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後輩「先輩、落とし物です」
[8] -25 -50 

1: 1 ◆OFa0FInsIU:2011/11/14(月) 18:32:36 ID:gdR95DCXGs

本格的に寒くなってきましたが、こりずにオカルト系SSを

また支援していただけたら嬉しいです


147: 名無しさん@読者の声:2011/11/30(水) 19:15:51 ID:O2Dmey52w.
今更だが>>137ちょっとだけ安価ズレてる…w
つCC
148: 名無しさん@読者の声:2011/12/5(月) 20:57:51 ID:TGVSMZXQN2
1どうしたのかな
149: 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 18:40:08 ID:zTNCLrUT72
コソーリ支援
つCC

……>>148のID地味に凄いな
150:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:03 ID:0Mq15kpv1c
>>147
うわあ、ほんとだ!ありがとうございます。
支援もありがとうございますー!

>>148
すいません、テストと体調不良で死んでおりました。

>>149
支援ありがとうございますー!
IDwwほんとですねwww



ずいぶん間が開いてしまいました、申し訳ありません。今日からまた、ぼそぼそと更新していこうと思っています。それと、名鑑ありがとうございました!!
151:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:12 ID:0Mq15kpv1c

「テストどうだった?」
「山がバッチリ」
「それは良かった」

ニヤリと笑う後輩は、こういう要領が常々良いと思う。机の上に広げられたポテチとかじゃがりこだかに手を伸ばす。テスト明けのささやかな打ち上げだ。
「乾杯しますか」
「しようか」

と言っても、普通のパックジュースだけど。ていうかいつものいちご牛乳だけど。

「じゃあ、テストお疲れ様ー!」
「お疲れ様でしたー」

軽く後輩のもつフルーツ牛乳にあて、その流れで口を付ける。柔らかな甘味に頬が緩んだ。


152:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:20 ID:0Mq15kpv1c

「じゃあ僕がクラスで10番以内入ったら肉まん奢ってくださいね」
「それ可能性どのくらい?」
「今回は出来が良いんで、50%くらいです」
「うわ、結構可能性高い」
「出来の良い後輩で良かったじゃないですか」
「ああ、うん、すごく良いことだね」

これは肉まんの可能性が高いぞ。まあいいけどさ、別に。新しい味のじゃがりこがおいしい。手元を見ずに、ポテチに手を伸ばしていたらなにかふにゃりとしたものに触れた。


153:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:27 ID:0Mq15kpv1c

「!?」

驚いて手を引っ込めると、今まで手があった場所になにかが居た。

「…………なに、この子」
「この子って感じじゃないんですけど」
「うん、確かに」

後輩がニヤニヤ笑いながらそれに顔を近づける。そこには小さな人の形をした、いや男の人をそのまま小さくしたようなものがこちらを凝視していた。


154:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:37 ID:0Mq15kpv1c

「あれですよ、これきっと。世の中で話題の小さいおじさんってやつです」
「ああ、これが噂の」

あれは酔っている人が言っているのかと思ってたけど、本当にいるのか。確か、見たら幸せになれるとかなんとかだったっけ?なんだか座敷わらしみたいな話だ。

「あ、向こうからもう一人」
「ほんとだ」

パタリと小さな足音で、机に乗っていた小さいおじさんがやってきたもう一人がいる方へ走り出す。小さな足が可愛い。そのままぴょんと机から飛び降り、もう一人と扉の向こうへ消えた。後輩と私はそれぽかんと見つめていた。


155:
◆OFa0FInsIU:2011/12/15(木) 23:04:48 ID:0Mq15kpv1c

「………」
「………」
「……帰ろうか」
「……そうですね」

しばらくそこを眺めたあと、思い出したかのように席を立った。お菓子はいつの間にか空になっていたようだ。飲み干したパックをゴミ箱に向かって少し遠くから投げれば、きれいに放物線を描いて収まった。


156: 名無しさん@読者の声:2011/12/16(金) 16:00:44 ID:3R25jpF2So
なにこれおもしろい

先輩に つスライム肉まん&高級いちご牛乳&トッポ
1に  つスライム肉まん&C&愛情
後輩に つう○こ型う○こ
157:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:14:16 ID:kHGiBv2CBo
>>156
支援+愛情ありがとうございます!スライム肉まん、気になります!!
先輩「すごいおいしいのきた!」
後輩「先輩との落差がひどい」
158:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:14:36 ID:kHGiBv2CBo
夢の中の私は遊園地にあるような小さい電車の後ろから3番目に乗っていて、後ろから順に駅につく度に悲惨なことになっていく。"活け作り"だとか"えぐり出し"だとか。順番的に自分の番になったときに、駅に着く瞬間にバッと起きた。冬場だと言うのに、ぐっしょりと汗をかいていた。


「それ、猿夢じゃないですか?」
「さる…?」
「はい、猿夢です。3回目で後ろの乗客と同じになりますよ」

今朝見た酷い夢を後輩に伝えたらケロリと彼はとんでもないことを言った。ちくしょう泣くぞ。


159:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:14:44 ID:kHGiBv2CBo

「まあ大丈夫じゃないですか?2回以上見る人は少ないって言いますし」
「なら良いんだけど」
「それで先輩話ってなんですか?まさか夢の話するためだけに僕に電話かけて来たなんてこと無いですよね」

ケータイの向こうで怪訝そうな後輩が見えるようだ。違うよ、と言いながら手帳を広げる。

「今週末ていうか、日曜から月曜まで空いてない?」
「空いてますけど」
「田舎は好き?」
「嫌いじゃないです」
「泊まり平気?」
「大丈夫です」
「よし、一緒に私の祖父の家に行かないかな」


160:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:14:53 ID:kHGiBv2CBo

一瞬の沈黙の後、後輩が笑う。

「どうして急に?」
「いや、親も弟も行けないんだ。一人で行くのもなんだからさ」
「いいですよ。やることもないですし」
「ありがと。じゃあ詳細はまた連絡する」
「了解です」

それじゃあ、とぷつりと電話が切れる。手帳に印をつけて、リビングに降りる。


161:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:15:03 ID:kHGiBv2CBo

「お父さん、おばあちゃん家友達と行くから」
「わかった。連絡しとけよ」
「うん」

本を読んでいた父に告げる。ソファーに座ってゲームをやっていた弟が顔を上げた。

「姉ちゃん、誰と行くの?」
「後輩」

ええーとでも言いたげな顔の弟に、首を傾げる。なぜそんな反応をするんだ。

「やっぱ俺も行こうかな」
「あんた補修なんでしょ」
「なんとかなるし」

またゲームに顔を戻した弟が言った。これは賑やかになるかもしれないな。


162:
◆OFa0FInsIU:2011/12/17(土) 20:22:32 ID:qCpz/yw98w
そんなわけで田舎編スタートです。今日はここまでー
163: 名無しさん@読者の声:2011/12/17(土) 22:32:02 ID:SSY42d09lU
二人で旅行ktkr!
と思ったけど、弟ナイスディフェンス〜

164: 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 21:48:33 ID:adi9mYDq.Y
きっと後輩は待ち合わせ場所にきた弟見て嫌な顔するな(笑

後輩vs弟期待←
つC
165: 名無しさん@読者の声:2011/12/18(日) 22:16:25 ID:zTNCLrUT72
弟へ
っ肉まん
これがあれば後輩は思うがままよ

っC
166:
◆OFa0FInsIU:2011/12/18(日) 22:52:14 ID:CKcIWALllQ
>>163
弟「俺は!断固阻止して!いこうと!思う!」

>>164
支援ありがとうございます(・ω・*)彼らの仲の悪さが何故だか微笑ましく思える今日この頃ww

>>165
支援ありがとうございますー!!
弟「ありがとう!よしこれで、ちょっと罠仕掛けて来る!」
先輩「なにしでかす気なの」


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