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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1: :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


550: :2011/10/28(金) 23:28:16 ID:bEpZo/Xb/k
女戦士「なんか面白くなってきたww他には何かあったかなー」ガサゴソ

女戦士「……これとかもぜってえ似合わねんだろうなwww」

女戦士「くぬ……くっそー、着替える度に自分がデブだと思い知らされるぜ……」

女戦士「でも、着替え完了だぜ!……うっわー、似合わねええええwww」

女戦士「何これwww気持ち悪いなあ、私wwwww」

女戦士「服装だけは立派に女の子だっつーのにね」

女戦士「……」

女戦士「べ、別にあなたのためにやってるんじゃないんだからねっ!」

女戦士「……ぷっwwwwこれはないwwwこういうのは可愛い娘がやるから意味があるんであってwww」

女戦士「私みたいな男女がやってもうざいだけだっつーのwww」

女戦士「……」

女戦士「おかえりなさいませ、ご主人様!ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも……私?」

女戦士「……ないわーwwwwww私なんかが言える台詞じゃないわーwwwww」
551: :2011/10/28(金) 23:28:57 ID:bEpZo/Xb/k
女勇者「……」プルプル

女勇者(ああ、指摘したい!自分への感想が的外れだって!)

女勇者(綺麗な女戦士が私の服を着たことで、普段と違う……そう、可愛さが強調されてるのよ!)

女勇者(つまりギャップ!普段強気でかっこいい女戦士があんな格好、あんな台詞を言うから半端なく可愛く感じるの!)

女勇者(ていうか私は前々から女戦士を変えたかったのよ!本人が半端なく綺麗なんだから、身だしなみを整えれば最強になるって思って!)

女勇者(それが間違いではなかったって今日証明されたわ!そして未だ可能性を秘めている!」

女勇者「ああ、私がコーディネートしてあげたい!それで甘えた台詞を言わせるの!」

女勇者「そうしたらもう本当にやばいことになると思う!私、そう思うんだけど!」

女勇者「……ん?」

女戦士「」

女勇者「あ、あれ?気付かれ……あ、いつの間にか声が……」
552: :2011/10/28(金) 23:29:57 ID:bEpZo/Xb/k
女戦士「……」

女勇者「……に、似合ってるよ……うん、似合ってる」

女戦士「……いつから」

女勇者「はい?」

女戦士「いつから……そこにいた?」

女勇者「えっと……そこの、その服着たとこから」

女戦士「最初からじゃねえかよおおおおお!!ちくしょおおおお!!」ポロポロ

女勇者「ちょっと、落ち着いて!泣かないで!別におかしくなかったから……むしろ可愛かったから!」

女戦士「くそおおお!!私みたいなのが、それっぽい格好してるのを笑ってたんだろおおお!!」ポロポロ

女勇者「違うって!話を聞いてよ!」

女戦士「どうせ私みたいな太った男女を美少女な女勇者は馬鹿にしてんだ!」ポロポロ

女戦士「ああもう殺せよ!!死ねってことだろ!?」ポロポロ

女勇者「……ああもう、その顔とその体でそんなこと言われたら私もむかついてきた!」

女勇者「そんな綺麗なのに……遠まわしで嫌味言ってんのか、このー!」

女戦士「ああ、やんのかー!?」ポロポロ
553: :2011/10/28(金) 23:30:29 ID:bEpZo/Xb/k
女僧侶「……だから二人ともボロボロなんですね?」

女勇者「ごめんなさい……」ボロッ

女戦士「ごめんなさい……」ボロッ

女僧侶「宿屋も半壊して……修理費もすごいことなってますよ?」

女勇者「反省してます……」

女戦士「もうしません……」

女僧侶「……まあ反省しているのであれば、深く追及するのはもうやめにしましょう」

女勇者「うう〜、ごめんね、女僧侶〜」

女戦士「悪気はなかったんだよ〜、ホントだよ〜」

女僧侶「……とりあえず出発は明後日に変更しましょう。あと、良い武器は当分我慢ですからね」

女勇者「はーい……」

女戦士「そんなあ……」
554: 今日はここまで!:2011/10/28(金) 23:31:26 ID:bEpZo/Xb/k
こうして一連の騒動は、互いの体に無数の傷と多額の負債を残して終わったのだった。
だが、実は残ったのはこれだけではない。他者にはわからない、騒動の張本人である両者にだけ残った物があった。
……まずは女勇者。

女勇者(う〜ん……どうしたら女戦士に自分の綺麗さがわかってもらえるのかな……あと、どんな服が似合うだろう?)

女戦士がお洒落した場面を目撃し、その美貌に見惚れたことで、女戦士改造計画の野望がその心に根付いたのだ。
その野望は今なお消えることなく、虎視眈眈と野望達成に向けて活動してるとかしてないとか。
……女戦士の場合はこんなものが残った。

女魔法使い「〜〜♪」

女戦士「……はうあぁぁ!!」

女魔法使い「っ!?」ビクッ

あの場面を目撃されたのがよっぽど恥ずかしかったのか、トラウマとなって女戦士を苦しめることになってしまった。
そして恥ずかしさのあまり突然奇声をあげ、その結果女魔法使いがびっくりするという悪循環が生まれてしまったのだった。

……以上、女戦士の過去、今なお苦しめる呪縛の話でした。いや、そんな大層な物じゃないけど……
555: 女戦士ファン倶楽部初代会長とその他:2011/10/29(土) 02:11:39 ID:8CvlVX4ZxU
壁‖д・*)モエス
壁‖д`;)ハアハア
壁‖ω^)イイ
壁‖Д<)モット…モットクレ
壁‖∀゚)ヌケル…ウッ
壁‖ω・〃)女戦士ラブ

556: 名無しさん@読者の声:2011/10/29(土) 19:38:22 ID:A/zKuv3KVg
魔王と側近の出会いとか気になるけどそれはともかく
魔王さんはロリコンですか?

支援
557: :2011/10/29(土) 23:36:42 ID:bEpZo/Xb/k
>>555
女戦士「私なんかを好きになる奴っているんだな……なんつーか、ありがとな!」
女戦士「でも何か恥ずかしいな///……えーっと、ファン倶楽部の会員って何してあげればいいんだ?」
女戦士「……とりあえず腕相撲でもしとくか?」

>>556
魔王「ロリコンか……どうなんだろうね、俺は」
魔王「可愛いなって思うには思うよ。でも、それは子供的な意味合いが大きいよね」
魔王「でも……この子、大人になったら超絶美人になりそうだなって予感がすると、性的興奮を覚えてしまうよね」
魔王「正確には、その子の未来に思いを馳せて興奮するんだよ」
魔王「子供は未来への可能性を秘めている……その可能性に酔いたいんだよ、俺は」
魔王「可愛い女の子、万歳。それが俺の生きる意味だよ。それは今も、そしてこれからの未来にも言えることだよ」
魔王「そういう意味では俺はロリコンかもしれない。彼女達の未来に俺は希望を見据えてるんだ」
側近「……とりあえず魔王様が変態ってのはわかりました」

1「魔王と側近の出会いかあ……書けるかなあ……とりあえず小話を貼っていきますね」
558: :2011/10/29(土) 23:37:26 ID:bEpZo/Xb/k
女魔法使いの小話

えっと、皆さん、こんばんは。挨拶は皆さんが読んでる時間帯で適切な物に変えてください。
私は女魔法使いです。
えっと、喋るのが苦手で、暗い性格なんですけど……
なんか……番外編?っていうのに出てくれと、1と名乗るイカ臭い男性から頼まれたんです。
普段何考えてるかわからない君の気持ちには需要があると思う、なんて言われちゃって。
淡々と自分のことを喋るだけでいいからって言われたんですけど……私、喋るの苦手だから……
長々とは喋れませんって頑張って伝えたら、じゃあ口に出さなくていいから心の中で喋ればいいよって言われて。
こうして今心の中で喋ってるわけです。……本当にこれ、皆さんに伝わってるのかなあ?
559: :2011/10/29(土) 23:37:53 ID:bEpZo/Xb/k
まあいいや……うん。そんな感じなんです。
……。
……ど、どうしよう。もう言うことないよぅ。
あの……こ、これ!私の友達のゼーくんです!可愛いですよね?
……あれ?これって……皆さんは見えるのかなあ?
見えてなかったらいけないので、ゼーくんの説明しますね。
ゼーくんは……私が育ててる植物です。
植物の容姿事情はよくわからないけど、きっとゼーくんはイケメンってやつなのです!モテモテです!
そんなゼーくんが私は大好きです。
560: :2011/10/29(土) 23:38:35 ID:bEpZo/Xb/k
女僧侶が、いつか動物とおしゃべりしたい、みたいなことを言ってましたけど……その時はゼーくんの通訳をお願いしたいです。
ゼーくんは私のことどう思ってるのかなあ。一緒に笑えたら嬉しいなあ。

「あら、女魔法使いさん。ゼラニウムのお世話ですか?」

あ、ちょうど話題の女僧侶が来ました。女僧侶は優しい方です。
綺麗な黒髪の美人です。ちょっと嫉妬しちゃいます。
とりあえず質問に対して頷いておきます。

「そうですか。ゼラニウムも嬉しそうですね」

女僧侶がそう言うと、本当にそうなんだろうなって気持ちになります。
私も嬉しくなります。私とゼーくん、二人一緒に同じ気持ちなんですね。嬉しいなあ。
561: :2011/10/29(土) 23:38:58 ID:bEpZo/Xb/k
私の家に来た女僧侶だけど、特に用事はないみたいです。
静かに読書なんか始めちゃって。私も魔道書読もうかなあ。ゼーくんに読み聞かせたらゼーくんも魔法使えるようになるんでしょうか?
……だけど読書は無理になっちゃいました。

「おーっす!遊びに来たぜー」

元気な女戦士が遊びに来たからです。
女戦士は明るくて綺麗でかっこいい女の子です。スタイルもよくて私にはない物をたくさん持ってて、やっぱり嫉妬しちゃいます。
本当にいい子なんだけど……ここだけの話、苦手なところもあります。

「相変わらず植物育ててんのな。食えるの、それ?」

こういうとんでもないことを言い出すからです。
562: :2011/10/29(土) 23:39:21 ID:bEpZo/Xb/k
私は一生懸命首を横に振ります。
それを見て女僧侶は私の気持ちを代弁してくれました。

「ダメですよ、女戦士さん。ゼーさんは女魔法使いさんの大切な家族なんですから」
「えー、でもなんか葉っぱ天ぷらにしたらおいしそうじゃねえ?薄いけど、トリコのオゾン草に見えないことも……」

やっぱり女戦士は良くも悪くも明るい人です。絶対にいいことだろうけど、振り回されるとちょっと疲れるかなあ。
でも、いたずら好きなのは勘弁してほしいかなあ。うまいからって言われて何かの料理を食べさせられた時も、実は激辛料理だったってこともありました。
この恨みは墓場まで持ってってやる!って何気に思ってます。神様に言って、もーダメでしょーって叱ってもらおうって思ってます。
……あと女僧侶、さすがにゼーくんをさん付けしなくていいよ。ゼーくんはゼーくんなんだから。
563: :2011/10/29(土) 23:39:51 ID:bEpZo/Xb/k
……この二人が来たってことは、あの人も来るんだろうなあ。
って思ってたら、案の定来ました。

「女魔法使い、遊びに来たよー……あれ?皆揃ってるね」

今来たのは女勇者です。私達のリーダーで、しっかり者です。
容姿も綺麗で、女の私でもドキドキするレベルです。嫉妬せずにはいられません。
頑張り屋さんで、私も目標とするところが多いんですけど、最近はある存在に夢中です。

「おーう、女勇者。魔王は落とせそうか?」
「な、何言ってんの!?べ、別に魔王とはそんなんじゃないって!その……とにかく違うって!///」

この通り、今は魔王に夢中です。とうとうファンクラブにも入ったみたいで、どんどんはまってます。
そのくせ本人はその事実を隠してるつもりのようで、私達が気付いたことにびっくりしてました。あれで隠してたのかとこっちがびっくりです。
でも、魔王は優しくてかっこいいし、女勇者とならお似合いのカップルだと思うから、私は応援してます。
564: :2011/10/29(土) 23:40:30 ID:bEpZo/Xb/k
「……ごめんね、女魔法使い。騒がしくなっちゃったね」

女勇者が私に謝ります。私は首を横に振りました。
確かに私は静かなのが好きですけど、皆の賑やかな空気も好きです。
女勇者と女戦士が何か喋ってて。女僧侶が二人のアシストしてて。そして私はそれを聞いてて。
そんな日常が私はとても好きなんです。

「でもよー、なーんか女魔法使いの家って落ち着くから来ちゃうんだよなー」
「女魔法使いさんの家は片付いてて良い雰囲気ですからね。皆で集まる時は自然とここになってしまいますね」
「女魔法使いのおおらかな空気が家の中にもできあがってるのかもね」

3人で言葉を連ねたあと、再び女勇者が騒がしくてごめんね、と謝ってきました。
私はそれを許します。そもそも悪いことされたって思ってないですから。
565: :2011/10/29(土) 23:41:02 ID:bEpZo/Xb/k
魔王討伐を王様に命じられた女勇者に、私達3人がメンバーに選ばれて出会いました。
全くの偶然で知り合った私達ですが、今となっては本当によかったと思います。
個性が全く違う4人で、静かな時間が好きな私だけど、この4人での賑やかな一時は宝物です。
魔王討伐の度は終わりましたが、これからもずっと仲良くできたらいいなって、そう思ってます。

「……あー、もうこんな時間か。帰っかなー」
「結局女戦士が……ゼーくんだったっけ?」

女勇者が訊いてきたので私は頷きます。そうだよ、ゼーくんだよ。植物界きってのイケメンさんなんだよ。

「……そのゼーくんを食べるって女戦士が騒いだだけだったね」
「んだよ、いいじゃんよー。なんかさ、おいしそうじゃねえ?」
「普通、おいしそうとは思わない植物だと思いますが……」

最後まで愉快なやり取りをしながら3人は帰っていった。……いや、ゼーくん食べようっていうのは阻止しないと……女戦士ならやりかねない。
566: :2011/10/29(土) 23:41:45 ID:bEpZo/Xb/k
3人の賑やかな空気がなくなって、少しさびしくなりました。
私はゼーくんの方を見ます。ゼーくんは3人の会話で楽しんだと思います。

「……楽しかったね」

私はゼーくんに語りかけました。ゼーくんも頷いてくれたように感じました。

……私には、とてもすごい仲間が3人います。
私には勿体無い仲間です。でも、それでも彼女達は私を仲間に入れてくれます。
そんな彼女達との時間は尊い物で、これからも大切にしたいなって思ってます。

……これ、いつまでやるんだろ?一回1さんに確認しに行こうかなあ。
でもあの人イカ臭いし、息も臭いから苦手だなあ……まあでも一回確認しに行きます。
皆さん、私はこれで失礼します。機会があればまた私の心の声を聞いてあげてください。
それじゃ……1さんはどこに行ったかなー……
567: :2011/10/29(土) 23:42:47 ID:bEpZo/Xb/k
今日はここらで終わりです。

なんか読者スレで一時期ものすごい持ち上げてもらってましたが、買収した事実はないと言っておきます。
本当ですよ。「このSS褒めへんかったらどうなるか……わかっとんのやろな?」的なやり取りはなかったと宣言します。
そういう状況下にもかかわらず、あのように予想してもらえたのは大変名誉なことで、感謝したいです。ありがとうございました。

あと、雑談スレでコラボ系列の話の時にちょこっとここを挙げてもらえましたね。
正直ですね、話に混ざりたいって気持ちもあるにはあるんですが、その……ねえ?
俺ってこの通り、長文書く人じゃないですか。有吉風に言えば長文クソ魔王じゃないですか。
前に雑談に書いた時、長文で空気変えちゃった感があったので、この癖直るまでは厳しそうだと思ってまして。
ただ、それでも一応見てるからねってことを伝えたくて、いらぬ報告をしてしまいました。すみません。

まあそんな感じです。それじゃあ失礼しまーす。
568: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 10:55:44 ID:8CvlVX4ZxU
魔王1位おめでとう!
ブスな私だけど魔王のほっぺにちゅーしちゃう!
( *´3`*)
569: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 11:01:52 ID:13gyeazI6U
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携帯からじゃ途中で表示出来なくなったので。
失礼しました。
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