尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
106:🎏 ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/8/22(木) 23:15:55 ID:6HA6JYQVvM
女王「よくぞ妾の国へおいで下さった。ごゆるりとされよ、三蔵殿、そして勇者たちよ」
悟空(わぁ…綺麗な人…)
八戒(ふむ、王の器量が良いのは、国にとっても良いコトじゃの。支持にも外交にも強い)
沙悟浄(しかしこのナリでも腐ってるんだよねぇ、この女王さん)
小龍(…こんな優しそうな人なのに…)
三蔵「いやーお美しい!なんかもっとこう、上下スウェットのボサボサ頭を想像してましたよ俺」
悟空「ちょ、お師匠さま声が大きっ」
女王「おお、ようわかったのう!普段はそのような身なりぞ、妾は!これはお仕着せでのぉ、動きにくぅてかなわん上に、まず着るのが面倒臭い!」
三蔵「うん、俺こーゆー適当な偉いさん、好きだわー」
悟空「あー、わかりますねぇ」
女王「愉快、愉快ぞよ!ほれ、客人に馳走を!今日は客人の旅の話を肴に、おおいに楽しもうぞ!」
侍女「さ、さ。この国自慢の銘酒でござりまする。ぜひ御賞味ください」
三蔵「お、とっと。どーも」
八戒「…ん。これは甘露じゃの。よい酒じゃ」
悟空「このムシャムシャお料理もモグモグやっばいパクパク」
小龍「…あ、私はジュースで。…しかし豪勢な宴席ですね…」
沙悟浄「お、楽団の演奏付きかい。あるところにはあるんだねぇ、金って」
女王「我が国が誇る文化は、大陸じゅうの同志に愛されておるでな。妾の抱える宮廷は総勢100を数える!他国の追随を許さぬぞよ!」
三蔵「そもそも普通の国に宮廷サークルなんて無いけどな」
八戒「外貨をそれだけで潤しておるとか、もはや天晴れじゃのう」
女王「ところで三蔵殿、今夜は是非とも宮殿に泊まっていってくりゃれ。それくらいの礼を尽くさねば、国の面子が保てんでな」
小龍「…あ、宿なら」
三蔵「あはは、お酒出しといて泊まるなってのはムリでしょう?ほら女王もグラスが寂しそうですよ、飲みましょう飲みましょう」
女王「ふははは、こぉのなまぐさ坊主め!気に入った!ぐいっとあけよ、ぐいっと!」
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