書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
695: 名無しさん@読者の声:2012/11/3(土) 09:41:32 ID:49S3Ybz1KY
>>1このスレ1000までいこうぜ
昨日のルパンの名言
戸がね開かないの (´・ω・`)
696: 名無しさん@読者の声:2012/11/3(土) 09:53:28 ID:5j15m2A/Rg
魔王に…あやかりたい!
つ支援
697: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/11/3(土) 22:26:01 ID:7RuR6mIcnA
>>691
いつも読んでいただいてるようで、ありがとうございます。
残りはもう番外編的な要素しかありませんけど、これからもがんばります。
>作者さんって中国地方の方ですか?
うん。
とりあえず何県かまでは言わないことにしときます。
教えないからってはぶてないでね。
>>692
後半おかしいですよね?絶対何かおかしいですよね?
とりあえずまずはお互いの性別を思い出してみましょう。
そして恋愛は普通、異性同士で行うものだということも思い出しましょう。
最後に、俺は普通です。おかしいのは頭と顔で、恋愛に関しては普通の感性のはずです。
>>693
わかってますよー。だからこそ新しい魔王城ですよ。
ただ、美香ちゃんも青鬼状態で来られたら嬉しくないですよwww
魔王「いや、俺はどんな状態でも女の子を受け入れる!美香ちゃん、俺の胸に飛び込んでおいで!」
GAMEOVER
698: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/11/3(土) 22:27:09 ID:7RuR6mIcnA
>>694
書き溜め途中でスレ立てたんですけど。
どうにか完結まで安定した更新が出来てよかったです。
これからは若干不定期気味に小話を頑張る予定です。
とはいっても、空けても一日か二日程度にしたいとは思ってますけど。
受験頑b(ry
>>695
ゴエゴエはTVスペシャルでちゃっかり女性といろんなフラグ立ててるので羨ましいですよ。
まあそのせいで危機的状況に陥ることも少なくないですけど。
しかしまあ、あの「戸がね開かないの」は何か可愛かったですよね。
……いや、俺は普通ですからね!692さんに嘘ついてるとかはないですから!
1000までいけるといいですね。とりあえず頑張るとしましょう。
>>696
ほんと魔王様にあやかりたいですよね。
もう純粋にただ一言で事足りますよ。モテてえ!
699: 1:2012/11/3(土) 22:28:37 ID:7RuR6mIcnA
ファンクラブの今後
会長「皆さん知っての通り、女勇者様が魔王様とお付き合いすることになりました!」
会員「おめでとうございます!」
女勇者「あ、ありがとう」
会長「いやーやっぱり女勇者様でしたかー。敵いませんね、ほんと」
女勇者「いやいや、私が魔王と付き合えたのは奇跡だよ。それまでは皆に可能性があったよ」
会長「……本気で言ってますか?」
女勇者「え?ほ、本気だよ、もちろん。魔王っていろんな女の子を褒めるじゃない。皆が彼女候補だったと思うよ」
会長「……似てますね、お二人とも。もう本当にベストカップルと言うしかないですよ」
女勇者「ありがとう。魔王とベストカップルか……嬉しいなあ///」
会長「めっちゃ浮かれてますね……まあ私も女勇者様の立場なら浮かれますね、確かに」
700: 1:2012/11/3(土) 22:30:00 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「……でも、私と魔王が付き合っちゃったら、ファンクラブはどうするの?」
女勇者「活動は続けるの?私はまだ会員としていてもいいの?」
会長「活動はもちろん続けますよ!」
会長「私達は魔王様ファンクラブですからね。魔王様が自らお選びになられた方との交際がうまくいくよう応援するのがファンでしょう」
会長「そして女勇者様は魔王様が自ら選ばれた大切な人です。そんな偉大な人物が我がファンクラブから生まれたんです」
会長「会長としてこれ以上誇らしいことはありませんよ!女勇者様は名誉会員ですよ!」
女勇者「会長……会長だって魔王が好きなのに……ありがとう」
会長「……まあ、悔しくないって言うと嘘になりますよ。でも、女勇者様なら仕方ないかって感じですね」
会長「魔王様のお相手は女勇者様しかいませんよ。私達は魔王様を、そして魔王様が選んだ女勇者様をこれからも支えます」
女勇者「皆……本当にありがとう」ウルウル
会長「泣くのは駄目です。魔王様は女性が泣くのを良しとしませんからね。笑ってありがとうが正解ですよ」
女勇者「うん……皆、ありがとう!」ニコッ
会長「……」
女勇者「ど、どうしたの会長?急に黙っちゃって」
会長「この笑顔の破壊力……そりゃ魔王様も落ちますね」
701: 1:2012/11/3(土) 22:31:23 ID:7RuR6mIcnA
会長「さて、次に新しい会員の紹介でもしましょうか」
女勇者「あれ?また新しく入ったんだ?」
会長「今回の新入会員はですね、なんと異世界からの希望者ですよ」
女勇者「おお、異世界から!」
異世界っ娘1「こっちの世界に魔王様のファンクラブがあると聞いてきました!」
異世界っ娘2「私達も魔王様を支えたくて入会しました!よろしくお願いします!」
女勇者「異世界でも魔王人気は凄いねー」
異世界っ娘1「異界王の支配から救ってくれた英雄ですからね!」
異世界っ娘2「その上優しくてイケメンで……好きにならない方が難しいんじゃないですか?」
女勇者「そうだよね!さすが入会するだけあって、わかってるね!」
異世界っ娘1「女勇者様にそう言ってもらえると励みになりますね」
女勇者「あれ、私のこと知ってるんだ?」
異世界っ娘2「もちろんですよ!この前異世界に魔王様と一緒に来てたじゃないですか!」
女勇者「ああ、そうだね。本編の最後でね」
異世界っ娘1「女勇者様の御容姿を確認させていただいて、私達で勝てる相手じゃないなと即座に諦めましたからね」
女勇者「そんな、私は綺麗じゃないよ。皆の方が素敵だと思うよ」
異世界っ娘2「こういうところは魔王様とそっくりですね」
会長「ですよね」
702: 1:2012/11/3(土) 22:33:31 ID:7RuR6mIcnA
異世界っ娘1「とにかく、交際が儚い夢ならば、せめて魔王様を支えようと入会しに来たんですよ!」
異世界っ娘2「魔王様、そして女勇者様の力になれるよう頑張ります!」
女勇者「異世界からも会員かあ……魔王の輪が世界にどんどん広がるね!」
会長「大変喜ばしいことですね」
会長「……今回報告するのはこんなところですね。とにかく、今後の活動はそんな感じでいきます」
会長「というわけで、今日は魔王様の中で女勇者様の好感度が落ちないよう考えていきましょう」
女勇者「なんか私、お世話になりっぱなしだね……」
会長「魔王様の心を射止め続けるには……やっぱりゲームといじめですかね」
女勇者「こうして聞いてると、とんでもないラインナップだよね……」
会長「ゲームはやはりパーティゲームみたいな、皆で楽しく遊べるのがいいですね」
女勇者「そういうのを練習してうまくなればいいのかな?」
会長「いや、うまくなっちゃいけないんですよ」
女勇者「え?何で?」
会長「パーティゲームって、要するに対戦するわけですからね」
会長「それでうまくなったら、魔王様を負かし続けることになります」
会長「大好きで自信のあるゲームで負ける……こうなってしまうと、魔王様の中で緩やかに不満が生まれる原因になるでしょう」
女勇者「……あっ!確かに側近が、昔格ゲーでボコったら泣いたって言ってた!」
703: 1「会長はこう言ってますけど女性なら負かして大丈夫です」:2012/11/3(土) 22:35:05 ID:7RuR6mIcnA
会長「うまくなるのは、完全に強力プレイするゲームだけでいいんです。対戦系のゲームでうまくなりすぎると魔王様を負かして悲しませてしまいます」
女勇者「なるほど!気を付けた方がいいね……」
女勇者「……なんか会長、凄い研究してるね」
会長「魔王様ファンクラブの会長ですからね!」
女勇者「うまくなりすぎず、いい感じで勝負できるよう頑張る……そういう感じで大丈夫なんだね!」
会長「ゲーム対策は大丈夫ですね!」
女勇者「次は……いじめることかな」
会長「これは……私はどうしようもないですね」
女勇者「うん……私もどうすればいいのか……」
会長「……鞭、とか?」
女勇者「ろ、蝋燭とか……」
会長「それで魔王様は喜んでくれるんでしょうかね?」
女勇者「わかんないね……」
会長「だ、誰か、そういうのに詳しい方はいないんですか?」
会員達「……」
会長「いませんね……」
704: 1:2012/11/3(土) 22:36:32 ID:7RuR6mIcnA
会長「仕方ありませんね……そういうのは女勇者様自身が経験して理解していかないと……」
女勇者「うん……ていうか今更なんだけど、正直魔王をいじめたりはしたくないよね……」
会長「でも魔王様は女性からいじめられるのが大好きなんですよ!彼女なら彼氏の喜ぶことをしてあげないと!」
会長「もちろん、嫌々やってるのを悟られてはいけません!魔王様はご自身の喜びより女性の喜びを優先する方ですから、嫌がってるとばれたら我慢してしまいますから!」
女勇者「魔王の彼女って難易度高いよ……」
会長「それでも頑張らなくては駄目ですよ!魔王様の彼女なんですから!」
会長「私達も支えますから!私達は魔王様ファンクラブですからね!」
会長「皆で頑張っていきましょう!」
女勇者「……ありがとう。頑張って魔王を幸せにしよう!」
会長「はい!魔王様ファンクラブの名誉にかけて!」
705: 1:2012/11/3(土) 22:37:22 ID:7RuR6mIcnA
こうして魔王様ファンクラブは今後も活動を続けていくことになった。
活動内容は変わらず「魔王様を支え慕うこと」でいくことに決定したファンクラブ。
ただ、実際には「女勇者の交際サポート」が主になっていた。
慕う魔王様の幸せのために、ファンクラブの面々は今日も女勇者にアドバイスを送っている。
706: 1:2012/11/3(土) 22:41:42 ID:7RuR6mIcnA
今日はここまでにします。
個人的な衝撃的ニュースがあります。長くなりますがお付き合いください。
このサイト内のとある企画をググってみたんですよ。参加してませんが何となく気になって。
そしたら関連ページが出るわ出るわ。すっげー、めっちゃ本格的に始動してんじゃんと気圧されました。
この勢いならグーグル先生も予測変換してくれんじゃねーかと思って、途中まで打ってみたんですよ。
でもそれだと出ませんでした。あーまあライバルも多いしさすがにそりゃ無理かと思いまして。
そこで何となく「俺って予測変換されねえかな」と思ったんですよ。
ただSS書いてるだけだから関連ページが出るとは思えないし、出てもこのサイトだろうと思ってページの有無は置いときまして。
俺系の単語で俺が予測変換されないかなと思って打ち込み始めました。
ですが現実は非常でした。
『肺痛』『M』『M魔王』『魔王「』『魔王「何で』等と打ち込んでみたんですが、予測変換で俺関連の単語が出ることはありませんでした。
「出ませんでしたwww自惚れてましたww」って感じのオチでまとめの締めにしようと思ってたその時でした。
『何で女の子』って打ち込んだところ、上から二番目の予測変換が『魔王「何で女の子が一人もいないんだよ 」』って。
けっこう出ない時もあるんですけど、粘ればまた出てきたり。法則がよくわかんないんですけど、まあそれは置いときまして。
……これって俺ですよね!?俺のことですよね!?
いやーついにグーグル先生も俺のことを意識し始めましたか!あははは、いやあそこまで来ちゃったかあ、俺!
……って感じで幸せになれました。安い男だなあ、俺。
今回の更新のまとめです。
ファンクラブの今後>>699-705
707: 1:2012/11/4(日) 22:17:42 ID:7RuR6mIcnA
魔王と側近の雑談
魔王「女の子に踏まれると何故あんなに気持ちいいのか」
魔王「これを科学的に説明出来たら、ノーベル賞とかもらえるかなあ?」
側近「とりあえず世界中から軽蔑の対象にはなるでしょうね」
魔王「何でだよ!現代科学じゃ説明できてない、長年の謎じゃんか!解明出来たら世界的な大発見だよ!」
側近「こんな不思議な発想ができる猿がいるのかって、そっちのが大発見ですよ」
魔王「猿って!?俺、人型の魔物だからね!側近と同じ種族だよ!」
側近「またまた御冗談を。そんなふざけた思考で同種を装うのは勘弁してくださいよ」
魔王「如何せん事実だから仕方ないよ!俺達仲間なんだよ!」
魔王「あとさー、側近、お猿さんを悪口みたいに使ったでしょ?お猿さんに悪いよ!謝って!」
側近「……やっぱりあなたの頭の方が世界的な謎ですよ」
708: 1:2012/11/4(日) 22:18:23 ID:7RuR6mIcnA
側近「魔王様、どうしたんですか?頭部が180度回転してますけど」
魔王「いやね、今日ね、女勇者ちゃんと会ってきたんよ」
魔王「女勇者ちゃんがあまりに可愛くて、視線を外せなくなってね。常に女勇者ちゃんの方見てたんだよ」
側近「サウスバードじゃないんですから……」
魔王「その流れで女勇者ちゃんが真後ろにいた時があってね。それを必死に見ようとして首動かしたらゴキンッて」
側近「それでその状況から戻らなくなったんですか……」
魔王「側近、このままじゃ俺前向きに生きていけないよー。助けてよー」
側近「このままだと軽くホラーですし……仕方ないですね」
魔王「ありがとう、側近!」
側近「前の方に捻っていけば元に戻りますよね?いきますよ」
魔王「……あ、側近、そっちじゃない。そっちだと360度回転になっちゃう……いてててて!」
709: 1:2012/11/4(日) 22:19:04 ID:7RuR6mIcnA
魔王「ねえねえ側近」
側近「どうしました?蝉の抜け殻でも見つけました?」
魔王「見つけてないよ!仮に見つけてもいちいち言いに行かないよ!」
魔王「あのね、プラモデルの部品が何個か余っちゃったんだけど、どうしてだろう?側近、わかる?」
側近「……蝉の抜け殻とほぼ同レベルの相談じゃないですか」
魔王「そういうコメントいいから!ねえ、何で余っちゃったんだろ?」
側近「とりあえず説明書見せてもらえます?」
魔王「ああ、うん。はい」スッ
側近「ふむ……魔王様、余った部品というのは?」
魔王「これだよー」スッ
側近「……魔王様、説明書はちゃんと読みましょうね。それは余るように多めに作られてるんですよ」
魔王「ええ?でも何で?」
側近「手足を動かすためのつなぎ目となる小さな部品ですから、喪失なども考えて多めに作ってるんじゃないですか?」
側近「とにかく、それは余るパーツなんですから、いちいち慌てなくていいですよ」
魔王「は〜……側近は賢いねえ」
側近「説明書読んだだけでそんなこと言われると、逆に馬鹿にされてる気分になるからやめてください」
710: 1:2012/11/4(日) 22:20:02 ID:7RuR6mIcnA
側近「魔王様、今日の晩御飯に毒入れときますからねー」
魔王「何さらっと怖いこと言ってんの!?何故入れるんだよ!?」
側近「別にいいでしょう。魔王様なら解毒魔法も簡単にできるでしょう?」
魔王「出来るから何なんだよ!?入れないで食べればそれでいいじゃない!」
側近「じゃあ毒入れたら食べないんですか?」
魔王「食べないよ!毒と知ってて食すとか正気の沙汰じゃないよ!」
側近「そうですか。残念ですね。今日の晩御飯、女勇者が作るみたいなんですけど」
魔王「え?」
側近「なんか魔王様に食事を振る舞いたいとか言ってまして、今日のお城の晩御飯は任せて!って」
側近「まあでも魔王様は俺が入れる毒が嫌だから食べないみたいですからね。仕方ないですね」
魔王「ま、待ってよ!それなら俺は食べるよ!」
側近「毒入ってるのは嫌なんじゃないですか?」
魔王「解毒魔法かけながら食べれば済む話じゃん!」
魔王「毒があるからって女勇者ちゃんの手作り料理を食べないなんて正気の沙汰じゃないよ!」
側近「……本当に女勇者好きですね」
魔王「当たり前だよ!俺の生きる意味だよ!」
711: 1:2012/11/4(日) 22:20:55 ID:7RuR6mIcnA
魔王「こないだ見た夢なんだけどさー」
側近「死ぬほど興味ないんで話さなくていいですよ」
魔王「何でだよ!?生きてよ!生きて話を聞いてよ!」
側近「見た夢の話をする奴なんて、大抵は自己満野郎ですよ」
魔王「自己満とかじゃないよ!きっと側近も楽しめるよ!」
側近「……じゃあ聞きますけど、どんな夢だったんですか?」
魔王「あのねー、夢の中で俺は勇者でねー」
側近「あなた魔王でしょ」
魔王「だからそこは夢じゃん!とにかく俺は勇者で、魔王倒しに行ったんだよ」
魔王「魔王は龍人でね。悪いころのあいつだったね」
魔王「それで俺は伝説の剣で応戦するんだけど、これが孫の手で」
魔王「えー勝てるわけないじゃーん!って思ってたけど、何故か有効でね。孫の手で斬られて龍人が苦しんでんの」
魔王「孫の手に斬られてやられるとか、龍人どんだけだよってwww」
魔王「それで、孫の手で倒したところで起きたの」
魔王「孫の手に斬られるんだよwww面白くない?」
側近「……」
魔王「……」
側近「……この空気、どうしてくれるんですか?」
魔王「ご、ごめん……孫の手で切腹しようかな……」
712: 1:2012/11/4(日) 22:21:50 ID:7RuR6mIcnA
魔王「側近ー、サボテンしよー」
側近「……は?」
魔王「いや、だからサボテンしよーって」
側近「サボテン……え?組体操の?」
魔王「うん。組体操のサボテン」
側近「……何でですか?」
魔王「何でだろうね?何か急にやってみたくなったんよ」
側近「……やるんですか?」
魔王「やろうよ。せっかくだし」
魔王「でもあれってどうすんの?」
側近「……まず下の人が上の人を肩車してですね」
魔王「え!?膝のとこに立つ技なのに、最初肩車すんの!?」
側近「そんなんも知らないでやろうとかほざいてたんですか……」
魔王「そっから膝に?」
側近「そっから膝に」
魔王「うっわー!かっこいいねえ!」キラキラ
側近「たぶんサボテンでそんなワクワクできるの魔王様だけですよ……」
魔王「よーし、要領はわかったね!あとは実行するのみ!」
713: 1:2012/11/4(日) 22:23:12 ID:7RuR6mIcnA
サボテン目指して肩車中
魔王「わー!肩車すると景色違うねー!」
側近「魔王様を肩車してるから不快で仕方ないです」
魔王「もう少し我慢してよ!それじゃサボテン状態にシフトしよう!ジャキーンって!」
側近「……」
魔王「……側近?」
側近「……」フラフラ
魔王「うわあ!?ちょっと、側近!ふらついてるって!怖いって!」
側近「……ふふww」フラフラ
魔王「わざとでしょ!?今ちょっと笑ってたもん!危ない危ない!」
側近「あ、そうだ。人参買わなきゃいけないんでした」テクテク
魔王「肩車したまま!?危ないって……くぐれない!これドアくぐれないって!」
側近「そうですか?俺普通に通れますよ」
魔王「俺の話だから!これちょっとラリアットみたいになる……ぐあああ!」バキッ
側近「魔王様、壁は大丈夫ですか!?ドアの上の壁、へこんでませんか!?」
魔王「無機物の方を心配するんだ!?ちょっと俺今顔面すごい痛いんだけど!」
側近「へこんだりしてませんね。もう、魔王様、今後は気を付けてくださいね」
魔王「え?ご、ごめん。……え!?今の俺が悪いの!?」
714: 皆で遊ぼう、ころんらんど編:2012/11/4(日) 22:24:18 ID:7RuR6mIcnA
側近「……魔王様、そのゲームなんですか?」
魔王「んー?ころんらんどだよー」
側近「ころんらんど?聞いたことないんですけど」
魔王「まあ有名なゲームじゃないからねー」
側近「前作の小話でやったディノブリーダーみたいな、1が昔やってたレトロゲーム紹介的な回ってわけですか?」
魔王「そういうこと!ディノブリーダーほどカオスな内容じゃないから安心して!」
側近「スーファミですか。これって二人で出来るんですか?」
魔王「二人で出来るよ!一緒にストーリー進めようよ!」
側近「嫌だと言ったら?」
魔王「この流れで!?いいじゃん、やってよー!」
側近「冗談ですよ。やんなきゃ話進まないんでしょう?」
魔王「ありがとう、側近!よーし、二人でクリアしようね!」
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