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チーム:マルフォイ【みちしるべ】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:53:07 ID:1lvOPQUkic
お題【みちしるべ】

下記の順番でお願いします。

マルフォイA ◆ETKIPSKPs.
マルフォイN ◆m41M11PQSs
マルフォイS ◆/.fUN/TvfA
マルフォイE ◆4BpchDMrRU



21: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 11:09:05 ID:4erIZfy91.
薄暗い通路を、マルフォイは杖に火を灯して進む。
入り口には少し欠けた彫像があった。等間隔に並ぶ柱には模様が彫り込まれている。
華やかな祭祀の場であった形跡は残るが、古びた建物は不気味さを増している。
マルフォイ「大丈夫、手に入れたものは持ってきたフォイ。あの老人に感謝かな……フフォイ」
歩きながら、脳内は既に勝利の想像でいっぱいだ。敗れたハリー想像して笑みをもらす。

通路を曲がって曲がってもう少し。進む先がほんのり明るい。マルフォイは杖の灯を消してみた。
22: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 12:23:38 ID:HfDa9zL5Aw
光の先には大きな祭壇があった!

祭壇の上に最後の剣を見つけたフォイ!!
ゆっくり階段をあがるマルフォイは思った。

簡単過ぎるフォイ‥

今まで幾度となく邪魔があったのに今回は全く無かったのだ。
そして辺りに気をくばりながらマルフォイは祭壇の頂上にたどり着いた。

23: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 13:43:08 ID:sdOKoiAXn.
剣は祭壇中央に垂直に突き刺さっていた。

(これを引き抜けば、全てが変わるはずだフォイ・・・) 
緊張を押さえるように深呼吸をする。 

「往くフォイ!!!」

気合いを入れ、剣の柄を掴んだ。 

その瞬間―――!!!
24: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 14:39:58 ID:G4bw/0.ftY

バシューンッッッ!!

今まで全ての装備



そして引き抜かれた剣が
光輝きマルフォイの持つ魔法の杖に
重なり一つの杖になる
マルフォイ「…っ!?フォォォォオイ!?」

さらにマルフォイの身体に
新たな姿を手にした杖から
凄まじいまでの魔力が
流れ込んでくる!
同時に全ての魔法の知識が
流れ込んでくる!

マルフォイ「フォォォォオイ!!」


25: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 14:59:43 ID:hy9iyTUKhM
溢れるパワーがオーラとなってマルフォイを包む。
マルフォイ「フォッフォッフォ……簡っっ単に力を手に入れたフォイ!きっと今までの努力は今日という日のためにあったフォイ!」
せやなおじさん「せやな」

杖がひとりでに動き、引っ張られるように動いた腕も、ある方向を指して止まる。
マルフォイ「フォイ?」
26: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 15:26:51 ID:Mqq3zHKMNM
差した方向はグレンジャーの家の方角だ!

マルフォイ「なぜだフォイ?」

27: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 15:52:17 ID:sdOKoiAXn.
マルフォイは困惑していた。 

「なぜグレンジャーがでてくるフォイ?」

しかしそんな彼をよそに杖は彼を急かすかのように震えが激しくなっていく。 
そのうち、杖の柄のほうから小さな火花が飛びはじめる。

「フ、フォイ?何が起きるフォイ?これなんか危ないんj!!!」ドゴーーーン!!! 

彼が杖を手放そうとした瞬間、杖の柄から魔法の渦が噴き出す。
その勢いたるや凄まじく、彼は杖をエンジン代わりに天井を突き破り、空の彼方へ消え去るのだった・・・・・


「何処に行くんだフォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・イイ・・・・・!」キラン☆


28: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 17:25:56 ID:is79/5bWLs
―……
マルフォイ「………うっ…フォ…イ」
マルフォイ「…こっここは…
どこだフォイ…」

マルフォイが目覚めるとそこは
花が咲き乱れる庭園だった…

マルフォイ「………」ポー…

美しい光景に
心を奪われてしまう…

―…キィーン…

マルフォイ「…っ!?」

なにかの意思を
感じハッとするマルフォイ
辺りを見回すと目の前に巨大な城が目にうつる…
しかしそれと同時にある
恐ろしい事実に気づく…














マルフォイ「…嘘だフォイ…?」
ここは空に浮いていた…
29: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 18:00:31 ID:PtH21cG2bY
マルフォイ「わけがわからないフォイ」
もういちど辺りを見回す。
マルフォイ「僕の意外にメルヘンな思考の現れフォイ?」

わけがわからなくなったマルフォイは、これ夢なんじゃないかなー?などと考えていた。
30: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/6(火) 18:20:45 ID:XMrq0Ndbt.
マルフォイ「そうだ、夢だフォイ!夢なら何してもいいフォイ!!」
おもむろに全裸になるマルフォイ。

マルフォイ「フォーーーイ僕は自由だフォイ!w」
ひとしきり全裸で遊んで疲れたマルフォイは服を着ようとしたが‥見つからない。

マルフォイ「フォ‥‥フォイ!?僕の服はどこだフォイ?」
焦るマルフォイだが服は見つからなかった!


31: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/6(火) 19:00:32 ID:2r75fYVaHg
「まずいフォイ・・・いくら夢でもいつまでも全裸でいるのはマズいフォイ!!」
 
周囲を見渡してみるも服は見当たらない。 

「これからどうすればいいんだフォイ・・・ん?なんだフォイ?」

途方に暮れる彼の足元にはいつのまにかに何かがいた。 

「黄色いリス・・・?あっ、待つフォイ!」

彼が黄色いリス(?)を見つめていると黄色いリス(?)はいきなり走りだした。

彼が追い掛けていくと城壁らしき場所に辿り着いた。 
城壁は苔と蔦にまみれている。彼がさらに近づくと黄色いリスが彫像らしきものに登って仲間らしきリスと遊んでいた。 

「これは一体・・・なんなんだフォイ・・・」 

彫像だと思っていたものは彼の常識では考えられないロボットだった・・・・
32: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/6(火) 20:36:06 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「これはなんだフォイ…」

―…キィーン…キィーン…

マルフォイ「…っ!?フォッ!?フォイ…!?」

先ほどよりも強い
意志の力を感じるマルフォイ
しかも今度は引き込もうと
するような…
呼び寄せるような意思を感じた

マルフォイ「…僕を呼んでいるフォイか…?」

痛む頭をおさえながら
マルフォイは城の奥まで入っていった…
33: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/6(火) 21:05:52 ID:ilecF7ct8.
そして‥‥コケた!
マルフォイ(全裸)
息子が臨戦態勢でなかったことが、不幸中の幸いであった。
マルフォイ「デジャヴ…?それにしても、たまひゅん……危うく人生終了するところだったフォイ」
34: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/7(水) 02:23:42 ID:Zox1bcTKzk
とりあえず全裸でロボット(?)に近ずいてみたマルフォイは驚きを隠せなかった!

マルフォイ「‥フォ〜イ‥‥」

それもそのはずだマグルの世界のロボットだ、マルフォイはマグルが嫌いだ。
だからロボットなんて知るはずもない!

するとロボットが動き始めた!
マルフォイ「フォイ!?」

ロボット「ギ‥‥ギギ‥?」

マルフォイ「何か言おうとしてるのかフォイ?」


35: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/7(水) 09:05:28 ID:xZgsXzpN3.
ロボット「ピ・・・ポンピンプンピン」

マルフォイ「いや、それじゃ判らないフォイ。」

ロボットは確かになにかを伝えようとしているが、マルフォイにはロボットがなにかを伝えたいかが判らない。 
何回かこのやり取りを繰り返していると、ロボットの腕が動き一点を指す。

マルフォイ「向こうに行けばいいフォイ?」

ロボット「ピーポン」

マルフォイにはロボットの言葉は判らなかったが、肯定しているように聞こえた。当てもないのでロボットの指差した方向に歩いていくと、文字らしきものが書かれた壁を見つける。 

マルフォイ「この字は・・・読めないフォイ。」

その文字をマルフォイは読めなかったが、よく見ていくと比較的新しく書かれた部分を見つけた。 

マルフォイ「なになに・・・?【ここは浮遊島 ラピェタ です】。・・・・・・ラピェタなんて聞いたことないフォイよ・・・・・・・・・」
36: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/7(水) 09:23:26 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「…とりあえずここが
空に浮くラピェタという島なのは
わかったフォイ…
夢かどうかはおいといて…」

少し考えてマルフォイは城の中に
入ってみることに決めた
帰る方法と服を探そうと
考えたのだ。

マルフォイ「…焦らない…
焦らない…フォイ…」

マルフォイは自分を落ち着けると
城の入り口らしき
扉の前にたった
すると扉が勝手に開き
中の部屋に明かりが
つきだしたのだ。

マルフォイ「…っ!?こっこれは
どういうことだフォイ!?」

驚くマルフォイに言葉を
返すものはいない…しかし…

―…キィーン…!…キッ…っ!?…
マルフォイ「…っ!?またかフォイ…」
またもなにかの
意思を感じるマルフォイ…

マルフォイ「いくしかないフォイ…」

マルフォイは城の中に足を踏み入れた…
37: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/7(水) 11:08:24 ID:4erIZfy91.
マルフォイ「フォイッ!?」
ひとつの扉を開けたマルフォイは、静かに扉を閉め直して通路に戻った
マルフォイ「すごいものを見たフォイ……女の子の髪が撃ち落とされてショートヘアになったフォイ……」

足の震えに気付くマルフォイ。しっかりしろ、年もとったし魔法の能力も上がったのだから、と自分を叱る。
38: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/7(水) 13:36:48 ID:apiHPTNAGs
フォイ!?!?

マルフォイは大事な事に気づいた‥

マルフォイ「全裸だったフォイ‥」

マルフォイは少女の命か自分のプライドかで揺れていた。

マルフォイ「フォイ‥フォ‥‥イ‥フォーーーイ!!」バッ

マルフォイは自分のプライドを捨て少女を助ける事にした!マルフォイカコイイ(・∀・)!
だが少女は見知らぬ男と手をつなぎ叫んだ!

[[[[バルス]]]]と‥‥‥‥


39: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/7(水) 14:58:46 ID:SpmsIsOPoU
スゴゴゴゴ・・・・

「フ、フォイ!?なんだフォイ!?何が起きてるフォイ!?」
 
マルフォイは混乱する頭を必死に落ち着けながら状況の把握に努める。 

「これは・・・!?崩れているフォイ!?逃げなきゃいけないフォイ!」

彼は走りだした。当てもなく、とにかく広い場所へ。間一髪でもといた庭園らしき場所に辿り着いた。しかし・・・ 

「どうやって逃げればいいフォイ・・・・」

崩壊していく足場。箒があればと思うもこんなところにある訳が無い。 
ふと、目線を動かすと、男が倒れていた。 

「・・・・取り敢えず、全裸で死ぬのは嫌フォイ。」

彼は男の服をはぎ取り身に付け始めた。そして、ネクタイを締めたところであることに気付く。 

「また杖から火花が散り始めたフォイ・・・!そうだ、これだフォイ!!」

そうだった。自分はこの杖に飛ばされてきたのだ!

「いける!イケるフォイ!!」

彼は咄嗟に男を掴むと杖に魔力を通す。

「イッくフォォォォォォォイ!!」

キュィィィィィンン・・・・ドゴーーーン!!!!!! 

彼は飛んだ。夢と希望と男を乗せて。どこまでも、どこまでも・・・・・・・・・
40: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/7(水) 16:47:23 ID:VHsghwG3ak
次に気づいた時にマルフォイは
目の前に城を見つけた…
しかしさっきまでいた
城ではない…目の前の城は
青と白の美しいヨーロッパ風の城だ

http://ryu.boy.jp/up/uf/20120307164643.jpg

マルフォイ「また妙なところに
来たフォイな…」

マルフォイも様々な修羅場を
越えてきたためこの程度では
もう驚きもしない

マルフォイ「そういえば…
あの男は?…」

マルフォイが辺りを見回すと
抱えていた男はいなかった。

マルフォイ「いったい誰だったフォイ?」

マルフォイは疑問に思ったが
とりあえずそれは
あと回しにすると情報を
集めることにした

マルフォイ「まずはあの
城に行ってみるフォイ!!」

そうしてマルフォイは歩きだした




ちなみに服は
剥ぎ取ったものをまだ着ている
46.81 KBytes

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