初めてSSを書かせてもらいます。
一応江戸時代が舞台ですが、勉強不足なもので変なとこもあるかも。
そういうところは、SSだから!と広い心でスルーしてください。
幼稚な文で申し訳ないですが、そこもSSだから!とスルーしてください。
以上のことが大丈夫なイケメンであれば、最後までお付き合いください。
読みづらかったらごめんねっ!
412: 譲b:2012/2/14(火) 13:37:16 ID:POlqxi9/V6
「お前ね、このままだったら確実に死ぬよ」
おせんに吐かれた言葉に、息を呑む彼女。
その隣で聡依は苦い顔をする。
それも事実だが、それを言うのはどうも、という顔だ。
「お前は夢の中では生きられないんだ。バカだね、みんな言うんだよ。夢の中で生きられればどれだけいいだろうって。でもね、そんなことを実際にやる人はほんの少ししかいないよ。みんな、辛かろうが悲しかろうが、現実を見て生きてるんだよ」
おせんの目に涙がたまっていく。
心配そうにしながらも、聡依は夢売りを見守ることにした。
まぁ、泣き止まないおせんにお手上げだったというのも事実なのだが。
「みんなそれくらい強いんだ。お前の姉さんも父さんも、みんな一生懸命に生きてるよ。お前はそれから逃げるのか? あの二人はお前を心配しているんじゃないのか? お前だけ、この夢の中で何にも考えずにのほほんと生きて、そして最後はそのまま死ぬのか?」
「でっ、でも……」
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