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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1:🎏 :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


614:🎏 :2011/11/3(木) 00:25:39 ID:eWaKiw9z.2
3度目の書きなおしでついに完成!女僧侶の小話

女戦士「なーなー女勇者よー」

女勇者「何よ?」

女戦士「偉大なる勇者一行がゲーセンで遊んでていいのかよ?」

女勇者「いいじゃない、少しくらい。今まですっごい頑張ってきたんだし」

女戦士「でも勇者さんは休みなしで今も活動してるって聞くぜ?」

女勇者「うっ……それ言われるときついわね」

女僧侶「まあまあ、いいじゃないですか。時には休息も必要ですよ。このような日があってもいいと思いますよ」

女勇者「ほらあ!女僧侶もこう言ってるじゃない!」

女戦士「くっ……女僧侶が言うと何か納得しちまうんだよなあ」

女僧侶「今日1日は気兼ねなく楽しむとしましょう」

女魔法使い「……」ワクワク
615:🎏 :2011/11/3(木) 00:26:14 ID:eWaKiw9z.2
女戦士「くっそー!何でだ!?何で私が勝てないんだ!」

女勇者「ふふふ、私の太鼓スキルをなめてもらっては困るわ」

女戦士「くっ……もう一回遊ぶドン!……ところで女勇者」

女勇者「何よ?」

女戦士「このSSの世界観がいよいよわからなくなってきたんだけど……」

女勇者「そうよね……勇者、魔王に城、王都……中世ファンタジーが軸だとは思うけど」

女戦士「何でそんな世界観でゲームやらゲーセンやら出すのかね……」

女勇者「……あと女魔法使い」

女魔法使い「……」ジー

女勇者「さっきから私達が太鼓の達人で遊んでるの見てるだけだけど……楽しい?」

女魔法使い「……」コクコク

女勇者「そう、じゃあいいんだけど……」
616:🎏 :2011/11/3(木) 00:26:52 ID:eWaKiw9z.2
女勇者「……そういえば女僧侶は?」

女戦士「そういえば見ないな」

女魔法使い「……」チョンチョン

女勇者「んっ……何?」

女魔法使い「……」ユビサシ

女勇者「あ……いた」

女僧侶「……」ジー

女戦士「なんかUFOキャッチャーをめっちゃ見てるな」

女勇者「なんか欲しいのがあったのかしら?」

女戦士「おーい、なんか欲しいのでもあんのかー?」

女勇者「うわ、もう女僧侶のとこまで行ってるし!……私達もいこうか?」

女魔法使い「……」コクコク
617:🎏 :2011/11/3(木) 00:27:32 ID:eWaKiw9z.2
女僧侶「あ、女勇者さん」

女勇者「どうしたの?何か欲しいものでもあった?」

女僧侶「あの……その……」

女戦士「女僧侶はあのぬいぐるみが欲しいんだとよ」

女勇者「え?……あ、これかー。可愛いねー」

女戦士「女僧侶ってこういうのに興味あるんだな」

女僧侶「恥ずかしいです……///」

女勇者「よし、これ取っちゃおうよ」

女僧侶「そ、そんな、お金がたくさんかかってしまいますよ?」

女勇者「いいよ。女僧侶は普段から私達のためにいろいろ頑張ってくれてるんだから!」

女戦士「私がお金使うのは全力で阻止するくせに……」

女勇者「日頃の行いの差よ」
618:🎏 :2011/11/3(木) 00:28:08 ID:eWaKiw9z.2
女勇者「……そんな感じで張り切って挑戦したんだけど」

女僧侶「くうっ……どうして動いてくれないんですかあ……」

女戦士「絶対これぬいぐるみに細工してあんだろ!責任者出てこいや!」

女勇者「一向に取れる気配がない……UFOキャッチャーって難しいんだね」

女僧侶「神への祈りが足りないのでしょうか?」

女勇者「いや、単に実力が足りないだけでしょ……」

女戦士「女勇者、これって殴って割って取っちゃだめなのか?」

女勇者「ダメに決まってるでしょ!」

女僧侶「次こそ、次こそこの子を助け出してみせます!」

女戦士「おい、なんか女僧侶の中で変な設定ができあがってるぞ」

女勇者「女僧侶、残念だけどその子は助けられそうもないわ」

女僧侶「え?」

女勇者「お金……もうなくなったから」

女僧侶「えええええ!!そ、そんな……」
619:🎏 :2011/11/3(木) 00:28:57 ID:eWaKiw9z.2
女勇者「で、女魔法使いの家に戻ったんだけど」

女僧侶「……」ズーン

女戦士「めっちゃ落ち込んでるな……」

女勇者「だ、大丈夫だって!いつか取れる日が来るって!」

女僧侶「取れなかったのもありますが、私欲に駆られて皆さんのお金を使ってしまったのが……」

女勇者「だ、大丈夫だよ!私達のお金の管理は女僧侶がしてるんだから、女僧侶のお金みたいな物だよ!」

女勇者「それにこれくらいお金使ったって何の問題もないよ!」

女勇者「女戦士がどれだけ無駄にお金使って迷惑かけてきたか思いだして!そしてそれを女僧侶がどれだけ支えてくれたことか!」

女勇者「それを考えたら女僧侶の使い方なんて可愛いものだよ!だから気にしないで!」

女僧侶「ありがとうございます。女勇者さんは優しいですね。でも……やっぱり自分が許せません……」

女勇者(……どうにかして元気づけてあげたいなあ)

女戦士「なあ、女勇者って私に恨みでもあるのか?なあ」
620:🎏 :2011/11/3(木) 00:29:47 ID:eWaKiw9z.2
次の日

側近「魔王様ー、手紙きてますよー」

魔王「ちょっと待って……今ゲームやってるから……」

側近「中断すればいいじゃないですか」

魔王「セーブポイントが見つからないんだよー……3時間くらいやってるからセーブして終わりたいんだよ……」

側近「女勇者からの手紙ですよ」

魔王「はやく言ってよー!ゲームやってる場合じゃないじゃん!」バッ

側近「うわ、取るの速っ!……ゲームのキャラやられてますよ?」

魔王「……」

側近「わー、聞いてないですね……」

魔王「……側近!」

側近「うわ!……え、何ですか、魔王様?」

魔王「俺、女勇者ちゃんのところに行ってくる!」ダッ

側近「え、ゲームはセーブしなくていいんですか?」

魔王「馬鹿野郎!ゲームの3時間と、女勇者ちゃんとの時間、どっちが大切かわかるだろ!?」タッタッタッ

側近「行っちゃったよ……馬鹿だろあいつ……」
621:🎏 :2011/11/3(木) 00:30:54 ID:eWaKiw9z.2
魔王「……ここの家か!すみません!すみませーん!!」

女勇者「はーい……うわあ、魔王!来るのはやいよ!///」

魔王「どうしても頼みたいことがあるから来てほしいって書いてあったから……今日も可愛いね!」

女勇者「か、可愛い!?//////お、お世辞はいいから話を聞いてよ!」

魔王「限りなく本音なのに……で、何の用?俺に出来ることなら何だってするよ!」

女勇者「……魔王ってゲーム好きなんだよね?得意なんだよね?」

魔王「え?う、うん」



女勇者「というわけで、ゲーセンに戻ってきました!」

女戦士「よっしゃあ!」

女魔法使い「……」パチパチ

魔王「あー……UFOキャッチャーね。難しいよね」

女僧侶「魔王様!」ギュッ

女勇者「!?」

魔王「おおおおお!!女僧侶ちゃん!?///」ドキドキ

女僧侶「あの子を助け出せるのは魔王様しかいなのです!どうかお力添えをお願いします!」
622:🎏 :2011/11/3(木) 00:31:52 ID:eWaKiw9z.2
魔王「わ、わかった!女僧侶ちゃんのためにもゲットするから!///」ドキドキ

女勇者「……」ギリギリ

女戦士「ちょっと……怖いよ、女勇者……」

女僧侶「あ、でもお金……昨日使い切ってしまったのでした……」

魔王「大丈夫!こんなこともあろうかと、お金は用意してきてるよ!」



ドラゴン「大変です、側近様!城の紙幣が根こそぎなくなってます!」

側近「……はあ!?」



魔王「たくさんあるからお金の心配はしないでー」

女僧侶「そんな!私の問題なのに魔王様がお金を使う必要は……」

女戦士「魔王ー、私ファンタ飲みたい」

魔王「いいよ!買ってあげるね!」

女僧侶「女戦士!」

女勇者「いいじゃん、本人がいいって言ってるんだから。私、アイス食べたいんだけど、いい?」

魔王「いいよ!買ってあげるね!」
623:🎏 :2011/11/3(木) 00:32:58 ID:eWaKiw9z.2
女戦士「で、このぬいぐるみなんだけど」ファンタグビグビ

女勇者「私達がやった時はびくともしなかったわよ?大丈夫なの?」アイスパクパク

女魔法使い「……」アイスペロペロ

魔王「任せて!とりあえず一回……」チャリーン

女勇者「……ダメじゃん」アイスパクパク

魔王「なるほどー、アーム弱いな、ずれてくれないや。稼ぐ気満々だね、ここのゲーセン」

女戦士「な、なんか語り出したぞ……」アキカンゴミバコニポイ

魔王「だったら……タグはあそこか。いけるかな?」チャリーン

女戦士「おお、なんかすごいとこに引っかけたぞ?」

女勇者「おお!」

女戦士「おおお!」

女勇・戦「「取れたー!!」」

女魔法使い「……」パチパチ

女僧侶「わあ……!」パアア

魔王「はい、女僧侶ちゃん!欲しかったぬいぐるみだよ!」

女僧侶「魔王様、ありがとうございます!私、このぬいぐるみは大切にしますね!」ニコッ

魔王「可愛いなあ///女僧侶ちゃんの笑顔が見られてよかったよ!」
624:🎏 :2011/11/3(木) 00:33:58 ID:eWaKiw9z.2
女勇者「……魔王!私もなんか魔王に取ってもらいたいなー///」

女戦士「魔王、ジュースおかわりしていい?」

女魔法使い「……私も、アイス……おかわり」

魔王「あー、うん、いいよ!今日はとことん女勇者ちゃん達に貢ぐよ!」

そうして魔王達はゲーセンで豪遊し、時間は過ぎていったのだった

女戦士「今日は遊んだなー」

女僧侶「魔王様、ぬいぐるみを取っていただき、ありがとうございました」ニコニコ

女勇者「私も魔王に取ってもらったこのぬいぐるみ、大切にするね!///」ニコニコ

女魔法使い「……」ニコニコ

魔王「……うん、断言できるよ。今日は俺の人生で一番素晴らしい日だよ」

女僧侶「私のわがままでお金をたくさん使わせてしまって……申し訳ないです」

魔王「いいんだよ!これ以上の有意義なお金の使い方を俺は知らないよ!」

女戦士「……遅くなったしそろそろ帰るか」

魔王「大丈夫?送っていこうか?」

女勇者「心配してくれてありがとう。優しいね///でも大丈夫だから」

魔王「そっか……でも気を付けて帰ってね!」

女戦士「わかってるって!そんじゃあな!!」

女魔法使い「……」ノシ
625:🎏 :2011/11/3(木) 00:35:21 ID:eWaKiw9z.2
女戦士「……で、最終的に私達二人になったわけだが」

女勇者「女戦士の家って私と近いからね」

女戦士「……今日の女僧侶、楽しそうだったな」

女勇者「そうだね。女僧侶もあんな嬉しそうに笑う時があるんだね」

女戦士「女僧侶って私達がいろいろやらかすのを微笑みながら支えてくれるって感じだからな」

女勇者「やらかすのは主にあんただけどね」

女戦士「うっせーなー。その次はお前だろ」

女勇者「……女僧侶は私達の優しいお姉さんって思ってたけど、勝手なイメージを押しつけちゃってたのかなあ……」

女戦士「仲間内でも解釈を間違えたり喧嘩したりはするもんだろ。重要なのは、その次だ」

女勇者「……そうだね。もっともっと理解して、もっともっと仲良くしていこうね」

女戦士「お前はさっさと魔王とよろしくやっちまえよwww」

女勇者「ちょちょちょ、ちょっとぉ!!な、ななな、何言ってんのよ、あんたぁ!?//////」

女戦士「あっはっはwww顔真っ赤だな、おいwwww」

女勇者「この……逃げるな!!///待ちなさい!!//////」



魔王「ごめん、ごめんって!全部は使ってないからいいじゃん!」メキメキ

側近「勝手に城のお金を使って許されると思いますか!?」コブラツイスト

魔王「俺、魔王なのにー!!実質俺の金なのにー!!ぐああああ!!」メキメキ
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