天使「いけません!めっ!」
魔王「誰だお前」
天使「あ、私天使と申します。神様から魔王の世界征服を止めるよう仰せつかって参りました!最近のマイブームはいちご牛乳です!」ニコニコ
魔王「…普通に自己紹介された」
2: 1:2011/10/30(日) 19:44:02 ID:Oy1G9e/yPY
魔王「ていうか『めっ』てお前」
天使「悪いことするひとにはめっ!です!」
魔王「…お前神に何を吹き込まれた」
天使「え?魔王が世界征服しようと人間界に降り立ったから、様子を見てこいって…」
魔王「……ちょっと待っとけ」
天使「?」
3: 1:2011/10/30(日) 19:45:03 ID:lqbIFHxXYg
神『おや、君から電話なんて珍s
魔王「おいお前何のつもりだ」
神『やだなあ魔王くん、可愛い子送り込んだのに嬉しくないの?』
魔王「は?」
神『君、お嫁さん探しのために人間界に行ったんでsブチッ
魔王「……はー…」
4: 1:2011/10/30(日) 19:45:22 ID:lqbIFHxXYg
―――一ヶ月前
魔王父「…魔王よ」
魔王「なんでしょうか」
魔王父「話がある」
魔王「はいどうぞ」
魔王父「…本棚整理するの一旦やめてよ(´・ω・`)」
5: 1:2011/10/30(日) 19:45:49 ID:lqbIFHxXYg
魔王「…つまり、花嫁探しをしに人間界へ行け、と」
魔王父「うん」
魔王「ですが父上、私は魔界の者です。何故人間界など…」
魔王父「お前が不在でも大魔王である私がいるから安心しt」
魔王「いやだから普通の魔界人ならともかく魔王と人間は結婚するわけには…」
魔王父「いんじゃね?」
魔王「Σ軽っ」
6: 1:2011/10/30(日) 19:46:10 ID:lisbaAPyPs
魔王「それでも…」
魔王父「えー…じゃあついでに世界征服してきなさい」
魔王「えっ」
魔王父「えっ」
魔王「いや父上は何故驚いたんですか。…父上、私を人間界に送りたい理由を簡潔に述べて下さい」
魔王父
「お前が人間界に行けば
私と母さん
イチャイチャし放題」
魔王「……ケルベロスに噛まれてきて下さい」
魔王父「ちべたい(´・ω・`)」
7: 1:2011/10/30(日) 19:46:24 ID:lisbaAPyPs
魔王「とにかく、私は曲がりなりにも魔王です。無駄に魔界を離れるわけには、っ!?」
魔王「体が光っ…高位の移動魔法!?父上まさか、」
魔王父「えいっ!」
魔王「ちょ、やめ、―――!」
8: 1:2011/10/30(日) 19:48:37 ID:uQuMTNVnk2
―――回想終了
魔王「まったく…」
天使「なるほどそんなことが…」
魔王「!?」
天使「神様が>>1->>7読むといいよって」
魔王「なんでもありだな」
天使「神様ですから!」ドヤァ
魔王「褒めてない」
9: 1:2011/10/30(日) 19:48:54 ID:uQuMTNVnk2
天使「でもどうして魔界に帰らないんですか?」
魔王「私の帰還は魔力で阻まれている。父上にだけは魔力で勝つことができないのだ。本当ならすぐにでも帰りたい」
天使「あらー…」
魔王「まあわざわざ一軒家も用意してくれたようだし、人間界で生活する経験も何かに役立つかもしれないしな」
天使「なるほど…じゃあ世界征服をするっていうのは…」
魔王「神は父上と仲がいいからな…面白がったんだろう」
天使「もー!神様ったら!」
魔王「だからお前は天界へ帰れ」
天使「えっ」
魔王「えっ」
10: 1:2011/10/30(日) 19:51:19 ID:PcNQ5vjhH.
初SSですビクビクビクンビクン
更新にはすごくムラがあるとは思いますが
頑張りますのでよろしくおねがいします!
11: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 19:55:22 ID:yZ2zZwQEPc
魔王父がなんかかわいい
支援
12: 1:2011/10/30(日) 19:56:14 ID:PcNQ5vjhH.
>>8
早速ミスです…
>>1-7です、すみません
13: 1:2011/10/30(日) 20:08:56 ID:7Yb33gFIV2
>>11
わああ当SS初支援ありがとうございます!
魔王父と魔王母は結婚から数千年経った今でも新婚さんみたいなラブラブ夫婦です
魔王「私は世界征服などしない。人間界に手を出すつもりなど端からない」
天使「はい」
魔王「だからお前は私を見張る必要がない。よって天界へ帰れ」
天使「でも…」
♪〜
魔王「…神から電話か」
ピッ
神『あっ魔王くん!ちょっと天使に替わってくれる?』
14: 1:2011/10/30(日) 20:09:12 ID:7Yb33gFIV2
天使「もしもし、神様ですか?はい…ええ、はい…」
魔王「なにやら話しているが…この嫌な予感はなんだろうか」
天使「…はい、失礼いたします」
ピッ
天使「お電話ありがとうございました!」
魔王「あ?ああ終わったか」
天使「そしてこれからよろしくお願いします!」
魔王「なにそれこわい」
15: 1:2011/10/30(日) 20:09:33 ID:7Yb33gFIV2
魔王「…私がいつ世界征服に乗り出すかわからないから見張っておけ、と」
天使「はい!一緒に住んだ方が目が届きやすいだろうって神様が」
魔王「…ちょっと待っとけ神に抗議の…」
魔王「着信拒否…だと…」
16: 1:2011/10/30(日) 20:09:55 ID:7Yb33gFIV2
天使「というわけで一緒に住むことになりました(`・ω・´)」
魔王「頭が痛い…」
天使「ええ!?大丈夫ですか?お薬買ってきましょうか?」
魔王「いやそういうことではなく」
天使「それとも氷枕ですか?わかりました急いで…へぶっ」べちっ
魔王「……転んだ」
天使「…う…ふえ…」
魔王「!?」
17: 1:2011/10/30(日) 20:10:41 ID:lisbaAPyPs
魔王「ななななな泣くな!おい!ほらティッシュやるから!」
天使「あい…」チーン
魔王「お前…年はいくつだ」
天使「えーと…(人間でいうところの16)歳です」
魔王「まじでか転んで泣いたのにか」
天使「いやーえへへ」
魔王「褒めてない」
18: 1:2011/10/30(日) 20:11:40 ID:uQuMTNVnk2
天使「ティッシュありがとうございます!魔王様はお優しいですねっ」 ニコー
魔王「…お前はもう少し警戒心というものを…」
天使「なんだか魔王様、お父さんみたいですね!」
魔王「嫁の前に子どもができた気分だ」
19: 1:2011/10/30(日) 20:11:54 ID:uQuMTNVnk2
ここでスペック
魔王
魔界の王様。一応父である大魔王を覗いては彼に勝てる魔界人はいない。
でも流されやすい。苦労人。常識人。
見た目年齢は三十路前くらい。
天使
神がふざけて魔王のところに遣わした。
天使だから超純粋超天然。天然すぎて頭がちょっと残念。
見た目年齢は16歳くらい。
20: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 20:42:47 ID:jR1JaAuaqs
ラハールとフロンが目に浮かぶのは俺だけでいい。うん。
つC
21: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 20:53:21 ID:1r4cMPRIRY
>>20
奇遇にも同士が!
つ四円
22: 名無しさん@読者の声:2011/10/31(月) 01:16:58 ID:3EJ9HZQPew
>>20
あれ?俺っていつ書き込んだっけ
支援
23: 1:2011/10/31(月) 21:38:39 ID:pcsxZ3n5ZM
>>20
天使「ありがとうございます!ラハールさんとフロンさん?にもよろしくお伝え下さい!」
>>21
魔王「四円…何も買えんが、まあありがとう。私たちはそんなにラハールとやらに似ているのか…?」
>>22
神「ありがとう!あんまり言われるから1が二人のこと調べてみたみたい。確かにちょっと似ているみたいだね…w」
ディスガイア知らないのですが、うぃきさんで調べました。
天使の頭がちょっとアレな感じとか似てますねwww
24: 1:2011/10/31(月) 21:43:53 ID:pcsxZ3n5ZM
魔王「…ところで天使」
天使「はいっ」
魔王「ここで暮らすというなら、それなりに必要なものもあるだろう。服や洗面用具や…」
天使「そうですねぇ」
魔王「一度天界に取りに戻ったらどうだ」
天使「なるほど!ではちょっと失礼を…」
神「それには及ばないよっ!」ボワン
魔王「……」ジトッ
神「なんだいその目」
25: 1:2011/10/31(月) 21:45:54 ID:pcsxZ3n5ZM
天使「神様!」
神「やあ天使、元気にしていたかい?」ナデナデ
天使「えへへ…はいっ!」
神「そうかそうか」ニコニコ
魔王「おい」
神「あれ、魔王くんいたのかい」
魔王「」イラァ
26: 1:2011/10/31(月) 22:25:00 ID:kB6AT.zLSo
神「というのは冗談で」
魔王「半分本気だったくせに」
神「天使の荷物は私が持ってきてあげたよ」
天使「わあ!ありがとうございます!」
神「天使のいない隙に、魔王くんが世界征服を始めたら大変だろう?」
魔王「いや、私はそんなつもりでは」
天使「Σ(・ω・´;)」
魔王「おい天使鵜呑みにするな」
神「あっはっはっ」
27: 名無しさん@読者の声:2011/11/1(火) 07:38:28 ID://Pq5MFqdI
…ディスガイアを知らないでこの設定…だと!?
つCCC
28: 1:2011/11/1(火) 22:29:03 ID:nwh5DHqgQU
>>27
天使「ごめんなさい、本当にディスガイアわかんないんです…」
神「そんなに似てるんだね…w支援ありがとう!」
29: 1:2011/11/1(火) 22:29:20 ID:nwh5DHqgQU
魔王「…本当にこいつを私と住まわせるつもりか?」
神「うん」
天使「それが私の使命ですから!」
魔王「お前は少し黙っていなさい」
天使「(`・x・´)」
神「あ、服は天界の服しかないから、人間界の可愛いの買ってあげてね」
魔王「え」
神「じゃあねっ」ボワン
30: 1:2011/11/1(火) 22:29:36 ID:nwh5DHqgQU
魔王「…聞きたいことは何一つ解決しなかった」
天使「(`・x・´)」
魔王「お前の上司はいつでも好き放題だな」
天使「(`・x・´)」
魔王「…もう喋っていいぞ」
天使「…ぷあっ!はい!」
31: 1:2011/11/1(火) 22:29:54 ID:nwh5DHqgQU
魔王「しかし…お前のその服装は寒くないのか」
天使「寒いですー」
魔王「真っ白なワンピース…まあ天界らしいが腕丸出しじゃないか」
天使「寒いですー!」
魔王「…まずは服から調達しなくてはならんようだな」
天使「へっくち!」
魔王「ああもう言わんこっちゃない!」
32: 1:2011/11/1(火) 23:40:00 ID:uoyb.8XSIM
魔王「とりあえず私のシャツを羽織らせたわけだが」
天使「わー魔王様のシャツ大きいですね!」クルクル
魔王「…さて、買いに出ようにもそのための服がないからな…」
天使「どうしましょう?」
扉ばーん
子どもたち「「「俺たち、参上!!」」」
33: 1:2011/11/1(火) 23:40:53 ID:gM/a3EYtfg
魔王「…また来たのか」
子A「やっほー」
子B「まおーげんきー?」
子C「あそびにきてやっ…そのおねーさん、だれ!?」パァァ
魔王「あああまた面倒なことに…」
天使「天使と申します、よろしくおねがいします!魔王様のお子さんですか?」ニコニコ
魔王「違う!」
34: 1:2011/11/3(木) 00:05:03 ID:6FXt5XvvkM
魔王「こいつらは近所に住む人間の子どもだ」
子ABC「「「てんしちゃんよろしくね!」」」
天使「わあ可愛い!よろしくおねがいしますねっ」ニコニコ
子A「ぼくは子A!」
子B「おれは子B!」
子C「あたし子C!」
子ABC「「「さんにんあわせたところでわかりやすいぐるーぷめいとかないからがんばってひとりずつおぼえてね!」」」
35: 1:2011/11/3(木) 00:05:16 ID:6FXt5XvvkM
魔王「大体お前たち、無断でうちに入ってくるなと何度も…」
子A「だってまおーんちひろいしきれいだしたのしいもん」
子B「それにふほうしんにゅうのおかげで」
子C「はなしはきかせてもらったわ…あたしたちにまかせなさいっ」
天使「?」
魔王「不法侵入なんてどこで覚えた」
36: 1:2011/11/4(金) 00:08:17 ID:h096Ad6QOE
(1が一方的に嬉しい)お知らせがあります!
企画スレをちらっと覗いてたら当SSを好きなSSランキングに入れて下さってる方がいらっしゃいましたあああああ
ありがとうございますありがとうございます!
枯れて平泉さんみたいな声しかでない喉も喜びで復活しそうです
好きって言って頂けたことはもちろん嬉しいんですが
読んで下さってる方がいることがわかったのがもう!ね!
これからも頑張らせて頂きます!(`・ω・´)
37: 1:2011/11/4(金) 00:08:59 ID:evFZogwKZs
魔王「それが一時間ほど前のこと」
魔王「…奴ら勝手にきて嵐のようにかきまわして去っていったな」
天使「でもおかげで子Bくんのお姉さんのお古を頂けました!」
魔王「肩出し白ニットにショートパンツか」
天使「にーそ?ってこれ初めて履きました!人間界のお洋服可愛いですっ」ルンルン
魔王「…さっきよりはましだがやはり寒そうだ」
38: 1:2011/11/4(金) 00:09:11 ID:evFZogwKZs
天使「というわけでお買い物にきましたー!」
魔王「まあ近くの商店街だがな」
天使「お店がいっぱいですねー」
魔王「まあ商店街だからな」
おばちゃん「あーら魔王さんじゃないの!」
魔王「!?」
39: 1:2011/11/4(金) 00:09:26 ID:evFZogwKZs
おばちゃん「ほら魔王さん、またいいお魚が入ったのよお」
魔王「あ、ああ魚屋の…どうもお世話になります」
天使「お知り合いですか?こんにちはー!」
おばちゃん「あらあらまあまあ可愛らしいこと!はいこんにちは。…ちょっと」
魔王「?」
おばちゃん「淡白そうな顔してあんたもやるわね!」
魔王「違っ…います!」
40: 1:2011/11/4(金) 00:09:53 ID:evFZogwKZs
おばちゃん「じゃあまたうちにも寄ってねー!」
天使「はーい!」手フリフリ
天使「明るくていい人でしたねぇ」
魔王「まあ悪い人間ではないが…」
八百屋「魔王ちゃん!新鮮な野菜入ってるよ!」
花屋「あら魔王さん、寄っていってよ!彼女さんに花束作ってあげる!」
乾物屋「おやおや魔王ちゃん、可愛らしい子を連れているねぇ」フォフォ
魔王「…ここの人間は『魔王』を苗字かなにかだと思っている節がある」
41: 1:2011/11/4(金) 23:46:13 ID:ffInnaIh7Y
店員「いらっしゃいませぇ〜」
魔王「衣料品店についた」
天使「わー可愛いお洋服いっぱいです!」
JK1「ねえあれって…」
JK2「うん…間違いないよね」
JKズ「魔王さん!!」
魔王「ん?」
42: 1:2011/11/4(金) 23:46:31 ID:ffInnaIh7Y
JK1「私たち魔王さんのファンなんです!」
JK2「本物に会えて幸せです握手して下さい!」
魔王「あ、ああ…?」
天使「魔王様はお知り合いがたくさんですねぇ」ニコニコ
JKズ「……!?」
43: 名無しさん@読者の声:2011/11/5(土) 08:08:42 ID:QLchl5COho
かわいい…!支援支援ー!
44: 1:2011/11/5(土) 15:37:31 ID:KMfzRIqCaY
>>43
子A「ぼくたちのことかなっ」
子C「みるめあるー!」
子B「しえんにうかれてる1にかわって」
子ABC「「「ありがとーございます!」」」
45: 1:2011/11/5(土) 15:37:44 ID:KMfzRIqCaY
JK1「え、ヤバくない?可愛くない?」
JK2「え、彼女?魔王さん彼女?とりあえず可愛いんですけど」
JK1「ミユキより可愛いとかヤバくない?」
JK2「つか天使レベルじゃない?マジヤバいんだけど」
天使「あ、はい私天使でs」もごっ
魔王「黙ってなさい…そして誰だミユキ」
46: 1:2011/11/5(土) 15:38:03 ID:KMfzRIqCaY
JK1「魔王さん!」
魔王「え、ああ何だ」
JK2「彼女かどうかとかそんなのは置いといて」
魔王「いや別に彼女じゃn
JK2「今日はその子のお買い物ですか?
魔王「ああ」
天使「でも素敵なお洋服ばっかりで迷っちゃいますねぇ」
JKズ「よしきたァァァァァ!!!」
魔王天使「!?」ビクゥ
47: 1:2011/11/5(土) 15:38:55 ID:47iMG6Thf6
JKズ「天使ちゃんじゃーねー!」
天使「ありがとうございましたー!」手フリフリ
魔王「…まるでファッションショーだったな」
天使「人間界の子ってお洒落ですね!助かりましたー」ニコニコ
魔王「ほとんどあの二人が選んでお前に着せていたからな」
天使「楽しかったです!」
48: 1:2011/11/5(土) 15:39:07 ID:47iMG6Thf6
店員「またお越し下さいませぇ〜」
天使「可愛いお洋服いっぱい買えて嬉しいです!」
魔王「そうか」
天使「商店街はいいところだし、皆さん明るくてあったかいし」
天使「私、人間界にきてよかったです!」
49: 1:2011/11/5(土) 15:39:40 ID:47iMG6Thf6
天使「ただいまですー」
魔王「ああ」
天使「魔王様っ」
魔王「なんだ」
天使「お買い物、一緒に行って下さってありがとうございました」ペコリ
魔王「…天使」
天使「はい」ニコニコ
魔王「お前は私を見張りにきたのではなかったのか」
天使「……Σ(・ω・;)」
魔王(こいつ…さては阿呆か)
50: 1:2011/11/5(土) 15:40:18 ID:47iMG6Thf6
天使「魔王様が優しすぎるのがいけないんですー!(;□;`)」うがー
魔王「わかったわかった」
天使「うっうっ」
魔王「……天使」
天使「……あい」
魔王「夕飯は何がいい」
天使「Σ! オムライス!!!(・∀・*)」
51: 名無しさん@読者の声:2011/11/6(日) 07:55:02 ID:FQDzpT0FxM
つC
52: 1:2011/11/6(日) 18:02:51 ID:isL3WzAjWw
>>51
ありがとうございます!
天使「……クッキー?」
魔王「違う」
53: 1:2011/11/6(日) 18:03:38 ID:YXeodUQ.WM
天使「ふわああああ…!」キラキラ
魔王「できたぞ」
天使「私オムライスって食べて見たかったんです」ドキドキ
魔王「まあ我々た食べなくても生命に支障はないからな」
天使「わー!わー!ケチャップでなんて書こうかなあ…!」
魔王「無視か」
54: 名無しさん@読者の声:2011/11/7(月) 04:03:15 ID:ktdXTzrYc.
天使かわいいよ、天使。
期待してるので頑張ってください!!
つCCCCCCCC
55: 名無しさん@読者の声:2011/11/7(月) 08:29:17 ID:1a9ezyriWs
C
CCC
CCCCC
山盛り支援
56: 1:2011/11/7(月) 18:07:47 ID:evFZogwKZs
>>54
天使「え!?えへへそんな…あ、ありがとうごじゃっ」
魔王(…噛んだ)
>>55
天使「わーこんなたくさん!ありがとうございます!」ニコニコ
魔王「…何を貰ったのかわかるか?」
天使「…お月見団子?」
支援本当に嬉しいです!ありがとうございます!!(`・ω・´)
57: 1:2011/11/7(月) 18:08:09 ID:evFZogwKZs
天使「ケチャップ書けました!」
魔王「ほう」
天使「じゃん!」ドヤァ
魔王「……オムライスに『オムライス』と書いた者を私は初めて見た」
魔王「しかも文字幅の計算をしなかったと見えて『ス』が半分皿の上に書いてある」
天使「(`・ω・´)」←満足げ
58: 1:2011/11/7(月) 18:08:49 ID:evFZogwKZs
天使「いただきます!」手パチン
魔王「…頂きます」
天使「…あむ」もぐもぐ
天使「……!!」パァァァ
魔王「…わかりやすい奴め」
59: 1:2011/11/7(月) 18:09:31 ID:IH4lxzJcXs
天使「……っぷぁ!ごちそうさまでした!」
魔王「一心不乱に食べていたな」
天使「だ、だってすごく美味しかったんですよぅ…」カァッ
魔王「…そうか」
天使「魔王様はお料理も上手なんですね!!」ニコニコ
魔王「特別なことでもないだろう」
天使「これからしばらくこんな美味しいものが食べられると思うと…!」ジュルリ
魔王「おい見張り役」
60: 1:2011/11/7(月) 21:20:17 ID:h096Ad6QOE
天使「……ん…」
魔王「どうした」
天使「なんだか、眠くて…」目こしこし
魔王「調子でも悪いのか?」
天使「いえ、おなかいっぱいで」
魔王「子どもか」
61: 1:2011/11/7(月) 21:20:42 ID:h096Ad6QOE
魔王「寝る前に歯は磨けよ」
天使「…ひゃい」
魔王「おいそっちはトイレ…おい前を見て歩け」
天使「ふえ、!?」ゴンッ
魔王「…トイレのドアの枠に見事に激突した」
62: 1:2011/11/7(月) 21:21:12 ID:h096Ad6QOE
天使「」
魔王「…おい天使」
天使「」
魔王「大丈夫か」
天使「」
魔王「……おい!」ユサユサ
天使「…すぴー」
魔王「」イラッ
63: 1:2011/11/7(月) 21:21:24 ID:h096Ad6QOE
魔王「…まさかあのまま寝るとは」
天使「くーくー」
魔王「……心配して損した」
魔王「しかし私としたことが天使の寝床を用意していなかったのに気づかなかった」
魔王「…人のベッドで気持ち良さそうに寝息などたておって」
魔王「…おやすみ」
64: 1:2011/11/7(月) 22:59:53 ID:kTjCrXkBAI
ミス(´・ω・`)
>>53
食べて見たかった
→食べてみたかった
我々た食べなくても
→我々は食べなくても
やっと彼らの1日目が終わりました
のんびりふんわり綴っていきたいと思います
読んで下さってる方に感謝っ(`・ω・´)
65: 1:2011/11/10(木) 22:38:30 ID:kTjCrXkBAI
―――ピピピピッピピピピッ
魔王「…ん」
ピピピ…カチッ
魔王「朝か……ん?」
魔王「…腹の上に何かいるわけだが」
天使「」すぴすぴ
66: 1:2011/11/10(木) 22:38:47 ID:kTjCrXkBAI
魔王「昨日はベッドを天使に譲ってしまったため」
魔王「私はこうしてソファーで眠っていたわけだが」
天使「んんー…」
魔王「どうしてこうなった」
天使「……んぁ?」パチ
67: 1:2011/11/10(木) 22:38:58 ID:kTjCrXkBAI
魔王「…起きたか」
天使「あーまおーさまおあよーごやいまひゅー」にへー
魔王「まずは涎を拭け」
天使「ひゃい」こしこし
魔王「そして私の上から下りろ」
天使「えええきもひいいのにぃぃぃ」ぎゅー
魔王「おい見張り役」
68: 名無しさん@読者の声:2011/11/10(木) 22:41:53 ID:/NDVkKPN0o
更新ktkr
支援
69: 1:2011/11/11(金) 22:04:25 ID:nwh5DHqgQU
>>68
天使「わー待ってて下さったんですか!?ありがとうございます!」
魔王「だらしのない作者ですまないな」
支援ありがとうございます(`・ω・´)
70: 1:2011/11/11(金) 22:05:09 ID:47iMG6Thf6
魔王「まず顔を洗ってきなさい」
天使「ひゃいー」フラフラ
魔王「…行ったか」
魔王「いくら天使だからと言っても、あいつは純粋すぎるのではなかろうか」ハァ…
天使「……きゃー!」ガラガラガシャーン
魔王「そして転びすぎではなかろうか」
71: 1:2011/11/11(金) 22:05:29 ID:47iMG6Thf6
天使「改めましておはようございます!」
魔王「…その両手に一本ずつ掲げているものはなんだ」
天使「ポ●キー&プリ●ツです(`・ω・´)」
魔王「11月11日だからか」
天使「はい!よくご存知ですねぇ、私ついさっき知りました!」
魔王「ついさっき?」
天使「神様が教えて下さいましたお告げ的な感じで!」
魔王「…神とはなんなのだろうか」
72: 1:2011/11/11(金) 22:05:48 ID:47iMG6Thf6
魔王「…で、神の奴は何をお前に何を吹き込んだんだ」
天使「ポ●キーゲームしなさいっておっしゃってました」
魔王「」
天使「ルールがわからなければ、とりあえずポ●キーをくわえて魔王様を見上げてみなさいともおっしゃってました」
魔王「は!?」
73: 1:2011/11/11(金) 22:06:19 ID:47iMG6Thf6
天使「というわけで…ん!」
魔王「いやいやお前待ちなさい神はでたらめを………天使」
天使「?」首傾げ
魔王「まさか横にくわえるとは神も思わなかっただろうな」
天使「???」
74: 1:2011/11/11(金) 23:54:55 ID:uoyb.8XSIM
魔王「今度は何を食べだしたんだ」
天使「ト●ポですよー」もぐもぐ
魔王「また似たようなものを…」
天使「違いますよぅ!」
魔王「わかったわかった」
天使「まずポ●キーとト●ポではチョコのry」
魔王「口の横についたチョコをとってから語りなさい」
75: 1:2011/11/13(日) 01:04:34 ID:47iMG6Thf6
天使「」もぐもぐ
魔王(また一心不乱に食べている…)
天使「」パァァァ
魔王(そしていちいち顔を輝かせている)
天使「…ん゛っ、げふ、げほげほげほっ」
魔王「落ち着いて食べないからだ馬鹿者」
??「おや、今日の夕飯は肉じゃがですか」
76: 1:2011/11/13(日) 01:04:58 ID:YXeodUQ.WM
??「お邪魔しまーす」
魔王「…なぜお前が人間界にいる」
??「やだなぁ、我らが魔王が人間界で一人暮らしなさるっていうから、からか…心配したんですよ」
魔王「あと入るならせめて玄関を使え。そこは窓だ…堕天使」
77: 1:2011/11/13(日) 01:05:26 ID:YXeodUQ.WM
堕天使「あれ、道理で人間界の玄関は狭いなぁと思った」ケラケラ
魔王「お前は相変わらず面倒だな…」
堕天使「そんな嫌そうな顔しないで下さいよー」
魔王「お前に食わす肉じゃがはないぞ」
堕天使「まあまあ。僕だって人間の女の子たらしこ…デートした帰りでお腹減ってるんです」
魔王「…相変わらずだな」ハァ
天使「」もぐもぐ
堕天使「ん?……おや」
78: 1:2011/11/14(月) 15:10:34 ID:h096Ad6QOE
堕天使「これはこれは可愛らしい方がいらっしゃる」
天使「」もぐもぐもぐごくん
天使「初めまして天使です!魔王様のお友達の方ですか?」
魔王「だから口の横に食べかすをつけるなと」
79: 1:2011/11/14(月) 15:11:04 ID:h096Ad6QOE
堕天使「初めまして、天使さん。僕は堕天使と申します」キラキラ
天使「はい!私は天使と申します!」
魔王「さっきも言ったな」
堕天使「ふふ…よろしく、天使さん。僕は魔王様が魔界にいた頃から彼とは仲良くさせt」
魔王「させてない」
天使「やっぱり魔王様のお友達なんですねっ」ニコニコ
魔王「人の話を聞きなさい」
80: 1:2011/11/14(月) 15:12:14 ID:iQyCw7DYJs
堕天使「ところで、天使さんは何故人間界へ?」
天使「神様から、魔王様の世界征服を阻止せよと仰せつかったのです」
魔王「私はそんな気は微塵もないのだがな…」
81: 1:2011/11/14(月) 15:12:19 ID:iQyCw7DYJs
堕天使「そうですか、僕で良ければ協力させていただきますよ」キラキラ
魔王「え、」
堕天使「こんな可愛らしい方のお手伝いをするなというのかおかしいでしょう?」ニッコリキラキラ
魔王「お前まさか天使をたぶらかs」
天使「えへへ、ありがとうございます!」ニコー
堕天使「いいえ」ニコ
堕天使(僕の口説きを受けて…落ちる気配を見せない…だと…!?)
82: 名無しさん@読者の声:2011/11/15(火) 11:38:57 ID:AnZK/rZGME
あげ
83: 名無しさん@読者の声:2011/11/15(火) 11:44:34 ID:qSwxP77vlw
支援
84: 1:2011/11/15(火) 21:57:30 ID:6FXt5XvvkM
>>82
天使「…あげ?」
魔王「まあ応援してくれているということだ」
天使「おでんのあつあげ美味しいですよね!」
魔王「聞け」
>>83
堕天使「これはこれは、支援ありがとうございます」ニコ
魔王「…>>83が男である可能性は考えないのか」
堕天使「女性だった場合に失礼のないようにするほうが先ですから」ニコニコ
ありがとうございます!あげとか支援とか本当に嬉しいです(`・ω・´)
85: 1:2011/11/15(火) 21:58:34 ID:bzKI3K/JVs
堕天使「…魔王様」コソッ
魔王「何だ」
堕天使「もう天使さんに手ぇ出してたりします?」
魔王「はあ!?」
堕天使「そんなわけないよなあ…大体彼氏持ちの女でも落とせなかったことないし」ブツブツ
天使「?」もぐもぐ
堕天使「…ていうかこの人どヘタレだし」ププッ
魔王「おい聞こえてるぞ」
堕天使「えー?やだなぁ何のことですか?」ニコ
86: 1:2011/11/15(火) 21:59:00 ID:bzKI3K/JVs
堕天使「さて、今日はそろそろ帰らせて頂きますね」
天使「またお話しましょうね」ニコニコもぐもぐ
魔王「食べながら喋るんじゃありません」
堕天使「魔王様も、また今度」
魔王「もう来るな」
堕天使「またまたぁ。それでは天使さん、おやすみなさい」バサッ
天使「さようならー!」
魔王「だから玄関を使えとry」
87: 名無しさん@読者の声:2011/11/18(金) 09:04:50 ID:UfsLbDcM/Y
更新マダァ-?
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
88: 名無しさん@読者の声:2011/11/18(金) 14:49:07 ID:Sbys4aIzKQ
凄く面白い。
天使ちゃんを俺が食べたいくらい… おっと、誰か来たようだ。
あ、その前に
支援 つC
89: 1:2011/11/19(土) 09:53:41 ID:YXeodUQ.WM
>>87
魔王「箸でコップを叩くんじゃない。行儀が悪いぞ」
天使「…チンチン?」
魔王「お前は不用意に書いてあるものを音読するな」
>>88
天使「やだなぁ、私は食べられませんよう」ニコニコ
堕天使「>>88の前に俺が頂くからご心配なく」ニコニコ
魔王「…」ハァ
うらー!土曜日だー!
平日はお仕事なのでなかなか更新できないのですごめんなさい…
まあ書きためてあれば済む話なのでただの言い訳になりますけどね
それでも支援やコメントを下さる方には心の底から感謝です!!もちろん読んで下さる方も!!
天使「ありがとうございますー!(・∀・*)」
90: 1:2011/11/19(土) 09:53:56 ID:YXeodUQ.WM
魔王父「ねぇ魔王くん」
魔王「何故うちにいらっしゃるんですか」
魔王父「私某所で神とキャラが被ってるって言われてね」
魔王「魔界の仕事はどうされたのですか」
魔王父「確かに仲良しだけど神と私は違うんだよ!?」
魔王「私の話を聞いておいでですか」
魔王父「大体神は博愛主義だけど」
魔王「父上」
魔王父「私は母さん一筋なんだからね!?」
魔王「」イラッ
91: 1:2011/11/19(土) 09:54:07 ID:YXeodUQ.WM
魔王「そこまで言うなら神と二人で会話をしてみてはいかがですか」
魔王父「おお!流石我が息子!」
魔王父「あっもしもし神?私だけど」
魔王「まさかのスマホ」
魔王父「ちょっと今から魔王くんの家に来られる?」
魔王「勘弁してください」
92: 1:2011/11/19(土) 09:54:32 ID:YXeodUQ.WM
シュンッ
神「やぁ」
魔王「もう来た」ハァ…
魔王父「やぁ神。三日ぶり!」
神「まあ昨日も電話したけどねー」
魔王「」
93: 1:2011/11/19(土) 09:55:00 ID:YXeodUQ.WM
魔王父「…とまぁこんなことがあってね」
神「へえ、私と君がねぇ…そんなに似ているかなぁ」
魔王父「そう思うだろう!?」
神「確かにこうして会話をしているだけでは、決定的な違いはわからないかもしれないね」
魔王父「くぬぅ…」
魔王「…」新聞パラパラ
94: 1:2011/11/19(土) 09:55:18 ID:YXeodUQ.WM
二人「あーでもないこーでもない」
魔王「…」←新聞を読み終わった
二人「そーでもないなんでもない」
魔王「…」←部屋の掃除が終わった
二人「やんややんや」
魔王「…」←家中の掃除が終わってしまった
二人「というわけでみすゞさんは偉大だねという結論にまとまりました」
魔王「はぁそれはそれは」新聞パラパラ(二度目)
95: 1:2011/11/21(月) 00:28:43 ID:kTjCrXkBAI
天使「天使たるもの」
天使「誰かの役に立たなくてはと思うのです」
天使「というわけでお料理をしてみました」
魔王「…ほう」
天使「このお鍋の中には!神様直伝の!カレーが入っているのです!!」
魔王「一気に不安になった」
96: 1:2011/11/21(月) 00:29:13 ID:kTjCrXkBAI
天使「ふっふっふ…見て驚かないで下さいね」
魔王「見て驚くようなカレーは食べたくないのだが」
天使「私のこ、こん…えっと…あっ、こんしんの一作です!ごらんあれー!」パカッ
ホカホカ
魔王「……白飯だな」
天使「あれー?(´・ω・`)」
97: 名無しさん@読者の声:2011/11/21(月) 01:33:47 ID:wuqsecO6N.
不安かもしれないからつCCC
98: 1:2011/11/21(月) 21:20:40 ID:47iMG6Thf6
天使「ふ、蓋をする前はちゃんとカレーだったんですよ!!」
魔王「まったく…白飯なら炊飯器でも炊いただろう…」パカッ
魔王「…カレー…だと…?」
天使「えっ」
99: 1:2011/11/21(月) 21:21:48 ID:gM/a3EYtfg
魔王「…鍋に白飯、炊飯器にカレー」
天使「結果オーライですね!!」ニコニコ
魔王「えぇぇ…」
天使「美味しそうにできましたー!!」ニコニコ
魔王「…まあいいか」
天使「いただきまーす!」
100レス記念に魔王様と天使ちゃん(・∀・)
http://p2.ms/gv3n6
100: 1:2011/11/21(月) 21:23:03 ID:isL3WzAjWw
>>98
魔王「支援感謝する…まぁ私の不安は現実のものとなったな」
天使「でも美味しかったですよー」
魔王「それはそうだが…」
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