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俺能SS談義場所11
[8] -25 -50 

1:🎏 イズミ:2018/2/25(日) 17:43:16 ID:ZrOAx06r72
皆で俺能SSを投稿したり雑談するスレ。
次スレは>>950がたてること
強制sage名前欄とタイトル欄を間違えない事
雑談(俺能に関すること)ならおkの事

ロー「世知辛いのじゃー!」
エナ「のじゃー!」


245:🎏 ???:2022/5/12(木) 08:38:38 ID:4WIDl1wZUU
5 + 3 +2 vs 2
246:🎏 :2022/5/13(金) 13:46:17 ID:K8MH33OKY.
まさかの鬱展開( ;∀;)
247:🎏 ???:2022/5/19(木) 07:12:29 ID:uVRyb9nLEk
ユウ「最悪…!このっ!」
影「…」

影とユウは一進一退の攻防を続けていた
しかしそこに

影「…!」
アン「…」

突如奇襲を仕掛けたアン、その鋭い殺気を感じたのか寸での所で回避する影

ユウ「…大丈夫?」
アン「ええ…勇者、ここは任せて貰えるかしら?」
ユウ「う…うん…」
ユウ「(何かさっきまでと違う…ガチギレしたトシみたい…)」

アン「…!」

影「!」

アンの殺気に勇者までも気圧された
そのまま影に突貫、影は迎撃するも…

アン「フン!」

影「…!」

ユウ「押してる…?」

影の攻撃がまるで分かったかのように捌き、先に一撃を入れ続けるアン

アン「諦めなさい、もうアンタの動きは分かってるから」

影「…」

接近戦は不利と悟った影は距離を離し、その剣にまた闇を溜め始め…放出した
しかしアンはそれを分かっていたかのように傘を開き防御する
闇の奔流が収まった跡には、平然とアンが立っていた

アン「終わりよ」

影「…!」

一瞬の硬直を見逃さず、アンは傘の先で影の喉を貫く
動かなくなった影は瞬く間に消えていった

アン「…ありがとう、イザヤ」

頬に一筋の涙が流れる、その涙の元の瞳は

光を、失っていた
248:🎏 ???:2022/5/19(木) 07:21:21 ID:uVRyb9nLEk
ユウ「(ヤバい、ほっとったら…!)え!?何か光ってるねんけど!?」

ユウの体が光を放ちながら消えていく
長い戦闘で召還限界時間を迎えていたようだ

ユウ「お姉さ…!」

ユウの一言も許さないかのように、ユウは消えていった

アン「…アンタは無事でね」

消えたユウがいた場所を少しだけ見ながら声をかける…届くかも分からない声を

アン「…絶対許さない」

いつ現れたかも分からない道を進む

その心の中に、怨みの炎を燃やしながら

【■■■■■■■(■■ ■■)突破】

【助力 勇者】








【ロスト イザヤ】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…なんてこった」

「イザヤ…お前…」

「…影を突破出来たのはイザヤが抜いた『影の記憶』のお陰か」

「それを貰って癖とか見抜くアンさんもアンさんだけど…」

「しかし…ヤバいなこれ」

「無茶な事しなければ良いんだけど…」

「…俺も相当無茶してるか」
249:🎏 :2022/5/27(金) 15:08:56 ID:MAAsBmzdqE
いやまさかのロスト……たのむしなないでくれ…。

俺能熱がくすぶってちまちまイラスト描いてる……もう見る人いないのになぁ……
250:🎏 ???:2022/5/29(日) 12:45:26 ID:Nn9JLl/vE.
パドラ「どれ、もう終わりか?」

冥界の管理者の一撃を受けた影は動かない

リカ「お姉さんは…!」

パドラ「妾の事を知らぬとは言わせんぞ?リカ」

リカ「私の事知ってるの!?」

パドラ「…少々な」

シアンの動向の一部始終を見ていたパドラは、リカの事も知っていた
…その闘いも、散り際も

影「…」

リカ「あの人…」

パドラ「大方身代わりを使ったのじゃろう、もうそれも弾切れのようじゃが」

影は動かない
こんなあっさりと終わるのか…リカが警戒していると

2 vs 1 -10
251:🎏 ???:2022/5/29(日) 12:56:10 ID:Nn9JLl/vE.
『ふん…使えんな、所詮負け犬の影か』

リカ「この声…!」

パドラ「ふむ、今回の首謀者か」

この場に来た時に聞いた声を再び聞くリカ
咄嗟に銃を構えるが弾切れだ

『冥界の管理者がこちらに来るとはな、だがこいつに当てるには強すぎた』

『所詮お前達の現界は一戦が限界…』

『もう1人影をあてがえば娘1人など瞬く間に消え失せる』

パドラ「…まずいの」

パドラの体が光を放ち消えかかる

リカ「…!どうしよう…!」

『他の3人には突破されたが…誤差だ』

『貴様さえいなければどうとでもなる…消え去れ』

空間がうねり、また新たな影が放たれようとしてた



しかしそれは閃光に遮られ、霧散した


『…何故だ!?』
『影が私に逆らうだと!?』

影?「…」

影の手に握られていた異質の機械、それは銃のようにも見えた
そこから電撃が放たれ、影が霧散したのだ

リカ「え?」

パドラ「ほう…中々骨があるのう」

状況を理解出来ないリカ、何かを察したパドラ

『有り得ぬ…!有り得ぬ有り得ぬ有り得ぬ有り得ぬ有り得ぬ有り得ぬ有r』

プツッ

そんな間抜けな音が聞こえてくるかのように、声は消えた
252:🎏 ???:2022/5/29(日) 13:02:48 ID:Nn9JLl/vE.
影?「…」

影は何も言わず、よろよろと立ち上がる

リカ「ヒッ…!」

パドラ「…心配無い、奴はもう闘う気など無いわ」

怯えるリカを宥めるパドラ
それを見て少しばつの悪そうな挙動を取り

自分が使用していた銃を投げ渡す

リカ「…えっ?」

影?「…」

影は何も言わず背を向け、霧散していった

パドラ「…どうやら影とやらも一枚岩では無いようじゃな」
リカ「影さん…」

投げ渡された銃を手に取り、自分が元から使用していた銃を大事にしまう

パドラ「さあ、道は開かれた」
パドラ「…御主らに全てを託す、頼んだぞ」

リカ「…うん!」

そう言うとパドラは光に包まれ消えていった

そうしていつ現れたかも分からない道を進む

【■■ ■■ 突破】

【助力 デスパンドラ】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…そうか、これで全員突破したか」

「影…か」

「好き放題しやがって…あの野郎」

「というかアライブが向かったんだったら大丈夫な気がするが…」

「…!?嘘…だろ…!?」

「ゲホッ!ゴホッ!」

「…早めに、決着…つけねえと…!」
253:🎏 :2022/5/31(火) 11:13:00 ID:MAAsBmzdqE
アイさんお疲れ様です、最終戦かなぁ……皆無事で勝てますように…
254:🎏 :2022/6/2(木) 00:36:39 ID:uXS3uXtOaM
それは夜の七時頃、家族で食事を楽しんでいた時だった。
突然夫が、父が目の前で消えた。
その事実はシザー、シンディ、シアンに動揺をもたらし、シザーに至っては泣き始める始末。
しかし何事にも敏いシンディは近頃感じていた不安や予感、父が消える前に小さく呟いた「呼ばれた」という言葉から、父が戦いへ出向いたのだと瞬時に理解した。

「…ママ上、しっかりしてくれ」
「ディアン…ディアンは…ど、こ……っ」

錯乱し、とめどなく涙を流し最愛の夫を探す母の姿を見て、兄妹は胸を痛める。

「大丈夫です、母さん…父さんは貴女を置いていなくなるような人では…」
「そうだ、パパ上はきっと戦いに行ったのだ、守る為に」

子供達の言葉で正気を取り戻したシザーは涙を拭うと、拳を握り締め自分に言い聞かせるように言った。

「…そうね…ディアンが、あたしを置き去りにするわけない…いつだって待っててくれた、守ってくれたんだから…」
「無事でいて…ディアン…」

そして握り締めた拳を胸に当て、彼の無事を祈る。
息子と娘は母の側へ行き、今にも不安で崩れ落ちそうな母を支えていた。

ディアンが戻ってきたのはそれから三時間後、淡い光と共に現れた彼を見たシザーはすぐさま彼に抱き着くと、安堵の涙を流した。

「よかった…無事で…」
「心配を掛けたな、すまない」

「全くだ…ママ上が泣いて大変だったんだぞ」
「父さん、何があったんですか」

シザーを抱き留め頭を撫でながら、ディアンは家族に説明を始めた。

「アイが一人で戦っていたのでな…私が呼ばれたようだ」
「私の他にも実力がある者、その者と親しい者は召喚されているはずだ」
「…奴らがこの戦いに勝たねばこの世界は終焉を迎えると…アライブ様、パドラからそう聞いている」

全てを知った三人は驚愕に目を見開いた。
まさかここまで大事になっているとは、とシンディは呟いて眉間に皺を寄せる。
驚愕の後に心を満たす物は怒り。
愛する夫と永久に共にいる事を願うシザーと、愛する者を見付けて守りたいと願うシアンは、この世界を終焉に導かんとする者へ届けとばかりに殺気を飛ばす。

「心配するな、奴らなら大丈夫だ」
「やり遂げてくれると、信じている」
「アライブ様も向かっているようだからな」

そう言うとディアンは蒼い瞳を閉じ、彼とその仲間達の無事を祈ったのだった。
255:🎏 ???:2022/6/13(月) 12:36:52 ID:9wD1fs9tLQ
「ラグがかなりデカイな…遅れて申し訳ありません」

「必ず最後まで書き上げますのでお待ちください…」
256:🎏 ???:2022/6/26(日) 10:06:11 ID:gZ.mhB0peQ
アライブ「はあっ!」

『…』

神とその紛い物の一大決戦
聖剣の一振に対抗するは

アライブ「…おいおい、冗談だろ」

『所詮貴様は【能力者の世界の神】』

『紛い物とは言え、私はその上位の存在だ』

『模倣など造作もない…!』

相手の手にも聖剣、それもアライブの持つ聖剣と瓜二つの剣にて相対する
一合、二合と打ち合い両者は互角…だが

アライブ「年季はこっちの方が上なんだ…よっ!」

『くっ…!』

少しずつ、アライブが圧していく

『…設定された経験まで模倣は出来ないか』

アライブ「さっきからごちゃごちゃうるさいな!」

『だが…』

アライブ「…ッ!?」

聖剣を持たない手を翳すと無数の光弾がアライブを襲う

アライブ「(複数能力持ちか…!?)」

聖剣で自分に向かう光弾を斬り伏せる
しかしその隙を狙い、相手は聖剣を振りかざす

3 vs 9 + 1
257:🎏 ???:2022/6/26(日) 10:18:17 ID:gZ.mhB0peQ
アライブ「くっ…ぐああっ!」

『…神と言えどその程度、所詮創造主には勝てない』

『朽ちろ』

聖剣の一振を受けたアライブに近付き、首を落とさんとする

アライブ「(マリ…ごめん…)」

ヘヴンの長すら諦観を示してしまいそうになった



アン「あああああああああ!!!!!!」

『…!?』

突如として現れたアンによる傘の殴打で体勢を崩す

アン「アンタだけは…絶対に殺す!!!」

『…復讐の狂気に飲まれたか、やはり貴様は【狂戦士】の素質がある』

アイ「ここが最奥…ってアンさん!」

マメ「ハア…ハア…って師匠!」

リカ「マメお兄さんもアイお兄さんもいる!おーい!」

アライブ「…はは、あぶねえ諦めかけた」

アライブ「マリに怒られちまうな」

アイ「…アライブさん!?え、ヘヴンの長まで来てたんですかここ!?」

マメ・リカ「…誰?」

アイ「簡単に言うと凄く偉い人ですよ!?天界の…」

アライブ「おっ、どうやら役者は揃ったようだな」

アライブ「…正直アイツかなりやるぞ、俺でも倒せない」

アイ「…ええ!?」

アライブ「だけど、お前達がいれば何とかなる」

アライブ「…けど、まずはあの嬢ちゃん止めないとやられるぞ!」

258:🎏 ???:2022/6/26(日) 10:34:12 ID:gZ.mhB0peQ
目線を向けると怒りのままに傘を振るうアン
そして難なくそれをさばく神の紛い物…偽神

偽神『先は呆気に取られたが…身を護らないお前など容易い』
アン「うるさいうるさいうるさいうるさい!黙ってタヒね!!!」
アイ「…まずい、ああなるとあの人は!」
マメ「師匠がいつも様子が違うけど!どうしたの師匠!」
リカ「このままじゃアンお姉さんが…!」
アライブ「取り敢えず止めに…って邪魔だ!」

偽神の元に駆けようとする4人の前に大量の影が現れる

アライブ「…先に行け!お前達!」
アイ「しかしこの人数は!俺が残りますから…」
アライブ「良いから行け!止めるなら関わりが深いお前達が適任だ!」
アライブ「特にアイ!お前が一番分かってる筈だ!」
アイ「…分かりました!」

アライブが影の集団を引き受け3人は走り出す

マメ「アイお兄さん!師匠どうしちゃったの!?」

アイ「…アンさんは、一定期間怒りのラインを超えると周りが見えなくなる程怒り狂うんです」
アイ「マメ君は見たことが無いでしょう…あのラインを越えたのを見たのは俺も1度だけ」

アイ「…同期が、惨たらしい拷問で殺された時だけ」

リカ「…」ビクッ

アイ「…ああすいません!怖がらせるつもりは…」

リカ「わ、私もごめんなさい!…それで、その時はどうなったの?」

アイ「…拷問をしたのは国の裏に潜む犯罪組織」

アイ「その組織を1人で殲滅…傷も気にせず返り血まみれ」

アイ「殲滅し終わり我々が駆け付けた時、アンさんは…笑っていたんです」

アイ「…泣きながら、笑っていたんです」

マメ・リカ「………」

アイ「逆に言うと、その対象を全て殺すまで…あの人は止まらない」

アイ「(そのラインを越えてしまったとすると…まさか…)」

マメ「じゃ、じゃあどうすれば!」

アイ「加勢して少しでもアンさんの傷を減らすしか無いです!御二人は危険ですから下がっててください!」

259:🎏 ???:2022/6/26(日) 10:47:03 ID:gZ.mhB0peQ
マメ「…僕も行くよ」
マメ「師匠には助けられてばかりだった」
マメ「だから僕も…師匠を助けたい」
アイ「マメ君…」
リカ「…私も、行きたい」
リカ「怖い、けど…でも!」
リカ「アンお姉さんは優しい人だって知ってるから!助けたい!」
アイ「2人とも…成長しましたね」
アイ「…無理はしないように!行きますよ!」
偽神『さっきからごちゃごちゃと…フン!』

3人に向けて偽神は光弾…いや、3人を覆える程の光球を放つ…が

リカ「私が止める!」

リカが手を触れると瞬く間に草と成り散る

偽神『やはり貴様だけは消しておくべきだったか』
アン「こっちを見ろ!」
偽神『グッ…!』
アイ「此方も忘れて貰っては困りますね!」

アンの一撃に合わせレーザーを放つアイ
偽神は徐々に体勢を…


マメ「…師匠下がって!」
偽神『遅い』
アン「…!ああっ!」

崩さなかった
レーザーが偽神の体を貫く事はなく、アンは偽神の放つ衝撃波に吹き飛ばされた

アイ「何故…!確実に当たった筈…!」

偽神『【バリア】【衝撃波】』
偽神『…貴様らへの対抗手段など無限にある』
偽神『遊びはここまでだ、灰燼と帰せ』

アイ「まずい…!2人とも下がって…!」
マメ「師匠…!」
リカ「わ、私じゃ止められ…!」

偽神を中心にエネルギーが集まる
そしてそのエネルギーが全方位に放出される


闘いは終わりだ、蹂躙されなす術無く能力者達は倒れた


「なんてさせると思ってんのかボケ!」
260:🎏 :2022/6/27(月) 00:59:45 ID:./jMbcH3iw
アイさんお疲れ様です、ハラハラ展開続きますね…ドキドキ
261:🎏 ???:2022/7/23(土) 13:36:19 ID:/Ck3ge4xM2
アイ「…?一体何が…?」

「無事かお前ら…ってその感じだと無事みたいだな」

アイ「えっと…貴方は…?」

「あー…何て言えば良いのか…ゲホッ!」吐血

アイ「ちょ!?大丈夫ですか!?」

「大丈夫大丈夫…ここまで無理しすぎただけだから」

アイ「大丈夫の要素が1つも無いんですが!?」

偽神『…今更何をしに来た』

「そりゃ勿論、物語を続けさせに来たんだよ」

「自分の不始末は自分でつけないと…と言いたいが、俺もぶっちゃけ限界」

「だから…アイさんにマメ君、リカさん」

「悪いけど、アイツを頼むわ…アンさんもね」

突如現れた男は、そう言うと光に包まれる

偽神『…何をしに来たかと思えば、ただ一度の攻撃を防ぎに来ただけか」

偽神「…!?どういうことだ!?我が権能は…!」

「元々【俺達】は神でも何でもねえよ」

「物語を紡ぎ、時には見守る…それだけだ」

「あとは任せたぜ…俺の能力者達…」
262:🎏 ???:2022/7/23(土) 13:44:44 ID:/Ck3ge4xM2
マメ「消えた…」

リカ「誰…だったんだろ…?」

アイ「…いや、今は気にしている場合では無いですね」

三人は偽神を見据える

偽神「…巫山戯るな!今になってノコノコと現れ我の邪魔をするか!」

偽神「良いだろう…権能など無くとも我がこの世界を完膚無きまで叩き潰し塵としてくれる!」

アイ「させませんよ、そのような事は!」

マメ「お姉ちゃんや皆がいるこの世界!」

リカ「ぜーったいに!壊させないから!」

偽神「来い!能力者共!」

Q vs Q
263:🎏 ???:2022/7/23(土) 14:00:25 ID:/Ck3ge4xM2
偽神「権能が消えて模倣が出来なくとも…」

偽神「我が力は健在だ!」【影が質量を持ち襲いかかる】

マメ「…ッ!」

アイ「あれが偽神の元々の能力ですか…!」

リカ「これも私じゃ防げない…!」

アイ「…ですが!影ならそれごと照らせば!」【拡散レーザー】

偽神「クッ…おのれェ!」

リカ「私も…!」【銃撃】

マメ「今の内に近付いて…!」

偽神「アアアアアアアアア!!!!!」

アイ「させませんよ!」【レーザーの援護射撃】

擬人「ガアッ…!」

マメ「そこ…だあああああ!!!!」【槍で穿つ】

偽神「ガハッ…」

マメ「ハア…ハア…」

偽神「…まだ…だ…!」

偽神「この世界を…無に帰すまでは…ッ!」





「もう終わりよ」

9
264:🎏 ???:2022/11/3(木) 20:13:05 ID:cnnpS95r8U
偽神「ガハッ…まさかお前に…ッ!」






アン「アンタを殺す、それしか私の頭には無いのよ…」

アン「タヒね」


隙を見せた偽神にありったけの殺意をぶつけ
闘いに決着はついた






偽神「嗚呼…やはり駄目だったか」


アイ「…もしや貴方は、全て分かっていて?」


偽神「この世界を望む者が一人でもいるだけで…我の負けは決まっていた…」

偽神「…もう、誰もいないと思っていたのだがな」





『だけど、心にはいつまでも残るんだよ』
265:🎏 ???:2022/11/3(木) 20:17:13 ID:cnnpS95r8U
『例え別の世界に身を置こうと』

『過ぎ去った想いですら…完全に消えることは無いんだ』

『その想いが…この結果を産み出したんだ』


偽神「お前が…よく言ったものだ…」

偽神「俺は…お前の【迷い】から産まれたと言うのに…」

偽神「なあ…《アイ》…」

アイ「…俺!?」

アイ『正確にはアイさんそのものじゃねえよ、ただアイさんが一番有名になってその名前を冠してるだけなんだから』

アイ『でも俺は…この名前に誇りを持ってるぜ』

アイ「…」
266:🎏 アイ:2022/11/3(木) 20:19:12 ID:cnnpS95r8U
ずっと、ここを忘れられなかった

皆いなくなっても

相方の中の人がいなくなっても

その名前を、借りてまでも

俺は…忘れられなかったんだ















でも、もうダメだって思ってしまった

もう俺の知ってる【俺能】はもどってこないんだって
俺の青春は戻ってこないんだって






それが、世界を壊しかけてしまったんだ
267:🎏 アイ:2022/11/3(木) 20:21:56 ID:cnnpS95r8U
アイ『…ごめんな、本当に』


偽神「…知るか、お前の懺悔など」

偽神「もう消える俺にとってはな」


そうして、偽神は光に包まれ消えた








アイ『…これで、世界は救われた』

アイ『ありがとう、俺の…能力者達』








「…ふざけるな!」
268:🎏 アイ:2022/11/3(木) 20:27:26 ID:cnnpS95r8U
アン「イザヤは!イザヤはどうなるのよ!」

マメ「師匠…」


アイ『…イザヤは、もういない』

アイ『お前の身代わりに…完全に消失してしまった…』

アイ『元々無理矢理作ったキャラクt「そんなの知ったことじゃないわ!」』

アン「私には…アイツが全てだったのよ…!」

アン「どうすれば良いの私は!永劫の!死後の世界で!」

アイ「アン…さん…」


アイ『……』







アイ『(これを聞いている同士に問う)』

アイ『(アンさんを…救う方法はないだろうか?)』

アイ『(無理を言っている自覚はある…!だが…!)』

アイ『(俺には…わからないんです…)』

アイ『(………ごめんなさい)』







アイ『(助けて…!)』
269:🎏 名無しなのよ:2022/12/5(月) 02:42:54 ID:fMF73apdrA
カツカツと靴の音が響く、紅髪の女帝が姿を現し泣き喚くアンを見遣る。

「やれ、ようやっと終わったか。…アン、お主も不憫よのう、いつもいつも大切な者共に先逝かれ…」

「まぁ前置きはよい、お主も妾がなんと呼ばれ畏れられておるか知っておるな?」

パンドラは口角をクッと上げると、その手の中にあるモノをアンに見せる。

「そう、妾は死神。身体の消滅は防げぬが、魂はその直前に回収しておる。」

仄かに光を放つそれはイザヤの魂そのものであった。
そして彼女はアンに選択を迫る。

「ここにあるのは魂のみ、動きもせんし物も言わぬ。こやつが転生し死後の世界に戻ってくるまで待つか、それとも」
「魂の抜けた他人の身体を用意するか、どちらを選ぶ?」

「悪いが妾にはここまでしか出来ぬ。選ぶのはお主、選ばぬもお主の自由…さぁ、どうする?」
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名前:
sage:


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