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チーム:マルフォイ【みちしるべ】
[8] -25 -50 

1: 名無しですが何か?:2012/3/4(日) 10:53:07 ID:1lvOPQUkic
お題【みちしるべ】

下記の順番でお願いします。

マルフォイA ◆ETKIPSKPs.
マルフォイN ◆m41M11PQSs
マルフォイS ◆/.fUN/TvfA
マルフォイE ◆4BpchDMrRU



41: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/8(木) 00:01:40 ID:sdOKoiAXn.
マルフォイ「ここに来たのは初めてのはずだが、『夜になるとライトアップされて綺麗』という情報が頭に浮かんだフォイ。見てみたいフォイ」
高くそびえる城を目指し歩く。

JK「きゃーっ変態!全裸!」
マルフォイ「フォイ!?」
マルフォイは声のする方に振り返ったが、女子高生が見ているのは自分ではなかった。
マルフォイ「意識しすぎて、全裸という単語に反応するようになったフォイ……」

マルフォイ「ん? あれ?」
マルフォイは、全裸と叫ばれたのは自分が見失った男性である、と気付いた。

しかし面倒くさいので放っておいて、城へと歩みを進める。
42: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/8(木) 00:11:04 ID:JSuDVGQxVQ
すまんフォイ!!
パスフォイ!!
43: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/8(木) 00:19:26 ID:tcdpPh7h0s
警備員「こちらに来ていただけますか。」

男「何をする。私はラピ――王だぞ」

警「なにをいって―――」

男「だいたい私はなぜこんな―――」

男と警備員のやり取りを背に城に近づくマルフォイ。 
「ここはテーマパークらしいフォイな。」

マルフォイが周囲の客たちを観察していると、どこからともなく軽快なマーチが聞こえてきた。
44: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/8(木) 06:16:49 ID:is79/5bWLs
―ワーワー!アハハハ!波ぁ!キャハハハ!

マルフォイ「にぎやかな
ところフォイな…」

マルフォイが驚くのも無理はない
魔法界にこんな
テーマパークのような
施設はなかったからだ。

マルフォイ「…少しくらいなら…
遊んでいってもいいフォイな…
というよりなんか遊ばなきゃ
ダメな気がしてきたフォイ…」

マルフォイもまた多くの人々と
同じようにこの夢の国の
魔力に取り込まれたらしい
すでに1日フリーパスは購入済みだ。

マルフォイ「最初はどうしようかフォイ?」


45: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/8(木) 16:44:37 ID:TMbkzyCM06
マルフォイ「何か女の子たちが頭につけてるフォイ!ちょっと…いやかなり欲しい気がしてきたフォイ」
道行く犬の着ぐるみに、店の方向を教えてもらうマルフォイ。
来たことも予備知識もないのだから、イタいと思うことはない。
46: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/8(木) 18:03:32 ID:kvpQ9fRuzw
店員「ありがとうございました!」ちゃり〜ん

マルフォイ「買ってしまったフォイ‥」
頭につけてご機嫌なマルフォイはありとあらゆるアトラクションに乗ってハシャいだ!
だが一つだけマルフォイの心をしめるものがあった。

マルフォイ「ボッチは寂しいフォイ‥」


47: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/8(木) 19:41:19 ID:7/ngPJy5m.
思えば自分はずっと一人だった。幼い頃から取り巻きは居たものの友達と言える関係ではない。そしてその取り巻きすら、ホグワーツの決戦から減っていき、あの屈辱の日以降はずっと一人だった。
旅のなかで様々な人と出会えたが友達と呼べる存在は居なかったのである。

「僕の人生いくらなんでも寂しすぎるフォイ・・・・。・・・・決めたフォイ。僕は友達を作るフォイ!」

マルフォイは右も左も判らぬ土地なれど、心から笑いあえる「友」を得ることを強く誓ったのだった。
48: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/8(木) 21:09:00 ID:ZqGF8bvdXA
マルフォイ「マルフォイ頑張るフォイ!!」

決意を新たにいざ歩き出すマルフォイ。
そこにどこからか
騒がしい声が聞こえる。
―…っ!?…っ!!
マルフォイ「穏やかなこと
じゃなさそうフォイね…」

その声に不穏な空気を
感じるマルフォイ

マルフォイ「行ってみるフォ…イ?」

そこに何か香ばしい焼き菓子の
美味しそうな匂いが漂ってくる。

マルフォイ「…そういえばもう
12時フォイな…」
グゥゥゥ…
マルフォイ「食べてから
行ってみるフォイ…?」

美味しそうな匂いに心が
揺れるマルフォイ

マルフォイ「…どうするフォ…イ?」

ふと視線を向けた先では
テーマパークのマスコットの限定Tシャツが
売っている、少し先程の男の
服が場違いな気がしてきたので
着替えてもいいか。

マルフォイ「迷うフォイな…」

なかなか決められないマルフォイ
ちなみにここまで0.5秒

マルフォイ「どうするフォイ?」

◆1:)行ってみる
◆2:)食べてから行く
◆3:)着替えてみる
49: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/9(金) 00:51:02 ID:RGhT0WXoMQ
マルフォイ「んー…腹が減っては戦はできぬとどこかで聞いたフォイ!買ってすぐに向かうフォイ!」
◆2である。

美味しそうな匂いの元を辿ると、そこには長蛇の列ができていた。
マルフォイ「うわっ…な、並ぶフォイ?」
グゥー キュルルル
マルフォイ「ハングリーだフォイ」
50: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/9(金) 05:12:17 ID:lUuCALDg5k
マルフォイ「お前等さっさと退くフォイ!!僕を誰だと思ってるフォイ!」

DQN「あぁん!?」ギロッ

マルフォイ「フ‥‥フォイ‥」

DQN「んだこら?やんのか?あぁ?」

マルフォイ「スイマセンフォイ‥」

DQN「ちっと面かせや!」グイッ

マルフォイ「フォイ!?!?い、嫌フォイ‥」
ズルズル‥‥‥‥‥━━━━━━━━

━━━━━━‥‥‥‥

マルフォイ「ウッ‥クソッフォイ!!」
マルフォイ「エリートの僕にこんなマネしやがってフォイ‥」
マルフォイ「こんなの死んだ方がましフォイ‥グスッエグッフォイ!!」

?「貴方は死なないわ。私が守るもの!!」

マルフォイ「だ誰だフォイ!?!?」


51: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/9(金) 10:35:27 ID:sdOKoiAXn.
「フォ・・・・・・フォイ」

時が止まった。 

マルフォイは声の主に一瞬で心を奪われてしまったのだ。 

「ぼ、僕はドラコ・マルフォイ!き、ききき、君の名前を聞いても良いフォイか!?」

マルフォイの顔はすでに真っ赤に染まり、声は吃りまくり、手にはびっしり汗を掻いていた。 

こんな気持ちは何時ぶりだろうか。 

マルフォイはこの偶然に感謝した。

??「私の名前は「お〜い、綾波〜」・・・」

52: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/10(土) 09:45:19 ID:ZqGF8bvdXA
遅れたフォイ…すまんフォイ…

マルフォイ「フォイ!?」

驚くのも無理はない
そこには目の前の少女を
親しげに呼ぶ平凡そうな男が
気の強そうなツインテールの美少女
黒髪ナイスバディなお姉さんを
連れて歩いて来るのだから…

マルフォイ「あっ…あれが…
ハーレムフォイかっ…!?」


53: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/10(土) 18:55:33 ID:55C4dLlWp6
すまんフォイ(´・ω・`)
パスフォイ(´・ω・`)!!
54: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/10(土) 19:28:42 ID:YcVDhI44CI
本当にすまない!
パスするフォイ!
55: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/10(土) 20:54:57 ID:ZqGF8bvdXA
綾波「友達来たからいく…」マルフォイ「…っ!?あっ
すっすまないフォイ!?」

パッと手を離した瞬間
彼女の手を握っていた手が
急に熱を失いとても冷たく
寂しさを感じた。

一瞬彼女が振り返り
ほんの少し笑みを浮かべ
控えめに手をふってくれた

マルフォイ「あっ…フッフォイ!」

マルフォイもぎこちなく
手をふると彼女は友達の元に走っていった
よく見ると先程はいなかった
そばかすのある地味目だが
しっかりしていそうな
髪を縛った少女
彼氏とおぼしきジャージ姿の少年
メガネの少年と微笑を浮かべた
美少年が合流していた
マルフォイ「…フォイ…」
マルフォイはその光景に
少しばかりの嫉妬と
羨ましさを感じた…













マルフォイ「ハァハァ…うっ…
フォォォォォォオオイ…ふぅっ…」

そしてトイレの個室であの少女の
手の感触、温もりとあの少女の
笑顔を思い出しながら
抜いた…

マルフォイ「ウッウッ…ウウゥ…」

マルフォイの頬に涙がつたった…
56: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/11(日) 03:58:15 ID:ozh3y5qo.k
マルフォイ「グスッ‥‥泣いてる暇は無いフォイ!僕も目指すフォイ!!リア充を!!!フォイさーー」

マルフォイは夢の国で誓った。
僕は生まれ変わるフォイ(`・ω・´)と‥
だがその道は辛く厳しい道になるとマルフォイはわかっていた!
でも、それでも‥男にはやらなければいけない時がある事をマルフォイは知っている。
だからこそ誓った!

マルフォイ「ヤッテヤルフォイ!!ヤッテヤルーーーフォイーーー」
57: マルフォイN ◆m41M11PQSs:2012/3/11(日) 09:16:47 ID:hy9iyTUKhM
――――1時間後

「ダメフォイ・・・・僕には出来ないフォイ・・・・・」

彼はベンチで黄昏ていた。
「みんなリア充すぎるフォイ・・・・隙がないフォイ」

辺りを見回せば、カップルカップルカップル修学旅行家族連れカップルアベック・・・・・・ぼっちのマルフォイが入り込める隙などどこにもない。 

「どうせ僕なんかに友達は出来ないフォイ・・・・僕は死ぬまでぼっちがお似合いフォイ・・・・」

とうとうベンチの上で三角座りをしのの字を書き始めたマルフォイ君。
彼の放出する負のオーラが幸せ楽しいオーラを吹き飛ばし、彼の周りはいつしかまるで葬式でもやっているかのような重い空気に包まれていた。


58: マルフォイS ◆/.fUN/TvfA:2012/3/11(日) 15:40:42 ID:1PH9b/sgig
―…そこで終わると言うのか…?

マルフォイ「…っ!?」

ビシィッ…!!パキィン…!!

何者かのが聞こえて
マルフォイが驚愕していると
次の瞬間周りの景色が
崩れるように消え失せ
真っ暗な空間に立たされる
マルフォイ

マルフォイ「こっこれは!?なんだフォイ!?」
??「なんだとは不躾な質問だな
マルフォイよ…」
マルフォイ「だっ誰だフォイ!?」

マルフォイが振り向くとそこには
いかにも魔法使いですと
いうような風貌の男がたっていた…


マルフォイ「…お前は誰フォイ…?」
??「なんだ分からないのか?
私だ、―……―だ」
マルフォイ「なんだフォイ!?
聞こえないフォイ!?」
??「…今は聞こえなくていい
また、出会うだろう…」
マルフォイ「待つフォイ!?お前は…!?」

…―ヒュゥン…!!

そして気がつくと
ベンチの上に戻っていた…

マルフォイ「…なんだったフォイ…
今のは…」
59: マルフォイE ◆4BpchDMrRU:2012/3/12(月) 18:02:07 ID:GnN7FW4ixc
マルフォイ「誰フォイ……?」
つぶやくマルフォイ。

マルフォイ「でも、とりあえず、光が見えた気がしたフォイ! そうだ、僕はマルフォイだフォイ!ここで諦める男じゃないフォイ!」

元気を取り戻したマルフォイは立ち上がるとベンチから離れた。
そして意を決してひとりの着ぐるみに話し掛けてみる。
60: マルフォイA ◆ETKIPSKPs.:2012/3/12(月) 19:15:21 ID:VDyaZcwJW2
すまないフォイ!!
14日までパスさせてフォイ!!
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