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チーム:戦場【過去】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:24:30 ID:1lvOPQUkic
お題【過去】

下記の順番でお願いします。

中尉◆cOIgqKv6jA
すねいく ◆0t5/cFgdog
RPG-16 ◆IdiNUmysdc
師団長 ◆YAChL6C6So
寺 ◆Mark.SEX8M
小隊長◆ot5mUCvfCo



24: 富士山 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/10(土) 06:38:07 ID:cMaoTiPI7I
「一言じゃあ言い表せないだろ」

「あえて言うなら、強靭!無敵!最強!!ですかね」


噂の男に会ってみたい気持ちが膨らんできた
25: ◆cOIgqKv6jA:2012/3/10(土) 15:42:54 ID:LmdSQKigs6
※駐屯地※

\もっと熱くなれよぉぉぉぉぉぉぉぉ!/
   ( ゚∀゚)o彡( ゚∀゚)o彡
  ( ゚∀゚)o彡( ゚∀゚)o彡( ゚∀゚)o彡
( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
( ⊂彡( ⊂彡( ⊂彡( ⊂彡( ⊂彡
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し⌒J し⌒J し⌒J し⌒J し⌒J


「( ゚∀゚)o彡゚」

「(絶句)」

「いやぁ、噂に違わず凄い志気と熱気ですね」

確かにこれは凄まじい
伍長は既にノリノリ、数百m先からも聞こえる激励
これぞまさしく『超激励砲』
新手の新興宗教と言われたら納得するレベルだ

26: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/11(日) 12:30:23 ID:PrSVaKhRT2
「物凄いってことは理解したよ」
ありゃ物凄い以外なんでもないな。

「…ただ、これは戦えるのか?」

「それは…ああ、もも問題ない…と思う」
「実は誰も彼が戦っている所を見たことがないんだ」
「でもよ!任務は全部成功してるんだぜ!大丈夫だろ!」

なるほど、評判自体はいいのね。

「そもそも、何故そんな人がここにいるんだ?」
今回の任務は簡単に終わると聞いていたが、何故エリートの彼が俺達の部隊に来たんだ?

「そういえばそうだな、でもあの人に任せればすぐに終わると思うぞ」

…能天気だな。しかし、エリートと共に行動できるなんてラッキーだな。


「ん?ちょっと待てよ…」
この会話、どっかで話したような気がする。

「どうした?」
伍長が声をかけてくる。

「あー、いや、大j」
「わかった、久しぶりの任務だからって緊張してんだろ?大丈夫だって!」

そうだな、多分緊張してるんだ。俺は。

「ちょっとトイレ行ってくる、ゆったりしてくるよ」
「マスかくのも今のうちだぞー!トイレットペーパーの箱を調べとけ!」
「」

…声デカイよ、伍長…
27: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/11(日) 14:28:48 ID:S/.B8nd9vU

 どうも体が不調だ。体の何処かがひっかかっる感じだ。

「しっかし、楽とは言え、面倒な場所としか思えない基地だな……」

 なんたって基地全部が新興宗教だからな。その中将の意に沿わないと消されそうな気がするぞ……。

 俺はため息と共にズボンを下ろした。
28: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/11(日) 16:16:33 ID:jS1deeLxrU
「ふぅ・・・・・・・・」

用を足し手を洗う。どうやら内蔵や性器はかろうじて生身のままのようだ。

「一先ず、着任報告に行かなければダメか」

隊を異動する際、異動先に到着したら、隊長に報告するのが規則である。
しかし、自分の場合研究中の技術「機械化肉体」をしようしているため、医務部と野戦実験隊にも報告が必要らしい。

「医務部はともかく、野戦実験隊か・・・・」

野戦実験隊―――
最高司令部直属の部隊で、正式には「統合軍物資研究開発隊特殊機材部臨床班」というらしい。

この部隊はとにかく悪い噂しかない。捕虜を使った人体実験をはじめ、一般人を対象とした新兵器の評価試験、遺伝子操作によるエリート兵の育成実験等々・・・・・ 

出来ることなら関わりたくないが上からの命令である以上、行かなければならない。 
彼は深いため息を吐くと野戦実験隊の隊舎にむかうのだった。
29: :2012/3/12(月) 00:16:03 ID:uAZokJ0pgM
「はぁ………なんだってこんなことに………」

思わずため息がでる

イヤダァァァァハナセェェェ!
ヤ、ヤメテクレ!!!イッ!?ギャアアア!!
キチク!ゲドウ!!
ワガハハガホホエミカケルノガミエルゾ!!
アッー!!!!


部屋のあちこちから聞こえる恐怖と絶望に満ちた悲鳴が聞こえる

ボトッ…

目の前に恐らく捕虜のものであろう腕(・・・)が落ちてくる

(自分も似たような状況にあったと思うとゾッとするな……南無)
少しの嫌悪感を覚えながら部屋を進んでいく

30: 小隊長 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/12(月) 03:02:08 ID:Wg71gy3ljY
「……何故まだ着かない」


ここは一部屋が広い。部屋の数も多い。すなわち、建物が広く大きい
したがって、入り口から最奥のお偉方の部屋まで距離がある

捕虜や被検体の数が多く、あらゆる所で実験が行われているため、嫌でも実験の様子を見なければならないのだ
31: 中尉 ◆cOIgqKv6jA:2012/3/12(月) 09:28:26 ID:j12rvBlw.A
「誰だ! そこで何をしている!」

「!」

当ても無くさまよっていたら後ろから呼び止められた
流石に怪しかったか
「む!? そこにいるのはまさか最近機械化されただの噂の軍曹か!」

「え? あ、はい」

どうやら向こうは此方を知っているらしい

「失礼! 自己紹介が遅れたな! 私はここの管理を請け負っている『博士』だ! よろしく頼むぞ!」

なんつーか最近人が良く増えるな(゚д゚)彡
てかテンションたっけーなこの人

「ご丁寧にどうも、軍曹です」

「ふむ…」
「?」

なんか急に神妙な顔し始めたぞ

「どうやら軍曹とは奇妙な縁を感じるな! 乙女座の私はセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!! もしかしたら君と私は運命の赤い糸で結ばれているのかもしれないな!」

(えええーーー!?)

なんか急に壊れたよこの人ー!?

「あれはいつもあんな感じだから気にしなくてもいいですよ」
「はあそうなんですか」

「ところであなたは?」
「あ、どうも『助手』です。あれの手伝いをやってます」

ナチュラルに混ざってきたが相当苦労しているのが解る

「私を無視するとは…、この気持ち…。これが嫉妬か!? 軍曹は私への愛情より助手への愛情をとったのだな!?」

「博士、そのセリフ色々な意味でギリギリなんで自重して下さい」

この人の中で俺はどこまで関係が進められたのだろうか
なんかもう嫌だこの人、ノリで生きてきた感じが曹長そっくりだ

「そんなことより迷ったのだろう? 案内をしてやるからどこに行きたいのか言ってみるといい」

(急にまともになるなよ…)
「じゃあお願いします。場所は…」
32: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/13(火) 22:44:36 ID:n1hfsVKBwQ
2日も放置ですまない…パスお願いします…
33: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/13(火) 23:03:15 ID:8E/OsEWieY

「じゃ、じゃあ……『野戦実験隊』の事務室の方へ」
 そう言うと、博士は微笑を浮かばせる。

「素直なところが素晴らしいな」

「博士、どういうことなのだい?」

「興味以上の対象と言うことだよ」

 そんな博士と助手の会話を前に俺は大きくため息をつくしかなかった。
34: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/14(水) 09:55:12 ID:Y038A0Kxjs
申し訳ありませんがパスします。 

35: 小隊長 ◆ot5mUCvfCo:2012/3/15(木) 08:40:45 ID:uAZokJ0pgM
寺さん飛ばします



「さて、行こうか」


ヤ、ヤメロ!ヤメテクレェェーーーー!!


慣れてしまっているからだろうか?
二人とも表情を変えることはなく
彼はそれを恐ろしく感じた
36: 中尉 ◆cOIgqKv6jA:2012/3/15(木) 22:10:24 ID:swnFGLFa9U
「む? どうやらこの断末魔が気になるようだな」

顔に出ていたのか、気づかれてしまった
「安心しろ、これはこの施設に人を寄せ付けない為のカモフラージュだ!」

「え? そうなんですか?」
<ヤメテクレェー!
「あぁそうだ! この部屋も騒がしいが拷問なんてしていないぞ!」ガチャ

「もう嫌だー! 誰か助けてくれー!」
「何でも言うからこれ以上変な実験しないでくれー!」
バタン!

「どうやら取り込み中だったらしいな。出直すか」

いやいやいや!

「あの、今の見間違いじゃなければ明らかに『アレ』な場面だった気が…」

「興味があるなら今入っても構わん! まぁ、命の保証はせんがな!!」

こいつはくせぇーー! 触れちゃイケない系のにおいがプンプンしやがるぜぇーー!

<ドウダ? モットビリビリガホシイカ? ダッタライウコトガアルダロウ?

「そもそも今のは拷問じゃなくて実験でしたしね」

<ハァハァ…ワ、ワタシハビリビリガスキナイヤシイブタコデス! スタンガンオシツケラレテヨロコブヘンタイデス!

「そうだ! あれは実験だ! ウチの拷問はむしろ癖になると評判だからな!」
<チガウ、オネダリジャナイ。ジョウホウヲハケ、ジョウホウヲ(グッ

さっきから聞こえるのはそれかよ

<アッー!(ビリビリ


37: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/17(土) 16:08:27 ID:N02vRrvU6w
恐ろしい実験の行われている部屋をスルーして、事務室で手続きを終える。

手続き自体は書類にサインだけだったので、ものの数分で終わったが…

「ちょっといいかな?」
「えっ?」
バチバチ!

「うあああ…」
突然体に電流が流れる。

「…悪いが、もう一度だけ眠っててくれよ」
博士は隠し持っていたスタンガンを見せびらかすかの様に目の前に持ってくる。

…どうやってあんなゴツいスタンガンを隠し持っていたのだろうか。

「なん…で…」
「すみません、深い理由はまだお話できません」
助手は申し訳なさそうに言葉を続ける。

「ですが、あなたには使命があるのを忘れないで下さい」

…使命?なんの…こと…

「まあまあゆっくり休んでくれ、時間はまだ残っているからね」

博士のニヤケ顔を最後に、また意識はブラックアウトした。
38: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/17(土) 20:33:18 ID:JWH1OVm5W6

「さて、助手よ。始めようか」

「本当にするのですか? 彼の承諾は……」

 戸惑いながら聞く彼に博士は堂々に言い放つ。

「無論必要ないさ!」

 助手は大きくため息をついていた。

 そして、博士は言い放つ。

「始めよう! 改造を!」
39: 師団長 ◆YAChL6C6So:2012/3/18(日) 10:48:27 ID:2r75fYVaHg
――――・・・・・・・ 
シュゥゥゥウオォォォォン・・・・・ズドドーン・・・テッキセッキン! 
ドタタタタタタン・・・・ズーン・・・ズーン・・・・

?「―きろ!おき―――ろう!」

(誰だ?未だ寝させといてくれ)

コウタイ!コウタイシロ!ヨビジンチマデハシレ! 

?「起きろ!―退命―がで――!」

(こいつは・・・・誰だっけ?ここはどこだ?)

?「しょうがない、背負うからな!いよっと!」

(待て・・・確か今動いたら・・・)
?「よし!いくぞ!」

ホウゲキダー!フセロー!

?「えっ?」シュルシュルシュルズグォーン

――・・・・実験隊医務室

軍曹「・・・・・(パチリ)。・・・見知らぬ天井だ。」

助手「起きましたね。」 

「助手さん・・・・あれはいっ「いや〜君が急に倒れたときはどうしようかと思ったよ。」えっ?」

「手続きの最中に君はいきなり意識を失ってね。治療ついでに機械化肉体の点検も終ったよ。」
40: 寺 ◆Mark.SEX8M:2012/3/18(日) 20:55:13 ID:702jk76dIA
「どうだい!素晴らしいできだろう!」

そう言われ、自分の腕に目を落とす

確かに素晴らしい出来だ
剥き出しだったロボットアームは傷ひとつない肌(・・・)になっている

足もただの人間の足にしか見えない

ナニは………よし、しっかりある

自分の体をしげしげと見ていると、部屋の扉が開き、博士が入ってくる

「やぁ目が覚めたようだね。いくつか話すことがあるんだ。 そのままでいいから聞いてほしい」

41: ◆ot5mUCvfCo:2012/3/18(日) 22:15:29 ID:U3bVcj/5qQ
近付いてくる博士。軍曹は身構える


「どうした?何故身構えるのだ?」

「いえ、申し訳ない」


意識して行ってるわけではない。身体が無意識に彼らを警戒する


「まぁいいや。実はね」
42: すねいく ◆0t5/cFgdog:2012/3/18(日) 23:51:20 ID:LYq3KOgHuE
「どうせなら、全て伝えてみようと思ってね」


この気まぐれな一言によって。


「ー!!」
俺は全てを知ってしまった。


機械になった体の意味、記憶の混乱、そして、自分の存在の意味。

そして、この空間の存在を。

「話したところで、どうせ変わらないからね」

「過去にも未来にも、結局は変化を与えることは出来なかった」

「つまり、何かしらの変化がなければ君はここから抜け出せない」

どうして。

「抜けられたとしても、君はまた別のメビウスの輪に飛ばされるだけだ」

こんなこと。

「体を機械にした本当の理由はね」

やめろ…

「     」

そうだよ…
よく考えてみろ…


こレは、一体何回目ノ世界なんダ?

変わらない…変わらない変わらない。何故何も変わらないんだ。

部隊の皆もわかってる筈だ。なのに。なんで。



でも…イレギュラーがあったよな。
前回よりも前の記憶はあまりないけど、今回初めてのことが沢山あった。

それなら、まだ、諦めちゃいけないよな…



43: RPG-16 ◆IdiNUmysdc:2012/3/19(月) 08:05:08 ID:sCEauunfuY

「君には、とある戦場に出向いてもらいたい。そこが君の、いつもの君の、最後の場所だ」

 博士には始めに会った時のようなふざけた感じはない。

「戦場で味方が負けても問題ない。だが、味方が勝っても君が生き残れないのなら、またやり直しだ」

 俺の頭の片隅には消極的な事が思い浮かんだ。

「そ、それなら行かなかったら……」

 だが、そんな弱気は助手が持っていた1枚の紙切れによってかき消される。

「軍上層部からの命令です。どう足掻いても、その死線に出向かないといけません。行かない場合は貴方も分かっているはずです」

 諭すような助手の口調に俺は胸を握り潰されそうな感覚に陥るしかなかった。
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