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【モンハン】絶対狩猟域【SS】
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1: さぎし:2011/11/27(日) 15:09:40 ID:m4Uz9RrgRI
人と竜、本来相容れない存在が交差する物語

モンハンSSを書かせていただきます

このSSは短編集みたいな物で一話完結のお話を
作者の妄…想像が続く限り書いていこうと思います

後、擬人化擬竜化の表現があるので苦手な方は
ご回覧なられないことをおすすめします

尚、1日一話更新を目指します。よろしくお願いいたしますm(__)m


509: さぎし:2011/12/26(月) 07:31:48 ID:bpxgVUgziY
戦いが始まってから数分後

俺は地に倒れ伏す桜火竜を尻目にドスランポスに駆け寄った(もちろん素材は剥ぎ取った)

ドスランポスはモンスターにある自然治癒能力で持ちこたえてはいたがその姿はあまりにも痛々しかった

男「大丈夫?」

ドスラン「・・・」

ラン「キュル!!キュル!!」

ランポスが必死にドスランポスにしがみつく、それをドスランポスは黙って舐めてやる事しか出来なかった

男「・・・」チャキ

ラン「キュル!?」

ドスラン「・・・」

男「すぐ楽にしてやる」
510: さぎし:2011/12/26(月) 11:56:59 ID:UaazoinpaQ
〜〜〜数分後〜〜〜

男「おーい、生きてっかー?」

ドスラン「・・・」フイ

男「おまっ!!そりゃねーだろ」

ドスラン「・・・」ジー


男「いや、悪いとは思ってるよ」

ラン「キュル…」ハラハラ


あのあと、太刀を抜き放ち、近くにいたアプトノスを素早く絶命させ肉を調達した後解毒薬やら秘薬やらを口に突っ込ませた

最初は抵抗していたドスランポスも次第に抵抗が無くなり、されるがままになっていた
もちろんその間ランポスはしきりにキュルキュル言ってたが無視した


511: さぎし:2011/12/26(月) 12:28:48 ID:CrrmOLoToc
結果、ドスランポスは助かったが、もれなくジト目で見られるというおまけが発動したわけだ
どんな迷惑だよ

男「おい、いい加減機嫌直せよ」

ドスラン「・・・」

男「・・・はあ、わるかったな」スクッ

ラン「!!」

男「クエスト自体はクリアしたからな、これ以上ここにいる理由はない」

男「じゃあな」スタスタ

ラン「キャウ!!」

ラン「クル…」チラッ

ドスラン「・・・」コクン

ラン「!!」

ラン「キュル!!」

タッタッタッタ
512: さぎし:2011/12/26(月) 15:43:04 ID:rZ3Ot24ApA
〜〜〜ネコタク〜〜〜

男「で、気がついたらお前が乗っていたと」

ラン「キュル?」

男「気にすんな、ただの思い出話だ」

運賃「思い出話は老化の証拠ニャ」

男「うるせぇ、一部の人にしかわからないネタを使うな」

あのあと、リオレイア亜種の討伐の完了報告をしにいった時に気がついたらこいつがいた
いくら冷たくあしらっても着いてきて、最終的には村にまで着いてきた

村は一時パニックになった

桜火竜を狩り、意気揚々としてるはずの俺は苦悩の表情を浮かべ、足元にはまとわりつくランポス

さぞかしシュールだったんだろうな

今ではすっかり村の一員になり、村人からも親しまれ、何処にいくにも着いてくるというなつかれっぷりだ


513: さぎし:2011/12/26(月) 15:48:52 ID:vb8f/A5GXg
運賃「ハンターさん、そろそろ到着しますニャよ」

男「ああ、ご苦労様」

ラン「キュル!!」

運賃「毎度、じゃ死なないように気を付けるニャー」

あまり縁起のいい去り文句とは言えないが、ハンターにとっては常に生か死、そんな言葉しか浮かばないのは当然だろう

男「さて…いくか!!」

ラン「キュル!!」

俺達は意気揚々と砂漠に足を踏み入れた
514: さぎし:2011/12/26(月) 16:02:58 ID:.UPaASQov2
〜〜〜村〜〜〜

男「・・・」ボロッ

ラン「♪」

村長「お帰り男…どうした?随分ボロボロじゃな、クエスト失敗したか?」

男「そんなんじゃねーよ」

ラン「♪」スリスリ

村長「ふむ、ランがご機嫌な事に関係があるのか?」

男「ダイミョウザザミを狩った後、ランのクエストを手伝おうと思って生肉を調達した訳だよ、それで生肉を納品したあと余程退屈だったのか俺に飛び付きじゃれ始めた訳だ」

村長「それで?」

男「最初はじゃれてただけなんだが…そのな…ランが発情しちゃって…」

村長「ほうほう」ニヤニヤ

男「なんとか押さえ込んだんだけど、力がものっそ強いんよ」

村長「ちっ、やんなかったのか」

男「だから頭を撫でたり体を撫でたりキスしたりしてやっと落ち着いたからそのままクエストクリアしたわけだ」
515: さぎし:2011/12/26(月) 17:52:54 ID:8X2XsZkcTQ
村長「ふむ、それではクエストはクリアしたのかの?」

男「ああ」

村長「ご苦労じゃったな」

男「構わねえよ」

村長「ランの事、そろそろ本気で考えておいた方がいいんではないかえ?」

男「・・・あのな、こいつは竜なの、俺は人間なの」

村長「別に生涯を共にしろというわけじゃなかろうて」

男「じゃあ、ランを捨てろってのか?」

村長「融通の効かない男じゃのう」

男「俺だってランの事は好きだし、愛情に似たような感情も持ってる!だが、あいつは竜だ」

村長「ふー、雌というのは本能的に頼りになりより強い雄を求めるものじゃよ」

村長「人間だって同じ、いや生物は皆そうじゃ」

村長「お主は生きておるし、ランだってその日を生き抜いておる」

村長「ただ、形が違うだけの事じゃろうて」

男「・・・」
516: さぎし:2011/12/26(月) 17:59:00 ID:Hp5XrjPulc
村長「少なくともランはお主の事を好いておるし、雄としても見ておる」

村長「それが嫌なら捨てるなりなんなりすればよかろう」

村長「最も、ランならすぐ戻ってくるから殺した方が手っ取り早いかの」

村長「お主はランの気持ちを受け止めるか、そうでないかを選択する義務があるのじゃよ」

村長「今のままなら、ランは生殺しじゃの」

村長「ランが苦しむのを見たいか?」

男「・・・」

村長「まあ、そのうちランの理性が崩壊するじゃろうて」

村長「全ては男、お前さんが決める事じゃ」

村長「この村にはお前さんとランを悪く言うような輩はおらん、皆お主達の味方じゃ」

村長「その事を忘れるなよ?」

男「・・・わかったよ」

男「いくぞ、ラン」

ラン「キャウ!!」
517: さぎし:2011/12/26(月) 20:13:18 ID:g4lCkLBiEw
〜〜〜家〜〜〜

男「ふ〜」ドサッ

家に付くとベッドにダイブし束の間の休息とモフモフを楽しんでいた

ラン「キャウ!!」ムギュ

ランがのし掛かってくるまではそうしていたかったのだが、構ってやらないとまた惨事になるので体制を入れ替える

男「・・・」

ラン「・・・」

・・・しまった、入れ替える体制を間違えた
今の体制はランが俺を押し倒すような形になっているため、ランが上、俺が下という状態だ

ラン「キュウゥゥン」

瞳を熱っぽく潤ませ切なげに鳴くラン、心なしか息も荒い

ここでいつもの俺ならあの手この手で発情を止めようとするが、村長の言葉が脳内リピートされて体が動かなかった
518: さぎし:2011/12/26(月) 20:36:38 ID:g4lCkLBiEw
だが、予想とは裏腹にランは何もしてこなかった

いや、正確には俺をじっと見つめたまま後ろ足でシーツをカリカリと掻いているだけである

そのまま頭を俺の胸に押し付けて

ラン「クーン…」

ただ、切なげにしか鳴かないラン

我慢させている
そんなことを考えてしまうと、申し訳なく思ってしまう

人として、越えてはならない境界線、それを今越えようとしてるのだ

俺はランをこちらに向かせキスをする
嘴の先端に唇を押し付けるような感じだが、お互いがキスだと思ってればそれでいいのだ

そのまま舌を口内に侵入させ、暴れまわる
ランはびっくりしたらしく舌を引っ込めたがすぐに答えてくれた
519: ねぼし(寝惚けさぎし):2011/12/26(月) 20:51:26 ID:g4lCkLBiEw
しばらくキスをしたあと右手でランの背中をやんわりとなぞる

鱗があってざらざらとしてるが、スベスベしているという、なんだかよくわからない感触だった

ランは気持ち良さそうに目を細めている

安心しきっているのを確認して俺は左手を白く柔らかい腹に手を伸ばし撫でる

ラン「フキュウ!!」

体を大きく震わせ喘声をあげるラン、その反応が嬉しくて変化をつけながらお腹を擦ってやる

ラン「キャウ!!フキャウ!!キュウア!!」

ランの口からはもう喘声しか発せられず既にその顔は快楽に染まっていた

男「そろそろだな」

俺の発する雰囲気が変わった事に不安になったのか心配そうにこちらを見つめるラン
頭を撫でて安心させるように

男「大丈夫、一緒だから」

ラン「キャウ…」

ランが静かに目を閉じたのを見て、俺はゆっくりとランに覆い被さった
520: さぎし:2011/12/26(月) 21:10:40 ID:g4lCkLBiEw
〜〜〜朝〜〜〜

鳥の囀ずりで目が覚める

俺は妙に体がだるいのに違和感を覚え、昨日何があったかをゆっくりと思い出した

男「っ!!//////」

まるで乙女のように布団にくるまり体を隠す
だって全裸だったからだ

隣を見るとランが幸せそうにクークー寝ていた

男「やっちまったか…」

人間として越えてはならない境界線

・・・越えてしまった

男「あああ!!首吊りてぇ!!」

近くに縄がなくて良かった、恐らく自分の首を真っ先に絞めてこの世からgood-byeしそうだった

とりあえず家にいたら発狂しそうだったので
外に出ることにした
521: さぎし:2011/12/26(月) 21:33:41 ID:o6D2/o4bEU
男「・・・やべぇ、なんも覚えてねぇ」

男「これあれじゃね?最低な奴のポジションじゃね?」

村人「あら、ハンターさん」

男「はいぃ!?」

村人「どうしたの?顔色悪いわよ?」

男「あは、あはははお構い無く」

村人「そう?あ、そうそう」

男「?」

村人「昨晩はお楽しみでしたね?」

男「//////」ボン!

村人「あ、やっぱり!!ランちゃん嬉しそうな雄叫びあげてたからまさかとは思ったけど」

男「あ、あうあう」

村人「おめでとうございます、それで結婚式にはいつ呼んでくれるんですか?」

男「し、失礼します!!」

ダダダダダダダ
522: さぎし:2011/12/26(月) 21:39:59 ID:g4lCkLBiEw
村長「おう、男か」

男「村長…一つ…聞きたい」

村長「お主はもうちょい加減をせい、激しすぎじゃ、まあランが嬉しいならそれでよいがの」

男「あ、あの…昨晩の事は…」

村長「村中に知れ渡っとるよ、ランのお陰でな」

男「・・・なんてことだ」

村長「ほっほっほ、お前さんもようやく腹を括ったか」ケラケラ

男「茶化さないで下さい!!」

村長「なんじゃ?後悔しておるのか?ランを抱いた事を」

男「そうじゃない!!記憶がないのが残念なんだ!!・・・あ」

村長「お前さん、覚えとらんのか?」

男「・・・はい」

村長「この早漏が!!」

男「・・・」
523: さぎし:2011/12/26(月) 21:52:35 ID:o6D2/o4bEU
村長「・・・はぁ、ランが可哀想じゃの」

男「面目ない」

村長「謝るくらいならもっと愛してこい」

男「はあ!?」

村長「それと、ランとこの場で結婚すると誓え」

男「なんで!?」

村長「誓わないなら、強制的に村から追い出すからの?」ニヤリ

男「・・・」

村長「ほれほれ、早く言わんか」

男「ああ!!もう!!わかったよ!!」

男「俺はランと結婚して、ランを一生大事にして守り抜いてみせる!!」


村人「いえーーー!!」

男「!?」

村人「ようやく言いやがったwww」
村人「お幸せに!!」

村人「ランちゃん不幸にしたらフルボッコだかんな!!」

男「お、お前ら!!」

524: さぎし:2011/12/26(月) 21:58:07 ID:o6D2/o4bEU
村長「だそうだ、どうかの?ラン」

男「は?」

ラン「・・・」ヒョコ

ラン「キュル///」

村長「ランはいいみたいじゃよ」

男「ひょっとして俺、はめられた!?」

村長「誓ったもんね〜」

男「チクショー!!」


・・・その後、ポッケ村に奇妙な夫婦が誕生し、仲睦まじく幸せに末長く暮らしていったが

それはまた、別のお話


【ランポス飼い始めました】

fin
525: さぎし(投下終了):2011/12/26(月) 22:06:14 ID:o6D2/o4bEU
・・・真剣にネタが無くなってきた

このままじゃまずいな…

まだ学園パロディの方も半分くらいしか出来てないのに…

このままじゃまた
【とあるさぎしの狩猟生活2】

を投下する羽目になりそうだ…

それだけはなんとしても回避せねば!!

みてくださった方々
ありがとうございました!!

ここまでのご回覧
乙狩れ様でした♪
526: 名無しさん@読者の声:2011/12/26(月) 22:22:37 ID:vwr6kDUtNM
乙狩れ!!
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
 C⊂彡☆))Д´) >>1
527: 名無しさん@読者の声:2011/12/26(月) 22:31:26 ID:5ppT4XpI66


狩猟生活2
期待してます(*^∇^*)



528: さぎし(顎の宝玉と最大が出ない…):2011/12/26(月) 22:42:14 ID:g4lCkLBiEw
>>526

Cで叩かれた!?

ンーギモッヂィィ!!

支援感謝です♪

>>527

何故期待するし

まあ、需要があれば
書いてみます
需要があれば…ね
523.34 KBytes

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sage:


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