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チーム:マルフォイ【みちしるべ】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:53:07 ID:1lvOPQUkic
お題【みちしるべ】

下記の順番でお願いします。

マルフォイA ◆ETKIPSKPs.
マルフォイN ◆m41M11PQSs
マルフォイS ◆/.fUN/TvfA
マルフォイE ◆4BpchDMrRU



2: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/4(日) 19:18:16 ID:gDSpiuwxmw
すまないフォイ
パスだフォイ
3: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/4(日) 19:53:34 ID:nn.DDYGJek
 
「随分と・・・遠くに来てしまったフォイ・・・・・・」

僕は今、一面茶色の荒野にたっているフォイ。 

「もう、だめだフォイ・・・・」

遂に立っているのもままならなくなった彼は、大の字を描くように倒れこんだ。

「なぜ・・・。なぜ僕がこんな目にあっているんだフォイ・・・」


彼は朦朧とした意識のなかで今までのことを思い返していた・・・・・・ 

―――――・・・・・・
4: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/4(日) 21:19:48 ID:VHsghwG3ak
僕の名前はドラコ・マルフォイ…
純血の魔法使いの家系
マルフォイの家に
生まれ母に愛され
父に将来を有望視され
ホグワーツに入りスリザリンに入寮し
エリートの道を歩く…
はずだった…そう…



あのハリー・ポッターが
現れるまでは…

5: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/4(日) 22:03:28 ID:Q7vttFqj3c
初め、僕は仲良くなろうと歩み寄ったのに……あいつは靡かなかったフォイ。
それからはポッターを見返そうと必死になる日々だった。
15歳の誕生日にはmixiデビューもした。ポッターより早く生まれたことをこれほど嬉しく思ったことはなかった。年齢詐称?そんなのはしなかった。何故なら僕は純血でエリートだから。
しかしそこには屈辱が待っていた。

初めまして!(0)
分かってるよ誰も僕のことなんか…(1)
ありがとう!(0)

日記を書いてもコメントが来ない。それに対してポッターは僕より遅く入会したくせにマイミクがたくさんいる。
信じられなかった。

そして僕は、盗んだバイクで走り出せーしたフォイ。
6: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/5(月) 05:07:36 ID:quOmXdu47Y
何時ものように盗んだバイクで走っていると何処からともなく笑い声が聞こえてきたフォイ!
声がする方に走った!!!アクセル全開!!

「誰も僕を止める事は出来ないフォーーーイ」

そして‥‥コケた!
7: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/5(月) 08:36:15 ID:SHIfJkK4AE
――・・・・その時の様子を彼はこう語る。 

ドラコ・マルフォイ氏「えぇ、凄まじかったです。自分の犯したミスがあんな結果をもたらすとは思ってもいませんでした。」


―――・・・時を戻して事故時 


はぜる車体!飛ぶ肉体ィ!!バランスが崩れかけたら後は転倒まで待った無し!!!

彼の身体が地面に触れた途端はねる!ハネル!!跳ねる!!! 
波紋なき平の水面を往く小石の如く!その勢い、留まるところを知らず!! 
猪突猛進、疾風迅雷、天下御免の体当たりがここで発動した!!


彼のバイクが爆発すると同時に、彼の体は壁に強かと打ち付けられ、そのまま壁をぶち抜き中にあった大量のプチプチによって一命を取り留めるのであった。
8: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/5(月) 09:09:41 ID:is79/5bWLs
マルフォイ「…ぐっ…うぅ」
しかし一命をとりとめたとはいえ
かなりの衝撃が痛みとなって
マルフォイを襲った…
粉々になった壁の残骸に
埋もれ大量のプチプチの上で
のたうち回るマルフォイ…
そこにやって来て声をかける
男がいた…




そう…











ハリー「フンッ…無様だな…マルフォイ」




ハリー・ポッターである
9: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/5(月) 10:09:08 ID:IE9FPZTe0o
マルフォイ「ポッター!?ぐっ……どうしてここに!」

ゆっくりとした足取りで近付いたハリーはマルフォイを見おろして、にやりと口の端をつり上げた。
ハリー「そんなお決まりの台詞しか言えないのかい。これだから主役になれないんだよ!」
マルフォイ「うわあああ!黙るフォイ!」
10: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/5(月) 13:01:19 ID:w/f5OahbOg
握る杖!

だがポッターの方が早かった!

ポッター「不様だね…マルフォイwwwハーーハハハwww」
高らかな笑いと共にポッターは消えた。

マルフォイ「クソ!!クソクソフォーーーイ!!!」
なんどポッターに負ければいいのだろうか‥‥

マルフォイ思ったフォイ‥


11: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/5(月) 13:55:04 ID:jS1deeLxrU
「負けないフォイ・・・負けないフォイ!!僕は強くなるフォイ!!!」

激情に任せるまま杖を振るいまくるマルフォイ。 
彼の杖先からでる七色の光の奔流が周囲を染め上げる。 

「今に見ていろポッター!!必ず・・・必ず貴様にこの屈辱を味あわせてやるフォーーイ!!」
12: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/5(月) 14:36:59 ID:of7xHQJUJs
―…その後
マルフォイ「フォォォオイッッ!!」
ハリー「無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄っー!?」
マルフォイ「フォォォオイッッ!?」

何度も…

マルフォイ「サーペンスソーティア!」
ハリー「アクセルシューター!」
マルフォイ「なのはさぁーん!?」

何度も…

ハリー「ハイッ!」
マルフォイ「フォイ!」
歌丸「はいポッターさん早かった」
マルフォイ「フォォォイ…」
歌丸「マルフォイさんうるさい
山田君マルフォイさんの
全部持ってっちゃって。」
何度も…

マルフォイ「くっハンターが来たフォイ!?」
ハリー「マルフォイ!ハンターは
そっちじゃない!
こっちから来てる!
向こうに逃げろ!」
マルフォイ「本当かフォイ!?
ありがフォイ!ポッター!」
タタタタッ…
ハリー「ニヤリ…」
マルフォイ「ハンター!?まっまさか!?
謀ったなポッター!フォォォオイッッ!?」


マルフォイはハリー・ポッターに
挑戦し続けた…
13: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/5(月) 21:00:36 ID:gUiM727Cxk
負けない、強くなる、それだけを思ってマルフォイは努力を重ねた。そして。
マルフォイ「ついに、ついに編み出したフォイ……!」

フォイフォイフォイフォ
フォイフォイフォぴー!

マルフォイ「リズムに合わせて華麗に攻撃するフォイ!ポッターはきっとこのノリについてこれないフォイ!」
14: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/5(月) 21:40:36 ID:3CDWiEDRFY
マルフォイ「ポッター!!ポッターはいるかフォイ?」

ポッター「またか‥いい加減に自分はクズだと認めたらどうだい?」

マルフォイ「ぐっ‥い、言わせておけばフォイ!僕を舐めるなフォーーーーイ!」
フォイフォイフォイフォフォイフォイぴー

ポッター「‥‥‥っで?」

マルフォイ「フォ?フォイ?」

ポッター「クルーシオ!!」

マルフォイ「ンハァァァァァァァァァァァァフォォォォォォォォォイ!!!!」バタッ

ポッター「いい加減君には飽きたよ…マーールフォイww」

マルフォイ「‥‥」

ポッター「ん?何だもう終わりか?つまんなーい(´・ω・`)」

ポッター「ロンでもイジメてくるかwwwじゃーなマルフォイ風邪ひくなよwwハーーハハハwww」

15: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/5(月) 22:47:21 ID:8dOP6ANlRk
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グス」

「・・・・!・・・・・!・・・・・エグッ!!」 

ダン! 

「フグゥ・・・・・!!」ドン!ドン!ドン!!


彼は泣いていた。自分はこの程度なのか。 
あれだけの努力、修練ではまだ不足なのか。 
憎きポッターの足元にも及ばない力しかないのか。

その日、彼の声にならない慟き(なげき)が止むことはなかった。
16: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/5(月) 23:05:48 ID:is79/5bWLs
そのあと
ホグワーツに攻撃をくわえる
ヴォルデモート側についた
マルフォイだったが結局ハリーを
出し抜くこともできず
結果的には命を
救われてしまうざま

そう…最後の最後で
またマルフォイ、ドラコ・マルフォイは
ハリー・ポッターという魔法使いに
負けたのだ…



その後マルフォイ一家は
ヴォルデモートの敗北を
早いうちに悟り足を洗ったが
結局家は没落とまでは
いかないが傾きマルフォイは
そんな状況を打開すべく
旅に出たもちろん
持ち物は着替えや少しの路銀
そして魔法の杖と
必要最低限の物のみ…

そうして世界の荒波に揉まれ
新たな希望を見いだし
本来の自分と向き合うため
マルフォイは旅立った…
そして冒頭の>>3
繋がるのであった…











フォイ
17: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 00:07:34 ID:t3/Jq2u1wc
昼だというのに暗い空。太陽は地面を一瞬照らし、またすぐに雲に隠れる。
マルフォイ「どうすればいいんだフォイ…」
強い風が容赦なく吹き付け、砂粒がマルフォイを襲う。そのせいか、他の理由か、彼の目は心なしか赤い。肩を震わせ、拳を握り締める。
マルフォイ「っ……これから、なにを!どこを!目指して行けばいいんだフォイ!?」
18: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 02:03:09 ID:J6GpTT7uTw
あてもなく歩くマルフォイ!

するとラクダに乗った老人に出会った!
老人はマルフォイを見ると失笑しながら言った!

老人「少年よ力が欲しいか?w」

マルフォイ「フォ‥フォイ!?」

老人「だwかwらw力が欲しいか?w」

マルフォイ「欲しいフォイ!!ポッターを倒す力が欲しいフォイ!!」

老人「ならwこれをやろうw」スッ

マルフォイは呪いの兜を受け取った!テーレッテー!

マルフォイ「こ‥これはフォイ?」

老人「この砂漠に残りの剣、鎧、盾があるそれを集めた時お前は素晴らしい力を手にするw!」

マルフォイ「ほ、本当かフォイ!?」

老人「wwwあぁ本当じゃwwwwww」

マルフォイ「ありがフォイ!!探してくるフォイ」
意気揚々と歩きだすマルフォイを爆笑で送り出す老人!

マルフォイはまた歩き出した!

19: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 03:38:49 ID:SpmsIsOPoU
無尽の荒野を当てもなく彷徨い続けるマルフォイ。

ときには竜巻に巻き込まれ、またあるときは狼の群れに追い掛けられる。

気の休まるときはなく、いつしか彼は屈強な青年へと成長していた。
20: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 07:45:54 ID:VHsghwG3ak
マルフォイは確かな強さを
手にしようとしていた。

幾度となく命をかけて
戦い
オアシスの泉で女神との知恵比べで
勝利し盾を手にいれ
廃墟となった城から
鎧を見つけ出した…


そして…

マルフォイ「ここかフォイ…」

マルフォイはある人々の
記憶から抹消された
神殿に来ていた…

マルフォイは堂々と神殿に
入っていった…
21: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 11:09:05 ID:4erIZfy91.
薄暗い通路を、マルフォイは杖に火を灯して進む。
入り口には少し欠けた彫像があった。等間隔に並ぶ柱には模様が彫り込まれている。
華やかな祭祀の場であった形跡は残るが、古びた建物は不気味さを増している。
マルフォイ「大丈夫、手に入れたものは持ってきたフォイ。あの老人に感謝かな……フフォイ」
歩きながら、脳内は既に勝利の想像でいっぱいだ。敗れたハリー想像して笑みをもらす。

通路を曲がって曲がってもう少し。進む先がほんのり明るい。マルフォイは杖の灯を消してみた。
22: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 12:23:38 ID:HfDa9zL5Aw
光の先には大きな祭壇があった!

祭壇の上に最後の剣を見つけたフォイ!!
ゆっくり階段をあがるマルフォイは思った。

簡単過ぎるフォイ‥

今まで幾度となく邪魔があったのに今回は全く無かったのだ。
そして辺りに気をくばりながらマルフォイは祭壇の頂上にたどり着いた。

23: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 13:43:08 ID:sdOKoiAXn.
剣は祭壇中央に垂直に突き刺さっていた。

(これを引き抜けば、全てが変わるはずだフォイ・・・) 
緊張を押さえるように深呼吸をする。 

「往くフォイ!!!」

気合いを入れ、剣の柄を掴んだ。 

その瞬間―――!!!
24: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 14:39:58 ID:G4bw/0.ftY

バシューンッッッ!!

今まで全ての装備



そして引き抜かれた剣が
光輝きマルフォイの持つ魔法の杖に
重なり一つの杖になる
マルフォイ「…っ!?フォォォォオイ!?」

さらにマルフォイの身体に
新たな姿を手にした杖から
凄まじいまでの魔力が
流れ込んでくる!
同時に全ての魔法の知識が
流れ込んでくる!

マルフォイ「フォォォォオイ!!」


25: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 14:59:43 ID:hy9iyTUKhM
溢れるパワーがオーラとなってマルフォイを包む。
マルフォイ「フォッフォッフォ……簡っっ単に力を手に入れたフォイ!きっと今までの努力は今日という日のためにあったフォイ!」
せやなおじさん「せやな」

杖がひとりでに動き、引っ張られるように動いた腕も、ある方向を指して止まる。
マルフォイ「フォイ?」
26: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 15:26:51 ID:Mqq3zHKMNM
差した方向はグレンジャーの家の方角だ!

マルフォイ「なぜだフォイ?」

27: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 15:52:17 ID:sdOKoiAXn.
マルフォイは困惑していた。 

「なぜグレンジャーがでてくるフォイ?」

しかしそんな彼をよそに杖は彼を急かすかのように震えが激しくなっていく。 
そのうち、杖の柄のほうから小さな火花が飛びはじめる。

「フ、フォイ?何が起きるフォイ?これなんか危ないんj!!!」ドゴーーーン!!! 

彼が杖を手放そうとした瞬間、杖の柄から魔法の渦が噴き出す。
その勢いたるや凄まじく、彼は杖をエンジン代わりに天井を突き破り、空の彼方へ消え去るのだった・・・・・


「何処に行くんだフォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・イイ・・・・・!」キラン☆


28: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 17:25:56 ID:is79/5bWLs
―……
マルフォイ「………うっ…フォ…イ」
マルフォイ「…こっここは…
どこだフォイ…」

マルフォイが目覚めるとそこは
花が咲き乱れる庭園だった…

マルフォイ「………」ポー…

美しい光景に
心を奪われてしまう…

―…キィーン…

マルフォイ「…っ!?」

なにかの意思を
感じハッとするマルフォイ
辺りを見回すと目の前に巨大な城が目にうつる…
しかしそれと同時にある
恐ろしい事実に気づく…














マルフォイ「…嘘だフォイ…?」
ここは空に浮いていた…
29: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 18:00:31 ID:PtH21cG2bY
マルフォイ「わけがわからないフォイ」
もういちど辺りを見回す。
マルフォイ「僕の意外にメルヘンな思考の現れフォイ?」

わけがわからなくなったマルフォイは、これ夢なんじゃないかなー?などと考えていた。
30: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 18:20:45 ID:XMrq0Ndbt.
マルフォイ「そうだ、夢だフォイ!夢なら何してもいいフォイ!!」
おもむろに全裸になるマルフォイ。

マルフォイ「フォーーーイ僕は自由だフォイ!w」
ひとしきり全裸で遊んで疲れたマルフォイは服を着ようとしたが‥見つからない。

マルフォイ「フォ‥‥フォイ!?僕の服はどこだフォイ?」
焦るマルフォイだが服は見つからなかった!


31: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 19:00:32 ID:2r75fYVaHg
「まずいフォイ・・・いくら夢でもいつまでも全裸でいるのはマズいフォイ!!」
 
周囲を見渡してみるも服は見当たらない。 

「これからどうすればいいんだフォイ・・・ん?なんだフォイ?」

途方に暮れる彼の足元にはいつのまにかに何かがいた。 

「黄色いリス・・・?あっ、待つフォイ!」

彼が黄色いリス(?)を見つめていると黄色いリス(?)はいきなり走りだした。

彼が追い掛けていくと城壁らしき場所に辿り着いた。 
城壁は苔と蔦にまみれている。彼がさらに近づくと黄色いリスが彫像らしきものに登って仲間らしきリスと遊んでいた。 

「これは一体・・・なんなんだフォイ・・・」 

彫像だと思っていたものは彼の常識では考えられないロボットだった・・・・
32: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 20:36:06 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「これはなんだフォイ…」

―…キィーン…キィーン…

マルフォイ「…っ!?フォッ!?フォイ…!?」

先ほどよりも強い
意志の力を感じるマルフォイ
しかも今度は引き込もうと
するような…
呼び寄せるような意思を感じた

マルフォイ「…僕を呼んでいるフォイか…?」

痛む頭をおさえながら
マルフォイは城の奥まで入っていった…
33: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 21:05:52 ID:ilecF7ct8.
そして‥‥コケた!
マルフォイ(全裸)
息子が臨戦態勢でなかったことが、不幸中の幸いであった。
マルフォイ「デジャヴ…?それにしても、たまひゅん……危うく人生終了するところだったフォイ」
34: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/7(水) 02:23:42 ID:Zox1bcTKzk
とりあえず全裸でロボット(?)に近ずいてみたマルフォイは驚きを隠せなかった!

マルフォイ「‥フォ〜イ‥‥」

それもそのはずだマグルの世界のロボットだ、マルフォイはマグルが嫌いだ。
だからロボットなんて知るはずもない!

するとロボットが動き始めた!
マルフォイ「フォイ!?」

ロボット「ギ‥‥ギギ‥?」

マルフォイ「何か言おうとしてるのかフォイ?」


35: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/7(水) 09:05:28 ID:xZgsXzpN3.
ロボット「ピ・・・ポンピンプンピン」

マルフォイ「いや、それじゃ判らないフォイ。」

ロボットは確かになにかを伝えようとしているが、マルフォイにはロボットがなにかを伝えたいかが判らない。 
何回かこのやり取りを繰り返していると、ロボットの腕が動き一点を指す。

マルフォイ「向こうに行けばいいフォイ?」

ロボット「ピーポン」

マルフォイにはロボットの言葉は判らなかったが、肯定しているように聞こえた。当てもないのでロボットの指差した方向に歩いていくと、文字らしきものが書かれた壁を見つける。 

マルフォイ「この字は・・・読めないフォイ。」

その文字をマルフォイは読めなかったが、よく見ていくと比較的新しく書かれた部分を見つけた。 

マルフォイ「なになに・・・?【ここは浮遊島 ラピェタ です】。・・・・・・ラピェタなんて聞いたことないフォイよ・・・・・・・・・」
36: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/7(水) 09:23:26 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「…とりあえずここが
空に浮くラピェタという島なのは
わかったフォイ…
夢かどうかはおいといて…」

少し考えてマルフォイは城の中に
入ってみることに決めた
帰る方法と服を探そうと
考えたのだ。

マルフォイ「…焦らない…
焦らない…フォイ…」

マルフォイは自分を落ち着けると
城の入り口らしき
扉の前にたった
すると扉が勝手に開き
中の部屋に明かりが
つきだしたのだ。

マルフォイ「…っ!?こっこれは
どういうことだフォイ!?」

驚くマルフォイに言葉を
返すものはいない…しかし…

―…キィーン…!…キッ…っ!?…
マルフォイ「…っ!?またかフォイ…」
またもなにかの
意思を感じるマルフォイ…

マルフォイ「いくしかないフォイ…」

マルフォイは城の中に足を踏み入れた…
37: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/7(水) 11:08:24 ID:4erIZfy91.
マルフォイ「フォイッ!?」
ひとつの扉を開けたマルフォイは、静かに扉を閉め直して通路に戻った
マルフォイ「すごいものを見たフォイ……女の子の髪が撃ち落とされてショートヘアになったフォイ……」

足の震えに気付くマルフォイ。しっかりしろ、年もとったし魔法の能力も上がったのだから、と自分を叱る。
38: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/7(水) 13:36:48 ID:apiHPTNAGs
フォイ!?!?

マルフォイは大事な事に気づいた‥

マルフォイ「全裸だったフォイ‥」

マルフォイは少女の命か自分のプライドかで揺れていた。

マルフォイ「フォイ‥フォ‥‥イ‥フォーーーイ!!」バッ

マルフォイは自分のプライドを捨て少女を助ける事にした!マルフォイカコイイ(・∀・)!
だが少女は見知らぬ男と手をつなぎ叫んだ!

[[[[バルス]]]]と‥‥‥‥


39: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/7(水) 14:58:46 ID:SpmsIsOPoU
スゴゴゴゴ・・・・

「フ、フォイ!?なんだフォイ!?何が起きてるフォイ!?」
 
マルフォイは混乱する頭を必死に落ち着けながら状況の把握に努める。 

「これは・・・!?崩れているフォイ!?逃げなきゃいけないフォイ!」

彼は走りだした。当てもなく、とにかく広い場所へ。間一髪でもといた庭園らしき場所に辿り着いた。しかし・・・ 

「どうやって逃げればいいフォイ・・・・」

崩壊していく足場。箒があればと思うもこんなところにある訳が無い。 
ふと、目線を動かすと、男が倒れていた。 

「・・・・取り敢えず、全裸で死ぬのは嫌フォイ。」

彼は男の服をはぎ取り身に付け始めた。そして、ネクタイを締めたところであることに気付く。 

「また杖から火花が散り始めたフォイ・・・!そうだ、これだフォイ!!」

そうだった。自分はこの杖に飛ばされてきたのだ!

「いける!イケるフォイ!!」

彼は咄嗟に男を掴むと杖に魔力を通す。

「イッくフォォォォォォォイ!!」

キュィィィィィンン・・・・ドゴーーーン!!!!!! 

彼は飛んだ。夢と希望と男を乗せて。どこまでも、どこまでも・・・・・・・・・
40: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/7(水) 16:47:23 ID:VHsghwG3ak
次に気づいた時にマルフォイは
目の前に城を見つけた…
しかしさっきまでいた
城ではない…目の前の城は
青と白の美しいヨーロッパ風の城だ

http://ryu.boy.jp/up/uf/20120307164643.jpg

マルフォイ「また妙なところに
来たフォイな…」

マルフォイも様々な修羅場を
越えてきたためこの程度では
もう驚きもしない

マルフォイ「そういえば…
あの男は?…」

マルフォイが辺りを見回すと
抱えていた男はいなかった。

マルフォイ「いったい誰だったフォイ?」

マルフォイは疑問に思ったが
とりあえずそれは
あと回しにすると情報を
集めることにした

マルフォイ「まずはあの
城に行ってみるフォイ!!」

そうしてマルフォイは歩きだした




ちなみに服は
剥ぎ取ったものをまだ着ている
41: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/8(木) 00:01:40 ID:sdOKoiAXn.
マルフォイ「ここに来たのは初めてのはずだが、『夜になるとライトアップされて綺麗』という情報が頭に浮かんだフォイ。見てみたいフォイ」
高くそびえる城を目指し歩く。

JK「きゃーっ変態!全裸!」
マルフォイ「フォイ!?」
マルフォイは声のする方に振り返ったが、女子高生が見ているのは自分ではなかった。
マルフォイ「意識しすぎて、全裸という単語に反応するようになったフォイ……」

マルフォイ「ん? あれ?」
マルフォイは、全裸と叫ばれたのは自分が見失った男性である、と気付いた。

しかし面倒くさいので放っておいて、城へと歩みを進める。
42: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/8(木) 00:11:04 ID:JSuDVGQxVQ
すまんフォイ!!
パスフォイ!!
43: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/8(木) 00:19:26 ID:tcdpPh7h0s
警備員「こちらに来ていただけますか。」

男「何をする。私はラピ――王だぞ」

警「なにをいって―――」

男「だいたい私はなぜこんな―――」

男と警備員のやり取りを背に城に近づくマルフォイ。 
「ここはテーマパークらしいフォイな。」

マルフォイが周囲の客たちを観察していると、どこからともなく軽快なマーチが聞こえてきた。
44: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/8(木) 06:16:49 ID:is79/5bWLs
―ワーワー!アハハハ!波ぁ!キャハハハ!

マルフォイ「にぎやかな
ところフォイな…」

マルフォイが驚くのも無理はない
魔法界にこんな
テーマパークのような
施設はなかったからだ。

マルフォイ「…少しくらいなら…
遊んでいってもいいフォイな…
というよりなんか遊ばなきゃ
ダメな気がしてきたフォイ…」

マルフォイもまた多くの人々と
同じようにこの夢の国の
魔力に取り込まれたらしい
すでに1日フリーパスは購入済みだ。

マルフォイ「最初はどうしようかフォイ?」


45: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/8(木) 16:44:37 ID:TMbkzyCM06
マルフォイ「何か女の子たちが頭につけてるフォイ!ちょっと…いやかなり欲しい気がしてきたフォイ」
道行く犬の着ぐるみに、店の方向を教えてもらうマルフォイ。
来たことも予備知識もないのだから、イタいと思うことはない。
46: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/8(木) 18:03:32 ID:kvpQ9fRuzw
店員「ありがとうございました!」ちゃり〜ん

マルフォイ「買ってしまったフォイ‥」
頭につけてご機嫌なマルフォイはありとあらゆるアトラクションに乗ってハシャいだ!
だが一つだけマルフォイの心をしめるものがあった。

マルフォイ「ボッチは寂しいフォイ‥」


47: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/8(木) 19:41:19 ID:7/ngPJy5m.
思えば自分はずっと一人だった。幼い頃から取り巻きは居たものの友達と言える関係ではない。そしてその取り巻きすら、ホグワーツの決戦から減っていき、あの屈辱の日以降はずっと一人だった。
旅のなかで様々な人と出会えたが友達と呼べる存在は居なかったのである。

「僕の人生いくらなんでも寂しすぎるフォイ・・・・。・・・・決めたフォイ。僕は友達を作るフォイ!」

マルフォイは右も左も判らぬ土地なれど、心から笑いあえる「友」を得ることを強く誓ったのだった。
48: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/8(木) 21:09:00 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「マルフォイ頑張るフォイ!!」

決意を新たにいざ歩き出すマルフォイ。
そこにどこからか
騒がしい声が聞こえる。
―…っ!?…っ!!
マルフォイ「穏やかなこと
じゃなさそうフォイね…」

その声に不穏な空気を
感じるマルフォイ

マルフォイ「行ってみるフォ…イ?」

そこに何か香ばしい焼き菓子の
美味しそうな匂いが漂ってくる。

マルフォイ「…そういえばもう
12時フォイな…」
グゥゥゥ…
マルフォイ「食べてから
行ってみるフォイ…?」

美味しそうな匂いに心が
揺れるマルフォイ

マルフォイ「…どうするフォ…イ?」

ふと視線を向けた先では
テーマパークのマスコットの限定Tシャツが
売っている、少し先程の男の
服が場違いな気がしてきたので
着替えてもいいか。

マルフォイ「迷うフォイな…」

なかなか決められないマルフォイ
ちなみにここまで0.5秒

マルフォイ「どうするフォイ?」

◆1:)行ってみる
◆2:)食べてから行く
◆3:)着替えてみる
49: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/9(金) 00:51:02 ID:RGhT0WXoMQ
マルフォイ「んー…腹が減っては戦はできぬとどこかで聞いたフォイ!買ってすぐに向かうフォイ!」
◆2である。

美味しそうな匂いの元を辿ると、そこには長蛇の列ができていた。
マルフォイ「うわっ…な、並ぶフォイ?」
グゥー キュルルル
マルフォイ「ハングリーだフォイ」
50: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/9(金) 05:12:17 ID:lUuCALDg5k
マルフォイ「お前等さっさと退くフォイ!!僕を誰だと思ってるフォイ!」

DQN「あぁん!?」ギロッ

マルフォイ「フ‥‥フォイ‥」

DQN「んだこら?やんのか?あぁ?」

マルフォイ「スイマセンフォイ‥」

DQN「ちっと面かせや!」グイッ

マルフォイ「フォイ!?!?い、嫌フォイ‥」
ズルズル‥‥‥‥‥━━━━━━━━

━━━━━━‥‥‥‥

マルフォイ「ウッ‥クソッフォイ!!」
マルフォイ「エリートの僕にこんなマネしやがってフォイ‥」
マルフォイ「こんなの死んだ方がましフォイ‥グスッエグッフォイ!!」

?「貴方は死なないわ。私が守るもの!!」

マルフォイ「だ誰だフォイ!?!?」


51: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/9(金) 10:35:27 ID:sdOKoiAXn.
「フォ・・・・・・フォイ」

時が止まった。 

マルフォイは声の主に一瞬で心を奪われてしまったのだ。 

「ぼ、僕はドラコ・マルフォイ!き、ききき、君の名前を聞いても良いフォイか!?」

マルフォイの顔はすでに真っ赤に染まり、声は吃りまくり、手にはびっしり汗を掻いていた。 

こんな気持ちは何時ぶりだろうか。 

マルフォイはこの偶然に感謝した。

??「私の名前は「お〜い、綾波〜」・・・」

52: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/10(土) 09:45:19 ID:ZqGF8bvdXA
遅れたフォイ…すまんフォイ…

マルフォイ「フォイ!?」

驚くのも無理はない
そこには目の前の少女を
親しげに呼ぶ平凡そうな男が
気の強そうなツインテールの美少女
黒髪ナイスバディなお姉さんを
連れて歩いて来るのだから…

マルフォイ「あっ…あれが…
ハーレムフォイかっ…!?」


53: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/10(土) 18:55:33 ID:55C4dLlWp6
すまんフォイ(´・ω・`)
パスフォイ(´・ω・`)!!
54: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/10(土) 19:28:42 ID:YcVDhI44CI
本当にすまない!
パスするフォイ!
55: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/10(土) 20:54:57 ID:ZqGF8bvdXA
綾波「友達来たからいく…」マルフォイ「…っ!?あっ
すっすまないフォイ!?」

パッと手を離した瞬間
彼女の手を握っていた手が
急に熱を失いとても冷たく
寂しさを感じた。

一瞬彼女が振り返り
ほんの少し笑みを浮かべ
控えめに手をふってくれた

マルフォイ「あっ…フッフォイ!」

マルフォイもぎこちなく
手をふると彼女は友達の元に走っていった
よく見ると先程はいなかった
そばかすのある地味目だが
しっかりしていそうな
髪を縛った少女
彼氏とおぼしきジャージ姿の少年
メガネの少年と微笑を浮かべた
美少年が合流していた
マルフォイ「…フォイ…」
マルフォイはその光景に
少しばかりの嫉妬と
羨ましさを感じた…













マルフォイ「ハァハァ…うっ…
フォォォォォォオオイ…ふぅっ…」

そしてトイレの個室であの少女の
手の感触、温もりとあの少女の
笑顔を思い出しながら
抜いた…

マルフォイ「ウッウッ…ウウゥ…」

マルフォイの頬に涙がつたった…
56: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/11(日) 03:58:15 ID:ozh3y5qo.k
マルフォイ「グスッ‥‥泣いてる暇は無いフォイ!僕も目指すフォイ!!リア充を!!!フォイさーー」

マルフォイは夢の国で誓った。
僕は生まれ変わるフォイ(`・ω・´)と‥
だがその道は辛く厳しい道になるとマルフォイはわかっていた!
でも、それでも‥男にはやらなければいけない時がある事をマルフォイは知っている。
だからこそ誓った!

マルフォイ「ヤッテヤルフォイ!!ヤッテヤルーーーフォイーーー」
57: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/11(日) 09:16:47 ID:hy9iyTUKhM
――――1時間後

「ダメフォイ・・・・僕には出来ないフォイ・・・・・」

彼はベンチで黄昏ていた。
「みんなリア充すぎるフォイ・・・・隙がないフォイ」

辺りを見回せば、カップルカップルカップル修学旅行家族連れカップルアベック・・・・・・ぼっちのマルフォイが入り込める隙などどこにもない。 

「どうせ僕なんかに友達は出来ないフォイ・・・・僕は死ぬまでぼっちがお似合いフォイ・・・・」

とうとうベンチの上で三角座りをしのの字を書き始めたマルフォイ君。
彼の放出する負のオーラが幸せ楽しいオーラを吹き飛ばし、彼の周りはいつしかまるで葬式でもやっているかのような重い空気に包まれていた。


58: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/11(日) 15:40:42 ID:1PH9b/sgig
―…そこで終わると言うのか…?

マルフォイ「…っ!?」

ビシィッ…!!パキィン…!!

何者かのが聞こえて
マルフォイが驚愕していると
次の瞬間周りの景色が
崩れるように消え失せ
真っ暗な空間に立たされる
マルフォイ

マルフォイ「こっこれは!?なんだフォイ!?」
??「なんだとは不躾な質問だな
マルフォイよ…」
マルフォイ「だっ誰だフォイ!?」

マルフォイが振り向くとそこには
いかにも魔法使いですと
いうような風貌の男がたっていた…


マルフォイ「…お前は誰フォイ…?」
??「なんだ分からないのか?
私だ、―……―だ」
マルフォイ「なんだフォイ!?
聞こえないフォイ!?」
??「…今は聞こえなくていい
また、出会うだろう…」
マルフォイ「待つフォイ!?お前は…!?」

…―ヒュゥン…!!

そして気がつくと
ベンチの上に戻っていた…

マルフォイ「…なんだったフォイ…
今のは…」
59: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/12(月) 18:02:07 ID:GnN7FW4ixc
マルフォイ「誰フォイ……?」
つぶやくマルフォイ。

マルフォイ「でも、とりあえず、光が見えた気がしたフォイ! そうだ、僕はマルフォイだフォイ!ここで諦める男じゃないフォイ!」

元気を取り戻したマルフォイは立ち上がるとベンチから離れた。
そして意を決してひとりの着ぐるみに話し掛けてみる。
60: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/12(月) 19:15:21 ID:VDyaZcwJW2
すまないフォイ!!
14日までパスさせてフォイ!!
61: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/12(月) 20:19:50 ID:HOpXabpFhc
?「ハハッ!僕○ッキー!」 
「フォイ?よく聞こえなかったフォイ」

○ッキー「僕○ッキー!」

「・・・聞こえないフォイ・・・まぁ、いいフォイ。僕と友達になろうフォイ!」

○ッキー「ハハッ!・・・・・・ハハハハハハハハハハハハハッ!」

「ど、どうしたフォイ?」

○ッキー?「夢見てんじゃねーよ。」

「フォォイ?!?!」

62: マルフォイ ◆/.fUN/TvfA:2012/3/12(月) 22:13:07 ID:Xluuudljj2
○ッキー「どうせお前も「「着ぐるみ乙WWWW」」とか思ってんだろぉ!?あぁ!?」
マルフォイ「フッフォイ!?どっどうしたフォイ!?」
突然錯乱し喚きだす某マスコットに困惑するマルフォイ
○ッキー「どうしたもこうしたもねぇよ!?
お前これどんだけ大変か知ってんのか!?
夏は熱くてタヒにそうになるし!?
ガキにあいそ振り撒けば「「俺知ってるぜ〜こいつ着ぐるみなんだぜ〜」」「「着ぐるみ脱げよ〜」」「「こいつ蹴ってもいやがらないんだぜ〜」」だの言って蹴りつけてくるしよ!?親は何も言わねぇし注意しねぇしよ!?DQN親子が!?ファ○ク!?」
マルフォイ「フォイ…大変フォイな…」○ッキー「ちくしょう!?俺だって…俺だって夢見てえよ!?夢をみてこの世界入ったよ!?ちくしょう!?世知がれぇ…世知がれぇよ…
うぁあ亜あァァ嗚呼#*@○☆!?」
マルフォイ「フォォイ…(汗)」オロオロ
なおも喚き続ける某マスコットに
どうしたら良いかわからない
マルフォイ、しかしそこに別の着ぐるみが…

ド○ルド「…少し黙れ…ボソッ」キュッ…!!
○ッキー「うっ…!?」ガクッ…
ドナ○ド「すまんね…お客さん…
このことはくれぐれもご内密に
こちらを帰りに受付に
出して頂ければ限定品と
交換いたしますので…」スッ…
マルフォイ「わっわかったフォイ…」
低い重低音と共に
差し出された券を
大人しく受けとるマルフォイ

ド○ルド「…すいませんね…オラッ運べ新入り」

するともう一人着ぐるみが現れる

グ○フィー「まったくなぜ私がこんな真似を…ブツブツ…」
ドナ○ド「黙って運べ…」
グー○ィー「あっはいっ…」

去っていく着ぐるみを
見送りながら複雑な
気持ちになるマルフォイ
マルフォイ「急に現実に
引き戻された気がするフォイ…」

マルフォイ「それに最後の着ぐるみの
声どっかで聞いた気がするフォイ…」

首をかしげるマルフォイであった
63: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/13(火) 21:59:03 ID:eUhamRjxLw
マルフォイ「現実は厳しいフォイ。あ、結局友達になれなかったフォイ……でもめげないフォイ!僕はマルフォイ!」
気合いを入れるためにガッツポーズをするマルフォイ。手鏡を見て笑顔の練習もする。
「完璧フォイ……ちょっとヒゲが気になるけど」

そこでようやく、転機が訪れる。

女「あのー、写真撮ってもらえますか?」
64: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/13(火) 23:27:42 ID:JiaetT7lmk
マルフォイAは多忙らしいので飛ばします。


「ぼ、僕フォイ?」

「はい、そうです。」

僕は彼女から目が離せなくなったフォイ。 
自分の胸くらいの身長、長く艶のある黒髪、幼さのなかに妖艶さを醸し出す泣きボクロ、華奢な体に似合わない実りに実ったふたつの水桃、シュッと締まったウエストにハリのありそうな尻、スラッとした足。
完璧なまでの美少女だった。
65: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/14(水) 09:19:45 ID:of7xHQJUJs
マルフォイ「…」ポッー…
少女「?あの…」
マルフォイ「あっ写真フォイね!?
大丈夫フォイ!取るフォイ!」
少女「ハイッお願いします♪」
ニコッと微笑む彼女は魅力的で
また見とれそうになった
マルフォイは慌ててシャッターをきった
66: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/16(金) 18:11:12 ID:G4bw/0.ftY
俺だけでも頑張るフォイ

少女「ありがとうございました」
―…ニコッ…
マルフォイ「あっ…フッフォイ…」
微笑みを浮かべて
去っていく美少女を見送る
マルフォイ

そうだフォイ…

―こんなんだからダメフォイ―

マルフォイ「待ってくれフォイ!」

マルフォイは…

少女「あっ…」

少女の手をとった…
67: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/17(土) 02:30:36 ID:XSPpxC1xLo
少女「あ、あのー?」

落ち着けフォイ、もう失敗したくないフォイ、爽やかに、にこやかに……、経験から学んだマルフォイは自分にそう言い聞かせた。

マルフォイ「おっと……すまないフォイ、突然手を取ってしまって」
先程の笑顔を再度つくり、ゆっくりした口調で言葉をかける。
マルフォイ「慣れない場所で、僕は楽しみ方を知らないフォイ。少しの間でいいから一緒に回ってくれないかな?
ああ、僕の名前はマルフォイ。君の名前も教えてほしいフォイ」
素直に言える、その点が、プライドを何より大切にしていた学生時代と異なっていた。
68: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/17(土) 04:24:20 ID:4PDyXl83iE
すまなかったフォイ!!

少女はにこやかな顔で言った。
少女「寝言は寝て言えks!」ニコッ

マルフォイ「フォイ!!」

少女「さっきからフォイフォイキモいんだよ!出直してきな。」

マルフォイ「・・・」グスッ

少女はキツいセリフを吐いてマルフォイの前からさって行った。
マルフォイは心に201のダメージを負った。
69: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/17(土) 07:00:14 ID:ssZq/TH9Vg
10分ほど経ちようやく気持ちを立て直したマルフォイは、彼女が去ったほうに歩いてゆく。 
しばらくするとこの遊園地にしては珍しい人の少ないエリアにたどり着いた。

「・・・なんだか、気味が悪いフォイ。」

木が乱雑にのびていて日が届きにくく薄暗い。
使われていないアトラクションや移動売店等が視界を遮りホラー感に溢れていた。 

「ここはお客さんの来る場所じゃないフォイね。早く戻る「〜・・・!!」フォイ?」

誰かが争っているような声が聞こえだ。 

「・・・・・・・行ってみるフォイ」
70: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/17(土) 16:01:54 ID:1PH9b/sgig
壁|∀゚;)チラッ…

マルフォイが壁から覗いて見ると
なにやら覆面を
つけ銃で武装した
怪しげな5人の集団を発見した

マルフォイ「(なっなんだフォイ…!?)」
マルフォイが驚いていると
集団の中の男が1人話始めた

男1「おいっ!準備はできたか!」
男2「えぇ…大丈夫っす…」
男3「いつでもいけますぜ…」
女「できるかな…」
男4「できるかなじゃねえ…
やるんだよ…」
男1「よし…てめぇら…
覚悟は良いな…」
ウッス!ハイッ!
男1「よしいくぞ!!」
タッタッタッ…
マルフォイ「たっ大変だフォイ…!?」
マルフォイがどうするべきか
迷っている時に
マルフォイの目に衝撃的な
光景が目にはいった

マルフォイ「…っフォイ!?」

走り去る集団の最後尾一番
ガタイの良い男が肩になにかを
担いでいる…それは…


マルフォイ「フォッ…フォイ…!?」

先程のあの少女だった…
71: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/18(日) 04:16:58 ID:B6etB3iOkg
マルフォイ「ヤバいフォイ!!事件だフォイ!!」gkbr

マルフォイは焦っていた、いつもなら魔法で華麗に出来る事が杖の調子が悪いのか何なのか…魔法がでないのだ!
使えるのは己自身の拳のみ。
基本的にビビり〜なマルフォイは思った。
マルフォイ《でもさっき酷い事言われたフォイ‥助ける価値はあるのかフォイ?》

マルフォイは無い頭で考えに考えた!
そして思いついたのだ!!!

マルフォイ「助けたら僕の事見直すんじゃないかフォイ?」

マルフォイ「‥‥‥‥グフッフォフォイwwそうと決まれば今たすけに行くフォーーーイ」
72: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/18(日) 06:37:46 ID:sdOKoiAXn.
「しかし銃は恐いフォイ・・・。そうフォイ!とりあえず奴らのあとを付けるフォイ。なにか、身を隠せるものは・・・・!これフォイ!」

――――・・・・・遊園地裏バックヤード入り口

「こちらスフォーイ。奴らはバックヤードに入っていったフォイ。これから僕も潜入を開始するフォイ。」
少女を担いだ男たちは人目を避けながら関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉の向こうに言ったのを見届けたマルフォイ。
彼は今、段ボールに隠れている。頭には無限と書かれたバンダナを捲いている。
「・・・潜入するフォイ。」

煌びやかな園内とは裏腹に薄暗く不気味な通路を抜けていくと、奴らを発見した。段ボールの中から観察しているとさらに厳重そうな扉を抜けていく。
マルフォイはこっそりついていく。 
段ボールがひょこひょこと付いてくれば誰かが不審に思ってもよいものだが、不思議と誰も気にするものはいなかった。

やがて、巨大な金庫のような扉に辿り着く。男の一人が横の機械を操作すると重たい音を響かせながらゆっくりと開いてゆく。
やがて、全開になると中の光景が見渡せた。 

「こ、これは一体・・・どういうことなんだフォイ・・・!」
彼の目に映ったのは無数の水槽とそのなかで大量のパイプで繋がれている少年少女と同じように水槽のなかに浮いているこの遊園地のマスコットたち。

自分が着ぐるみだと思っていたのは肉体を丸々改造された彼らだという真実にマルフォイは戦慄した。
73: マルフォイS ◆UjK6UzITOQ:2012/3/18(日) 10:44:26 ID:1PH9b/sgig
マルフォイ「…?フォイ?」

マルフォイがその光景に
驚愕しているとさらに
奥に行くとなにかを見つけた…

マルフォイ「見たことがあるフォイ…」

そこには1人の成人男性が
冷凍保存されていた
そしてその男性の頭部には
機械が取りつけられそこから
のびたコードが先程の水槽に
繋がっていた…


マルフォイ「ウォルト・ディズニー…フォイ…?」


74: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/19(月) 02:44:29 ID:B6etB3iOkg
ネタわからんフォイ!!
パスフォイ
75: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/19(月) 06:40:10 ID:8cC6.ptZSs
―――ここまでのあらすじ

自分探しの旅に出たマルフォイは杖の暴走とかいろいろあってどこかの遊園地にやってきていた。 
遊園地で楽しく遊んでいたマルフォイだったが、自分がぼっちであることに気付いてしまう。 
マルフォイは一念発起し、友達を作ることを決意する。 

しかし、ぼっちだったマルフォイ君はどうやっても声を掛けることもままならずいじけていたが、謎のおっさん魔法使いに励まされ立ち直る。
するとマルフォイの前に絶世の美少女が現れた。
マルフォイは勇気を出したものの手酷く振られ、遊園地を徘徊していると先ほどの美少女が怪しい男たちに連れ去られる光景を目にしてしまう。
マルフォイは美少女を助けるため、あとをつけていくと、謎の研究施設を発見してしまう。そこでは少年少女たちが遊園地のマスコットにされていたのだ!
そして、その奥で遊園地の創業者である「ウォルト・ディズニー」を見つけてしまうのだった・・・・・・
76: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/19(月) 10:54:08 ID:G4bw/0.ftY
マルフォイ「(奴らはどこフォイ…!?)」

少女を連れていった集団を
探すマルフォイ
しかし発見してみると
どうも様子がおかしい

マルフォイ「いたフォイ!!…?」

集団の中の1人の女が
水槽の一つにすがりつく

女「○○!○○!」
男4「無駄だ…
俺達では開けられない…」
女「せっかく…
せっかく見つけたのに…!?」
男1「…だからこそこの子が
役にたつ…」
男3「すぐに出してやるからな…」
男1「おいっあとどのくらいだ!!」
男2「もうっ…ちょっと…!
よし…開いた!!」

ガゴゴゴゴゴ…

男1「よしいくぞ!!」
男の1人の操作で奥の扉が開き
中に彼らは入っていった…
マルフォイ「(あれは…
あの子達の家族フォイか…?)」

1人思考するマルフォイ

マルフォイ「(なんにせよ
まだ情報が足りんフォイ…)」
情報を集めることを
考えるマルフォイに近づく黒い影が!?

?「おい…」

この重低音の声の主は!?…―
77: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/19(月) 13:09:52 ID:B6etB3iOkg
パスフォイ!!
78: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/19(月) 14:17:52 ID:/XrHcIN.Dk
「動くな!」(チャキ)

「フォイ!・・・まさか、おまえは!」

自分に向かって銃を突き付ける男をマルフォイは見たことがあった。 

頭にバンダナ、鋭い眼光、鍛え上げられた肉体、タイツのようなスーツ。

「おまえは・・・ソリッド・スネークフォイ?!」


79: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/19(月) 15:08:08 ID:Py7EM1gCxo
スネーク「知っていて
もらえるとは光栄だ…
Mr.ドラコ…」
マルフォイ「ぼっ僕の名前を
知っているのかフォイ!?」
スネーク「その辺に詳しい
友人がいるんでね」

突然現れた伝説の傭兵に出会い
困惑するマルフォイにスネークは言葉を
続ける
マルフォイ「今までのお前の行動、
全て見させてもらった…
ずいぶんと女に
縁がないんだな…」
マルフォイ「ほっとけフォイ!!
って見させてもらった?」
スネーク「気づかんか?」
マルフォイ「…(この重低音…
どこかで…)あっさっきの
ドナ○ドフォイ!?」
スネーク「そうだ少しようがあって潜入していた…」

マルフォイ「…単刀直入に聞くフォイ…
スネーク…キミは味方フォイか…?」
スネーク「俺は誰の味方でもない…
敵にも味方にもなる…」

マルフォイはその質問の答えに
どう答えたら良いか分からなかった…

80: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/19(月) 23:27:59 ID:B6etB3iOkg
このネタもパスフォイ
81: マルフォイN:2012/3/20(火) 12:24:20 ID:jS1deeLxrU
スネーク「いくぞ」

「・・・・・・フォイ」

マルフォイは釈然としない気持ちを抱えながらも、スネークと行動をともにすることを選んだ。 

「(いまいち信用できないフォイが、ここはスネークの力が必要フォイ)」 


82: マルフォイ ◆/.fUN/TvfA:2012/3/20(火) 12:54:05 ID:1PH9b/sgig
マルフォイは協力することに決めたスネークから情報を聞き出すことにした

マルフォイ「スネーク…とりあえず今は協力関係にあるフォイ…
知っていることを話してくれないフォイか?」

スネーク「…お前さんも見たようにここの着ぐるみはあんなふうに
人体を改造して作られたもんだ…」
マルフォイ「それは僕も見たフォイ…」
スネーク「そうだろう?だが中にはそうでない者もいる…」
マルフォイ「どういうことだフォイ?」
スネーク「確かにあの着ぐるみは
改造された人間だ…
だからそれはパークに
いる着ぐるみの約半分だ」
マルフォイ「…残りはパーク側の
人間フォイか…?」
スネーク「察しが良くて助かる…
そうだ…あれは特別な武装を
つんだ戦闘用の着ぐるみだ…」
マルフォイ「見分けはつくフォイか…?」
スネーク「恐らく無理だろう…」
マルフォイはスネークとの会話で
まだ何か裏があると感じたが
無視することにし会話を続けた

マルフォイ「あの集団は何をするつもりフォイか…」
スネーク「分からん…だがあの少女を使ってパーク側と交渉でもするつもりだろう…」
マルフォイ「…フォイ…か…」

マルフォイはどうすべきかはなんとなくかたまりつつあった

スネーク「さぁこいつを着ろ」
そう思考しているとスネークからなにかを差し出された

マルフォイ「…これを着るフォイ…?」
スネーク「そうだ…何か問題でも?」
マルフォイ「いや…別にないフォイ…」

チ○プ「よし!!いくぞ!!」
デ○ル「もうどうにでもなれフォイ…」

スネークとマルフォイは二人組の小動物の着ぐるみを着て行動を開始した


デー○「ところでグ○フィーはどこいったフォイ?」
チッ○「知らん…」



ムス○「なんなんだ!!私はムス(ryプゲラ!?」
83: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/21(水) 18:00:35 ID:bGFacmblSk
「たしかやつらはこの奥に行ったフォイ」

二人は水槽部屋からさらに奥の通路を進んでいた。

「・・・なにやら機械音が聞こえてきたフォイ」

スネークは何も喋らずに周囲を警戒している。 
ある程度進むと壁が見えてきた。

「スネーク。あの角の先から明かりが見えるフォイ!」

二人は壁ぎわに張りつきながら曲がり角の先を窺うとそこには信じられない光景が広がっていた。

「あれは・・・・ロボットフォイ?!まるで・・・人間みたいだフォイ・・・!」

曲がり角の先は巨大な格納庫であり、そこには巨大な人型ロボットが見たこともない武装を取り付けている光景だった。 

「あれが俺の目的だ。」

「フォイ?!あれがなにかわかるフォイ?!」

スネークはタバコに火を付け一服すると、口を開いた。 

「あれは凡庸人型決戦兵器エヴァンゲリオン。そしてあれに配備されている外殻はメタルギアEVAという核弾頭発射可能な武装パックだ。」

「エヴァ?メタルギア??あれがそうフォイか!」

「そうだ・・・そして、いまあれらをあるべき場所から奪い、この遊園地を軍事基地に作り替えたすべての黒幕は・・・・・イギリスの魔法使い【ハリー・ポッター】だ。」

「な、なんだってー!!!」
84: マルフォイS ◆UjK6UzITOQ:2012/3/21(水) 19:24:27 ID:Xluuudljj2
マルフォイ「まっまさかポッターが
こんなことをフォイ…!?」
スネーク「そうだ…なぜかは
わからないがある日急に
ハリー・ポッターがやって
来たようだ…」
マルフォイ「つまりあの
着ぐるみ兵士も…
やつが作ったフォイか?」
スネーク「恐らくそうだろう…」
マルフォイ「あの集団は子供達を
取り返しに来たフォイな…」
スネーク「ああ…奴らはそのために
あの少女をEVAのパイロット
として強制的に搭乗
させるつもりだ…
大方子供達を助けるために
パークを潰そうとでも
考えているのだろう…」
マルフォイ「そっそんなことをフォイ!?」
スネーク「俺はあれを
破壊してでもパーク側または
集団側のEVAによる核攻撃を
防ぐために来ている…
お前さんはどうする…?」
マルフォイ「…フォイ…僕は…」

あの子供達を救いたい…
でもあの少女も救いたい…
ただこのパークに来た人達の
笑顔は本物だった…

マルフォイ「…フォイ…僕は…っ!?」

マルフォイは…
自分の思いの丈をスネークに
伝えた…―
85: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/22(木) 16:40:46 ID:JCMcRY0PdY
「僕は・・・・ポッターを倒すフォイ。」 

マルフォイは思い出す。ポッターから受けた数々の屈辱を。 

「捕まっている子供達を助けるフォイ」

先ほどの水槽部屋を振り替える。 

「連れていかれた少女も助けるフォイ。」

あの少女の笑顔が目蓋に浮かぶ。 

「そして、この遊園地に来る人たちの笑顔も守るフォイ!」

マルフォイは思いの丈をぶちまける様をスネークは黙って聞いていた。 

「とても困難で理想でしかないフォイ!でも・・・・今こそ僕の力を、魔法の力を使うときなんだフォイ!」

マルフォイは必死だった。なぜかは分からないがそうしなければいけない気がしていた。 

「だけど・・・・僕だけでは皆は救えない。守れないフォイ!!だから・・・だからスネーク!君の力を貸してほしいフォイ!」 

マルフォイの頬を自然と涙が零れた。 
スネークは一つ深く息を吐くと懐から何かを取り出し、マルフォイに手渡す。

「・・・・・フォイ?」

「これは対EVA用特殊爆薬だ。使うといい。」

「スネーク・・・・」

「俺はあくまでミッションを遂行する。だが、君がどう動こうが関与しない。だが、[落とし物]や[独り言]くらいは俺でもしてしまうだろうな。」

「スネーク・・・・。恩に着るフォイ・・・!」
86: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/23(金) 13:49:33 ID:G4bw/0.ftY
こうしてスネークの力を
借りた僕は…

マルフォイ「…っフォーイッ!!」

魔法の力を駆使し

マルフォイ「必ず救って見せるフォイ!?」

ム○カ「何をしている…
早くいきたまえ…」

スネーク「上だ!?」

マルフォイ「早く行くんだフォイ!?」
戦った…そして…

ハリー「来たな…ドラコ…」

マルフォイ「ポッター…今すぐ
こんなくだらないことを
やめるフォイ!?」

ポッター「ハハッ♪君が
そんなことを言うとはね♪」
ポッター「倒せるかい…君に
このメタルギアEVAが!!」

マルフォイ「僕はやらないと
いけないんだフォイ…!!」

ポッター「フンッ戯れ言だね…」

そう言うとハリーは出ていった…
マルフォイ「待つフォイ!?ポッター!?」
スネーク「待て来るぞ!?」

ウォォォォン…!

轟音と共にメタルギアが
動き出した…

マルフォイ「必ず助けるフォイ…必ず…」


87: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/24(土) 08:04:40 ID:tUL89Adi.s
先にパスしとくフォイ。本当に申し訳ないんだフォイ
88: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/24(土) 08:32:17 ID:is79/5bWLs
マルフォイ「とは言うものの…」
ウォォォォン…!

マルフォイ「どうすればいいフォイ…っ!?」
スネーク「俺に考えがある…」

吠えるメタルギアを前に
狼狽するマルフォイにスネークが
声をかける

スネーク「いいか?まず俺が
やつを引き付けながら
センサーの類いや装甲を破壊する
その隙にお前さんはあの階段から
上に上がってやつのコクピットのある
背中に上がれ…
パイロットを引きずり出せば
止まるはずだ」

マルフォイ「分かったフォイ!!」
スネーク「よしっ…いくぞ!!」

ウォォォォン…!

スネークがRPGやジャベリン等を使い
メタルギアにダメージを与えて行く
その隙にマルフォイは階段を
全速力でかけ上がって行く
マルフォイ「うぉぉぉ!
邪魔すんなフォイ!!」

バシューン!!
ギャーヌワーアベシッ!!

何人か兵士がいたが
マルフォイは魔法でいっきに
片付けていく

マルフォイ「ここだっ!!
フォォォォ〜イ!!」ピョ〜ン

マルフォイはメタルギアの背中に
飛び移った
89: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/24(土) 20:49:22 ID:1PH9b/sgig
マルフォイ「フォブッシュ…!?」
したたかに尻をうってしまうマルフォイそれでもマルフォイの
目に浮かぶ決意に迷いはない
マルフォイ「フォイ…!?フォイ!!」
振り落とされないように這うようにして背中のコクピットの入口に近づいていく小さめの爆薬で外装甲を破壊しエントリープラグを引きずり出すブシュー…
マルフォイ「アバババフォボボイ」
LCLが排出されマルフォイにかかるしかし魔法でなんとかするそしてエントリープラグから少女を救出する
マルフォイ「設置するフォイ」
スネーク「逃げるぞ!?」
スネークから受け取った爆薬を設置し逃げるマルフォイ達
スネーク「あの集団と水槽に囚われた子供達はすでに脱出させた」
マルフォイ「わかったフォイ!!」
少女「…あんなに罵ってやったのに物好きな人です…」
マルフォイ「気がついたフォイ!?」 少女「誰かさんがフォイフォイうるさいんでね…」
相変わらず素っ気ない彼女の言葉に苦笑いを浮かべるマルフォイ
マルフォイ「…スネーク彼女を頼むフォイ…」
スネーク「…いってこい…」
そしてスネークに彼女をあずけると
マルフォイ「待っててくれフォイ…帰って来たとき少しお話できたら嬉しいフォイ…」
少女「……」
少女に声をかけマルフォイは一人奥に進んで行った…
宿敵と決着をつけるために…

戦いは熾烈を極めた
その決着を見たものはいない
しかし困ったときは
呟いて欲しい勇気が出てくる
魔法の語尾を…

マルフォイ「みんな大好きフォーイ!!」





〜END〜

マルフォイ「フォォォォイッッ!!」
90: 真・スレッドストッパー:停止
停止しますた。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
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sage:


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