少女は走る 走る
その白い足は止まる事を知らない
その赤い目は風にぶつかり開け続けていられない
その長い耳は、たった一人の少女の声を捉えようとせわしく揺れる
腰にぶら下げた目覚まし時計の音は、その邪魔をする
辿り着いたのは、とある井戸
その向こうは、彼女の世界
156:🎏 名無しさん:2011/6/16(木) 21:53:53 ID:ayxDgaoNKQ
門番1「……もう通してあげたら?」
門番2「……駄目だ、不審な者には門をくぐらせない
それが仕事だ」
門番1「……格好が汚いってだけでしょ
一応関係者みたいだし」ヒソヒソ
門番2「……む」
門番1「……それに」チラッ
山鼠「……」イライライライラ
門番1「……その内、私達噛みつかれちゃうよ」
門番2「……ぬぅ」
門番2「ほら、行け」
山鼠「最初っから通しゃいいんだよ!」ダッ
門番1「あ、走っちゃ駄目ですよー?」
門番2「……お前って、門番向いてないよな正直」
門番1「問題になったら、門番2も共犯だからね?」
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