勇者さんと共闘してて、即座に勇者さんがあいつにやられて……」

女勇者「正直事情がよくわからないけど……私達はあなたを信じていいの?」

側近「問題ない!信用できなきゃ切り捨てたっていいが、今はあいつを倒すことを優先してくれ!」

女戦士「了解!あいつは台詞からして明らかな悪役だろうしな!」

女勇者「それにあいつには話が通じない感じするしね。まずは皆で協力して、あいつを倒しましょう!」

龍人「くそ……雑魚共がぁ……」
396:🎏 :2011/10/17(月) 22:22:38 ID:bEpZo/Xb/k
龍人(どうする……このメス共、一人当たりの戦闘力はさっきの勇者にも劣ると見た)

龍人(しかし、今度は3人もいやがる。その上側近がいるとなると、先ほど同様厳しい戦いになるだろう)

龍人(あの僧侶が回復するであろう雑魚共をもう一回潰すか?いや、あの側近が同じ手を二度許すとは思えねえ)

龍人(仮に成功しても、今は戦闘に参加してない、兵士用の回復役がいるんだ。こいつらが戦闘を中断して雑魚の回復に向かうとは思えねえ)

龍人(まずいな……もっと確実に足手まといな人質でもいない限り、俺にも敗北の可能性が生まれやがる)

龍人(人質……)

龍人「……そうかぁ!!」

女魔法使い「っ!」ビクッ

側近「どうした?急に大声出して」

女戦士「女魔法使いがびっくりしてるじゃねえかよ、馬鹿!」

龍人「ふっふっふ……見えたんだよぉ、勝ちの目ってやつがなぁ!」

女勇者「本当かしら?そんなもの、どこにもないように思えるけど?」

龍人「疑うんだったら……見せてやるよ。……はあ!」バサバサ!!

女戦士「……あら?」

女勇者「……飛んでっちゃったわね」

女戦士「なんだ?トイレか?」

女勇者「いや、それはないと思う……」
397:🎏 :2011/10/17(月) 22:32:18 ID:bEpZo/Xb/k
側近「……分が悪いと見て撤退したか?いや、それでは勝ちの目云々の発言に説明が……」

女戦士「何ぶつぶつ言ってんだよ?根暗か?」

女勇者「女戦士、発言には気をつけようね……」

側近「……あっ!」

女魔法使い「っ!」ビクッ

女戦士「おい、イケメン!急に大声出すなよ!女魔法使い、びっくりしてるじゃねえか!」

側近「あ、す、すまん。あと俺側近って名前だから……じゃなくて!まずいんだ!」

女勇者「何?何がまずいっていうの?」

側近「あいつ、たぶんハーピーを人質にとりに行ったんだ!」

女勇者「ハーピー?」

側近「俺の彼女で、そもそも俺があいつに従ってたのはハーピーの命を握られてたからなんだよ!きっと人質にとって、俺達の攻勢を潰そうと……」

女戦士「でもよ、あいつが飛んでった方向、魔界の方じゃなかったぜ?」

側近「え?あ……本当だな。俺の思い過ごしか?」
398:🎏 :2011/10/17(月) 22:47:45 ID:bEpZo/Xb/k
女勇者(……人質、あいつの飛んでった方向……)

女勇者「……あああああ!!」

女魔法使い「っ!」ビクッ

女戦士「女勇者!だから急に大声出すなって!」

女勇者「ご、ごめん!でも……やばいの!本当にやばいんだって!」

側近「どういうことだ?」

女勇者「あいつが飛んでった方向には……避難指定場所があるの!」

側近「……何だと?」

女勇者「あいつ、避難した街の人達を狙うつもりよ!」

女戦士「……やばいな。街の人達に戦闘能力はない。狙われでもしたら……回復魔法かける間もなく死ぬかもしんないな」

女勇者「つまり、あいつが街の人達に攻撃する時点でアウトってことよね。攻撃しないよう説得するか……」

女戦士「最悪、私達が盾にならないといけないかもな」

側近「……くそ!そんなことになったら圧倒的に不利だぞ!」

女戦士「で、でも何であいつが避難場所を知ってるんだ?」

側近(……街中での戦闘中、俺と龍人は空高くから戦況を見ていた。その時に避難してる民の動向にも注意を払ってたんだろうな)

女勇者「何で知ってるのかが問題じゃない!事実として、あいつは今、避難場所に向かってるの!どうにかしなきゃ!」
399:🎏 名無しさん@読者の声:2011/10/17(月) 22:52:30 ID:Z/5gMg0gNA
龍人さん、
悪役が人質をとるのは
死亡フラグですよ(^q^)
400:🎏 名無しさん@読者の声:2011/10/17(月) 22:55:21 ID:sBrVYo19lY
400ゲトです
つ記念C
401:🎏 :2011/10/17(月) 22:56:56 ID:bEpZo/Xb/k
側近「……避難場所を明確に教えてくれ!移動魔法で追う!」

女戦士「おお、便利な魔法覚えてんじゃん!」

側近「ただ、俺は魔王様ほど完璧に使えない。連れていけるのは二人……いや、一人までか」

女勇者「そう……だったら私が行くわ。女戦士と女魔法使いは街中の負傷者の手当てに回って!」

女戦士「力仕事は任せろ!負傷者を運んだりするぜ!」

女魔法使い「回復魔法……頑張る……」

側近「よし、じゃあ女僧侶と共に救助に当たってくれ!……人間も、魔物も救ってやってくれ」

女戦士「任された!」

女勇者「じゃあ避難場所を言うわね。この街から東に○○km、南に○○km……」

側近「……わかった。それじゃ魔法を発動するぞ。手を握れ」

女勇者「う、うん」ギュッ

側近「……行くぞ!!」
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