姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」
弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」
姉「起きていたのか」
弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」
姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」
弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」
姉「いいやがったよこいつ」
378: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 00:31:32 ID:IHQ0bs/URY
弟「買わせる接客…か」
弟「話を聞いた時はさほど興味は無かったが…面白そうだな」
弟「すくなくともやって損は無さそうだ。金も弾んでくれると言うし…」
弟「決断すべきだな」
379: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 00:36:01 ID:9v4P6Xr0tU
>>377
・・・うん、タイミングバッチリでしたね
さて、弟よ。真面目な話がある
弟「いきなりだな」
私も悪いとは思ってはいるんだ。急展開を重ねてるからね
弟「まあ、そうだな」
お前さ繋がる気ある?
弟「それがいったい何の繋がるを指しているのか、返答によっては…」
もちろん合た…
弟「帰る」
ちょ!?帰らんといて!!悪かったから!!悪かったからぁ!!
今日の投下を終了します 短くてすいません!!
380: 名無しさん@読者の声:2012/12/24(月) 01:43:40 ID:xi98/8Uzd6
つ家の梅の木に生えてるサルノコシカケ
ガンに効くらしい
381: 名無しさん@読者の声:2012/12/24(月) 11:21:45 ID:Uz83IF4R4M
っ禿げない抗がん剤[副作用無しtype]
382: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 16:50:01 ID:hijI0LEdkA
>>380
・・・まさか、食せと?
>>381
まさに夢のような新薬ですね
383: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 16:52:56 ID:hijI0LEdkA
弟「・・・」
姉「・・・」スースー
弟「何故俺の部屋で寝てるんだ?」
姉「ん…んん…」
弟「ほら、起きろ」
姉「弟…」
弟「ん?」
姉「だ、駄目だそんなとこ…でも…お前が望むなら…私は…」
弟「起きてるだろ」
姉「バレたか」
384: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 16:56:42 ID:hijI0LEdkA
弟「で?何故寝ている?」
姉「自分の部屋で寝てみたが、どうにも寝付けず、リビングで横になったが、どうにも寝れない。そこでお前の部屋で横になってみたらあら不思議。瞼がくっついたまま離れなくなったのだ」
弟「して、本当は?」
姉「お前の部屋の布団にくるまりお前に包まれている想像をしていた」
弟「・・・」
姉「さて、もうすぐ夕飯だな。何か作るとしよう」
弟「・・・はぁ」
385: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:01:45 ID:hijI0LEdkA
姉「それで、どこに行ってたんだ?」
弟「ん?」
姉「私が寝ている間どこかに行っていたのだろう?」
弟「瞼がくっついたまま離れなくなったのに良くわかるな」
姉「実は私は目を閉じていても回りがわかる能力を…」
弟「厨二か?」
姉「冗談はさておき、どこに行ってたんだ?答えたくないなら別に構わんが…」
386: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:07:03 ID:s3SQPo09uo
弟「いつかのランジェリーショップの店長に会っていた」
姉「・・・あの方は確か」
弟「安心しろ。俺にそんな趣味はない」
姉「働くのか?」
弟「まあな」
姉「・・・」
弟「反対か?」
姉「ああ、大反対だ」
姉「お前は格好いいから逆ナンパされやすい。それにお前が働いている間私は一人だ。お前がいないとつまらない」
弟「ここぞとばかりに攻撃してきたな」
姉「弟を心配する姉心と言ってもらおうか」
387: 名無しさん@読者の声:2012/12/24(月) 17:11:13 ID:CrrmOLoToc
こちらは姉を心配する弟心だよね(つω;)
388: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:12:53 ID:hijI0LEdkA
姉「何か欲しいものでもあるのか?」
弟「・・・ああ」
姉「そんなこと、言ってくれれば私が買ってやるよ」
弟「じゃあ成年向け雑誌。中身はなるべく姉弟もので頼む」
姉「・・・本気か?」
弟「もちろん嘘だ。どうなるかわからないだろ?俺が」
姉「まあ…あってはいるな」
389: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:17:58 ID:s3SQPo09uo
弟「とにかく、姉の力を借りるつもりはない。一人で手に入れる」
姉「むう…成長を感じて姉としては嬉しいが…何も頼ってくれないのは寂しいものがあるぞ」
弟「・・・何も言ってくれないのも、寂しいものがあると思うがな」
姉「・・・」
弟「ごちそうさま」ガタン
姉「お休み、弟」
弟「ああ、お休み。姉」
390: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:24:46 ID:hijI0LEdkA
弟「・・・朝か」
弟「早く起きなくては学校に…」
弟「・・・体がだるい」
弟「筋肉もやや動かしづらく、悪寒もするな」
弟「なるほど、風邪か」
弟「どうしたものか」
391: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 17:35:59 ID:lPDOndQsx.
姉「弟、起きなくていいのか?学校だぞ?」
弟「姉か」
姉「珍しいな。お前が布団から出てこないなんて…」
姉「っ!?熱いぞお前!?」
弟「風邪だな、先程発熱したみたいだ」
弟「姉、俺に構わず学校にいけ」
姉「こんな状態のお前を残していけるか!!」
弟「必ず治るさ。それより姉に感染しないか心配だから、早く」
姉「・・・今日は真っ直ぐ帰宅する」
392: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 19:57:58 ID:GH7i5DEIyQ
姉友「おっはよう…って、あり?」
姉「友か、すまない。少し急ぐのでな」
姉「ちょ、どうしたん!?弟君は!?」
姉「風邪で寝てる!!今日は真っ直ぐ帰る!!」
姉友「ちょ!!早いって!!小走りやめてぇ!!」
姉「ええい!!早く学校が終わらんか!!」
姉友「急いでも終わらない物は終わらないからぁ!!」
393: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 20:06:54 ID:GH7i5DEIyQ
友「ういーす」
男「あ、友おはよう」
友「あれ?弟来てねーの?」
男「ああ、こんな時間に来ないって珍しいよな」
お嬢様「あの男の事ですから、どうせ破廉恥な本を読んで遅刻が関の山ですわ」
友「あいつ…朝からエロ本読むとかどんだけ欲求不満なんだよ」
お嬢様「え!?は、破廉恥ですわ!!」
友「えええ!?」
女「・・・」
男「弟が心配か?」
女「な!?いや、違っ!!」
男「隠さなくてもいいだろ。お前ら見てれば薄々感づいてはいるさ」
女「・・・」
男「あいつなら大丈夫だろ。なんてたって弟だしな」
女「・・・あんた、明晰夢の時からなんかウザイ」
男「は!?」
394: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 20:13:20 ID:dqvzbTqV8Y
友「来ない奴の心配なんかするだけ無駄だろ」
女「っ!?そんな…」
お嬢様「そんな言い方は失礼だと思いますわ!!」
お嬢様「確かにあの男は破廉恥な事ばかりしか考えておらず、口を開けば破廉恥なことしかいいませんけど」
お嬢様「それでも…それでも考える時はちゃんと考えてますし…動くときは動ける人ですわ」
友「お嬢様ちゃん。それはちっと誤解があるな」
お嬢様「へ?」
友「一応なんだかんだであいつとは友達長いから分かるんだよ」
友「ていうか、お嬢様ちゃん心配し過ぎ〜、か〜わ〜い〜い〜」
お嬢様「は、は、は…破廉恥ですわーーーー!!」
友「なんでだよ!?」
395: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 20:28:56 ID:X6h6JRQZ8Y
女「(やっぱ…放課後お見舞いにいこうかな〜)」
お嬢様「女さん」
女「(メールとかで…色気ないか…でもいきなり尋ねるのも迷惑だよな)」
お嬢様「女さん?聞いてますの?」
女「(というか、あいつは病気とかで休んでるのかな?弟が休む理由なんて他に…)」
お嬢様「女さん!!」
女「ふぁい!?」
お嬢様「ようやく気がつきましたのね…それで?どうなんですの?」
女「へ?」
お嬢様「そこから聞いてなかったですのね…放課後、あの男のお見舞いに行きませんかという話ですわ」
女「え…でも…弟が休む理由って…」
お嬢様「絶対に病気か何かですわ」
396: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 20:32:22 ID:A8xJN2pJRk
女「そこ、断定するんだ」
お嬢様「しますわ」
女「わかった。行こうか」
女「にしても意外だな…お嬢様、弟の事嫌いだと思ってたのに」
お嬢様「嫌いですわよ。あんな言動も行動も破廉恥な輩は」
お嬢様「ただ…弱ってる的に塩を送るのもありかな…って思っただけですわよ」
女「お嬢様…」
397: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/24(月) 20:44:20 ID:XTxAXRquCI
女「じゃ、いこっ…きゃふ」ドン
姉「す、すまない…って、女?」
女「お、お姉さん!!」
姉「奇遇だな…こんな所で会うなんて…」
女「あ、あの…えっと…弟は?」
姉「家で寝てるよ」
お嬢様「容態は?」
姉「君は…確か」
お嬢様「これは失礼。改めて初めまして。お嬢様といいますわ」
姉「こちらこそ、姉という。随分上品だ。育ちの良さがにじみ出てるよ」
お嬢様「ありがとうございますわ」
女「あたしたち…弟の見舞いに…」
姉「君達が来れば弟も喜ぶだろう。着いて来なさい」
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