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プロポーズ成功したのに嫁父とバトることになったので付き合ってくれ
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1: ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/18(日) 23:12:36 ID:P2/yVcR/xs

前スレでも大変お世話になりました、◆TFyL7CT/Mkです。
今回じゃ3に当たるスレを立てさせていただきました…!

前々スレでたくさん思い出を語らせていただいて、
前スレで思い出話をしながらプロポーズしたら大成功!
と、思いきや嫁のパパさんに猛反対されてバトったアホ女です。


そういうわけで最初から見て下さってる方も
新しく来てくれた方も、超gdgdマイペースですがのんびーりと付き合ってくれたら嬉しいです。


前々スレ 小六〜中学三年(夏まで)
http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1325804081/1-10

前スレ 現在(プロポーズから家族会議まで)
http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1328776316/1-10



722: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/13(日) 22:52:35 ID:T04ppdL5Zs


インターホン鳴らしたら暫くして声が。
明らかに若い声の青年だった。


青年「はーい」

ピアノ「あ、っと……ピアノです。来ました」

青年「あ、うん。……えっ?…あれ?……えぇっ!?」


どうやら青年はモニターに映るピアノと自分の記憶のピアノが一致してないみたいで、まさに混乱しています!みたいな意味不明な言語を口走っていた。

すぐに小走りしてくる音がして、扉が開いた。


青年「ぴぴぴぴ、ピっちゃーん!?」

ピアノ「ピっちゃんやめて」

私「……ピっくん」←デジャヴを感じた

ピアノ「ピっくんもやめて」


なんか漫才みたいなことになりそうだったけど、ふと私の方に視線が向いた。


青年「ありゃ? そっちのギャルゲヒロインな女子は誰ぞーい?」←原文ママ

ピアノ「ギャルゲとか言うなよ。……うちのお嫁さん」

私「に、なるために来ました。秋山澪と申します」

青年「え、マジか。あ、いやいやごてーねーに」←こんな緩い喋り方してた

私「あはは……初めまして、朝から突然来てしまってごめんなさい」


仕事時バリの営業スマイルでにこやかに挨拶した私。
フッ、これで好印象完璧やでぇ……と、思っていたら


青年「いあいあwwwおれに営業スマイルとかしなくてもいーよwww気軽に話してくれないとむしろこまるーwww」


と。

723: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/13(日) 23:07:50 ID:lgWBmR5zp.

私「…………!?」

ピアノ「……とりあえずあがらせて貰って良い?」

青年「あ、ごめーん忘れてたwwwどぞどーぞーwww」


緩い。何だコイツ超緩い。
その割には私の営業スマイル見抜くし鋭いぞコイツ。
あと犬とかピアノくらいはイケメンだった
(タイプはどっちかっちゃ会長に近いけど)


青年「ええーと、んでピっちゃんどしたのーつか何年ぶり?凄く久しぶりな気がするんだけどー」

ピアノ「…それより先に澪に名乗ってくれない?」

青年「あ、ごめーん忘れてたーてへっ☆」

ピアノ「……オジサン化が激しいな」

青年「うるへー、まだまだ若いって!んあーっと、確か秋山澪ちゃん?」

私「は、はい?」

すっかり置いてきぼり食らってたのにいきなり話しかけられてビックリした。
脳内でリンちゃんなう!が流れてたのは永久に内緒にしていただこうか。


青年「うーん……ロングヘアーにスーツにメガネ、なかなかに萌え要素をついてるなぁ。ねぇみっちゃん」

私「……え」

青年「僕、ピっくんの叔父のヤマトっていいます。ヤマトくん(はぁと)で良いからねwww」

私「 叔 父 と な ?」←素が出た

ヤマト「叔父っすぅ!ピっちゃんのパパのぉ、末の弟でーすwww」

私「嘘やろ……」

ピアノ「……残念だけど本当だよ」


同じ遺伝子じゃないだろ、マジで。
パパさんの遺伝子だけ化学変化してんの?誰の遺伝子がおかしいの?何なの?馬鹿なの?死ぬの?って感じの心境。


724: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/13(日) 23:44:35 ID:1i24sbEJGA


私「え、いくつよ?」

ピアノ「え?……ちょっと待って、分かんない。俺がいくつの時に成人式だったっけ……」

ヤマト「俺今年から三十路ライフだよwww」

私「」

ピアノ「……あんまり年変わんないんだよね…」

私「ぴ、ピアノのパパさんいくつよ?」

ピアノ「え?確か、22歳で俺が生まれてるから今は…」

私「パパさんうちの親より若いんかーい\(^O^)/」


何かもういきなりカオスだった。


ヤマト「てかピっちゃん童貞の俺より先に結婚するんだwwwすげーwww」

私「ど、童貞…」

ヤマト「僕は童貞ですwwwやべ、魔法使いになれるかもしんないやwww」

私「…ピアノの親戚に遺伝子の突然変異起こした人間がいるのね」

ピアノ「コレが?」

私「わたしどれがピアノの血縁者の中で正しいのかが分からないけどこの人がアレでパパさんが普通なの?」

ピアノ「どっちもかなりアレだよ」


正論だった。
だからか何かこう……ピアノの背に諦めの何かを感じて妙に切なくなったんだよ私。
ヤマトさん、見た目同い年くらいなのに…下手すりゃ私より年下に見えるんじゃなかろうか。(ピアノはそもそも若く見えるからピアノと同い年は信じちゃう)


725: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 00:33:25 ID:DpukBo8o1E
ヤマトのおっちゃんはもらった!!

そして…大魔導士にさせるんだっ!!
726: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/14(月) 01:09:34 ID:pj5lDSRB8w


ピアノ「これでも頭は良い人なんだけどね…」

ヤマト「叔父相手にコレ扱いとかwwwヒドスwww」

私「……おっちゃんってレベルじゃないぜ…」

ヤマト「あ、そうだ。とーちゃん起きててさ、書斎にいるからいっといでよー多分待ってるし」

ピアノ「ありがとう。澪行こうか」

私「お、おうよ……?」←混乱してる

ピアノに付いていこうとしたら後ろから大音量


ヤマト「あ、みっちゃぁあああん!!!!」

私「ひぎゅっ!?……わ、私ですか?」

ヤマト「ひぎゅってwwwそうそうみっちゃん!何色が好きー?」

私「あ……え、し、白!」

ヤマト「わかった!」←どっか消えた



ピアノ「……まさか住んでるのかな、聞いたことないけど」

私「……あ、あれはマジの叔父さん…なのか?」

ピアノ「そうだよ。…昔はただの勉強好きな真面目さんだったんだけど、なんか友達に引き摺り込まれたらしいよ」

私「良いやら、悪いやら……」

ピアノ「……じゃあ、お祖父ちゃんに会いにいこうか」

私「うん」

で、広い家をテクテクと歩いて、とある一室の前へ…。
どうやら一番奥のそこが書斎らしく、ピアノがノックしました。


ピアノ「……お祖父ちゃん、ピアノです」




727: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 01:15:37 ID:/ROwwVcymQ

・   ヽ|/
:  / ̄ ̄ ̄\
:  /      ヽ
ゴ / \ /  |
ク | (●)(●)||||
リ | / ̄⌒ ̄ヽ |
  ||i二二ヽ| U|
  | \___ノ |
  |U      |

728: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 03:57:45 ID:dH7QdM.en.
続きハヨ
729: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 07:56:54 ID:r9ZycmtJsg
お祖父さん気になる木
730: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/14(月) 09:02:56 ID:lgWBmR5zp.
※=弟くんのお名前です



向こうから優しい声で「はーい」と聞こえたので中に入ると、そこには柔らかい雰囲気をした70代入ったかな?くらいのおじいさんがいました。

顔は皺もやっぱあったりするんだけど……何より、あれだ…うん。昔はさぞおモテになられたんでしょうねって感じの風貌。
良い歳の重ね方をしてきたんだなってのがよく分かる。
ピアノ年取ったらこうなる?みたいな、ぶっちゃけパパさんよかピアノのがじさまに似てる。


じさま「久しぶりだねピアノ、それから初めましてお嬢さん」

何だろう?ゆっくりした優しい声が"お祖父ちゃん"って感じでね、何だかこの人には敵意を向けれないって思った。
でも若干動揺はしてたから、深呼吸してから口を開く。

私「…初めまして、秋山澪と申します」

言い切ってから深々とお辞儀をする。
じさまはというと、じぃーっと私の目を見ていた(なので見つめ返した)。
暫く見つめあったままじっとしていると、じさまは真剣な顔になった。


じさま「……澪さん、倅が随分迷惑を掛けてしまった。全て親である私の責任です」

私「えっ」

じさま「凪(※)から聞きました、貴女を殴ったことや暴言の数々…本当にすまないことをしました」

私、そこからじさまに逆に頭を下げられてしまいました。
慌てる私。何か言いたげながら、じさまの様子を見て黙っているピアノ。


731: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/14(月) 09:06:12 ID:lgWBmR5zp.

じさま「澪さんとの結婚、私は祝福したい。でもね、あの倅は私に言われたからと聞くような男ではないんです、妙に偏屈になってしまって。認めさせない限り、いくらでも貴女に食って掛かるような気がするんです」

私「お祖父様…」

じさま「───だからね、ちょっとバカ息子を出し抜く耳寄りな話があるんだけどどうだろうか澪さん」

私「ひょッ?」←変な声出た

ピアノ「……」←じさま見て苦笑い


じさま「はっはっは、いやぁ堅苦しく話すと肩が凝って仕方ないねぇ! あ、二人とも座りなさい。遠くからよく来てくれたねー」


私「……(゚д゚;)」

ピアノ「……(-ヮ-;)」


じ、じさまェ……。
つかさっきの全部演技か!天然か!何なんだよビビったわ!!良い感じでシリアスやってたのにぃいいいい!!ヽ(`д´)ノ
と内心色んな意味で大荒れだったんですけどね!!


ヤマト「やっほー珈琲入れたよとーちゃーん」

じさま「はっはっは、もう一人の馬鹿息子は気は利くなぁ」

ヤマト「えっ……それ褒めてる?貶してる?」

じさま「(ヤマトさんをシカト)
いやぁね、私も生きてるうちに曾孫が見れると思うと嬉しいよ」


( >д<)「ぶっ」「ぶぐっ」(゚Д゚ )


ほぼ同時に吹き出し掛けた。
あ、こっち→が私です。ハイ。


732: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 09:58:16 ID:8Y3G6Gi1W2
うわあwwww
この後の展開が楽しみすぎるwwwww
733: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 10:22:30 ID:5hyD6vFIJM
じっさまゲットだぜ!
734: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 12:22:01 ID:sWe/BP2XKQ
じさまいい人
735: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 12:27:36 ID:AAUmU4O2Kc
えっ………
とうちゃんTーウイルスでも打ち込まれたの?
全然似てない……
736: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 12:43:43 ID:6pnj.zHeZ6
このじさまからどうしたらピアノ父が…
737: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/14(月) 14:39:06 ID:DtIjGhL11s


じさま「はっはっは、若いねえ。ヤマトはお嫁さんより先に現実の女の子を好きになるとこからだっていうのに」

ヤマト「ええ〜何それ僕ちゃんと現実に生きてるよ」

私「でも、半分入ってるんですよね?」

ヤマト「まぁね」

ピアノ「そこ認めるの…?」

呆れたようにミルクたっぷり砂糖入りの珈琲飲むピアノの隣でブラック飲んでる私の図を見てヤマトさんがニヤニヤしていた。


じさま「ところで澪さんとピアノはいくつ違うのかな?」

私「えっ」

ピアノ「え」

ヤマト「え?」

じさま「…え?」


一同、謎の沈黙。


ヤマト「とーちゃん、女性に年を聞いたら鳩尾突かれると思えってかーちゃんが…」

私「ちょっとヤマトさん!それだとまるで私が年取ってるみたいです!」

ピアノ「というか同い年だよ!」

じさま「ありゃ、そうかいそうかい。すまんの、ピアノがどーにも高校生くらいに見えてしまってなぁ」

ピアノ「あ、俺が下か…」

私「(せふせふ!私が上じゃなかったせふせふ!)」

じさま「てっきり10歳くらい違うのかと思ってのう」

私「(アウトーッ!私も上に見られてたぁああああああ!!)」←頭抱えそうになった

ピアノ「(じいちゃぁあああん!!)」←ってな顔してた


738: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 14:57:55 ID:Jh12NU4EZo
何か楽しそうwww
739: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/5/14(月) 15:04:40 ID:zSf0c1xnOc
じさま「二人ともまだまだ若いねえ」

ヤマト「てっきり僕はみっちゃんが2つくらい上で大学の先輩とかだと思った」

私「さ、さいでっか…」

ピアノ「だ、大学はドイツだからそんなわけないよ……じゃなくて、澪とは昔からの知り合いだったんだよ」

ヤマト「ん?……それってとーちゃんがプレゼントした楽譜ケース拾ってくれたっていうあの女の子?」

すると、みるみるピアノの頬っぺが赤くなりまして。

ピアノ「……え、いや」

私「あ、それ懐かしいなぁ……小6だっけ?」

ヤマト「確かそれ皆ピアノがひ「わああああ!待って!その先は言ったら駄目だから!!」

じさま「おお、私も聞いたことがあるね。そんなに前からみ「だから待って!タイム!」」

ヤマトさんとじさまニヤニヤしまくりでピアノ見てた。
ピアノ、赤面しながら止めてた「ニヤニヤやめて!」みたいな。
可愛かったので私も思わずニヤニヤしていたwww無理www耐えきれないwww


ピアノ「皆してすぐ俺をからかう…」

私「やーい、ピっきゅん」

ヤマト「ピっちゃんヒューヒュー」

じさま「ヤマト、冷やかすでない」

ヤマト「えー」

ピアノ「俺知ってるよ、お祖父ちゃんが一番楽しんでるの」

じさま「ほっほっほ」

私「(こんなに明るくて良い人たちで賑やかなのに……ピアノパパ、異色すぎる)」

ピアノ「あ、そうだお祖父ちゃん。お父さんを出し抜く方法ってのは?」

じさま「おお、そうだ。いやぁ、倅がねえ澪さんに条件を出してくれっていうから」

私「は、はい」

じさま「私反対する気ないから条件は出すけど澪さんに都合良くすれば良いと思うんだがどうかね?」

じさまが優しすぎる、神だ。やべえよじさま良い人だよ、それにしてもじさまノリノリだな。
740: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 15:08:38 ID:5hyD6vFIJM
じさまいい人過ぎる
741: 名無しですが何か?:2012/5/14(月) 15:20:57 ID:vTEEKrBc4w
ま、最低澪は26〜28辺りに見られたということか


ピアノの童顔はもはや犯罪だな。
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