商人「はい、最近仕入れた極上の品でございますよ」
勇者「ほう?興味がある。見てみたい」
商人「いいですよ、しかし旦那も中々の二枚目なのに…隅に置けませんねぇ」
商人「こいつですよ」
勇者「ふむ…えらく露出してるな」
商人「なんせ水着ですからね」
勇者「だが…意外に防御力が高いな…」
商人「なんでも色々いじくり回したようですよ」
勇者「ふむ…これを貰おうか」
商人「え?本気ですか?」
勇者「俺は本気だぞ?」
商人「はあ…まあ、38000Gになります」
勇者「高いな…防御力相応か」チャリン
商人「毎度」
さっそく装備しますか?
はい←ピッ
いいえ
商人「え」
598: 1(投下終了、お疲れ様でした):2012/2/24(金) 00:41:55 ID:gWo5pRD/ec
銃士「賢者!!しっかりしろ!!」
賢者「銃…士さん」
銃士「すまない!!僕が撃たなければ…いま治療する」
賢者「ごめ…なさい…忠告…聞かなくて…ごめ…」
銃士「喋るな!!」ゴソゴソ
銃士「なんで…なんでだ!!勇者!!」
599: 名無しさん@読者の声:2012/2/24(金) 07:56:03 ID:1mgK1wytf6
はっ、はやく!!続きを!!
頼む、はやく続きを書いてくれ!!
600: 名無しさん@読者の声:2012/2/24(金) 09:24:16 ID:p3vEpZeNwk
つ、続き…続きを…ハァハァ
601: 名無しさん@読者の声:2012/2/24(金) 16:20:45 ID:H03.Cb48go
すまないをすまんこに変換してよんでる
602: 名無しさん@読者の声:2012/2/24(金) 18:45:39 ID:FM94wc4.O6
>>601www
おいておきますね
つCCC
603: 1:2012/2/24(金) 18:53:29 ID:LSTUsvET3o
>>599
お待たせしてすみません!!
>>600
すみま…興奮してる…だと?
>>601
ちょ…シリアスな雰囲気がwww
>>602
支援感謝です♪
いまから書いていきますね〜
604: 1:2012/2/24(金) 19:03:44 ID:LSTUsvET3o
戦士「だりゃあああ!!」
ズガン!!
勇者「・・・」ヒラリ
戦士「くそっ!!ちょこまか動きやがって!!」
勇者「一発一発が脅威だからな…当たりたくないのは当然だろう?」
戦士「ふざけんな!!」
勇者「しかし…大剣か…意外に厄介だな…」
勇者「少し危険だが…大丈夫か…」
605: 1:2012/2/24(金) 19:25:47 ID:LSTUsvET3o
戦士「訳わかんねー事を呟いてんじゃねーよ!!」
完璧な不意討ち、何かに気を取られていたらしい勇者に渾身の振り下ろしをお見舞いした
ドズン!!
戦士「なっ!?」
振り下ろした先には勇者はおらず、背後に気配
戦士「後ろか!?なめんな!!」
そのまま手首の力を利用して切り上げから背後に叩き降ろす
しかし、剣にはなんの手応えもなく…
勇者「ふむ、背後にも対応可能か…意外に多才だな」
そのまま勇者が剣を構え真っ直ぐ突進してくる
その刹那的瞬間、アタシはギリギリ剣を盾代わりにして防いだ
606: 1:2012/2/24(金) 19:31:25 ID:qf7Rx7Huy.
ギャリギャリ!!
戦士「くっ!!」
勇者「・・・」
戦士「はあ…はあ…」
勇者「そんなものを振り回してるからすぐ体力がなくなる」
戦士「うる…せぇ」
勇者「昔の方が強かったんじゃないのか?」
戦士「うるせぇ!!お前にわかるかよ!!アタシがどんな思いでこの二年を過ごしたか!!」
勇者「わかりたくもないがな」
戦士「っ!!」
勇者「見せてやる…お前の言う二年と…俺の過ごした二年の格の違いを」
607: 1:2012/2/24(金) 19:35:12 ID:qf7Rx7Huy.
銃士「・・・」
賢者「・・・」
賢者「銃…士さん?」
銃士「気がついたか!?」
賢者「あ…私…」
銃士「もういい…もういいんだ」
賢者「うくっ…」ヨロ
銃士「動くな、傷が開く」
賢者「戦士さんを…助けないと…」
銃士「僕がやる…だからじっとしてろ」ダッ
賢者「私も…何か…」
608: 1:2012/2/24(金) 19:48:00 ID:qf7Rx7Huy.
賢者「体が…重い…」
賢者「なんで…こんな重いの…?」
賢者「・・・もしかして、呪い?」
賢者「だとすれば…」
賢者「母なる…我らが神よ…我が身に…振りかかりし呪いを…解きたまえ」
スーッ
賢者「・・・よし、いくぶんか楽になりました」
賢者「・・・もしかして、勇者様にも?」
賢者「やってみる価値はありますね」
609: 1:2012/2/24(金) 22:25:54 ID:LSTUsvET3o
戦士「くそが!!」ブン
勇者「・・・」ヒョイ
銃士「仮にも女ならそんな言葉を使わない方がいいと思うぞ!!」ドンドン
勇者「・・・」チュイン
銃士「やはり弾かれるか…どうする?」
戦士「あれは駄目なのかよ!?例の大砲は!!」
銃士「そうしたいのは山々だが…」
銃士「最悪この山の一部を欠落させてしまうかもしれない」
戦士「ちっ!!」
勇者「お前達は何もしなくていい…ただ俺に殺されるだけだか…」
賢者「待ってください!!」
610: 1:2012/2/24(金) 22:59:49 ID:qf7Rx7Huy.
戦士「賢者!?」
銃士「怪我は?」
賢者「大丈夫です!!それより…」
賢者「勇者様を倒します!!援護を!!」
勇者「・・・お前が?」
賢者「神々の導きに定められし祝福…その輝きを我に…」
勇者「っ!?その詠唱を止めろぉ!!」ダッ
ガキン!!
戦士「さ、せ、る、か、よ!!」
銃士「戦士!!離れて!!」
カチッ、コロコロ
ドガーン!!
戦士「おまっ!?」
銃士「なりふり構ってられないだろう!?」
611: 1:2012/2/24(金) 23:17:27 ID:qf7Rx7Huy.
戦士「そりゃそうだけどよ…」
賢者「聖なる微笑み、永遠の安らぎと癒しを与えたまえ」
勇者「ちっ!!どけ!!」
戦士「うわっ!?」
銃士「行かせない!!」
ドンドンドンドン!!
勇者「ぐっ!!」キンキン
戦士「だりゃああ!!」
ドゴン!!
勇者「くっ!!」ヒョイ
賢者「神々の祈り、天使達の微笑み、如何なる厄をもかき消す!!」
賢者「災厄滅消救済照光!!」
勇者「ぐわあああ!!」
612: 1(投下終了〜お疲れ様でした):2012/2/25(土) 00:00:56 ID:LSTUsvET3o
戦士「なっ!?勇者!?」
銃士「これは…?」
賢者「勇者様は呪いのようなものに掛けられていたんです…その剣によって!!」
戦士&銃士「!?」
勇者「ぐ…貴様ぁ…」
賢者「諦めなさい!!私達の勝ちです!!」
613: 名無しさん@読者の声:2012/2/25(土) 09:52:55 ID:9b5/3BfUwM
続きが気になる。
四円あげるので頑張って……4¥じゃ辛いか…
614: 1:2012/2/25(土) 10:40:13 ID:EgOrOssl86
勇者「ぐっ…」ヨロヨロ
銃士「勇者!?」
賢者「銃士さん!!剣を奪ってください!!」
銃士「剣を…わかった!!」
ドン!!チュイン!!
勇者「ぐぁ!!」
カランカラン
戦士「おい!!大丈夫か!?」
賢者「大丈夫です!!それより気を付けてください!!まだ終わってません!!」
戦士「!!」スッ
615: 1:2012/2/25(土) 10:44:33 ID:EgOrOssl86
銃士「な…」
戦士「勇者が…二人」
賢者「その勇者様は偽物です!!こっちが本物です」ギュー
戦士「おまっ!!いつの間に!!」
賢者「細かい事は気にしない!!」
戦士「…はい」
銃士「その通りだ、今は」
銃士「この偽勇者について対応をするのが先なんじゃないかい?」
偽勇者「・・・」
616: 1:2012/2/25(土) 10:54:49 ID:dM0NqCm5NY
偽勇者「お前達は何もわかっちゃいない」
偽勇者「俺がどんな思いでこいつと一緒にいたか…こいつがこの二年間何をしていたか…」
賢者「どういう事ですか?」
偽勇者「知りたいか?教えてやろう」
勇者「止め…ろ…」
偽勇者「こいつが何故消息を絶ち、この山に入ったか」
勇者「止めろ…」
偽勇者「それは…」
勇者「止めろぉ!!」
偽勇者「こいつが助けた筈の世界に、忌み嫌われたからだ」
勇者「!!」
617: 1:2012/2/25(土) 11:02:42 ID:dM0NqCm5NY
賢者「忌み、嫌われた?」
偽勇者「簡単な事だ」
偽勇者「人間は力に憧れると同時に力を恐れる」
偽勇者「魔王が存在していた頃はこいつは人間達にとって希望だった…だが魔王を倒した力を…人間は恐れた」
偽勇者「いつ自分達にその力が振るわれるか…」
賢者「そんなこと!!」
偽勇者「そんなことない、か?一緒に旅したんだからありえないか?」
偽勇者「いい加減認めろよ、これが現実だ」
偽勇者「命をかけて救った世界に、裏切られたんだからな」
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