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特別病院〜○○科〜
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1:🎏 名無しさん@読者の声:2011/11/12(土) 14:48:42 ID:3qfVj3OfXY

入院手続きですか?
そうですか。わかりました。

それでは此方に氏名だけの記入をお願いします。
え?他に書くことはないのかって?

いいえ。何もありませんよ。
アナタは何故この病棟にいるかご存じですか?
そうですか。存じ上げないんですね。それならいいんです。

では、病室にご案内させて頂きますね。
…おっと忘れるところでした。

此方に目を通しておいて下さい。この病棟の規則です。


――では、ご案内致します。




101:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 12:31:30 ID:VfupqGiafg
支援
102:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 18:12:58 ID:MvVpHIxlN.

  〜116号室患者〜

ゆらりゆらりと蝋燭の火が揺れる。そしてそれを見つめるは男性は、綺麗な容姿をしていた。

円を描くように置かれた沢山の蝋燭と焼かれた写真。
娘が1人と仲良さげに寄り添う2人の夫婦。下半分は燃やされていて、跡形もない。

ゆらりゆらり揺れる灯火が、写真を見つめる虚ろな瞳を照らす。しかし口角を吊り上げ、笑う。

「独りは寂しいねぇ」と穏やかな口調で語る。口角は吊り上げたまま。

「あの顔は忘れないねぇ」と穏やかな口調を保ったまま語る。やはり口角は吊り上げたままだ。

「もう要らないねぇ」と憎さを持った口調で語る。やはり口角は吊り上げている。

最後の1枚である写真を火に近付ける。パチパチと音をたて誘い込む。


「キエロ」


燃やされた写真は灰となり、男性の足元に散らばった。
そしてそれを見つめる瞳は虚ろであった。


103:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 20:11:37 ID:hoePZndJKg
支援
104:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 22:18:42 ID:tY8D9ZB9XA
まったりwktk(`・ω・´)つCC

105:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/10(土) 01:10:15 ID:1tzHlngH1c

116号室患者結果
名前:梶木 雅人
入院から3ヶ月経過。
現在も生存中

薬の効果
特に無し
会話は可能
106:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/10(土) 01:14:49 ID:1tzHlngH1c

>>100
age支援感謝です!

>>101
支援ありがとうございます!

>>103
支援ありがとうございます!

>>104
wktkするほどのものはないと思われますw
支援ありがとうございます

えっと記事を考えたり患者の色々を考えたりしますので、まったり更新になりますが勘弁してください(´・ω・`)
ではおやすみなさい!
107:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 16:08:28 ID:j8XRHVP9WY
支援ー!
108:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/12(月) 10:06:08 ID:3D9c6KqdGQ
支援
109:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/14(水) 14:25:06 ID:4cFvDuF3SA

>>107>>108
支援ありがとうございます!

更新全然出来なくてすいません、患者の話がなかなか思い浮かばないのです(´・ω・`)
センセと少年との会話なら浮かぶのに!と日々思っておるのだす
まだ更新まで時間はかかると思いますが、生暖かい目で見てください!
110:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/15(木) 04:36:16 ID:/t3u.bxZ6I
今さらだけど8位おめでとう!
まったり支援しながら待ってますよ〜(*´ω`*)
111:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/17(土) 18:36:51 ID:7fxGs1aA16
泗嚥
112:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 09:03:02 ID:Hs4RB8ND7c

  〜117号室患者〜

綺麗でとても心地よい歌声が聞こえた。

しかし内容はとても暗く、痛々しい。

少女の表情は上手く読み取れなくて何を思い歌っているのか分からなかった。

「右腕には煙草を押し付けられて、熱いと言っても止めてくれなかったねお父さん」

布から覗く右腕に残る火傷の痕。
いくつもあった。

「それを見てたのに知らんぷりのお母さん」

足には痣、左腕には何かに切りつけられた痕、しかもいくつも。

「大嫌い。大嫌い。大嫌い。大嫌い。大嫌い」

「お母さんは包丁でぐさぐさ刺して、お父さんは高いところから突き落とす」

頬には引っ掻かれたかの様な傷痕が消えていない。

「楽しいな。楽しいな。楽しいな。楽しいな。楽しいな」


大きく口を開けて、笑い声を響かせ歌い続ける彼女の頬には一粒の涙が流れていた。


113:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 09:07:47 ID:rZ3Ot24ApA

117号室患者結果
名前:青木 玲
入院から2週間経過。
現在も生存中

薬の効果
特になし
会話は可能


114:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 09:10:21 ID:Hs4RB8ND7c

>>110
ありがとうございます(*`ω´*)
はい、しかしまったりし過ぎ申し訳ない(´ω`;)

>>111
どうもです!
115:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 22:16:36 ID:LqVMaomzxU
支援
116:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/20(火) 14:17:21 ID:hLf6S7yPz6

>>115
ありがとう!


投下にはまだ時間がかかりそうです。
見てくださってる方には申し訳ない(´;ω;`)
117:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/20(火) 15:14:37 ID:i20aHeWQRM
大丈夫ですよ(`・ω・´)
お茶飲みながらマターリ待っときますww
 \支援!/
゚+ ∧_∧  +。
 ( ・∀・)
。+(.つ旦と +゚
 と_)_) +。


118:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/22(木) 09:56:59 ID:wuCg8lvs3.

  〜118号室患者〜

"うさぎ 猫 鶏"

沢山の動物の鳴き声が個室に反響する。
少年は辺りを見渡してはメモ帳に書き込んでいく。

「ちょっと待ってね」

ベッドから立ち上がる、ギシリと軋む音が痛々しい。

"ハムスター 犬 人間"

メモ帳には、そう書かれていた。
動物の中には剥製も置かれていて、それを撫でながら少年は生きている動物に餌を与える。

「楽しみだなぁ」

薄気味悪い笑みを浮かべて美味しそうに餌を頬張る動物を眺めていた。

「人は難しそう」

視線は次第に鏡に映る自分に向けられる。

「あーあ」

残念、と呟き剥製に再び視線を移す。

剥製を愛しそうに見つめながら、生きた動物を指で擽り楽しそうな笑みを浮かべていた。


119:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/22(木) 09:59:44 ID:wuCg8lvs3.

118号室患者結果
名前:伊吹 翔
入院から1年経過。
現在も生存中

薬の効果
特になし
会話は可能


120:🎏 名無しさん@読者の声:2011/12/22(木) 18:36:48 ID:AXHvj7glAs
支援支援ー!
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sage:


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