「出来、たー……!」
オフィス用の椅子を限界まで倒してのけ反ると、背骨と腰の辺りからばきぼきと嫌な音が鳴った。
うん。リアルだ。
ひとりで納得しながら腕を伸ばしていると、窓口に立っていた結さんが振り返る。
「お疲れ様、今日のノルマは終わりよ」
「死んでるのにドライアイになりそうですよ」
「私だって死んでから書類仕事する羽目になるとは思わなかったわよ」
お腹は空かない、でも眠れる。
肉体はないはずなのに、仕事をすれば疲れるし、物に触れることもできる。
死後の世界というものは、全くおかしな場所だった。
275: ひととせ ◆EOQ3BRAmq.:2012/1/22(日) 09:00:08 ID:V5t1TG2Qic
おはようございます。衝撃の展開に正直動揺を隠せない私ですヾ(゚д゚*三*゚д゚)ノ
ランキング3位ということで、皆様応援ありがとうございました!
まさかsage更新でランク入りさせて頂けるなんて夢みたいです。ちょっと寝惚けてるんじゃないかと思いました。
各方面で話題に挙げてくださった方や、祝ってくださった方にも、この場でお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!(´∀`*)
さて、皆さん次回作を待ってくださるようで大変嬉しいのですが。
もしその前にターミナル番外編書きたいとか言ったら怒りますか。もしかして蛇足ですか。
書き終わってから少々救済したい子が数人できたんですが、潔く終わらせるべきか迷っています。どうしましょう。
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