モノクマ「えー、このスレを開いたオマエラ、ボクは学園長のモノクマです」
モノクマ「皆さんにボクの学園がどんなに愉快か知ってもらおうと思ってスレ立てしました!」
モノクマ「スレタイの通り、原作とは違う偽物なんだけどね!うぷぷぷぷ!」
モノクマ「そうそう、入学の際には>>2を読んでからお願いします。守れない生徒にはおしおきしちゃうぞー!クマー!」
522: 1:2013/10/22(火) 01:10:44 ID:h26mQrjTrM
耳栓を考慮して指でカウントダウンした俺は、仲間と一緒に三個の爆弾を同時爆破した。
一つでもけっこうな威力だったんだから、それが三つも重なると大した威力だ。テーブルで簡単なバリケード作っといてよかった。
当然煙も酷くなり、食堂は間もなく爆煙で酷く濁って辺りの確認ができなくなった。
これだけの爆発なら、普通の建物なら壊れるだろう。煙が晴れたらドでかい穴が開いてるのでは、と期待に胸が高鳴る。
ふと上階が崩れるのではないかという懸念を思い出し、意識を上に向けるが、どうやら崩れる気配もない。
うまくいった。うまくいったんだ。俺の中で希望が芽吹き、即座に花を咲かす。
危険性を考慮して最終手段としたこの作戦が成功した。それが嬉しくて、心は躍った。
やがて煙は晴れて、俺は視線を爆破箇所へと移した。
「……そんな。どうして……どうして、こんな……」
そう呟いた俺の目が捉えた光景は、今まで散々爆破してきた扉と同様に、ただ焦げ目がついただけの壁だった。
希望に躍動した俺の心が、瞬く間に絶望に堕ちていく。
このあまりに不条理な現実を目の当たりにして、気付けば俺は怒鳴っていたのだ。
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