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姉「弟が変になってしまった」
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1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


176: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 19:50:32 ID:gxDSHASFOs
弟「た、確かに…恋愛に興味が無い…というより、恋愛感情を抱いた事がないから分からないといった方が正しいか…とにかく分からない物は分からないという感じだったからな」

女「分からないなら調べようとか思わなかったの?あんたお得意の」

弟「調べようとしたが、書物や文献ではやはり芳しい成果は得られなかったからな…まあ実体験を伴わないと駄目だと言うことがわかった」

女「なにそれ」

弟「恋愛感情など…わかるわけがない」

女「はぁ…あんたは知るのが怖かっただけなんじゃないの?自分の知らない事を知って、今まで自分が信じていた物が崩れるのを怖がってるだけにしか見えないわよ」

弟「信じていた物が崩れる…か、確かにそうかもしれないな」

弟「人間は知識に貪欲だ。それ故臆病者でもある」

弟「だが、人間は変われる。長い時間がかかっても、必ず」

女「・・・」

女「(ん?なんかはぐらかされてない?)」
177: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 19:59:39 ID:gxDSHASFOs
女「はぁ…で?あんたの話は?」

弟「ん?」

女「なんかいいかけてたじゃない」

弟「あ、ああ…」

女「で?何の話?」

弟「うむ…そう…だな」

女「言いなさいよ。気になるじゃない」

弟「うーむ…あれだ」

弟「お前の…」

女「私の?」

弟「お、お前の…」

弟「お前の胸…昨日マッサージでもしたか?ハリとツヤがあるんだが…」

女「・・・意味深に溜めといてそれかい」
178: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 20:07:42 ID:gxDSHASFOs
弟「何故か言うのが躊躇った」

女「わけわかんない」

弟「・・・何故か先程から変だな」

女「あんたも頭やられたんじゃない?」

弟「・・・かもしれん」

女「さてと…それじゃ次乗ろうか」

弟「もういいのか?」

女「こんな空気、こっちがごめんよ」

弟「・・・」

弟「気を、遣われていたみたいだな…」
179: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 20:17:57 ID:gxDSHASFOs
弟「なあ…ひとつだけ聞いていいか?」

女「何よ」

弟「確かにあれ以上気まずいのは耐えられなかったが…」

女「気まずかったの?」

弟「だからっと観覧車はどうだろうか」

女「い、いいじゃない!!後残ってるので絶叫系じゃないのこれくらいしかないのよ!!」

女「それに、聞きたい事もあるし」

弟「?」

女「あんた、お姉さんと付き合ってるでしょ」

弟「・・・」
180: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 20:23:59 ID:siHnvgnp82
女「・・・否定しないの?」

弟「否定したところでどうしようもない」

女「本気?」

弟「・・・」

女「なんとか言ってよ!!」

弟「わからない…」

弟「最初はただ助けたいと思っただけなんだ。姉を助けようと、俺が彼氏になるくらいで姉が救われるなら、俺はいくらでも彼氏になんてなってやる」

弟「でも…最近は、姉をただの姉と見ることができなくなっているんだ。家族として…見れなくなっている…」

女「そりゃそうだよ…あんたのお姉さん美人だもん」
181: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 20:31:17 ID:gxDSHASFOs
女「でもね、はっきりいってあげる」

女「あんたはお姉さんに利用されてるだけだよ。あんたのお姉さんを悪く言うつもりは無いけど、あんたのお姉さんは多分あんたを離さない」

弟「・・・」

女「あんたはそれでも尚お姉さんの彼氏で居続けるの?報われないのに?」

弟「・・・」

女「あんたは恐らく恋愛感情を抱いてる。でもそれはお姉さんに対して。一番近い異性だったからね…そしてあんたのお姉さんも多分あんたの事が好き」

女「あんたはいいの?報われない、お互いが悲しむ、こんな関係で」

弟「・・・これは俺の問題だ。女が心配することじゃない」

女「っ!!心配するわよ!!」

弟「何故だ?なんも意味がないだろ」

女「あんたの事が好きだからに決まってるでしょ!!」
182: 名無しさん@読者の声:2012/12/12(水) 23:06:20 ID:lg4yga3b/M
言っちゃった…

俺は女が好きだ!
183: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 23:37:02 ID:Uz83IF4R4M
弟「・・・」

女「・・・あ」

弟「・・・え?」

女「いや…あの…だから…えと…」

弟「好き…とは、その、あれか?」

女「あ、あう…うん//」

弟「いいのか?俺で」

女「・・・//」コクン

弟「・・・そうか」
184: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 23:40:38 ID:ga3EvxxhO6
女「あんたは…あたしの事なんとも思ってないかもしれないけど…これが、今の私の…気持ち」

弟「・・・そんなことはない」

弟「お前を介抱中に感じた異性的魅力は…間違いでは無かったのか…」

女「・・・」

弟「だけど、すまない」

女「へ?」

弟「俺はお前に返事をまだ出来ない」
185: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 23:43:35 ID:Uz83IF4R4M
弟「俺はお前の言う通り姉に対して恋愛感情を抱いている」

弟「でも、お前に対しても友人以上の特別な感情を抱いている」

弟「このままどっち付かずな状態なのは非常に良くない」

弟「だから、全てに決着をつけてから…改めて返事をしたい」

弟「女と姉…どちらが一緒にいたいと思える存在なのか…」

女「・・・うん」
186: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 23:46:00 ID:Uz83IF4R4M
女「今日は、ありがとね。付き合ってくれて」

弟「気にするな。俺も楽しめたしな」

女「あんたってあまり表情に出さないわよね」

弟「性分だ。しょうがない」

女「あんまりいきすぎると、無愛想に思われるからね」

弟「・・・出来るだけ精進しよう」

女「ふふ、じゃあね。また明後日学校でね」

弟「ああ」
187: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/12(水) 23:53:05 ID:Uz83IF4R4M
皆様こんばんは
ようやく遊園地デートが終わりましたよ…疲れた

女と姉、どちらにくっつけさせましょうかねぇ
そうだ。新コーナーに絡んでちょいとレス返を

>>175

ということなんでしょうが、いかがですか?弟さん

弟「あれは高校に入りたての頃だな、思春期の(以下ry)姉の部屋に入りタンスを漁ってみた」

ほうほう

弟「その時に姉の下着を見つけたのだよ」

なるほどなるほど。ちなみに何カップでした?

弟「当時はEだったが…今は確実にFはあるぞ」

なるほど…ありがとうございました

とまあ、こんな感じに皆様方からのキャラに対する質問や聞きたい事などをインタビュー形式でお答えして頂く。これが新コーナーです。はい

>>182

遂に言わせましたよ…
ここまでのプロセスが長かった…


今日の投下は終了します
188: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 17:05:32 ID:8p876osaNo
弟「ふぅ…今日は色々あって疲れたな…」

弟「ただいまー…誰もいないのか?」

弟「姉?いないのか?」

姉「・・・」

弟「なんだ…いるじゃないか…どうした?家中の電気を全部消し…」

姉「・・・」ガバッ

弟「な!?姉!?」

姉「・・・お帰り」

弟「た、ただいま…って、どうした?何か様子が変だが…」

姉「しらばっくれるな…お前がこんな風にしたくせに…」

弟「?」
189: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 17:10:27 ID:8p876osaNo
弟「姉、一度落ち着け」

姉「私は落ち着いている…」

弟「落ち着いているわけあるか。今日の姉は色々おかしいぞ」

姉「・・・今日は、楽しかったか?」

弟「え?まあ…それなりに」

姉「・・・そうか」

弟「姉…ひょっとして、人恋しかったのか?」

姉「人恋しい…というより、1日中お前の事だけを考えていた」

姉「怪我してないか、事故に巻き込まれないか、今どうしているか…それだけがずっと頭の中を回っていた…」

弟「朝は普通に送ってくれただろ?」

姉「朝はな…お前がいなくなった瞬間、唐突に涙が溢れてきた」

姉「平静を保とうとしてるのに、出来なかった」
190: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 17:14:32 ID:AXPz/dDb7M
姉「私は手当たり次第にお前に関係するものを探った」

姉「お前の使っている通学カバン、お前の使っている机、お前の使っている布団…」

姉「一時は寂しさを紛らす事が出来た…でも、一時はだ」

姉「気がついたらどうしようもなく涙が溢れて止まらなかったよ…はは」

姉「それでもいつもどおりの行動を取るのは習慣というやつなのだろうな…」

弟「・・・姉、もういい」
191: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 17:19:09 ID:8p876osaNo
弟「寂しい思いをさせていたのだな…すまない」

姉「弟は悪くない。弟は悪くないんだ」

姉「これも全て私が悪いんだ…割りきれない私が」

弟「・・・」

姉「電話がかかってきた時から、女にずっと嫉妬していた」

弟「・・・」

姉「私は…酷く傲慢で、酷く強欲だ」

姉「お前の幸せを誰より願ってるのに…誰にもお前を渡したくない!!」

姉「弟…こんな姉で、すまない」

弟「姉…もういい」
192: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 17:21:27 ID:AXPz/dDb7M
姉「思えば…私は小さい頃からお前の事を引っ張り回して…」

弟「姉」

姉「こんどもそうだ。私がお前の未来を摘むような事を…」

弟「姉!!」

姉「!!」ビクッ

弟「不安定な精神状態で考えても後ろ向きな考えしかでない。今は落ち着く事が優先だ」

姉「・・・すまない」
193: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 20:58:35 ID:/Q8jyxZM9E
弟「食べれるか?」

姉「・・・お前が?」

弟「姉と比べたら、味の保証はせんがな」

姉「・・・」パクリ

姉「美味しい…」

弟「よかった」

姉「先程は…取り乱してすまなかった」

弟「気にするな」

姉「久しぶりだったんだ。あんなに涙を流して感情が押さえられなかったのは」

弟「それには俺も原因がある。姉は俺の為に強くいようとしてくれていた結果、知らず知らずの内に自分を殺してしまっていたのだな」

姉「・・・」

弟「でも、それと同時に嬉しかった」

弟「姉が感情を吐き出してくれた事を、ずっと溜め込んでいたものを吐き出してくれた事を」
194: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 21:11:16 ID:lpXKIBKjK.
姉「弟…頼みがある」

弟「ん?」

姉「もし、だ。もしも仮にお前が想いを寄せている人がいるなら…」

姉「これ以上、私に優しくしないでくれ」

弟「・・・」

姉「私は、これ以上お前に優しくされたら…もう自分を押さえる事が出来ない」

姉「頼む…いつものお前でいてくれ…」

弟「姉、それは無理な話だ」
195: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/13(木) 21:16:12 ID:/Q8jyxZM9E
弟「何故なら俺は姉に優しくした覚えは一度もないからだ!!」

姉「!!」

弟「姉が優しくされてると思うような行動は、俺が姉を助けたいという行動に他ならない」

弟「なら優しくするなとは、俺が姉から離れなければならない!!」

弟「しかし、俺は姉から離れるのは御免被る!!何故なら姉の豊満な胸を見れなくなるのは嫌だからだ!!」

姉「・・・」

弟「それに俺は姉の事が好きだからな、姉から離れたら姉と会話することも、スープも飲めなくなってしまう」

弟「第一、明日は俺にしてもらいたい事があるのだろう?土台無理な話だ」
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