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チーム:戦場【過去】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:24:30 ID:1lvOPQUkic
お題【過去】

下記の順番でお願いします。

中尉◆cOIgqKv6jA
すねいく ◆0t5/cFgdog
RPG-16 ◆IdiNUmysdc
師団長 ◆YAChL6C6So
寺 ◆Mark.SEX8M
小隊長◆ot5mUCvfCo



2: 中尉 ◆cOIgqKv6jA:2012/3/5(月) 00:17:02 ID:r53T9DezoM
お客様に質問があります

もし『過去』に行けるとしたらどうなされますか?

…………………

なるほどなるほど

大なり小なりはありますが……

お客様の結論は全て同じ

『未来』を変えたい

と、いうことですね

いえいえ何も悪いことはございません

誰だって変えたい事、無かった事にしたいモノは沢山ございます
かく言う私も苦い経験が……

おっと、つい話がズレてしまいました

えぇと、これから行う事はですね

軍人を使ったちょっとした試験です

はい、人から『未来』を奪う人達のことです

今回はそれをしたがらない人を試験に扱います

……はい? 試験の詳細ですか?

ふふ、よく言いますよね『運命からは逃れられない』と
これ、要は決まった物事は絶対に行われると言うことです

……おや? お気づきになられましたか?

はい、その通り

『現在』までに人を殺した人が『過去』に戻った時に、人を殺さない『未来』を創れるか

それが今回の試験の目標です

……まぁそう言わず。見終わる頃には気に入ってくれますよ

『運命』に飲み込まれ『未来』を辿るか

『運命』に抗い『未来』を創るか

結果はごろうじろ……
3: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/5(月) 08:11:39 ID:RGhT0WXoMQ
ー0535ーとある戦場ー

もう嫌だ。この3日で何人殺した?

最悪だ。そもそもなんで戦ってるんだ。

コノアタリニイルハズダ!タイチョウ、ココニチノアトガ!

相手だって同じ人間だろう。

イタゾ!ウテ!コロセ!

今更後悔したって遅いよな。

ニガスナ!ノコリハアイツダケダ!

お前の考え方は甘い、か。
上官、それでも、俺はこれ以上…

ああ、みんな、ごめんな。俺のせいで。

ダダダダダダ!ウワァ!ベイブロウダ!!ニゲr







…おい!…っり…ろ!
まだ…んじゃいない!早……療………




……

………………
4: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/5(月) 08:42:16 ID:U6JcNKAVDk

 ──彼は起きたか?

 ──まだか。仕方ない、あの傷だったのだからな。

 ──主任! 彼の意識が……!

 何やら周りがうるさいな。人が寝てるのによぉ……。

 薄く目を開けると、無機質な部屋が眼中に広がる。

「おお、軍曹、起きたか」

 無精髭を生やしたおっさんが俺を覗き込んでくる。

「体は動くかね?」

 体が動くのは当たり前で──

 キゥィィィィン……

 俺の腕が機械ぃぃぃぃぃぃぃ!?
5: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/5(月) 09:02:34 ID:SHIfJkK4AE
首を上げ体を見渡してみるが生身が見えない。

「こ、これはどういうことですか!?」 

「君が我々のところに来たとき、既に全身の壊死が始まっていた。これを見てくれ。」

そう言うとおっさんは二枚の写真を見せてきた。 

「これが・・・俺の身体・・・ですか?」

一枚は傷だらけの全身が、もう一枚は今の、機械化された全身が写し出されていた。  

「普通の方法では君を助けることは出来なくてね。ちょうど実験中だったこの機械化肉体を君に施したんだ。」


6: 寺 ◆Mark.SEX8M:2012/3/5(月) 11:32:37 ID:QWKkgR91fw
そう言われ、手を開いたり閉じたりしてみる

違和感は全くない――

いやむしろ長年銃を手にしてきたせいで硬くなった豆がなくなり、動かしやすい

少し音がでるのが気になるが、騒音の中では気づかないだろう

しかし、しかしだ
こんな非科学的なことを信じていて、軍人など勤まらない

軍人は常にリアリストでなければならないのだ
ここはきっと夢であり、戦場で瀕死になっている俺が、苦しさ故に見ている願望幻覚だろう

「流石に混乱しているようだね」

おっさんが言う

「もう少しだけ休みなさい。君にはこれから苦労をかけるだろうしね……」

そう言うと、俺の意識はだんだんと靄(もや)がかかっていき、俺の意識は再び闇に堕ちた――‐
7: 小隊長 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/5(月) 13:48:44 ID:16KxvmO2Jc
「私が君にしてやれるのはこれくらいしかなくてね。これからが過酷だろう」

もう聴こえてないか、と彼を見て呟く。そして――――…………




「という夢だったのさ、……なんて言えないな」

俺は起きて体を見ると夢でないと認識させられる

「さて、これからどうしたものか」
8: 中尉 ◆cOIgqKv6jA:2012/3/5(月) 21:33:56 ID:LmdSQKigs6
どうしたものか、言ってみたはいいものの全身機械化した人間なんて今のところ俺以外にはいないだろう

だからどうすればいいかも解らない、解るはずがない

「……やっぱり飯とかいらないよな」

人間だった頃の生理現象もほとんど無くなっているらしく、食欲も無ければ性欲もない。かろうじて睡眠欲があることは先程証明された

「……つっても強制スリープモードって可能性もあるか」

お偉いさんも勝手なもんだ、此処まできたらいっそのこと殺して欲しかった。これじゃ只の殺人兵k「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

「………騒がしいな、誰か問題でも起こしたのか?」

と言っても自分がこんな状況じゃ何があっても……いや待て、明らかに声が大きくなってきている、つまり声の主が近づいている

「この声、まさか……」

間違いない。『奴』が来たのだ

「男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

そして『それ』は俺の名を呼びながら―――――

「起きてるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

この部屋のドアを思いっきり蹴り飛ばした――――――――
9: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/6(火) 08:47:20 ID:LspVCdd8cE
バキャンと物凄い音を立ててドアそのものがこちらへ飛んでくる。

「あぶねぇ!ハァッ!」
咄嗟に右ストレートを放ち、ドアの勢いを殺す。

しかし、右ストレートがドアをぶち抜きそのまま吹き飛ばされた。

「オウフ…」

「おお!生きてたか!ハッハッハァー!」

生きてかかって、あんたに消されるとこだったよ…

ドアを吹き飛ばした張本人はケロッとした顔で近付いてくる。

圧倒的な存在感…!溢れ出す筋肉…!輝くスキンヘッド…!


そう、奴が。奴こそが伝説の…
10: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/6(火) 18:26:42 ID:SHIfJkK4AE

「スイーパー、お掃除大佐が何でここに……」

 豪快に笑う大佐に言う。

 因みに、『お掃除大佐』や『スイーパー』とは、彼が行った戦場が掃除された赤い絨毯ようになってしまうことから付いたあだ名らしい。

「いやぁ、我が隊の古参メンバーが機械になったって聞いてなぁ! 面白そうなので見に来たって訳だ!」

 いや、そこは心配しろよな……。

「まあ、この件は置いといてだな。次の戦場が決まったからな、迎えに来たのが本命だ」
11: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/6(火) 19:28:36 ID:sdOKoiAXn.
「すぐに戦線復帰せよ・・・と?」

大佐「そうだ。身体の調整やらなにやらは向こうで行う。」


大佐はそれだけ伝えると「酒を飲みに行ってくる」と言い残し飛び出していった。 


12: 寺 ◆Mark.SEX8M:2012/3/6(火) 21:41:13 ID:E9Yg4jZtd.
「ははっ、やはり大佐は変わらないな!」

それが堪らなく嬉しい

しかし俺はここで違和感を覚える
(あれ?おかしい……)
(おかしいぞ……?)

(なぜ大佐はここにいる?)
(そんな筈はないだろう?)
(何故何故何故何故?)

次々と言葉が頭の中を駆け巡る

(そんな……彼がここにいるわけがないんだ………)

(だって彼は……)

「俺が殺したのだから」

━━―――‐‐

13: 小隊長 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/7(水) 06:40:42 ID:s34UTNp0wM
(混乱している、といった表情か。まぁ無理もないだろう)

大佐はニヤリとして続ける

(死んだはずの、ましてや殺したはずの人間が目の前にいるんだからな)


時は少し遡る――――…………
14: 名無しですが何か?:2012/3/7(水) 10:08:34 ID:A6Fs2eM77k
「ここは……?」

ここはどこだ、俺は戦場にいた筈だ

「一見、個人まりしたBARのようだが…」

いや、そもそも私は死んだ筈なのだ
彼に殺してくれと命令したのだからな

「それについては私が説明しよう」

「っ! 誰だっ!」

背後を盗られるとは不覚…! だが即座に慣れた構えに入り、相手を正眼に――

「私の名前はメイドマン、ご主人様の命によりお前はふたなりCDを聴きながら私の奉仕を24時間を受けるのだ」

――殴った、素晴らしい右ストレートだったと思う
起き抜けに自分に負けず劣らずのマッチョがメイド服を着ていたのだ
そりゃやってられんちゅうねん

「フンッ、精子! 間違った笑止!! その程度でメイドが倒せるか!」

「貴様のようなメイドがいるか!」

なんなんだよコイツ、殴ってもケロッとしてるし、目には猛毒だし

『はぁ……だから私が説明するといったじゃないか』

新手!? まだいたのか!?

『そう構えなくてもいいよ、私は彼と違って良識はあるほうだ』

そう言って男とも女ともとれぬ声を持った人間が、我が輩の目の前に現れた

『こんにちは、私は……まぁ《マスター》とでも呼んで下さい』

「……」

人懐っこい笑顔で自己紹介を始めたが、コイツからは言い知れない違和感を感じる。まるで人間じゃないような違和感を

「そして私がご主人様の使用人であるメイドマンである! さぁ、ときめいてタヒね!」

コイツは人間と思いたくない
15: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/7(水) 14:20:15 ID:rbgnc3/Flg
メイドマンが叫ぶと同時に、周囲が輝きだす。

「ふわあああああ!ときめいてしまう!やめろおおお!」

マズイ!このままだとあんな変態にときめいて逝ってしまう…!

それだけは嫌だ、絶対に!
『やめなさい』サッ

いつの間にかメイドマンの前立ち塞がり、手をかざすと光が弱くなっていく。

「…うぅっふぅ、何のつもりだ?」

『だから、私が説明すると言っているのですから…』

『それに、ときめかれても困りますしね』

ごもっともである。せっかくまともに話せそうなのに、逝ってしまっては元も小もない。

「…俺が今置かれている状況を教えてくれないか?」

『そのつもりです、お騒がせして申し訳ない』



……

…………


16: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/8(木) 08:30:49 ID:bfKAa5dNW6
12時間ルール適用 
ついでにパスします。
寺さんお願いします。
17: :2012/3/8(木) 17:30:24 ID:1skTqWjWmM
「な、なるほどな……」

まとめるとこうだ

・ここは現実ではない。
・そして直に俺はここを去る
・目が覚めたらテストの開始


「で、なんのテストなんだ?」

『それはお答えかねます……申し訳ない』


(ふむ……まぁ大方、この体の動作チェックだろう)

(ん?まてよ?だとしたらこれは夢だよな……?)

(なぜ夢のこいつに指示され、しかもそれを実行しようとする……?)

「なぜ、夢の住人のお前たちが俺に指示をする?お前らは俺の意識であって俺g!?」

その瞬間、意識がブラックアウトし、そしてまた明るくなる

18: 小隊長 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/9(金) 06:21:10 ID:3s89PAnmDA
不思議な感覚に包まれる

(俺は大佐と話していて、それから……たしか大佐との『何か』を思い返していたはずなのだが、気が付いたときにはBARにいた)

『何か』については思い出せない
何故過去から夢の中へ遷移したのか考えていて気付く

(ここはどこだ?あいつらはどこに消えた?)
35.12 KBytes

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