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【モンハン】絶対狩猟域【SS】
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1: さぎし:2011/11/27(日) 15:09:40 ID:m4Uz9RrgRI
人と竜、本来相容れない存在が交差する物語

モンハンSSを書かせていただきます

このSSは短編集みたいな物で一話完結のお話を
作者の妄…想像が続く限り書いていこうと思います

後、擬人化擬竜化の表現があるので苦手な方は
ご回覧なられないことをおすすめします

尚、1日一話更新を目指します。よろしくお願いいたしますm(__)m


580: 名無しさん@読者の声:2011/12/29(木) 03:19:30 ID:PWrM4S9Nkg
ボレイドさんマジイケメンドS
次回のとあさぎも楽しみにしてます
581: さぎし:2011/12/29(木) 09:08:43 ID:oMqyib8Ie.
>>581

ボレイドは性格も外見もイケメンなのに…
ドSだからなぁ…
でもそんなボレイドについて回ってる私はきっとドMなんだろうな
(´・ω・`)

とあさぎ第三回ですかwww

うーん、まあやろうと思えば出来そうなんですけど、話にするほどの価値がないとりとめのない会話ばっかだし…これモンハンSSであってさぎしSSじゃないし…

期待ありがとうございます♪

頑張ってみます
582: さぎし(581は580の間違いです):2011/12/29(木) 11:12:25 ID:mWNMm1VxPM
【金火竜と少年】

レイア「桜お姉ちゃんがあのアプトノスをどっかやったんでしょー!!」

桜「私…やってない…蒼」

レイア「蒼さんは桜お姉ちゃんの旦那さんなんだから、桜お姉ちゃんのせいだ!」

桜「蒼…悪く言う、駄目」

ルナ「二人とも、そこまで、レイアも新しいアプトノスを見つければいいでしょ?桜も蒼君に注意するように」

レイア「ルナお姉ちゃんは黙っててよ!!」

ルナ「・・・」

レイア「…!!」

レイア「えと…ごめんなさ…」

ルナ「だめ」ニコ

レイア「ひっ!!」

レイア「ニギャアアアア!!」

桜「ありがとう…ルナ姉さん」

ルナ「桜、ああいう時はしっかりはっきり言わないと」

桜「うん…」

ルナ「私、見回りにいくから、留守番よろしくね」

桜「いってらっしゃい」

レイア「うう…いってらっしゃい…」
583: さぎし:2011/12/29(木) 11:20:35 ID:mWNMm1VxPM
ルナ「やれやれ、あの二人にも困ったものだわ…」

ルナ「いつもはとってもいい子達なのに…」

ルナ「こういうのって姉バカっていうのかしら…」

どんどん近づいてくる森丘の景色を眺めながら呟く、あの妹達をなんとかする方法は無いものか…

私はルナ、金火竜と呼ばれている種族である
だからといってとりわけ自分が特別だとは思ってないし、てのかかる妹達のせいではっきり言うと婚期を逃したのかも知れない…

私は人間に直すと23くらいである、ちなみにレイアは15で桜は18だ

若いと思われがちだが、桜くらいの年齢で番を見つけなければこの先番が見つからないなんて事もある

ルナ「はあ…桜が羨ましいわ…ん?」

ルナ「人間の匂い?」

空に漂う微かな人間の匂い…しかもまだ幼いみたいだ

ルナ「いってみる?」

僅かな好奇心で私はその匂いの元に向かった
584: さぎし:2011/12/29(木) 11:37:11 ID:Z5wDWglJyY
少年「・・・」

匂いの元にたどり着くと、そこには10もいってない幼い少年がいた

少年はただ座ってぼーっとしてるだけだ

私は少年の少し後ろに降り立った。少年はこちらを振り向き、驚いたように目を丸くした

少年「金色の…竜さん?」

ルナ「グルル」

私は人間の言葉は理解出来るが喋れない、だから少年の問いにもただ唸ってしか答えられない
だが、少年は怯えた様子もなくゆっくりと近づいてきた

少年「僕を食べるの?」

私の頭を触りながら質問をしてくる少年、それに私は首を振った

少年「へえ…食べないんだ…そっか」

少年は満足したのかまた腰を降ろしぼーっとし始めた

私はなんとなくその少年が気になって、側に寝そべった

少年「側にいてくれるの?」

ルナ「ガルル」

少年「ありがとう」

少年は私の頭に手を置いて柔らかく微笑んだ
585: さぎし:2011/12/29(木) 14:46:26 ID:K4d3pfVY/I
少年「僕…お父さんとお母さんいないんだ…捨て子っていうんだって…」

しばらくぼーっとしていると少年は語り始めた

少年「えっとね、僕が産まれた時に施設?っていう場所があって、そこに預けられたんだ」

少年「でも…施設もあんまり上手くけいえい出来なくて…とうさんしちゃったんだ…」

少年「その後、親戚の叔父さんの所に引き取られたんだけど…叔父さん達も死んじゃった…」

少年「後で知ったんだけど、僕、忌み子って呼ばれてるんだって」

忌み子…聞いたことがある、その身に一生癒える事の無い呪いを宿し、不幸を振り撒いて渡り歩くという呪われた子供だ

少年「だから…金色の竜さんも、僕と一緒にいたら、嫌な目にあっちゃうよ」

少年はぎこちなく私に微笑みかけたが、その顔は今にも泣き出しそうだった

私は彼と一緒にいたかった、何故なら彼の側から離れたらいけないような気がしたからだ

それに…私は金火竜
私に出会うと幸福が訪れるという伝説が人間達の間で語られているというのを聞いたことがあった
586: さぎし:2011/12/29(木) 14:58:33 ID:oSavWM8e4A
もちろんそんなのはただのまやかしで、幸福なんて訪れる訳がない
でも、もしそれが本当なら…少年の側にいてあげて、彼を幸福に出来なくても彼の呪いを相殺出来るかも知れない

私は翼を使って、少年をゆっくりと抱き寄せた

少年「ありが…とう」

少年の瞳から一粒の涙が零れ落ちる、この気持ちはなんでしょう?
少年はあったかそうに私の首元にしがみついた

少年「あったかい…」

普段ブレスと呼ばれる特殊な攻撃を繰り出す喉部分は熱を帯びている

…が、くすぐったい

ドスラン「グギャアア」

少年「!!」

ルナ「・・・」
587: さぎし:2011/12/29(木) 15:07:39 ID:oSavWM8e4A
声のする方を見てみるとランポス達の長であるドスランポスがいた

その目は少年を獲物として捉えていた

ドスラン「グルルル」

ドスランポスが徐々に距離を詰める

少年「・・・」

少年は私にしがみついたまま動かない

少年「金色の竜さん、逃げてよ、このままじゃ金色の竜さんが…」

少年が次の言葉を紡ぐまえにドスランポスが飛びかかる、私は寝そべったままの状態でドスランポスの顔に正確に火球をぶつけた

ドスラン「ガギャアアア!!」

ドスランポスは大きく吹き飛びすごすごと逃げていった

ルナ「全く…鳥竜種の分際で私に敵うなんて…」

少年「・・・す、凄いよ!!金色の竜さん!!」
588: さぎし:2011/12/29(木) 15:16:14 ID:oSavWM8e4A
少年はキラキラした目をしながら私に抱きついてきた

うん、嬉しいけど苦しい

少年「凄いよ!!バーンって!!ドーンって!!」

ひょっとして少年はブレスを初めて見たのだろうか…ハンターからは嫌われてるが…自分の特技を誉められて悪い気はしない

ルナ「・・・」ヒョイ

少年「う、うわ!?金色の竜さん?」

私は彼の着ている衣服の襟をくわえ、背中に乗せた

少年「え?」

少年は訳のわからない顔をしていたが…私が飛び立つ気配をすると首にしがみついてきた

ふむ…悪い気はしませんね

そのまま大空に高く飛び上がり巣を目指す

少年「うわぁ…!!」

少年は普段見ることのない景色に感動の声をあげていた


589: 名無しさん@読者の声:2011/12/29(木) 17:51:37 ID:e9udatTRIc
ブナハ装備弓使い少女がでてきてくれれば俺はムッハァァァンできる
590: さぎし:2011/12/29(木) 17:55:26 ID:x.G53gS2Po
>>589

そのリクエスト
引き受けた!!

じゃあ、資料探しに狩りにいってきますノシ

ところで弓使いの女の子ってエーデリ…

うわ、何するやめ…
591: さぎし:2011/12/29(木) 18:32:08 ID:7yUYKTB.9o
巣に降り立ち、静かなのが違和感を覚え中を覗く

中には誰もおらずシーンとしていた

ルナ「二人とも出掛けたのかしら…」

そう呟いて、草で出来たベッドに少年を静かに降ろす

少年「ん…」

少年は小さく声を出したがそのまま眠ったままだ

ここに来る途中、少年ははしゃぎ疲れたのか寝てしまった
はっきり言って寝てしまった少年を乗せて飛ぶのは疲れた

ルナ「レイアと桜にちゃんと説明しないとね」

少年の寝顔を見てると年相応の幼さが私を微笑ませてた、母性本能かしらね…まだ子供いないけど

ルナ「ん…私も少し疲れたかしらね…」

この少年をこれからどうしようか、私はそんな事を考えながら少年を包み込むようにして眠りについた
592: さぎし:2011/12/29(木) 22:28:53 ID:CX5LhhRtAI
桜「レイア…姉さん寝てるから…」

レイア「何いってんの!?寝てるからこそやるんじゃない!!」

桜「寝起きどっきり…多分失敗すると思う」

・・・騒がしい
多分レイアが私にイタズラを仕掛けようとしてるんですね…ならば返り討ちにしてあげましょう
愛のムチというやつです

レイア「絶対に物音立てないでよ?」

桜「もう充分うるさい気が…」

しかし…どういうイタズラを仕掛けてくるのかわかりませんね…

桜「そういえば…どういうどっきりをするの?」

桜ナイス!!

レイア「ふっふっふ、よく聞いてくれました、お姉ちゃんは首が弱いからそこを噛んでびっくりさせるの!!」

なんと幼稚な…まあレイアらしいですね

ですが、私もやられてばかりではいませんよ?
593: さぎし:2011/12/29(木) 22:34:39 ID:DHgqDkt.zs
レイアが私の側に近寄る気配、そして徐々に首に近づく生暖かい吐息

ルナ「今です!!」

私は尻尾をレイアの足に手加減をして打ち付ける

レイア「え?きゃ!!」

見事にステンと横倒しになるレイア、うん気持ちいい

そのままレイアにのし掛かり補食体勢を取る

レイア「ふああああ!?」

ルナ「甘かったですね、レイア」

レイア「ご、ごめんなさ…」

ルナ「もう少し頑張りましょう♪」ニコ

レイア「いにゃあああ!!」

桜「・・・ん?」

少年「zzz」

桜「・・・人間?」
594: さぎし:2011/12/29(木) 22:44:25 ID:CX5LhhRtAI
ルナ「ふぅ…お仕置き完了」

レイア「ひぐっ、えぐ…酷いよ…」

ルナ「何が酷いもんですか?実力を計りなさい」

レイア「だってー!!」

桜「姉さん姉さん」

ルナ「ん?どうしました?」

桜「人間」

ルナ「・・・あ」

レイア「ふぇっ?人間?」

ルナ「あー、えーとですね、これは…」

桜「可愛い」ツンツン

ルナ「つつかない!!」

レイア「あー、ショタだー!!」

ルナ「変な言葉を使わない!!」

桜「姉さん…ショタコン…」

ルナ「ち、違います!!連れ帰っただけです!!」

レイア「え…それって誘拐…」

ルナ「違います!!」

少年「んん…」

三匹「!?」
595: さぎし:2011/12/29(木) 22:51:53 ID:CX5LhhRtAI
少年「ん…金色の竜さん?」

ルナ「ほら、起きちゃったじゃないですか!!」

レイア「お姉ちゃんしかうるさくなかったよ?」

桜「・・・」コクコク

ルナ「/////」

少年「緑色の竜さんに…桜色の竜さん?」

桜「・・・」

少年「金色の竜さんのお友達?」

ルナ「・・・」フルフル

少年「え?じゃあ…」

私は妹達を踏み台にして上に立つ

少年「・・・姉妹?」

ルナ「・・・」コクコク

少年「そっか…妹さんなんだ…」ニコ

少年は柔らかく微笑むと桜とレイアに近づき

少年「よろしく」スリスリ

二人に頬擦りをした

・・・別に羨ましい訳じゃありませんよ?
596: 名無しさん@読者の声:2011/12/29(木) 23:13:48 ID:DSNk450xsE
つC
このスレも1000まで行ってね!!
597: さぎし:2011/12/29(木) 23:23:23 ID:CX5LhhRtAI
>>596

支援感謝で…え?

1000?

無理難題を仰りますなぁ(棒)
598: さぎし:2011/12/29(木) 23:32:10 ID:CX5LhhRtAI
少年「・・・」キョロキョロ

ルナ「・・・?」

少年「少し…探検してもいいかな?」

ルナ「・・・」コクン

少年「!!」パアアア

少年「じゃあいってくるね!!」タッタッタ

桜「あの子、どうしたの?」

レイア「本当に誘拐したの?」

ルナ「違います」

私は二人にあの少年の事を説明した

レイア「へー」

ルナ「なんですか?その反応の薄さは」

桜「どうするの?」

ルナ「どうって…」

桜「あの子が死ぬまで側に居続けるの?」

ルナ「・・・」

桜「残酷な事だけど…あの子は人間で…私達は竜、壁は大きいよ」

ルナ「わかってます…でも見守ってあげたい」

桜「姉さんがそういうなら、私も協力するよ」

ルナ「桜…」

レイア「わ、私も手伝うよ!!」

ルナ「・・・不安です」

桜「うん」

レイア「な、なによぅ!!」
599: さぎし(投下終了):2011/12/29(木) 23:37:51 ID:CX5LhhRtAI
金レイアはなんとなく上品な感じがする!!

桜レイアは無口な甘えん坊な感じがする!!

レイアはやんちゃでおてんばな感じがする!!

これが私のイメージですね(´・ω・`)

まあ、イメージと違うかもしれませんが…そこはご了承下さいm(__)m

1000か…まあ、確かに
行けるならいきたいですね

見てくださった方々
ありがとうございました!!

ここまでのご回覧
乙狩れ様でした♪

>>600は誰が取るかなぁ?
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