商人「はい、最近仕入れた極上の品でございますよ」
勇者「ほう?興味がある。見てみたい」
商人「いいですよ、しかし旦那も中々の二枚目なのに…隅に置けませんねぇ」
商人「こいつですよ」
勇者「ふむ…えらく露出してるな」
商人「なんせ水着ですからね」
勇者「だが…意外に防御力が高いな…」
商人「なんでも色々いじくり回したようですよ」
勇者「ふむ…これを貰おうか」
商人「え?本気ですか?」
勇者「俺は本気だぞ?」
商人「はあ…まあ、38000Gになります」
勇者「高いな…防御力相応か」チャリン
商人「毎度」
さっそく装備しますか?
はい←ピッ
いいえ
商人「え」
101: 1:2012/2/5(日) 00:45:32 ID:/FPw2cAcBE
勇者「かなり情報が得られたな」
僧侶「な、何人か変な人がいましたね…」
勇者「スルーという言葉がある」
僧侶「はあ…」
勇者「あまりサイズの小さい奴は駄目だな…」
僧侶「何か言いました?」
勇者「何も言ってない」
勇者「闘技場にいるらしいからな…闘技場に行くぞ」
僧侶「わかりました」
102: 1:2012/2/5(日) 01:00:23 ID:/FPw2cAcBE
どうも、昨日投下を自重するとか言っときながら安定の大量投下をしちゃう1です
なんか止められない止まらないかっぱえ○せんみたいですね
まあ、暇人なだけなんですけどね
僧侶ちゃん人気で作った本人としては嬉しい限りです。でも主人公は勇者なんで勇者も忘れないであげて下さい
今日の投下はこれで終了です
見てくださった方々ありがとうございました!!
ここまでのご回覧
お疲れ様でした♪
103: 75:2012/2/5(日) 01:05:35 ID:0qZR4WaDOM
そりゃあハンネまで貰った仲ですから( ´艸`)
「大分(だいぶ)」を「おおいた」と読んでしまうなんて勇者に頭をやられてるようです(´・ω・`)チクショウ
誰かは答えませんよ(・∀・)つCCCCC
104: 1:2012/2/5(日) 13:49:44 ID:iuXlfLsjlI
>>103
そう言われると気になっちゃう、悔しいビクンビクン
大分…確かに読みますねwww
支援感謝です♪
投下はもうしばらくお待ちくだされ
105: 1:2012/2/5(日) 15:46:43 ID:qgiF/MRZ3c
勇者「闘技場はこっちか…僧侶?」
僧侶「・・・」
勇者「何を見て…」
よろず屋「いらっしゃい弟君、いつものだね」
少年「ありがとうございます、おじさん」
よろず屋「いいよいいよ、弟君はいつも来てくれるからサービスしちゃうよ〜」
少年「こんなにいっぱい…本当にありがとう」
よろず屋「大丈夫かい?無理せずにね?家まで送ろうか?」
少年「大丈夫ですよ、慣れてますから…ゴホッゴホッ!!」
少年「それじゃあ」
よろず屋「・・・」
106: 1:2012/2/5(日) 15:51:46 ID:qgiF/MRZ3c
勇者「あの少年…病に冒されているな…」
僧侶「・・・」タタタ
勇者「・・・やれやれ」
僧侶「あの…大丈夫ですか?」
少年「え?ああ…平気ですよ…ゴホッ」
僧侶「じっとしててください…治癒術」ポワン
少年「あ…」
僧侶「少しは楽になりましたかね?」
少年「はい、かなり楽になりましたよ」
僧侶「大丈夫ですか?かなりふらついてますけど…」
少年「大丈夫ですよ、すぐそこなので」
勇者「・・・」ヒョイ
少年「うわわ!?」
107: 1:2012/2/5(日) 16:00:00 ID:qgiF/MRZ3c
勇者「僧侶、荷物を頼む」
僧侶「はい」
少年「だ、大丈夫ですよ…」
勇者「残念ながら目の前にふらついてる人間がいて見てみぬ振り出来ないお節介でな」
僧侶「そうですよ、任せて下さい」
少年「じゃあ…家まで…お願いします…」
108: 1:2012/2/5(日) 16:15:52 ID:qgiF/MRZ3c
〜〜〜少年の家〜〜〜
少年「ありがとうございました」
勇者「礼なら僧侶に言ってくれ」
僧侶「ふえ!?いや!!勇者様に…」
勇者「・・・」
僧侶「あう…そんな目で見ないでくださぃ」
少年「勇者様でしたか、どうりで…」
僧侶「(主にどの辺がなんだろ…)」
少年「こんな町にどういった御用件で?」
勇者「この町に名うての戦士がいると聞いて、闘技場に」
少年「ああ…姉さんに会いにいくんですか」
僧侶「お姉さん?」
戦士弟「はい、申し遅れました、僕は戦士弟といいます」
109: 1:2012/2/5(日) 16:31:59 ID:qgiF/MRZ3c
戦士弟「闘技場にいる戦士は僕の姉です」
勇者「なるほど…」
戦士弟「あの…姉に会いに行くんですよね?」
僧侶「そうですよ」
戦士弟「一つ…頼み事を聞いてくれますか?」
勇者「なんだ?」
戦士弟「僕は見ての通り病に冒されています。決して治らない訳ではないんですが…治療費が高くて…」
戦士弟「姉さんが闘技場で戦ってお金を稼いでるのは僕の治療費の為なんです」
戦士弟「でも姉さんは僕の治療費を稼ぐために毎日戦って、自分の体を壊しちゃいそうなんです」
戦士弟「そのせいで姉さんは自分のやりたいことを出来ないんです」
110: 1:2012/2/5(日) 16:45:39 ID:v61gFz7xyw
戦士弟「だからお願いします!!姉にこれ以上戦うのをやめるように説得してくれませんか?」
戦士弟「姉には自分のやりたいことをやってもらいたいんです…僕のために苦しい思いをさせるのを見るのはもう辛いんです」
僧侶「弟さん…」
勇者「恐らく姉も同じ気持ちだろう」
戦士弟「・・・」
勇者「お前に早く元気になってほしいからこそ戦い続けるんだ」
戦士弟「それでも、僕は姉さんに戦ってほしくないんです」
勇者「・・・わかった」
勇者「その依頼、確かに引き受けた」
戦士弟「ありがとうございます!!」
勇者「いくぞ…僧侶」
僧侶「はい」
111: 名無しさん@読者の声:2012/2/5(日) 17:10:36 ID:eCsBSFeLfk
サギ○さんだったのか
いくらでも更新してくれ
いくらでもみるから
112: 1:2012/2/5(日) 17:30:51 ID:FoW3zwzG66
>>111
何故に隠したしwww
ええ、無駄に長い(以下略)私ですよ
更新するのは構わないが…別に読者を置いていってしまっても構わんのだろう?
嘘ですごめんなさい
あと、凄くどうでもいい事なんですけど表記するときにはひらがなでお願いしますm(__)m
本当にどうでもいい事でしたね
113: 1:2012/2/5(日) 17:34:51 ID:FoW3zwzG66
〜〜〜闘技場〜〜〜
勇者「ふむ、随分賑やかだな」
僧侶「・・・」ビクビク
勇者「僧侶?」
僧侶「ふぁ、ふぁい!?」
勇者「大丈夫か?」
僧侶「あうう…こ、この空気は苦手ですぅ…」
勇者「確かにあまり長居はしたくないな、さっさと要件を済ますぞ」
僧侶「でも…戦士さんってどこにいるんでしょうか…」
勇者「それなら心配ない」
僧侶「ほえ?」
勇者「あそこだ」
僧侶「・・・あ」
114: 1:2012/2/5(日) 17:40:17 ID:QP6X0Gynu.
司会「さあ!!皆様お待たせしました!!」
司会「闘技の女王こと、戦士さんの入場です!!」
戦士「・・・」
司会「戦士さんはいままでに199勝という偉大な連勝記録を保持しています!!200勝を勝ち取るのか、それとも挑戦者に負けてしまうのか!?」
司会「新たなチャンピオンは…君だ!!」
司会「それではここで戦士さんからコメントをいただきたいと思います」
司会「戦士さん、もしかしたら今夜歴史的快挙を達成するという事ですが、お気持ちは?」
戦士「・・・この辺の男共はみーんな葛だからね…200勝目は強い奴と戦いたいよ…アタシを燃え上がらせるような奴が出てくる事を期待してるよ」
115: 1:2012/2/5(日) 17:43:47 ID:QP6X0Gynu.
司会「とても力強いコメントをいただきました。それでは、ファイト開始です!!」
ごろつき「どうする?」
あらくれ「どうするも何も、もう誰も挑まないだろ…挑むとしたら酔狂な奴か余程の変態か…」
ごろつき「そんなもんか」
僧侶「な、なんか…強そうですね…大丈夫でしょうか勇者様…」
僧侶「あれ?勇者様?」
勇者「・・・」ツカツカ
僧侶「あ!!」
116: 1:2012/2/5(日) 17:56:11 ID:FoW3zwzG66
勇者「すまないが挑戦したいんだが」
司会「おぉーっと!?皆様!!勇気ある挑戦者が…」
勇者「・・・」
司会「・・・ゆ、勇気ある挑戦者が現れました!!せ、盛大な拍手を!!」
ザワ…ザワ…ザワ…
あらくれ「マジかよ…」
ごろつき「本当にいるんだな…変態」
僧侶「あわわ…勇者様…」
勇者「・・・」
戦士「ふん、久しぶりに挑戦者がでたと思ったら…変態か」
勇者「人を見た目で判断すると痛い目を見るぞ」
戦士「うっさい変態、格好をなんとかしてから言いな」
勇者「・・・お前もそんなに大差ないがな」
戦士「う、うるっさいな!!いいから闘るよ!!」
117: 1:2012/2/5(日) 18:32:41 ID:FoW3zwzG66
戦士「で?殴り合いかい?斬りあいかい?」
勇者「斬り合いだな」
戦士「オーケー、じゃ闘ろうか」スラリ
勇者「・・・」チャキ
戦士「(一発で終わらせてやる!!)」ダッ
勇者「!?」
ガキン!!
戦士「・・・へー、アタシの剣を受けるなんて、あんたやるね」
勇者「お前もな、予想外に速かった」
戦士「ただの変態じゃないみたいだね」
勇者「だから変態じゃない」
戦士「久しぶりにマジになれそうだ!!」
118: 1:2012/2/5(日) 18:37:24 ID:QP6X0Gynu.
勇者「その前にいいか?」
戦士「あん?なんだよ?」
勇者「確か、お前に負けたら10000G払うんだったな」
戦士「そうだよ、ちなみに降参しても払ってもらうからね」
勇者「そうか」ゴソゴソ
ドサッ
戦士「!?」
勇者「300000Gある」
勇者「俺に勝ったらそいつをくれてやる…だが俺が勝ったら」
勇者「こちらの頼みを一つ聞いてもらう」
戦士「・・・いいよ、勝てるならな」
勇者「勝つさ、約束したからな」
119: 名無しさん@読者の声:2012/2/5(日) 18:42:30 ID:A36.rRUHjU
>>112
いや公言していいのかわかんなかったから
色々表記変えてみた
さぎしさん愛してる
イメージボディビルダーな勇者もらってく
120: 1:2012/2/5(日) 19:31:33 ID:oaV8sFVAmA
>>119
公言も何も初期の方で見事に見破られましたからだいじょ…え?
え?え?告…白?
あ、はい…あの、その…嬉しいです
そしてボディビルダーな勇者と一緒に旅してる僧侶ちゃんェ
顔が真っ赤だぞどうしてくれる
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