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姉「弟が変になってしまった」
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1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


35: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:30:07 ID:E7unVwV4mg
弟「とまあ、俺が誤爆したのはここまでにして」

姉「家庭と過程な、作者が悪い」

弟「姉こそどうなのだ?何か今時の女子らしい事をしてはどうだ?例えば彼氏を作るとか」

姉「お前が恥ずかしくて作る気など起こらん」

弟「む?ならば今のままで満足しているのか?」

姉「そうだな…確かに何か物足りない感はあるな」

弟「ならば今すぐ充実させるんだ」

姉「お前さっきからどうした?いやに私の事を気にかけるが…」

弟「ふっ、当然だ」
36: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:36:04 ID:E7unVwV4mg
弟「何故なら胸の発育は精神の状態にも関係があるからだ」

姉「・・・」

弟「胸というのは女子の敏感な部分でもあり、成長を如実に示す部分でもある。よく病は気からなどという言葉があるが、あれと似たような感じだ」

弟「つまり、姉がストレスを感じたり、毎日が満たされていなければ胸の発育は遅くなる。もちろんこれ以上大きくなる可能性もあるが、より一層弾力のありそうな綺麗な形をした胸になる可能性は大だ。つまり、姉の毎日が満たされれば姉もストレスが無くなるし俺も視覚が潤うで一石二鳥というわけだ」

姉「とりあえずお前の長ったらしい説明でストレスが溜まった事だけは確かだ」
37: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:40:15 ID:E7unVwV4mg
姉「はあ…本当に中学生までのお前はどこにいったんだ…」

弟「人とは時間が経つに連れ変わっていくもの…姉も昔と今じゃ違うだろう?」

姉「そうだな…私も昔は…って、胸を見るな」

弟「ふふふ、身近にこんな豊満な胸があって俺は幸福者だ」

姉「褒められてるのか馬鹿にされてるのか…」
38: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:43:32 ID:E7unVwV4mg
弟「そうだ姉よ。明日は俺は早く登校する」

姉「それは構わんが…何かあるのか?」

弟「ああ、俺にとって大事な日だ。遅刻するわけにはいかない」

姉「す、凄いやる気だな…わかった」

弟「朝の姉の豊満な胸を拝む時間が無くなるのは惜しいが…背に腹はかえられん」

姉「惜しむ所が違う」
39: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 18:28:58 ID:wuCg8lvs3.
姉「さて…帰ってきたが…ふぅ」

弟「そうはさせんぞー!!」

姉「きゃっ!!」

姉「お、弟!!私達は、その…姉弟で…」

弟「姉よ、きちんと手洗いうがいをしなければ。最近はノロウィルスも流行っているからな」

姉「・・・ああ、そうだな」

弟「そしてリビングに着いたらπストレッチをしておけ」

姉「πストレッチ!?」

弟「ああ、胸の発育を促進させるストレッチだ。心配ない。吟味に吟味を重ねて安全だとわかったから気兼ねなくやるがいい」

姉「・・・遠慮しておく」

弟「こら!!姉!!どこへいく!?」

姉「自分の部屋だ!!一人にさせろ!!」

弟「・・・」
40: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 18:34:49 ID:wuCg8lvs3.
姉「全く…あいつは口を開けば胸胸と…」

弟「姉」

姉「うわああああ!?」

弟「扉を開けなくていい。そのまま聞いてくれ」

弟「俺はどうやら人の気持ちを汲み取る技術が足りないらしい」

弟「それに…まあ、俺の言動で姉に不快な思いをさせているのも薄々感づいてはいるんだ…」

姉「・・・」

弟「俺はやっぱり女子の胸が好きだ。でも、あれこれ世話を焼くのは好きではない。自然のままの形がいいからな…」

姉「・・・え?」

弟「その…姉にばかりあれこれ言うのは…俺には姉しかいないから…知らず知らずの内に優しさに甘えてしまっていたのだな…すまん」

41: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 18:39:35 ID:wuCg8lvs3.
弟「つまり、何が言いたいかというとだな。先程の謝罪がしたい」

弟「ごめんなさい」

姉「・・・」

弟「これからは気を付けるようにする…ではな」

姉「っ!!弟!!」バン!!

弟「姉…!?」

姉「すまない!!先程は私も強く言い過ぎた…お前が私の為にと考えてしてくれたのに…すまな…」

姉「・・・その手に持ってるのはなんだ」

弟「これか?これは世界の爆乳美女大全という本でな…世界には様々な胸があるのだな!!通常あり得ないサイズまで…やはり胸は奥深…」

姉「っ!!貴様は!!死ね!!」

弟「ぐはっ!!鳩尾に…ぐっ…」
42: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 18:44:58 ID:wuCg8lvs3.
弟「う…ん?」

姉「起きたか?」

弟「・・・気絶していたみたいだな」

姉「すまん…力の加減が出来なかった…」

弟「そうか…む?この匂いは…」

弟「シチューだな!!昔から姉の手作りシチューは大好きだからすぐわかったぞ!!」

姉「ほら、早く席につけ」

弟「うむ…よい香りだ…」

姉「私の唯一の得意料理だからな、情けない話だが」

弟「情けなくなどはないさ」

弟「姉のシチューは美味しい。俺の中では一番だ。情けなくなどないさ」

姉「弟…」
43: 名無しさん@読者の声:2012/12/4(火) 22:56:16 ID:lg4yga3b/M
これは…もしや…

C
44: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 23:27:15 ID:CA0eW9E7MM
姉「その、やはり先程は悪かったな…お前も色々考えての行動だったのに」

姉「今となってはお前の身内は私しかいないし…私が理解してやらなくてはな…」

弟「姉が気にする事ではないさ。俺は姉と一緒にいれて幸せだぞ?」

姉「そうか…」

弟「さて…明日は早いし、風呂に入って寝るとしようか」

姉「ああ、お休み」
45: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 23:33:45 ID:CA0eW9E7MM
姉「お父さん。お母さん。私達は元気にやっています」

姉「弟は…少々歪んだ方向に進んでいますが、子供の頃から変わらず純粋無垢なままです」

姉「私も、頼りになる姉として振る舞おうとは思いますが、気がついたら弟のペースに巻き込まれています」

姉「やはり…弟はあなたたちの顔がわからないそうです」

姉「でも、今日弟からあなたたちへの感謝の言葉が聞けて嬉しかったです」

姉「苦労続きの毎日ですが、弟と二人仲良く協力して日々を過ごしています」

姉「ですから、心配せずに私達を見守って下さい」
46: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 23:37:34 ID:CA0eW9E7MM
皆様こんばんは

1です

あれですね、もうすぐ滅入り苦死みますですね
どうでもいいことですが

>>43

そう…そのもしやかもしれなくもないかもしれなくもないかもしれない

支援感謝

今日の投下はこれで終了となります
47: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 16:27:04 ID:iaGtp/4v.o
姉「ん…朝…か」

姉「・・・そうか、弟はいないのだな」

姉「久しぶりに静かな朝を迎えたが…いなければいないで寂しいな…」

姉「と、私も準備をしなければな…ん?」

「とりあえず朝食作っておいた。口に合うかはわからんが食えby弟」

姉「全く…あいつは…」

姉「って、やけに豪勢だな…ん?PS?」

「PS、胸の発育に良いものばかりを詰め込んだ。栄養の面からも問題はない」

姉「・・・あいつはどこまでも胸の事ばかりだな」

姉「・・・悔しいが、旨い」
48: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 16:40:24 ID:iaGtp/4v.o
姉友「おっはよー!!」

姉「おはよう」

姉友「あれ?弟君は?」

姉「朝早く出ていった。何やら用事があるらしい」

姉友「へぇ?じゃあ一年ぶりの一人ってわけだ」

姉「茶化すな…といっても、そうなのだがな」

姉友「寂しいんだねぇ」

姉「寂しい…か、確かにそうかもしれないな」

姉友「しかし弟君、なんでこんな早く…」

姉「大事な日だと言っていたな。まあ、姉としてあいつを応援して…」

姉友「あ、わかった!!今日は弟君の学年身体測定じゃない!?」

姉「・・・」

姉「あいつはー!!」

姉友「ちょ!?待ってよ姉ー!!」
49: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 16:50:59 ID:iaGtp/4v.o
保健医「・・・弟君」

弟「なんでしょうか」

保健医「いい加減その土下座を止めてくれないかな?」

弟「先生が認めて下さるまで諦めません」

保健医「あのね?普通に考えてね?」

保健医「女の子がいっぱいいる中に弟君が一人だけいるのよ?おかしいと思わない?」

弟「俺はただ胸囲測定の時間だけ立ち会わせてもらえればいいんです」

保健医「はぁ…朝一番に保健室に来たと思ったら突然胸囲測定に立ち会わせてくれだなんて…」

弟「お願いします!!先生!!」
50: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 16:59:55 ID:iaGtp/4v.o
保健医「弟君も男の子だから、そういうのに興味を持つ年頃なのは十分わかってるつもりなのよ?」

保健医「でもね?普段弟君達が見てるようなえっちな本とかと違って本当の胸っていうのは…」

弟「ええ、小さいです。むしろあの成年向けの本は胸を誇張しすぎている」

弟「やはり胸は手に収まるか、少し溢れるくらいがちょうどいいんです。しかし大きさは関係なく胸は胸、違いは些細な事なのです」

保健医「うん。とりあえず弟君が胸が大好きなのはわかったわ」
51: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 17:07:25 ID:iaGtp/4v.o
保健医「とにかく、駄目なものは駄目です」

弟「・・・先生、先生は保健医ですよね?」

保健医「え?ええ…そうよ?」

弟「なら…見ただけでどこが悪いかわかるなんて朝飯前ですよね?」

保健医「専門家じゃないから詳しくはわからないけど…素人よりはわかります」

弟「なら、勝負しましょう」

保健医「勝負?」

弟「今回の胸囲測定、胸を見てその時の状態をどちらがより早く見切れるかの勝負です」

保健医「何を言うかと思えば…そんなの認められません」

弟「先生?まさか負けるのが怖いんですか?」

保健医「む、そこまでいうなら…勝負しましょう」

弟「流石は先生。いい勝負にしましょう」

保健医「負けないわよ…って、胸囲測定参加させちゃった!!」

弟「もう先生から許可はおりましたし、まさか…一度言った事を訂正なんてしませんよね?大人なんですし…」

保健医「ぐぬぬ…」
52: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 17:15:50 ID:iaGtp/4v.o
女子「はぁ…胸囲測定かぁ…」

女「正直サイズ測られるのはキツイよね〜」

女友「うんうん。前の子とかと比べられたりしてね…」

女子「競ってるわけじゃないけど、やっぱり小さいとへこむわよね」

女「女子しかいないのがまだ救いだよね」ガラガラ

保健医「いらっしゃい…」

弟「おお、最後は女達のクラスか」

「「「きゃあああああ!?」」」
53: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 17:20:51 ID:iaGtp/4v.o
女「な、ななな、なんであんたがいんのよ!?」

女友「しかも…さっき最後はって…」

弟「ああ、他クラスもいたぞ」

女「っ!!しんっじらんない!!この変態!!」

弟「変態ではない。それを証拠に先生が弁解してくれるさ」

女「先生!?」

保健医「ごめん…約束なんだ…それに…弟君、私より詳しいのよ…」

保健医「本当に立ち会いだけだから…ね」

女「う…」

女「あんた…先生に一体何をしたのよ?」

弟「何もしていない。ただ胸囲測定に立ち会っただけだ」
54: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 19:50:15 ID:gUbNZUcfAw
保健医「はぁ…とりあえず、このカーテンの向こう側で脱いでから来てね、中で測定終えたら服着て。一人ずつだから」

保健医「じゃあ、最初…女子ちゃん」

女子「うう…こんなの…ないよ」

女「女子!!なんかあったら大声で叫ぶんだよ?」

女子「うん…わかってる…」

保健医「早くしてね…私もう帰りたい」

女「せ、先生…」
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