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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1: :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


75: :2011/9/18(日) 23:25:33 ID:8OHTIHnybw
ハーピー「……あ!すみません!」

魔王「いや、怒ってるんじゃなくてね、笑った顔がすごく可愛いなって」

ハーピー「///」

側近「そんなに魔王様の顔が気持ち悪かったの?」

魔王「え!?そんな理由で笑ったの!?」

ハーピー「いえ、魔王様と側近のやりとりが漫才のようでおかしくって……」

魔王「ハーピーちゃんが喜んでくれるなら、こいつの毒舌全部許容するよ」

側近「バーカ、アーホ、クーズ、童貞、死ねゴミ」

魔王「許容した途端にこれだよ!」

ハーピー「……くすっ」
76: :2011/9/18(日) 23:34:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「そんなこんなで夕暮時になりました」

側近「誰に言ってるんですか?」

ハーピー「魔王様、今日は数々の無礼を許していただき、更に楽しい一時を提供していただき、ありがとうございました」

魔王「いや、俺の方こそ最高の一日だったよ。ありがとね!側近、家まで送ってやれ」

側近「わかってますよ。行こうか、ハーピー」

ハーピー「あ、一人で大丈夫です。これ以上、魔王様方のお仕事の邪魔をするわけにはいきません」

魔王「じゃあ俺が移動魔法で送るよ。一瞬だから絶対に仕事の邪魔にはならないよ」

ハーピー「いいんですか?」

魔王「いいからいいから。側近、家の場所教えてー」

側近(教えたくねえな……)
77: :2011/9/18(日) 23:46:29 ID:8OHTIHnybw
魔王「ただいまー。ハーピーちゃんを送ってあげたよっと」

側近「お帰りなさい。まあ一瞬ですけどね」

魔王「ハーピーちゃんマジ可愛かったわー。側近、ホントありがとう」

側近「魔王様みたいな負け犬に会わせてあげたんですから感謝してくださいよ」

魔王「本当に感謝しております、側近様。……可愛くて、真面目で、まっすぐな本当にいい娘だったね」

側近「俺には過ぎた最高の彼女ですよ」

魔王「……珍しくお前に命令を下す!」

側近「何ですか?内容によっては聞き入れてやってもいいです」

魔王「ハーピーちゃんを絶対に幸せにしてやれよ!いいな!?」

側近「……はい!」



側近「魔王様、これで女性勇者の件はもういいですよね?」

魔王「いや、それとこれとは別問題だし」
78: :2011/9/18(日) 23:50:26 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
こんなスレタイのくせして女の子出しちゃいましたけど、よかったでしょうか?
とりあえず書いてて思ったのは、やっぱり物語に女の子は必要だということでした。なんでこんなスレタイにしてしまったのでしょう。

とりあえず日常編みたいなのはだいぶ気の済むまで書けましたので、今後はおとなしく本編を書いていこうと思います。
……>>10くらいから既に当初の予定とは違う感じになってしまってるので何とも言えませんが、本編でもスレタイ詐欺になるかもしれません。
まあでもまずは完結させるのを目標に頑張っていこうと思います。
79: 名無しさん@読者の声:2011/9/19(月) 11:13:54 ID:1nECsTmx0Y
支援支援CCCC
80: 名無しさん@読者の声:2011/9/19(月) 22:27:59 ID:eM60wjGwIM
燃えろ俺のマっっっっっっっっグナム〜〜〜〜〜〜〜〜〜=-○○○―
81: :2011/9/19(月) 23:03:34 ID:8OHTIHnybw
>>79
支援ありがとうございます。
支援していただける嬉しさや話の先が思いつかない恐怖など、いろんな感情が混ざって体調不良もマッハですが、頑張って書きます。
こうやって支援していただけると、前向きに頑張っていこうって思えます。本当にありがとうございます。

>>80
無知故あなたが何を言いたいのかいまいちわかりませんでした。申し訳ないです。
下ネタですかね?とりあえず俺の好きなマグナムはサイクロンマグナムとだけ伝えておきます。
82: :2011/9/19(月) 23:14:12 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「報告します!!……何してるんですか?」

側近「おう、ドラゴン。魔王様の両手が接着剤でくっついちゃってな」

魔王「取れへんよー。助けてよー、ドラゴーン」

ドラゴン「いやあ、自分は力になれそうもないです。あの、報告してよろしいですか?」

側近「おう。何だ?」

ドラゴン「新しい勇者一行がこの魔王城まで辿り着いたそうです」

魔王「マジで!?可愛い女の子だった?」

ドラゴン「いえ、自分が直接確認したわけではないので性別はちょっと……」

魔王「そっか。でも神様にお願いしたから大丈夫だね!」

側近「神を信じすぎですよ……」
83: :2011/9/19(月) 23:23:16 ID:8OHTIHnybw
魔王「よーし!俺がどうにかするからお前らは警備の手を抜いていいよ!」

ドラゴン「え?でも……側近様、いいんですか?」

側近「ああもういいよ。一応一番偉いこいつの命令だし」

魔王「一応って何?ねえ、一応って何?」

側近「……魔王様自ら勇者をどうにかする気であれば、まずはその手をどうにかすべきですよ」

魔王「あ、そうだね。これじゃ魔王じゃなくて修行僧だしね。どうすればいい?」

側近「知りませんよ。お湯にでも浸けとけばいつか外れるんじゃないですか?」

魔王「そっかー。ドラゴン、この手が外れるまでの時間稼ぎだけしてくれる?」

ドラゴン「わかりました(それって具体的にどんぐらいの時間だよ……)」
84: :2011/9/19(月) 23:35:52 ID:8OHTIHnybw
魔王「手、とれたね」

側近「そうですね」

魔王「まだ両手に違和感は残ってるけどね」

側近「取れただけでもいいじゃないですか」

魔王「まあそうか。修行僧スタイルなんかで女勇者ちゃんに嫌われでもしたら死ぬしかないもんね」

側近「魔王様はどれだけ修行僧を見下してるんですか?」

魔王「少なくとも、君の中での俺よりは高く見てるよ」

側近「魔王様は最底辺ですからね」

魔王「その最底辺に仕えてるのは君だからね?」

側近「俺の人生の最大の汚点ですよ」
85: :2011/9/19(月) 23:39:53 ID:8OHTIHnybw
ちょっと早いですけど、今日はここまでにします。
なんていうか、話を書き進めるのが難しくなってきました。
自分の中でどう進めるかまとまってない感じなので、進むのがちょっと怖くなってきてます。
ちゃんと事前に話を練ったり、書きためたりしてからスレ立てるべきだったのかなあと反省してます。
でもまあ多くの支援をいただいているので、期待してもらってる方々に応えられるよう完結までは頑張っていきたいと思います。
86: 名無しさん@読者の声:2011/9/20(火) 21:32:41 ID:29/8S6BSH2
しぇんしぇんCCCCCC
87: :2011/9/21(水) 22:50:49 ID:8OHTIHnybw
>>86
支援ありがとうございます。
先の展開が不透明で、少なくとも当初の予定通りには絶対に進まなくなってしまった現在、ぶっちゃけると逃亡も考えたりするわけですが。
こうやって支援していただけると「逃げてる場合ちゃうな」と前向きになれます。
今になって考えると、日常編は書きたい気持ち半分で、先を考える時間稼ぎしたい気持ち半分だったのかもしれません。そんなつもりは一応なかったんですが。
そしてその甲斐もあまりなく、先は不透明なままですが、奇跡的な閃きを祈って今はただただ書き進めようと思います。
とりあえず支援ありがとです。この二文字ですごく勇気もらえます。
88: :2011/9/21(水) 22:57:11 ID:8OHTIHnybw
魔王「それにしても遅いなあ。ドラゴン張り切りすぎでしょ」

側近「もうドラゴンが女勇者を倒してしまったのかもしれませんよ?」

魔王「……殺す。あの糞トカゲは俺が殺す」

側近「ちょっと……落ち着いてください!あくまでも可能性の話ですから!」

魔王「……そっか。そうだよね。気高く美しい女勇者ちゃんがトカゲごときにやられるわけないよね」

側近(あぶねえ……俺の冗談でドラゴン死なせるところだった……)

魔王「は〜、女勇者ちゃん、はやく来てくれないかなー」
89: :2011/9/21(水) 23:05:51 ID:8OHTIHnybw
魔王「そうだ。俺、息臭くない?」

側近「大丈夫です。いつも通りにんにくの臭いしかしません」

魔王「俺の口臭、常ににんにくだったの!?」

側近「魔王様はにんにくから生まれた御方ですからね」

魔王「生まれてないよ!何だよその昔話!?」

側近「……まあにんにくは言いすぎかもしれませんが、臭いのは本当ですよ」

魔王「マジかよ!ちょ……ブレスケアどこよ?」

側近「……魔王様、どうやら勇者が来たようです」

魔王「マジかよ!ブレスケア、ブレスケアどこだよ!?」
90: :2011/9/21(水) 23:17:08 ID:8OHTIHnybw
新勇者「追い詰めたぞ、魔王!」ドアバーンッ

新戦士「貴様の命もここまでだ!」

新僧侶「長かった戦い、今日ここで終わらせる!」

新魔法使い「覚悟しろ、魔王!」

魔王「」

側近「www」

新勇者「……あれ?魔王がいない?人間の……青年が二人?」

新戦士「君達、ここで何をしている?ここは魔王城だぞ?」

側近「……我々は人間ではありませんよ。人型の魔物です」

新僧侶「な、何!?」

側近「俺は魔王様に仕える側近という者です。そして……」

魔王「」

側近「新しい勇者一行も男だけだったショックで放心してるこの間抜け面が……ぷっww魔王、です……www」
91: :2011/9/21(水) 23:31:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「糞があああああ!!」

新勇者「!?」

側近「wwwww」

魔王「何が神だよ!!この世に神なんていねえよ!!ちくしょおおお!!」

新僧侶「な、なんて強大な魔力だ……」

側近「最底辺に位置する魔王様ですが、頭の悪さと戦闘能力だけは規格外ですからね」

魔王「おれは信仰をやめるぞ!ジョジョーーー!!」

側近「別にジョジョに報告しなくていいですよww……さて、勇者の皆さん」

新勇者「……え?」

側近「俺は巻き添えくらって怪我したくないから、城から脱出しますね」

新戦士「え?」

側近「優しい魔王様のことだから大丈夫とは思いますけど……死なないように気をつけてください」

新僧侶「え?え?」

側近「じゃあ精々頑張ってください。それでは」

新魔法使い「ちょ、ちょっと……」

魔王「おらあああ!!」デコピンアタック

新勇者「ぎゃああああ!!」
92: :2011/9/21(水) 23:37:50 ID:8OHTIHnybw
側近「ただいま戻りました。戦闘は終わりましたか?」

魔王「……終わった。ついでに希望も潰えた」

側近「まあまあ、生きてりゃいいこともありますよww……勇者の姿がありませんが?」

魔王「……医務室に運んだ」

側近「また生かしたんですね。まあ予想はしてましたけど」

魔王「……側近」

側近「何ですか?」

魔王「俺達は何のために生まれてきたのかなあ?」

側近「少なくとも女性にボコられるためではないですよ」
93: :2011/9/21(水) 23:52:49 ID:8OHTIHnybw
魔王「明日の行方もわからない不安の中で、ひたすらに希望を信じて生き続けた結果がこれなんて……ひどすぎるよ!!」

側近「魔王様の希望は歪みすぎですよ」

魔王「まず女遊び人ちゃんにぱふぱふしてもらって気持ちよさのあまり腰砕けになって」

魔王「そこを女勇者ちゃんに蹴られて踏まれて口に足を突っ込まれて」

魔王「その最中で女盗賊ちゃんにまんまと童貞を盗まれて」

魔王「ズタボロになったところで女賢者ちゃんに優しく見守られながら賢者になりたかったのに!」

魔王「こんなふざけたエンディングなんて……誰が望んだんだよぉ……」ポロポロ

側近(言葉が見つからない……こんなのに仕えてる俺って……)ポロポロ
94: :2011/9/21(水) 23:59:30 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近も泣いてくれるんだね?ありがとう」ポロポロ

側近「涙の理由は劇的に違うと思いますけどね……」ポロポロ

魔王「……泣いてる場合じゃないか」

側近「そうですね(今すぐ存在を悔い改めるべきだろ)」

魔王「俺には一緒に泣いてくれる素晴らしい仲間がいるんだ!へこたれてる場合じゃない!」

側近「あ〜、そうなっちゃうんですか……」

魔王「何度苦しんだっていい!……女勇者ちゃんが来るまで、俺の作戦を続けるぞ!!」

側近(……もうこの仕事辞めようかなあ)
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