書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
60:🎏 1:2012/9/19(水) 22:26:37 ID:4.MWSg5KoU
マン○「うわあ、マジでこれで固定かよ……ここです」
魔王「おー。けっこうでかいねー」
側近「魔王様、魔王城ではないんですから迷惑とかかけちゃ駄目ですよ」
魔王「わかってるよー。それじゃドアをノックして……こんばんはっ!」
オーク「はーい、どなたですかー……うわーお!?ま、ままま、まままま、魔王様!?」
魔王「……皆似たようなリアクションだね」
側近「過去に反逆の意を示してるわけですからね。そりゃ気まずいでしょう」
オーク「ど、どうして魔王様がここに!?」
マン○「それは俺から説明するよ」
オーク「……どちら様ですか?」
マン○「ゴブリンだよ!いや、名前表記は劇的に変わったけど、顔見てわかってよ!」
61:🎏 1:2012/9/19(水) 22:27:25 ID:4.MWSg5KoU
マン○「……ってわけだ」
オーク「なるほど……魔王様と側近様、あとマン○の三人くらいなら別に泊まっても問題ないですけど」
魔王「本当?ありがとう!」
オーク「しかし魔王様と一緒に泊まる日が来るとは……あ、飯用意しますね。マン○、料理手伝って」
マン○「いいよ。魔王様方はお休みください」
魔王「いやー二人にだけ作らせるのも悪いから俺も手伝うよ。皆で作った方が楽しそうじゃん!」
側近「……それは俺にも作るの手伝えと言ってるんですか?」
魔王「当たり前じゃん!野郎の野郎による野郎のための料理といこうよ!」
オーク「鍋でいいですか?」
魔王「いいよいいよー!皆で具材ザクザクしようよ!」
側近「男四人も集まらなくたってできるでしょうに……」
62:🎏 1:2012/9/19(水) 22:28:15 ID:4.MWSg5KoU
魔王「鍋が出来たよー!」
側近「シンプルな水炊きですねえ……」
オーク「男の料理なんてシンプルが一番ですよ」
マン○「たれはポン酢でいいですよね?」
魔王「でも僕はオリーブオイル!」
側近「もこみち気取ってんじゃないですよ。普通に食いましょうよ」
魔王「あ、Wiiあるじゃん!スマブラやろうよ、スマブラ!」
側近「食事中に遊ぶんじゃありません!」
オーク「……完全に親と子だ、これ」
マン○「本当に中世ファンタジーなのかどうか、よくわからん世界観だよな……」
63:🎏 1:2012/9/19(水) 22:29:51 ID:4.MWSg5KoU
魔王「スマブラで負けた側近が鍋の片づけ係ね!」
側近「いや、三対一とかされたらそりゃ負けるでしょう!?何なんですか、この理不尽!?」
魔王「オーク!マン○!いえーい!!」ハイタッチ
オーク「い、いえーい」ハイタッチ
側近「ちっ!腐れゲーオタ租チンが……じゃあ鍋洗ってきますよ」
魔王「今凄い悪口言われたと思うんだけど!?……まあいいや、頑張って」
魔王「いやー遊びつつ鍋つついてたらすっかり遅くなっちゃったね!」
マン○「魔王様方は旅の途中の身です。明日も早いことでしょうし、今日はもう休み……」
マン○「……ゴッグ!」マクラボフッ
魔王「へいへーいwwwまくら投げの時間だぜーww」
オーク「そっちがその気なら、こっちもいきますよ!そい!」マクラポーン
魔王「ズゴック!……ふっふっふ、やったなーこのー!」マクラポーン
64:🎏 1:2012/9/19(水) 22:30:55 ID:4.MWSg5KoU
マン○「純粋に戦いを楽しむ者こそ!」マクラポーン
魔王「自分を捨てて戦える者には!」マクラポーン
オーク「その股ぐらにロケットパーンチ!」マクラポーン
マン○「アッー!」マクラボフッ
側近「うっせーんだよ、お前ら!いい加減にしろ!」ドタドタ
魔王「先生来たぞ!電気消せ!寝たふりしろ!」
側近「修学旅行か!魔王様、ちょっとこっち来てもらいますよ!」
魔王「ちょ、先生!遊んでたの俺だけじゃないですよ!」
側近「誰が先生ですか!罰として魔王様も食器とか洗うの手伝ってください!」
魔王「おーい、お前ら!お前らもこっち来いよ!」
オーク「……んん……ん〜」zzz
マン○「う〜ん……んぐぅ〜……」zzz
魔王「うわあ、狸寝入りだよ!地味にうまいし!」
側近「どうせ首謀者は魔王様でしょう。とにかく魔王様が手伝ってください!」
魔王「あ〜……はーい」
65:🎏 1:2012/9/19(水) 22:32:06 ID:4.MWSg5KoU
オーク「なんだかんだで朝を迎えました」
魔王「ぶっちゃけ昨日めっちゃ楽しかったwww」
側近「よかったですね、魔王様」
マン○「なんか旧友を迎えたくらいのノリで楽しんでしまいましたが……失礼ではなかったでしょうか?」
魔王「全然いいよー。俺も楽しかったし、本当によかったよ」
側近「失礼とか気にしなくていいよ。魔王様なんてyoutubeの広告動画くらい鬱陶しい存在でしかないんだから」
魔王「最初に流れるあれだよね!?そんなに俺鬱陶しい!?」
側近「一応あれは消せますからね。魔王様も消せればいいんですけどね」
魔王「削除希望レベルなの!?ごめんね、そんなのが泊まっちゃって!」
オーク「いやいや、俺らはそんな風に思ってませんから!」
66:🎏 1:2012/9/19(水) 22:33:06 ID:4.MWSg5KoU
マン○「魔王様方はこれから人間界を目指して馬車旅をなさるのですよね?」
魔王「うん!」
マン○「馬車での移動となると……今日だけで人間界に辿り着くのは厳しそうですね」
オーク「そうですね。途中で野宿する必要があるでしょうね」
魔王「そっかー。やっぱり旅は過酷だね、側近!」
側近「移動魔法使えば一瞬なんですけどね……」
魔王「近くに何かの集落とかないのかなあ?」
側近「魔道湿原から人間界に向かうとなると……あっ」
魔王「あっ?」
側近「……何でもありません」
魔王「いや、今のは何でもあるでしょ!ねえ皆!?」
マン○「……まあ意味ありげなリアクションではありましたよね」
側近「ちっ……」
67:🎏 今回はここまで:2012/9/19(水) 22:34:14 ID:4.MWSg5KoU
魔王「ほらあ!隠し事せず正直に言いなさい!」
側近「……そのコースだと近くにハーピー族の集落があります」
魔王「ハーピー族の集落!え、じゃあ可愛い女の子たくさんいるじゃん!ハーピーちゃんいるじゃん!」
側近「だから言いたくなかったのに……」
魔王「行こう行こう!ハーピーちゃんに会いに行こうよ!ハーピーちゃんや他の子の美しさに酔いしれたいよ!」
側近「言うんじゃなかったー……こいつにあの村入らせたくねえ……」
魔王「次なる目的地が決まったところで俺達はドンドン進むとしよう!オーク、マン○、いろいろありがとね!」
オーク「いえいえ、モテる方法見つかったら教えてくださいねー」
マン○「割と真剣に欲してますからねー」
魔王「わかったー!皆でリア充になろうね!」
側近「出発しますよー」
魔王「はーい」
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