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チーム:サーカス【厨二病】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:25:23 ID:1lvOPQUkic
お題【厨二病】

下記の順番でお願いします。

バーロー ◆UjK6UzITOQ
ゆかり ◆PQt5QGscr2
◆MEIDO...W.
議長 ◆i3hQ782536
ハガネメ ◆KNIGHT.OCw
たご ◆UyDMAQ5sDc
黒 ◆pf3bu2R0Ws
にっころ ◆Ohm5FHaeZI
すぱ ◆EOQ3BRAmq.



2: バーロー ◆UjK6UzITOQ:2012/3/4(日) 11:41:35 ID:Xluuudljj2
一番手いくお


ザァー…ザァー…
ゴロゴロ…ピシャッ!ゴロゴロ…
…ーっ!?…ーっ!?

?「ハァハァ…ハァハァ…」

激しい雨と雷鳴が轟く中
一人の豪奢な剣を背負い
小さな生まれたばかりの
男の子を逞しい胸に抱き抱え
深い傷をおった男が追っ手から
逃げていた…

?「ハァハァ…ついた…」

男がたどり着いたのは首都から
少し離れたエルフの森の入り口

?「……」

男は悩み憐れんでいた
つらく困難な運命を
辿るであろうこの子の運命を…

?「…強く生きてくれよ…?」

そう声をかけ赤ん坊の頭を撫で
赤ん坊をエルフの集落の
入り口の前に下ろし
背負っていた剣を隣におき
名残を惜しむかのように
その場をあとにした…



物語はそれから十数年後に
動き出す…
3: ゆかり ◆PQt5QGscr2:2012/3/4(日) 12:58:51 ID:Ig.KNXNs8E
うはwww怖い…。二番手逝きます

十数年後…

あの時の赤ん坊はエルフ族の子供がいなかった夫婦が引き取っており、何不自由なく幸せに過ごしていた…
〜エルフの森〜
?「おりゃーーーっ!!」
ガキン!
エルフ父「まだまだ脇の締めが甘い!!」
カーン!!
カラカラカラ…
?「くっ……」

エルフ父「よし、今日の稽古はここまでにしよう。そろそろ飯にしようか、クルス。母さんが待ってるぞ」

クルス「分かったよ」
ザッザッザッ
ガチャ
エルフ父・クルス「ただいま」

エルフ母「お帰りなさい、ご飯はもう出来てますよ」ニッコリ

クルス「流石母さん!じゃあ、テーブルに並べるよ」

エルフ母「ありがとう」ニコ
三人「いただきます!!」

クルス「母さんのご飯は本当に美味しいなぁ」ガツガツ

エルフ母「ウフフ…急がなくてもご飯は逃げませんよ」ニコニコ

エルフ父「気持ちは分かる。母さんの料理は最高だからな」モグモグ
カチャ
三人「ごちそうさまでした!!」

エルフ父「クルスも剣の腕が上がって来たな、まだまだ甘い所もあるがな」

クルス「本当!?」

エルフ父「ああ、本当だ」ニッ

エルフ父「さあ、午後の稽古を始めるぞ」

クルス「うん!!」

この日までエルフ族の家族とエルフの森の住人たちは平和に暮らしていた…
だが、ある日を境に物語は急速に動き出す…!!
4: ◆MEIDO...W.:2012/3/4(日) 14:09:44 ID:nO7atJatII
女「あのさ……」

男「どうした?フロイライン」

女は手に持った紙の束から顔を上げ、男の方を見た。

女「まあ、あんたがラノベ書きたいって言ってたのは知ってる」

男「当たり前だ。我程の者ならば書けて当然だ」

女「あんたが厨二なのも知ってる」

男「我が厨二だと!我はかの……」

女「黙れ」

女の一言で男は大人しく黙った。女は再び紙の束に目を落とした。

女「ストーリーもあんたの厨二が出てないし、良い方だとは思う」

男は喋ろうとしたが、女に睨まれて口を閉じた。

女「まず、長い。何なの?いきなり超大作狙ってんの?」

女はテーブルの下に置かれた、紙の塔を見て、すぐに男の方を見た。

女「次、場面展開しすぎ。この『物語はそれから十数年後に動き出す…』のすぐ後に、『ある日を境に物語は急速に動き出す…!!』は早すぎでしょ。その後もだいたいそんな感じだし」

男「フロイライン!我の話を……」

女「うるせえ!」

女は持ってた紙の束を男の顔に投げつけた。紙の束を止めていたクリップはその衝撃で外れ、紙が部屋中に散らばった。

女「ドイツ語喋んな鬱陶しい!昔のよしみであんたに付き合ってるんだからね!こっちだって忙しいんだから!黙って私の話を聞け!そして、さっさと帰らせろ!」
5: 議長 ◆i3hQ782536:2012/3/4(日) 17:48:19 ID:VHsghwG3ak
男がもう一度何かを言いかけたが、女は気付かずに帰ってしまった

やれやれ、やはり女は扱いにくい

だが女の忠告は受けとめよう。我の腕が鳴るな。フハハ



ん?

冗談じゃなく右手が疼くようだ…

なんなんだ?
6: ハガネメ ◆KNIGHT.OCw:2012/3/4(日) 18:19:06 ID:S/.B8nd9vU
男はとっさに右手を押さえた。
だが、まだ疼きは収まらなかった。
それどころか、徐々に右腕全体をその疼きが支配していた。
男「なんだ?どういうことだ…うっ」ズキッ

右腕の疼きは、突如として痛みに変わった。

右腕を見ると、その手首から血が流れていた。

血は次第に腕の中心に流れ、そして何故か渦を巻いた。何重にも、時計回りに。まるで何かの紋章のように。

男は部屋中に散らばった紙の上に倒れ込んだ。

すでに男の右腕は、上げられないほどの痛みに覆われていた。

気絶でもしそうだ。誰か、助けてくれ。

そう祈って、男は眼を閉じた。閉じる直前、視界の端に昆虫の羽根を付けた人のようなモノが見えた気がした。
7: ◆UyDMAQ5sDc:2012/3/4(日) 19:11:04 ID:nBizvRjA3M

その昆虫の羽根を付けた人のようなモノが耳元で囁いた。


「妖精がいっぱいいるって有名な森で
 ザラキーマを唱えたらどうなるかなぁ…」


8: 黒 ◆pf3bu2R0Ws:2012/3/4(日) 20:07:23 ID:1PH9b/sgig

数時間がたっただろうか
男は目を覚ますと妖精の森…

…にはいなかった

真っ白な部屋、真っ白なベッドの上に横たわり
隣には涙目の女がいた

目を覚ましたことに気づいた彼女は目を擦った
それでも彼女の目は赤いままだった

女「馬鹿!そんなにボロクソ言われたのがショックだったの?自殺しようとするなんて!」

男「へっ?」

女「私が忘れ物に気づいて戻ったからよかったものの…」

男「ちょっと待って、我が自殺?」

女「自分の腕を見てみなさいよ」

そう言われて自分の右腕をみる
包帯が巻かれて少しだが血も滲んでいる

リストカットのようだが自分で切った覚えはない

男「そうだ…妖精がいたんだ」



9: にっころ ◆Ohm5FHaeZI:2012/3/4(日) 20:31:57 ID:tUL89Adi.s
女「寝ぼけたこと言わないでよ!喰らいなさい!おっぱいビンタ!」バチコーンバチコーン
男「ぐわああああマシュマロにも似た感触が我を心底恐怖に突き落とすぅう!」
女「まったく、で、いつまで頭にそんな気持ちの悪い縫いぐるみ乗っけているの?」

我は疑問に思った。彼女は何を言っているんだ。鏡を見て頭を確認するしかないじゃないか。髪に何か乗っている感覚はない。あるのは窓から吹いてくる風がまるでどこかの掲示板で人気の人物の名前に似た音でフォオオーイフォオオーイと我の頭を撫でるだけの感触しかない。
我はおっぱいビンタ女(推定Tカップ)が頭に乗っている、とさも覚えたての言葉を嬉しそうにそこらの雑踏にほざく小さな子供に酷似した彼女を見た。恐らく我は今キチガイを見つめるような視線を向けているのだろう。確かに我は今ありもしない縫いぐるみの話をするキチガイを見つめているのだから自然なことなのではあるが。
鏡越しに我が頭を見つめる。
そこには明らかに異質な存在がいたのだ。柔らかな肉に生えたおぞましい虫の翼、柔らかな2つの肉にはピンクの蕾がついている。
そう、どう見てもおっぱいに虫の羽が生えているだけである。
おっぱいが喋る
「やあ!僕はちちべぇ!」

女「ちち、べぇ?」

「僕と契約して美乳少女になって欲しいんだ!」

10: すぱ ◆EOQ3BRAmq.:2012/3/4(日) 21:12:56 ID:e97/5BlBFw
パスします、すみません
次の方お願いします
11: バーロー ◆UjK6UzITOQ:2012/3/4(日) 21:36:20 ID:Xluuudljj2
がんばりんこ

女「美乳少女?」
わけのわからん状況だと言うのに
この知り合いはなにを
ほざいているのか我には
到底理解できんかった…―
その時ふと気づいた
(離れている…?)
最初は自分でもなにを考えて
いるのか解らなかった…
気づけば我は身体から
意識…いや魂にも程近いと
言える状態になり
身体から確かに我という
存在は離れていった…
しかし我の身体は未だに動き
女(+おっぱい)と
会話しているのだ…

次の瞬間我という存在は
一つの概念となり
超宇宙的存在となりそして…












私は神となった…
12: ゆかり ◆PQt5QGscr2:2012/3/4(日) 22:46:29 ID:mu6dhNOcd.
男「という夢を見たんだ。どうだ、素晴らしいだろう!」ドヤァ

女「あんたの厨二って夢にも出てくるくらいひどかったのね。流石に引くわ」

男「だから何度も言ってるだろう!我は(ry」

女「はいはい、分かったから。で、今度はちゃんと書いたの?」

男「我は物足りないが…貴様の言うとおりに書いたつもりだ」

女「へぇ?じゃ、見せてもらうわよ」ペラッ
13: ◆MEIDO...W.:2012/3/4(日) 23:37:34 ID:HyXIxrWsFo
事は少しばかり空が赤く鳴り始めた頃に起こった……

クルス「とぉぉぉぉぉぉ!」

父「そうだ!その調子だ!」

クルスの父はクルスの剣を受け止め、時たま足を出してクルスを転ばせようとするが、そう簡単に引っかからなかった。

父「む?クルス待て」

クルスは父の言葉で振り上げた剣を下ろした。

クルス「どうしたの?」

父「静かに」

父は耳を済ましながら頷いている。森の声を聞いているのである。エルフ族特有の力であるため、エルフ族ではないクルスには聞くことが出来なかった。

父「稽古は終わりだ」

クルス「えー!」

父「人間の軍隊がこちらに向かっているらしく、防御を固めたいそうだ」

クルス「僕も……」

父「ダメだ」

クルスが言うより早く、父がクルスの言葉を遮った。

父「お前はまだ幼い。それに、お前まで行ったら、もしもの時誰が母さんを守るんだ?」

父はクルスの頭を乱暴にぐしゃぐしゃ撫で回した。

クルス「……わかったよ!僕頑張るから!父さんも頑張ってよ!」

父「当たり前だ!ほら、お前は家に帰れ」

クルス「家で待ってるから!」

クルスは剣を鞘に閉まって、父に見送られながら走って家に向かった。
14: 議長 ◆i3hQ782536:2012/3/5(月) 00:05:24 ID:1PH9b/sgig
男「ふ…どうだ」

女「ありきたりね」

男「なん…だと…」

女「まだまだね…」

女(早く私を楽しませてよ…いろんな意味で)

男「何がいけなかったんだ…」

女「だいたい…美乳少女ってなによ!」

男「えっ」

女「えっ」

男はそんなもの書いてない

この時からだろうか

既視感というものを体感するようになったのか

自分に力があるつもりだったが、本当に使えるようになる

そんなことが起きるとも知らずに

自然と黒のロングコートを着ていた
15: ハガネメ ◆KNIGHT.OCw:2012/3/5(月) 16:25:17 ID:X3/m/moTjA
そうだ、これは…この状況は、確か見たことがあったはずだ。それもごく最近。
ハンガーに掛かった、長年使い込んで所々糸がほつれた黒のロングコートを半分羽織った形のまま、男は問いかけた。


男「なあ、前にもこんなことなかったっけ」

女「さあ?知らないわよそんなの。ところで…インク、こぼれてるけど?」

男「あっ!うわ全然気付かな…」ハッ

言いかけて、男は口を覆った。この台詞もインクがこぼれた状況も、全部見たことがある……気がした。

既視感。

デジャヴ。

そんな三文字と四文字が、男の脳裏をよぎり消えた。
女「どうしたの?急に黙って…早く拭かないと染みになるじゃない」


そうだ、なんとなく見た。この光景の次に、我…いや、俺はどうしたのか。

男「雑巾と新聞紙、持ってきてくれる?」

口が勝手に動いた。考える間もなく。

最近、と言ってもいつだったか思い出せないが、確かにこのインクを拭き取った覚えがある。

なぜだ。

なぜ思い出せない。いつだった。

何かこの後に重大な出来事でもあったのか?

それは、多分数秒後に分かるのだろう。
16: ◆UyDMAQ5sDc:2012/3/5(月) 16:34:44 ID:ktlYcf9iZM


オログ「まあ、はやく拭けよ」



17: 黒 ◆pf3bu2R0Ws:2012/3/5(月) 18:43:58 ID:G4bw/0.ftY

女「だれ」

男「新キュラ?」

女「それよりインク拭かないと」

男「あ、あぁ」ゴシゴシ

オグロ「実はお前たちに頼みたいことがあt」
女「五月蝿いわね!今掃除してるのよ!見えないの?」

オグロ「スマン…」


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