本格的に寒くなってきましたが、こりずにオカルト系SSを
また支援していただけたら嬉しいです
192: 名無しさん@読者の声:2011/12/25(日) 21:57:56 ID:7ZF8K9v94o
お疲れ様でした!先輩と後輩の微妙な距離感がもどかしくて堪りませんでしたw
リクエストになるかは分かりませんが、お互いがどう思っているのかもう少し知りたいです。ほら、バレンタインとか…(*´・ω・`*)
193: 名無しさん@読者の声:2011/12/25(日) 22:18:06 ID:tY8D9ZB9XA
面白かった!
先輩も後輩も弟もまとめてなでなでしたい
194: 1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/25(日) 23:14:32 ID:NJQCaBM7CM
>>191
私にですか!こ、これがクリスマスの奇跡ですかね…///
こちらこそ、お付き合いありがとうございました!嬉しいです(´ワ`*)
動物霊!面白そうですね!そういえば人間ばっかりで動物霊は少なかったですな!ありがとうございます!
>>192
最後までありがとうございました!いやあ、微妙な距離感が取っ払えない二人になりました。どっちかの背中を押せば、どうにかなりそうなんですが…!
これまた素敵なリクエストが…!二人の思いの話はやりたいと思ってたので頑張ります(´ω`*)
>>193
そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます!
先輩「わわ…!そんなわしゃわしゃくるか」
後輩「くすぐったいですよ!」
弟「まったく髪ちゃんと直してくれよな!」
※みんな顔デレデレです
195: 番外編1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/27(火) 14:41:35 ID:NJQCaBM7CM
――こっくりさん、こっくりさん、来てください。
――いらっしゃいましたら「はい」の方へ動いてください。
50音と鳥居が書かれた紙の上、ひとつの十円玉に人差し指が二本。教室は暗く、閉められたカーテンからは薄暗い光が洩れていた。
「あ、動きました」
「本当だ」
ゆっくりとはいの方へ動いた十円玉をぼんやりと眺める。なんとなく危機感を覚えられないのは、何度もやり尽くした遊びだからだろうか。十円玉なんて簡単に動くものだ。もし私か後輩が少しでも力を込めれば、そうでなくてもちょっとした催眠術のように集団心理が働き、その十円玉が人差し指の微妙な揺れを感じてなんとなく動いてしまう。よくできた肝試しである。
196: 番外編1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/27(火) 14:41:57 ID:NJQCaBM7CM
「なにから聞きましょうか?」
「明日の天気とか?」
「現実的ですね」
「当たっても外れても損がないからね」
好きな人とか、そういうのは当たっても外れてもどことなく気まずいものだし。
「こっくりさんこっくりさん、明日の天気はなんですか?」
ゆるやかに十円玉が50音の上を歩き出す。か、さ、その2文字を差して十円玉はぴたりと止まった。
「かさ、傘かな?雨みたいだね」
「雪かもしれませんよ」
「雹かもしれないね」
二人してクスクス笑う。どうやら後輩もあまり信じていないようだ。その後もいくつか重要性のない質問をし終えればいつの間にかカーテンの隙間から漏れる光は無くなっていた。
「そろそろやめようか」
「そうですね」
――こっくりさん、こっくりさん、帰っていただけますか?
「…あれ?」
すんなりと「はい」に行くはずだった十円玉がぐるぐると紙の上で円を書く。まるで帰るのを嫌がるように。
197: 番外編1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/27(火) 14:42:06 ID:NJQCaBM7CM
「君、こういう風に動かすのはどうかと思うよ」
「僕じゃないですよ。ほら」
す、と後輩が人差し指を持ち上げ十円玉に器用に爪だけを立ててみせる。その手には動かせるほど力が入っているとは思えない。先輩じゃないんですか?と言われた自分も後輩と同じようなことをしてみせた。
「本物さんでしたか」
「そうみたい」
「こんなこともあろうかと」
後輩が片手だけで鞄から水かなにかの入ったペットボトルを取り出す。バシリと何かが手に当たる感覚と、その水が紙の上にまかれたのはほぼ同時だった。
198: 番外編1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/27(火) 14:43:34 ID:NJQCaBM7CM
「止まった」
「いなくなったんだと思いますよ。強制退場です」
「塩水?」
「はい」
そのまま十円玉から指を離し、ビリビリと紙を破る。なにかが当たった手の甲には薄くなにかに引っかかれたような後が残っていた。こっくりさん…狐狗狸さん、か。
―――――――
動物霊…?
199: 名無しさん@読者の声:2011/12/28(水) 00:29:07 ID:ku2zoqU2iE
うおおおお!!
久しぶりに掲示板来たら再開してた!!
もう番外編だけど楽しみにしてます!!
先輩 ついちご牛乳
1 つC+愛
後輩に私の一番好きな肉まん、蓬莱の豚まんをあげようかと思ったけど、やっぱお預けw
200: 1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:38:49 ID:uEIuKqEs0A
>>199
うあああお!あと少しですが、お付き合いお願いします!支援と愛をありがとうございますー!
先輩「ありがとう」
後輩「おいしそうなのに…!」
201: 番外編2 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:39:15 ID:uEIuKqEs0A
2月14日?明日だね。うん、わかってるよあれでしょう?卒業アルバムの撮影日。え、違うって?ああ、あれだわかった、佐々木先生の誕生日だったね。いい加減認めろって?はいはい、
「バレンタイン、か…」
小声でぽつりとチョコレート売り場の前で呟いた。母に頼まれて買い物に来ただけだというのに私はなにに悩んでいるんだろうか。手軽なチョコの箱をなんとなく手に取る。いや、誰に渡すんだ。
(……なんでそこで後輩の顔が浮かぶ)
思いを消すように頭を振った。
202: 番外編2 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:39:29 ID:uEIuKqEs0A
2月14日。バレンタインだ。といってもただの平日だし、いつも通りの日。3年は確か卒業アルバムの撮影だし、佐々木先生の誕生日だ。ほら普通。だから僕は下駄箱に小さな箱が入ってることなんて期待してないし、机の中に綺麗にラッピングされたお菓子が入ってることなんて…
「期待してた?」
「してない!」
友人が聞いてくるのにしっかりとした口調で答える。変わらずにニヤニヤ笑う友達のスネを一度蹴れば、友人は小さく呻いた。
「貰う当てはないのかね?結城」
「うるさいな、お前こそどうなんだよ」
そう言ってる間に、ぼんやりと先輩の顔が浮かんだ。いやいやいや、期待なんてしない方がいいんじゃないかと思うわけですよ僕は!
203: 番外編2 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:39:38 ID:uEIuKqEs0A
「ごめん待った?」
「10分くらいですかね」
「うーん微妙に待たせたか」
ちょっとした用事を済ませ、下駄箱で待ってくれていた後輩に声をかける。靴を履き替え、外に出るとまだ風が冷たい。
204: 番外編2 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:39:46 ID:uEIuKqEs0A
寒いなと制服のポケットに手を突っ込む。まあいつも通りの日だったなと考える。チョコ?なにそれお菓子会社の陰謀でしょう?
「あ、そうだ」
先輩が思い出したように鞄を覗く。首を傾げその様子を見ていると、鞄から綺麗にラッピングされた箱が先輩の白い手に握られていた。
205: 番外編2 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 00:40:15 ID:uEIuKqEs0A
「本命とか義理とかじゃなくて、あーうん、なんというか、なんとなくというか」
自分で渡しておいて恥ずかしくなった。差し出したそれを後輩は半分理解したような半分分かっていないような顔をして受け取った。
「…僕に?」
「君に。」
「バレンタイン?」
「…一応」
そう言えば、後輩は驚くほど柔らかく笑った。ポケットから出てきた後輩の手に、私の手が繋がる。
「帰りましょう」
「うん、帰ろう」
――――――
さてはリア充ってやつだな…?
206: 名無しさん@読者の声:2011/12/28(水) 01:01:36 ID:HfwcIy.z6A
友人の前では年相応な後輩、新鮮だ…!
支援!
207: 名無しさん@読者の声:2011/12/28(水) 13:57:28 ID:CA0eW9E7MM
リア充末永く爆発しろ…!!もう大好き!
先輩にビスコ
後輩にチョコまん
2人とも大好きだよ!
1さんに支援CCCC
番外編リクエストまだ受け付けてますかね…
ひとりかくれんぼ…とか|ω・)チラ
208: 1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/28(水) 21:48:07 ID:kHGiBv2CBo
>>206
支援ありがとうございますー!
後輩「新鮮?そうかな」
友人「敬語じゃないからだな」
ちなみに友人はかくれんぼのときの彼です
>>207
支援ありがとうございます(・ω・´*)もうほんと爆発!
先輩「最近はチョコ味のビスコもあるらしい」
後輩「そうなんですか。あ、これウマー」
リクエスト大丈夫ですよ!ほう、ひとりかくれんぼですか!面白そうですね!ありがとうございます!
209: 名無しさん@読者の声:2011/12/29(木) 00:17:13 ID:gIYkN3gmmM
付き合ってないはずなのにこのすさまじいリア充っぷり…俺はもう…だめだ…
後輩よ、そのチョコ寄越せ…!
210: 名無しさん@読者の声:2011/12/29(木) 18:10:22 ID:zTNCLrUT72
まとめのひとりかくれんぼ見て寝れなくなった覚えが…
このSSならほほえましい話に変えてくれるはず
1に っC
後輩に っ憎まん
先輩に っいちご牛乳
211: 1 ◆OFa0FInsIU:2011/12/29(木) 22:11:58 ID:Rb8azzb4QA
>>209
私ももうダメです…。くそっリア充め…。
後輩「だめですあげません」
先輩「じゃあこれを」⊃チロルきな粉餅
>>210
支援ありがとうございます!
ここのまとめのは確か初代のですよね!あれはもうハラハラしっぱなしで…(・ω・`)
後輩「に、憎…?なにが入ってるんですか!?」
先輩「闇鍋感覚で頑張って」
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