男「え、嫌だ」
オーキド「ちょ、物語り始まらないwww」
男「俺、ポケモンアレルギーなんだけど」
オーキド「いいから選べよ」
894: 1:2012/1/29(日) 02:25:29 ID:Ma2nBUKySI
サンドパン「ころがる!!」
サンドパンは丸くなり、体を高速回転させながらブラッキーがいる方へと突っ込んできた。
ブラッキーは急いで飛び上がりなんとか避けたが、サンドパンは回転しながら方向転換し、ブラッキーが避けた場所へと的確に当たりに行く。
サンドパン「甘い」
ブラッキー「ぐっ!」
ブラッキーはすぐに体制を立て直すが、その間にサンドパンは丸まっていた身体を伸ばし、ブラッキーに向かってスピードスターを飛ばしていた。
ブラッキー「!?」
ブラッキーは直ぐさまでんこうせっかで避けるが、息が切れて身体がふらつき始めている。
サンドパン「そろそろやばそうだけど、降参する?」
ブラッキー「勝手に、ほざいてろ…」
ブラッキー(くそ、本格的に目眩してきた……。さっきの毒で痺れて動き難い)
サンドパン「あぁ、そういえば動けば動くほど毒は回りやすいから、気をつけて」
ブラッキー「…ちっ。てめぇ、そのためにわざとかよ……はぁっはぁっ」
サンドパン「正解。動き回ってもらわなくちゃ」
サンドパン「さっきも言ったよね?苦しむ姿を見るのが好きだって」
ブラッキー「お前なんか、くたばっちまえ…はぁはぁ」ギロッ
895: 1:2012/1/29(日) 02:36:26 ID:tCjBGwNmgs
タマタマ「ねぇ、ブラッキーも毒くらってるみたいだけど」
クサイハナ「よく毒かかるわね、あんた達」
カモネギ「今回こそ毒消しはあるんだろうな?」
男「えーと、それが…」
タマタマ「またかよ、おい!」
カモネギ「学ぶという言葉を知らないのか!!」
男「ぎゃああああ!ごめんなさああい!」
ピカチュウ「…そういえば、カモネギ、さっき何か拾ってませんでしたか?」
カモネギ「あぁ。さっき葱の代わりになる茎を見つけたのだ」
カモネギ「ほら、このラインなんて素晴らしい」ウットリ
ピカチュウ「それじゃないですよ、葱馬鹿鳥。きのみの方です」
タマタマ「葱馬鹿……www!」
男「ネーミングセンスやべえwww」
ピカチュウ「少し黙っててください能無し共」
タマタマ男「」
ピカチュウ「そのきのみ、見せてください」
カモネギ「ただのきのみだと思うが…」ホイ
ピカチュウ「これは…、どくけしのみ。ですね」
クサイハナカモネギ「どくけしのみ?」
ピカチュウ「はい。その名の通り、どくをけす力があるきのみですよ」
カモネギ「じゃあそれをブラッキーが食べれば!」キラキラ
ピカチュウ「きっと毒は消えます!」キラキラ
クサイハナ「でもあの戦いの中、どうきのみを渡すか……よね」
ピカチュウ「はい……。普通には渡せませんし……」
男「俺にいい考えがある!もう能無しなんか言わせないぜ」キラーン
男「その考えはな、>>897」
896: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 03:55:18 ID:vrYIn5Cd4w
っC
深夜に安価はいつになるかわからない罠
897: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 04:02:07 ID:G/OVQDFrGo
男がタマタマをサンドパンに投げつけて囮にしてる間にカモネギが渡す
898: あれ?ブラッキーの口調がますます可笑しい事になってる気がするんだけども:2012/1/29(日) 10:24:10 ID:h/oj4U2FzY
>>896
男「支援ありがとう!」
タマタマ「いつになるかわからない、このドキドキがいいんだよね」
男「安価待たずに寝たくせに」
タマタマ「うっ…!」
>>897
安価ありがとう!!
男「>>897な感じだ」
カモネギ「ほぉ。私は賛成だが」
ピカチュウ「なかなかいいですね」
タマタマ「いやいや!何言ってんの!俺、囮って!主役なのに囮って!意味わかんn」
男「じゃあ行くよー」グワシ
タマタマ「え!?ちょっ!待って!たんま!」
男「それ!!」ブンッ
タマタマ「ぎゃああぁあああぁああぁああ!!」
ブラッキー「ん?」
サンドパン「何のこのこ、えぇ!ぐはぁっ!」グチャッ
サンドパン「なんじゃこりゃあああああ!!」
タマタマ「きゃあああ!ごめんなさああああああい!!!!」ワーワー
サンドパン「顔から離れろ!!!」
ブラッキー「……何やってんだ?あいつ」
カモネギ「ブラッキー!」
ブラッキー「おい、お前らなんかしただろ!!」
カモネギ「タマタマ投げてみた」テヘ
ブラッキー「投げてみたじゃねーよ。あと、テヘ辞めろ」
カモネギ「あ、これ。どくけし。これ食べて頑張れ」
ブラッキー「へ?あ、ありがとう…」ガリッ
899: 1:2012/1/29(日) 10:25:52 ID:bUag6GOqLU
カモネギ「驚いただろう。たまにはマシな作戦も考えるのだぞ」
ブラッキー「タマタマは死にそうだけど」
サンドパン「今離れないと割るぞ!!!」
タマタマ「ぎゃああああ!!!」
カモネギ「……あれは気にするな」
カモネギ「まぁ無茶はするな。ピカチュウにあまり心配かけないようにな。さっき大変だったぞ?」
ブラッキー「わかってる。それに、作戦通りだから」ニヤリ
カモネギ「作戦?」
サンドパン「ふざけんな卵!!」グイッ
タマタマ「ちょ!掴むのやめて!!まじ割れちゃうから!!」
サンドパン「てめぇら引っ込め!」ブンッ
タマタマ「カモネギ避けてええああああ!!」
カモネギ「え、ちょ、ぐふっ!!」
タマタマカモネギ「」
ブラッキー「タマタマ、カモネギ!!」
サンドパン「変な真似しやがって、もうみんな纏めて殺してやるよ」
ブラッキー「口調変わったな、お前。それが本性?」
サンドパン「るせぇ。早く始めようか」
男「タマタマ、カモネギ……!!」
男「ご愁傷様」チーン
タマタマカモネギ「まだ殺すな!!!」クワッ
ピカチュウ「それにしてもブラッキー大丈夫ですかね」
クサイハナ「毒はなくなったみたいだけど、もう真っ暗になってきたし…」
900: 1:2012/1/30(月) 00:40:00 ID:N/WUOWexy.
サンドパン「あれ?ブラッキー、毒なくなってる…?」
ブラッキー「え?もうバレちゃった?」
サンドパン「ちっ、ナメやがって」
ブラッキー「てめぇの気色わりぃ悪趣味に付き合ってる暇はねぇんだよ」
サンドパン「まぁ、いいや。また弱音吐かせてやるよ」
ブラッキー「どっちが」ニヤリ
サンドパン「ひっかく!!」
サンドパンがブラッキーに向かって爪を大きく振りかぶるが、ブラッキーは近くにあった木の上へと飛び乗って除けた。
ブラッキー「こっちだよーん」
サンドパン「黙れ!!ころがる!!」
サンドパンは舌打ちしたのと同時に身を丸めて、木へと突っ込んで行くが、ブラッキーはそれを見透かしていたようにヒラリと避けて地面に降りた。
ブラッキー「さっきからどこに攻撃してるわけ?」
サンドパン「ちょこまかちょこまか動きやがって…」
タマタマ「あれ?なんかブラッキー優勢じゃない?」
クサイハナ「え?そうなの?よく見えないけど」
カモネギ「私などタマタマの姿すら見えん」
タマタマ「鳥目wwww」
カモネギ「笑うなああああ!!!」
ピカチュウ「きっと毒がなくなったのがよかったのですね」
男「それもあるけど、いつもより機敏に見えるな」
タマタマ「まぁ暗くてよく見えないけど」
カモネギ「わかった!」
タマタマ「うわ!なんだよいきなり!ビックリさせんなよ!」
カモネギ「さっきブラッキーが作戦あると言ってたのだが、何かわかったのだ!」
男「作戦?」
カモネギ「そう。作戦は暗闇だ」
901: 名無しさん@読者の声:2012/2/5(日) 08:50:09 ID:EKSJzxcqmM
アクションかっこええ
902: 1:2012/2/11(土) 02:04:20 ID:g/4JcTXXFc
>>901
ありがとうございます!
タマタマ「アクション=タマタマで脳内変換出来た」
男「救えないくらいポジティブだな」
タマタマ「作戦が暗闇?鳥目なのに?」
カモネギ「一回それから離れろ」
カモネギ「ブラッキーは姿が黒く、周りの暗闇に溶け込み易い。それを利用しているのだ」
ピカチュウ「なるほど。だから相手はあんなにも苦戦してるんですね」
クサイハナ「考えたわね、ブラッキー」
サンドパン「さっきから逃げやがって」ハァハァ
ブラッキー「じゃあそろそろちゃーんと戦おうか。な?」
サンドパン「ふざけやがって!!」
サンドパンが鋭く尖った爪を振り上げると同時に、ブラッキーは後ろ足にぐっと力を込めて、思いきり飛び上がる。
ブラッキー「こっちだよ!でんこうせっか!!」
サンドパン「なっ!?うわぁああああぁぁああ!!」
サンドパンがブラッキーを見上げる暇もなく、頭上から光りの速さでサンドパンの脳天目掛けて技を繰り出した。
サンドパン「」
男「よっしゃあ!勝ちぃ!」
タマタマ「ブラッキーばんざーい!」
怪しい人「あああ!サンドパンんんんん!!」ブワッ
タマタマ「なんだあれ。なんか変な奴がサンドパン抱えて走ってったぞ」
男「あれが今流行りの抱えて走ってジャンケンポンだ」
タマタマ「いや、違うから。そんなジャンケン聞いた事ないし」
クサイハナ「とりあえずブラッキーお疲れ様!」
ブラッキー「」ドサッ
タマピカクサカモ男「ブラッキー!!??」
903: 1:2012/2/11(土) 14:27:47 ID:1Z/UsIW8Is
ピカチュウ「大丈夫ですか!?どうしたんですかああああ!?」
タマタマ「息をしていないだと……!?」
ピカチュウ「ああああブラッキーが死んじゃいますうううああ!早くポケモンセンターに連れていかないとおおあああ!!」
カモネギ「タマタマ辞めろ。ピカチュウを混乱させるでない」グサッ
タマタマ「いやあああ!突かないでええ!!」
カモネギ「ほら、ピカチュウ。よく見てみろ。ただ眠ってるだけだ」
ピカチュウ「ブラッキーがああああああ……え?」
ブラッキー「Zzz」スースー
ピカチュウ「よ、よかった…」ヘタリ
男「まぁこれで一件落着だな!」
ガーディ「ブラッキー!」タタタッ
タマタマ「ん?誰?」
クサイハナ「なにこの子!超可愛い!!」キューン
904: 1:2012/2/11(土) 14:28:02 ID:XUvetU6So.
ガーディ「はじめまして」ペコリ
男ブラピカクサタマ「あ、どうも」ペコリ
ガーディ「僕、さっきブラッキーと友達になったばかりのガーディって言うの。よろしくね!」
ピカチュウ「でも何故、ブラッキーの友人であるあなたが此処に?」
ガーディ「ブラッキーがサンドパン達から僕を守ってくれたんだ」
男「さっき守るとか言ってたのはコイツの事だったのか」
ガーディ「ブラッキー、ありがとう」ギュッ
ブラッキー「……ん?」パチッ
ガーディ「あ、ブラッキー!」キラキラ
ブラッキー「あれ?ガーディ?」
ガーディ「すっごいカッコ良かったよ!」キラキラ
ブラッキー「ありがと。んな事より怪我してねぇ?」
ガーディ「うん、ブラッキーが守ってくれたから大丈夫だよ!」
ブラッキー「それならよかった」ニコリ
905: 1:2012/2/11(土) 14:31:13 ID:.F.3lH/78g
カモネギ「でも無事で何よりだ」
クサイハナ「もー、どうなっちゃうかと思ったわよ」
タマタマ「でも本当かっこよかったな!」
男「掘れ、じゃなくて惚れるかと思ったよ」
タマタマ「お前今、何を言おうとした」
ブラッキー「まぁ、俺も守れるって事わかっただろ?まぁ、あんなん朝飯前だったけど」
ピカチュウ「馬鹿ブラッキー!!」
男タマクサカモ「へ?」
ブラッキー「は?」
ブラッキー「馬鹿?なんでそうなんだよ。俺、勝てたじゃんか!しかも実際あともう一匹いたんだからな!褒めるくらいしてくれたっていいと思うけど」
ピカチュウ「私が、どれだけ心配したと思ってるんですか」
ブラッキー「……!」
ピカチュウ「いきなり森の中に走ってちゃうし、やっと見つけたと思ったら傷だらけだし、揚げ句の果てにはぶっ倒れるし」
ピカチュウ「本当に死んじゃったかと思ったんですよ?」
ブラッキー「…ゴメン」
ピカチュウ「ブラッキーは弱くなんかないです。弱いのは私なんです」
ブラッキー「んなわけねーよ。ピカチュウ超強いじゃんか」
ピカチュウ「いえ。私はブラッキーがいないとダメなんです。それにあなたはこうして守れたんですから、もう二度自分を責めないでください」
ブラッキー「うん、わかった」
906: 1:2012/2/11(土) 14:31:37 ID:.F.3lH/78g
ピカチュウ「でも、無事で何よりでした。本当に本当に心配で」ポロポロ
ブラッキー「え?ピカチュウ、泣いてんの?」
ピカチュウ「へ?…あ!いや、あの!これは違くて!」グシグシ
ピカチュウ「目から鼻水が出てきただけで!花粉症で!」
ブラッキー「いや、涙だろ」
タマタマ「涙だな」
男「泣wwwいwwwてwwwるwww」
ピカチュウ「鼻水って言ったら鼻水です!!」ビリビリ!
ブラタマ男「ぎゃあああ!」ビリビリ
ブラタマ男「ごめんなさい、鼻水です」
ピカチュウ「わかったならいいです」グシグシ
カモネギ「まぁ、とにかくここを出よう。薄気味悪い」
クサイハナ「そうね。なんか出てきそうだもの」
タマタマ「でも、ここどこ?」
男「さぁ……」
タマタマ「あ、じゃあカモネギが空飛んで場所把握してくれれば!」
タマタマ「……あ、見えないんだっけwww」ププッ
カモネギ「お前わざとだな」
907: 1:2012/2/11(土) 14:31:57 ID:vs1J6Bpbok
ピカチュウ「でもどうしましょうか。このままここで野宿なんて嫌ですよ」
ガーディ「僕、出口わかるよ!着いてきて!」ダッ
タマタマ「カモネギ、また乗っけて!」
カモネギ「はあ!?また私が!?」
カモネギ「さんざん悪口言ってたくせに、こういうときには頼るのだな」ブツブツ
クサイハナ「とか言いながら背中に乗せてるじゃない」
ブラッキー「あ、お前らちょっと待てって!」ピキッ
ブラッキー「いて!あーあ、まだ動けねぇや」シュン
男「ほら、運んでやるよ」ヒョイ
ブラッキー「あ、ありがとう」
男「俺だってたまには役に立つんだからな」キラーン
ブラッキー「本当にたまにな。しかも地味に」
男「言うな。グサグサくる」
908: 1:2012/2/11(土) 14:32:35 ID:EKSJzxcqmM
ガーディ「はい!ここが出口!」
タマタマ「ありがとう、ガーディ!」
カモネギ「恩にきる!」
男「ありがとうな」
ガーディ「御礼を言うのはこっちだよ。本当にありがとう」
ブラッキー「気にすんなって」
ガーディ「じゃあね!また会える日を楽しみにしてるよ!」
ブラッキー「は?何言ってんの?」
ガーディ「え、だからお別れを」
タマタマ「別れなんかいらないじゃん」
男「さっきブラッキーから聞いたよ。仲間いないんでしょ?」
クサイハナ「なら、あたしたちと友達になればいいじゃない」
カモネギ「一人より大勢のが楽しいぞ」
ガーディ「え?いいの?」
ピカチュウ「ブラッキーが迷惑かけたので」
ブラッキー「なんでだよ!」
ブラッキー「まあ、そういう事だ。これからよろしく」
ガーディ「うん!!」
909: 名無しさん@読者の声:2012/2/12(日) 00:49:42 ID:K0T55gKhrY
何気にパーティーのバランスが整っているwww
910: 名無しさん@読者の声:2012/3/1(木) 11:40:52 ID:Ig.KNXNs8E
つC
911: 名無しさん@読者の声:2012/3/9(金) 02:41:06 ID:Y94rLx4y/E
いまさらだけど、リーフの石じゃなくて太陽の石をクサイハナに使ってみるのに一票
912: 名無しさん@読者の声:2012/3/22(木) 13:12:34 ID:jXjtQP5wys
面白い!支援!
1はまっだかなまっだかな〜。
913: 名無しさん@読者の声:2012/3/24(土) 00:05:12 ID:U3bVcj/5qQ
支援あげ!
ガーディかわいいな…
914: 鯨 ◆JGr4BCo6t2:2012/3/25(日) 17:05:42 ID:uossAhQIJ.
やっと追いついた。時間かかったー。 (1β1)/私怨
915: 名無しさん@読者の声:2012/3/26(月) 19:42:40 ID:uossAhQIJ.
このSSおもしろいな〜。
毎日見に来る自分がいる。
更新まだ〜。
916: 名無しさん@読者の声:2012/3/27(火) 17:42:16 ID:RMLpRBKS7k
カモネギ好き!食用としてではなくw
あ、男も好きだよ!
っC卵C
917: 名無しさん@読者の声:2012/3/29(木) 21:57:01 ID:Lk0xvatw7E
やっと追い付いた
個人的にはストライクに出てきて欲しいw
918: 真・スレッドストッパー:停止
停止しますた。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
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