シェゾ「な、何を言っているんだ!?」
ウィッチ「?」
シェゾ「よくも人前でそんな恥ずかしいことを!」
ウィッチ「……あなたがいつも言ってることじゃございませんこと?」
シェゾ「俺は、そんな……あるぇ?」
ウィッチ「全く、調子が狂いますわ」
101: 草食猫:2013/2/16(土) 18:46:04 ID:uAG9kOQBQ6
構想練るのにやたら時間かかりました
リーのスレでもそうでしたが、草食猫先生は油断するとこういう系の話を書きたくなってしまうのでご了承ください
>>69
シェゾなんて最初からやられ役だったじゃないっすかー
102: 名無しさん@読者の声:2013/2/16(土) 21:18:58 ID:kl8E2gL2EM
魔導物語&ぷよぷよものとは珍しい。支援
103: 名無しさん@読者の声:2013/2/17(日) 09:23:17 ID:gz8cblfGU2
更新きたー
支援
104: 草食猫:2013/2/20(水) 01:28:17 ID:KWhrxNaFPw
支援レスとか上げ下げとか自由なので、適当によろしくお願いします。
意見とか感想とかいただけるとモチベーションも上がると思うよ!
>>102
ありがとうございます。
だいぶ前にSS総合かどこかで需要について聞いた者です。
珍しいですが、本家2chでも無いわけではないので。
>>103
ありがとうございます。
もうちょっと早く更新したいんですが、話が複雑化すると構想にも時間がかかってしまって申し訳ない。
105: 草食猫:2013/2/20(水) 01:30:13 ID:PEB8UYEI.w
アミティ「今日もいっくよー!」
シグ「アミティ、頑張れー」
クルーク「まあ、昨日の調子なら楽勝だろうけどね……」
フェーリ「ふざけたこと言わないでくれるかしら?昨日はあなた方の先生が担当だったからあなたに有利だっただけ……今日はいただくわ!」
ドラコ「がうう!負けないよ!」
106: 草食猫:2013/2/20(水) 01:30:25 ID:bZn1fWQwik
レムレス「おはよう、諸君。とりあえずお菓子をどうぞ〜」ボフッ
アミティ「わーい」
ドラコ「キャンディって何?おいしいの?」バリボリバリボリ
フェーリ「先輩!他の女にお菓子なんてあげないでください!」
レムレス「ん〜、フェーリにだけ特別に作ってきたんだけどな〜、ほら!」
フェーリ「せ、せんぱーい!!」ギュッ
レムレス「はっはっは」ナデナデ
107: 草食猫:2013/2/20(水) 01:30:36 ID:KWhrxNaFPw
アコール先生「今日は第二の競技ですが、皆さんよろしいですか?」
サタン「ちょっと待て。私のアルルがいないぞ」
ドラコ「ああ、アルルとウィッチはまだ寝てるんじゃないかな?」
サタン「なんだと?まったく、寝坊助さんだな……よし、私が起こしにいっt」バシッ
ウィッチ「調子に乗るなですわ」
アルル「あはは、遅くなってすみません」
サタン「まったく、お前達何をしていた?」
アルル「んー、ちょっとボクの口からは言えないかな〜」チラッ
ウィッチ「ちょ、ちょっとアルルさん!?私に言わせるつもりですか!?」
108: 草食猫:2013/2/20(水) 01:30:45 ID:PEB8UYEI.w
アルル「だってボク、恥ずかしいんだもん///」
サタン「なんだ、なんだ?」
ウィッチ「な、え、ちょ……べ、別に何もおかしなことはしてませんわ!ええ!」
サタン「おかしくないのなら言えば良いだろう」
ウィッチ「そ、それは……女の子の秘密!ですわ!」
サタン「?」
ドラコ(サタンって鈍感なんだなぁ)
109: 草食猫:2013/2/20(水) 01:30:59 ID:HeRUe.VC2U
アコール先生「まあ、とりあえず揃ったみたいなので説明を始めます」
レムレス「は〜い、今日は僕から課題を出すよ〜。今回の競技は、ずばり!お菓子作りだよ!」
<ナ、ナンダッテ-
クルーク「お菓子作りなんて、魔導と何も関係無いじゃないか!」
ラフィーナ「そうですわ!そんなの、ただレムレスの趣味ではありませんか!」
レムレス「んー、まあそうかもね〜。ただ、今回作ってもらうのはただのお菓子じゃないよ!強力な魔素材を使った、究極のお菓子が第二競技の課題さ!」
<ナ、ナンダッテ-
110: 草食猫:2013/2/20(水) 01:31:14 ID:wOQ1AJAELY
レムレス「制限時間は今日一杯!お菓子の案なんかに関してはみんなで相談しても良いけど、材料の調達と調理は代表者がやってね〜」
サタン「ちなみに、我々三人は監督者であるので口出しも手伝いもしないからな!」
フェーリ「それだと、私は誰の助けも借りることが出来ないじゃない。不利だわ」
レムレス「フェーリはいつも僕のお菓子を食べてるし、お菓子作りに関して少し有利だからハンデってことで〜」
フェーリ「そんな……先輩……」
アコール先生「器具や調味料などの基本的なものはこちらで用意しておきます。では、始めましょうか」
111: 草食猫:2013/2/20(水) 01:33:53 ID:PEB8UYEI.w
ドラコ「私、お菓子作りなんてわかんなーい!」
アルル「ボクもよくわかんないなー。ウィッチは?」
ウィッチ「そうですわね……料理は多少出来ますが、今回の問題はそこではありませんわ」
ドラコ「というと?」
ウィッチ「強力な魔素材とやらですわ。そんなものすぐ手に入りませんし、今日中にお菓子にするというのは難しいでしょうね」
アルル「そっか……じゃあ、どうする?」
112: 草食猫:2013/2/20(水) 01:34:07 ID:HeRUe.VC2U
ウィッチ「私に考えがありますわ。一つ一つの魔力が弱い物でも、我が家に伝わる秘伝のレシピを使えば同等の魔力を出せるはず。それをお菓子に加工していただければ……」
ドラコ「ちなみにそれって食べられるの?」
ウィッチ「…………まあ、良薬は口に苦し、ですわね」
アルル「んー、まあ、調理に関しては後で考えてもらうとして、まずは材料を集めないとね!」
ウィッチ「はい、これがレシピですわ。種類が多いので急がないと無理かもしれませんね」
ドラコ「よし、とりあえずこれを集めてくるよ!」
113: 草食猫:2013/2/20(水) 01:34:22 ID:RynMXj9uew
アミティ「どうしよっかなー」
ラフィーナ「クルーク、その本に何か書いてないの?」
クルーク「太古の魔術書にお菓子の作り方なんて書いてあるわけないだろ!」
アミティ「そうじゃなくて、魔素材のこととかさー」
クルーク「そうだな……チノイロマダラドクユリ。強力な魔力を持ち、一口でも食べればたちまち死に至る」
アミティ「怖っ!!」
ラフィーナ「でも、これ何か見たことありません?」
シグ「アコール先生が裏の山で育ててるやつだよー」
114: 草食猫:2013/2/20(水) 01:34:53 ID:PEB8UYEI.w
クルーク「ん、ちょっと待てよ。チノイロマダラドクユリに集まるムゲンチョウの鱗粉は極上の甘さで、珍味として扱われるらしいよ」
アミティ「それだ!それを使おう!」
シグ「ムゲンチョウ……僕が探してる幻の蝶だー」
ラフィーナ「そういえばそう言ってましたわね」
シグ「うん。夢幻蝶って書くんだけど、鱗粉に魔力が宿っていて幻影を見せるからなかなか見つからないんだー」
アミティ「え!?じゃあどうすれば良いの?」
シグ「……わからない」
クルーク「とりあえず早く行って探した方が良いんじゃないか?」
アミティ「わかった!じゃあ、いっきまーす!」
115: 草食猫:2013/2/20(水) 01:36:08 ID:O7LLREjc3.
フェーリ「レムレス先輩……私にどうしろと……とりあえず川に来たけれど」
どんぐりガエル「ケーロケーロ♪」
フェーリ「……あいつ食べれるかしら」
どんぐりガエル「ケロ!?」ビクッ
フェーリ「ふふふ、冗談よ。あー、お腹すいちゃったわ。さっき先輩に貰ったお菓子でも食べようかしら……あら、これは?紙切れが入ってるわ」
フェーリへ
少しヒントをあげよう
川の上流にある滝の側に行くと良いよ
フェーリ「先輩!わかりました、すぐに向かいます!」
116: 草食猫:2013/2/20(水) 01:38:41 ID:cnN7PZpUZY
ドラコ「さーて、集めなくちゃいけないのはアスフォデルの球根にニガヨモギ、モンクスフード、ウルフスベーン、ハナハッカ、蛇の牙……って、わけわかんないものばっかじゃん!後は……闇の魔導師の前髪?とりあえずこいつからいってみよう!」
ドラコ「というわけで来たよ!」
シェゾ「どういうわけだ」
ドラコ「まあまあ、とりあえず髪の毛よこせー!」
シェゾ「ちょ、待っ……何をする!やめろ!」バシッ
ドラコ「痛っ!」ドテッ
117: 草食猫:2013/2/20(水) 01:39:15 ID:kGE/sKRwqc
シェゾ「え、あ、すまん……大丈夫か?」
ドラコ「まあ、一応は……ありがと」
シェゾ「ああ」
ドラコ「……」
シェゾ「……」
ドラコ(あれ、なんだろうこの胸のときめきは……)ドキドキ
シェゾ(まったく、女というものはわからん)
118: 草食猫:2013/2/20(水) 01:39:47 ID:Dqxe7r4rpY
ドラコ「それでね、ウィッチにこの材料を集めてこいって言われたんだけど……」
シェゾ(ウィッチが?ならばこいつに協力してウィッチに俺が優しい男だとわからせてやるか)
ドラコ「それで、髪の毛が欲しいなぁ……って」
シェゾ「まあ、良いだろう」
ドラコ「え、本当に!?」
シェゾ「ああ、少しだけならな。ほら、早く切れ」
ドラコ「う、うん……」ドキドキ
119: 草食猫:2013/2/20(水) 01:40:07 ID:Dqxe7r4rpY
シェゾ「まだか?」
ドラコ「あの、あんまり見つめられると緊張で手が震えて……」ドキドキ
シェゾ「ええい、ほらハサミをよこせ!」ギュッ
ドラコ「あっ……///」
シェゾ「?」
ドラコ(手握られた!手握られた!手握られた!)
シェゾ(なんかこいつ顔が赤いな……もしかして熱があるのか?)
120: 草食猫:2013/2/20(水) 01:40:29 ID:JfvclfFz0M
シェゾ「ほら、切れたぞ。持ってけ」
ドラコ「あ、ありがとう」
シェゾ「それよりお前、熱でもあるんじゃないか?大丈夫か?」スッ
ドラコ「ひぁっ///」ボフッ
シェゾ「やっぱり熱いじゃないか。大丈夫か?」
ドラコ「ひゃ、ひゃぃ」
シェゾ「まったく……お前、ちょっとここで寝ろ」
ドラコ「な、ちょ、私、その……初めて……だし///」
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