商人「はい、最近仕入れた極上の品でございますよ」
勇者「ほう?興味がある。見てみたい」
商人「いいですよ、しかし旦那も中々の二枚目なのに…隅に置けませんねぇ」
商人「こいつですよ」
勇者「ふむ…えらく露出してるな」
商人「なんせ水着ですからね」
勇者「だが…意外に防御力が高いな…」
商人「なんでも色々いじくり回したようですよ」
勇者「ふむ…これを貰おうか」
商人「え?本気ですか?」
勇者「俺は本気だぞ?」
商人「はあ…まあ、38000Gになります」
勇者「高いな…防御力相応か」チャリン
商人「毎度」
さっそく装備しますか?
はい←ピッ
いいえ
商人「え」
553: 1:2012/2/21(火) 22:17:06 ID:E41Ru0zsdI
勇者様と魔王討伐を終えてから実に二年の歳月が経っていた
しばらくは毎日のように宴会が繰り広げられ私達は祭り上げられていた
だが…なし崩し的に私達は離れ離れになり、勇者様は王国に部屋を借りて、私は下町の自宅に戻り、銃士さんはまた情報屋に戻る生活を、戦士さんは強くなりたいと武者授業
それぞれが自分の道を進む中、私は勇者様と連絡取っっていた
最初は近況を軽く報告するだけだったが、次第にそれが楽しみになりいまでは手紙が来るのが待ち遠しくなるくらいだった
そんなやり取りを二年くらい続けていた私は勇者様をびっくりさせようとある計画を思い付く
といっても内緒で勇者様を訪ねるという幼稚な者だったが、それでも勇者様がびっくりする顔を思い浮かべると顔が自然とにやけてくる
ただ、一人では心もとないのでこうして銃士さんと戦士さんを呼んで、また三人で会いに行こうとしたのだ
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