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魔王「それでは会議を始めます」
[8] -25 -50 

1: 名無しさん@読者の声:2012/6/7(木) 05:35:54 ID:D0cwAPPo0U

魔王「えーと、はじめまして四天王の皆さん。それでは、一人足りていませんが時間なので会議を始めます」

サキュバス「はーい。しっつもーん。あんた誰ですかー?」

魔王「前魔王が死去された為に、新しく即位した魔王です。以後お見知りおきを」

サキュバス「えっ?魔王様死んぢゃったの?この前攻め込んできたっていう勇者に討たれたとか?」

魔王「えーと、その件に関しましては秘書のナーガさんから」

ナーガ「どうも、皆さんには何度か会ってますので、改めて挨拶する必要もなさそうですが、ナーガです。正式には1000のナーガを統べるカドゥルーなのですが、そう呼ばれると照れますのでナーガで結構です」

サキュバス「知ってまーす」

ナーガ「で、前魔王様ですが、検分するに、どうやら酔っぱらってトイレで運悪く仰向けに寝てしまい、吐瀉物を器官に詰まらせて亡くなられてしまったようです」

サキュバス「弱っ!?魔王様弱っ!!情なっ!!」

魔王「そこにタイミング悪く勇者が乗り込んできまして、それを退けた(?)為に僕が魔王に仕立てあげられました」




151: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 02:58:57 ID:YVXgcBcZ/.

サキュバス「はぁ?」

魔王「今回は特別編だそうでして」

サキュバス「どゆこと?」

ナーガ「暫くお休みとのことでしたが、此度のランキングで予想外な順位を取ってしまったものですから、急遽招集されたというわけです」

サキュバス「はぁん、普段はメタな発言は抑制するのに、それで今回は」

ナーガ「ええ、特別編ですから」

メドゥーサ「…で、特別編って何をしたらいいんですか?」

魔王「うーん。何をしましょうか?」

パシリ「レスも100を越えたし、アニメの10何話なんかでよくある総集編などしてみてはいいんじゃないですか?」

魔王「じゃあそれで」

メドゥーサ「何か投げやりですねー…」


152: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:04:36 ID:M73Vd5Yv/s

魔王「…………」

ナーガ「…………」

サキュバス「…………」

キマイラ「…………」ウトウト

パシリ「…………」

メドゥーサ「……あ、あの?」

魔王「…総集編をすることになりましたが、具体的に何をすれば良いのでしょう?」

ナーガ「総集する程の内容も無いですしね」

サキュバス「あ、じゃあずっと気にかかってたことあるんだけど、アタシ一回目の会議の時にキマイラを守備範囲って言ったけど、あれ脱字だから。守備範囲外だから」

魔王「はあ」

ナーガ「総集どころか編集してしまいましたね」

魔王「折角ですし、他に皆さん訂正しておきたいこととかありますか?」


153: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:08:52 ID:sWXc.U2nEk

サキュバス「…………」

キマイラ「…………」ウトウトzz

メドゥーサ「…………」

パシリ「あ、あの中盤以降僕の名前が」
魔王「ないようですね」

ナーガ「では、どうされますか?」

魔王「…どうしましょうね?」

サキュバス「とりまえず総集編だし、おさらっておけばいいんじゃないの?」

ナーガ「大まかなあらすじを説明しておくと、それらしく見えますね」

魔王「『前回までのあらすじ…*を7回程押すか1を押してください』では駄目でしょうかね…」

ナーガ「…駄目でしょうね」

サキュバス「そうなったらもうあらすじじゃないしね」

パシリ「時代はタッチパネルですしね」


154: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:11:18 ID:M73Vd5Yv/s

サキュバス「サキュバスとっ!」

メドゥーサ「メ、メドゥーサのっ!」

サキュバス「3レスでわかる魔王会議ー!!」

メドゥーサ「わ、わー」パチパチパチ

パシリ「なんか始まった…」

魔王「音声拾っちゃうので、パシリくんもっと下がってください」

パシリ「特別編とはいえ、どういう設定なんですか…?」

ナーガ「プロパカンダとして今後有用出来ればと…、折角ですので試験的にラジオ風にしてみました」

魔王「世界観ぶち壊さない為に言っておくと、ラジオなんてこの世界にはありませんけどね」

メドゥーサ「あ、あのぅ…」

サキュバス「はじめていいのー?」

魔王「あ、はい。お願いします」


155: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:12:53 ID:aEBqRaM1.I

サキュバス「さてさて何からはじめちゃうメドゥーサちゃん?」

パシリ(ノリノリだなぁ…)

メドゥーサ「え、えっと、とりあえず人物紹介などからはじめたらいいんじゃないでしょうか?」

サキュバス「3レスで終わらなくなるから却下」

メドゥーサ「えー」

サキュバス「まずは先に言ってたあらすじを、そのままなぞっても面白くないので、人間目線でお送りしまっす」

メドゥーサ「わ、わー」パチパチパチ

サキュバス「まず一人目の勇者ね。メドゥーサちゃんがホの字の」

メドゥーサ「//////」

サキュバス「魔王城まで攻めいるも、そのままフェードアウト。教会での蘇生も行えなかった為、どこかに落ち延びているだろう。というのが人間の見解ね」

メドゥーサ「へー」

156: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:14:18 ID:M73Vd5Yv/s

サキュバス「ただし、あくまでも上層部における見解の多数ということになるわね。他にも上層部では魔王に囚われている説や魔王による洗脳説なんかもあるみたい。で、大衆に向けた公式発表では討ち取られたことになってるみたいよ?」

メドゥーサ「…なんでですか?」

サキュバス「政治的なことはわかんないわねー。後で魔王様かナーガさんに訊いてみたら?」

メドゥーサ「はい、訊いてみます」

サキュバス「続いての勇者はー、プッwあれかw」

メドゥーサ「どんな方でしたっけ?」

サキュバス「ほら、スライムテンガの…」

メドゥーサ「あー/////」

サキュバス「東の魔城を陥落させたものの目下テロリストとして指名手配中ね。つーかこれ3レスで終わるのかしら…」


157: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:16:42 ID:d.JdckU3Ns

サキュバス「三人目は、絶賛自宅警備中ね。人間たちの世論によると三人目なんか始めからいなかったんだ!ということになってるみたい」

メドゥーサ(巻きに入った…!?)

サキュバス「次の四人目は、えーと、アカデミーで普通にサラリーマンしてるみたいね。北の魔城を落としたこともあって待遇もそこそこらしいわ。魔法使いになっちゃったことに関しては、世論は割りと同情的に捉えてるみたい」

メドゥーサ「その節はご迷惑おかけしました…」

サキュバス「ん。で五人目ね。そんなのいたっけ?て気もするけど…。なんか廃人になってるらしいよ。…あー、テスカトリポカの時のか。今は度々プロパカンダに使われてるみたいね」


158: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:18:20 ID:LyahHI45dA

メドゥーサ「…3レスで終わりませんでしたね」

サキュバス「1レス平均700文字って自分ルールぶっちすれば、収まったんでしょうけどね。まあいいじゃない?六人目〜は、とメドゥーサちゃんがホの字の奴か」

メドゥーサ「あの…その言い方…//////」

サキュバス「人間たちの間では、あれは魔物の暴挙をみかねた天の使いだったってことに落ち着いたみたいよ」

メドゥーサ「天の使いどころか悪の手先ですけどね…」

サキュバス「ボトルもキャップもない話ね。七人目は、New!、now、←いまここってことで補完完了ね」

メドゥーサ「おめでとうございます」チパチパ

サキュバス「すべてのチルドレンにありがとう」


159: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:19:37 ID:8ct.XYk/KQ

魔王「お疲れ様でした」

サキュバス「いやー後半ぐだっちゃったわ」

メドゥーサ「緊張しましたー」

パシリ「たいして読み返さずに補完しましたけども、大丈夫ですよね?」

ナーガ「誰目線の発言ですか」

魔王「まあ特別編と明記してますし、誤った表記があれば、本編とは平行世界の歴史なんです。と言い逃れましょう」

パシリ(いつにも増してノリと勢いで書いてるなぁ…)

魔王「それでは、また機会があればこういう場を設けようと思います。今回はこの辺で、お疲れ様でした」

ナーガ「お疲れ様です」

サキュバス「出来ればもう御免被りたいわね。おつかれさまー」

メドゥーサ「あはは。お疲れ様でしたー」

パシリ「お疲れ様です」

キマイラ「…………」Zzz


160: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 03:32:59 ID:d.JdckU3Ns
毎度っ!
有言実行?何それ?食えんの?
とゆーわけで、更新休むって言った舌の根も乾かぬうちに更新しました。
作風的に10人いたら1〜3人くらいがクスリとくるような物を書いてると自負しているので、どんだけ良くても7〜10位ってとこだろうと思ってましたけど、まさかの4位w多分アレとの相乗効果でしょうけどね。
ともあれ、日頃のご愛顧に感謝です。更新の度に、クオリティが下がってきているのではないかと胃が痛む昨今ですが、今後も頑張ります。
…と言っても、まだちょっと更新休ませて貰いますけどね。
161: 名無しさん@読者の声:2012/9/25(火) 18:15:26 ID:fAFBC7bwxk
更新待ってます!
支援
162: 名無しさん@読者の声:2012/9/30(日) 11:41:07 ID:8ct.XYk/KQ
支援
163: 名無しさん@読者の声:2012/10/4(木) 20:39:19 ID:gSvuiogmPI
しえんっ
164: 名無しさん@読者の声:2012/10/13(土) 09:50:27 ID:V5NCU2kcCg
あげ支援
165: おまたせっ!アンド支援Thank You!:2012/10/16(火) 00:09:27 ID:iWfnR.KrDA

魔王「それでは会議を始めます」

サキュバス「はじめまーす」

キマイラ「はじめるお」

パシリ(細目、ω←こんな口、ピザデブ、変な語尾、何の魔物だろう?)

キマイラ「何か凄く久しぶりな気がするお」

魔王「メタな発言は控えて下さい。僕らの時間軸では前の会議から一週間も経ってません」

ナーガ「魔王様の発言も充分メタかと…」

魔王「こほん、とにかく早速議題の方にいきます」

メドゥーサ「………」

魔王「前回言った通り、本来ならメドゥーサさんに報告をして頂くところなのですが、事情がかわりました」

メドゥーサ「ほぇ?」


166: 名無しさん@読者の声:2012/10/16(火) 00:10:43 ID:0HFDaHFS5s

魔物「魔王議会としてメドゥーサさんの恋を応援する必要がなくなったということです」

メドゥーサ「…え?」

パシリ「イエスっ!!」

サキュバス「なんでまた?」

キマイラ「どういうことだお?」

魔王「狂戦士さんと色々と話してみたところ、どうも彼は来月くらいから弱体化するようです」

サキュバス「はぁ?」

メドゥーサ「どういうことですか?」

魔王「なんでも光の精霊との契約が今月一杯だそうでして、加護を受けられなくなると、今までのような無敵超人のごとく力をふるえないそうです」

サキュバス「ひっでー後付け設定ね…」


167: 名無しさん@読者の声:2012/10/16(火) 00:12:18 ID:gFtlI362hQ

魔王「そんな訳で、そういうことなら今後狂戦士さんをそこまで危険視する必要もなくなるということでして、懸案事項が一つ解消されたという訳です」

メドゥーサ「…はぁ」

魔王「ただ、議会としてはお力添え出来ませんが、個人的には応援させて頂きますし。必要とあれば個人的にバックアップもしますので」

サキュバス「あ。あたしも」

キマイラ「僕も手伝うお」

パシリ「…………ちっ」

メドゥーサ「皆さん…」

サキュバス「面白そうだしねっ」

キマイラ「ラブコメ要素としてキープしておくお」

魔王「誰目線の発言ですか…?」

メドゥーサ「…あの出来れば、そっとしてほしいのですけども…無理ですよね。そうですよね…」


168: 名無しさん@読者の声:2012/10/18(木) 05:56:11 ID:N2k6Sm42ww

魔王「それで、勇者の方はどうなっていますかナーガさん?」

ナーガ「眷族からの情報によりますと、既に仲間を集め旅立ったそうです」

サキュバス「今回はソロプレイじゃないのねー」

魔王「どういったパーティ編成なんです?」

ナーガ「情報によりますと四人パーティで、勇者、僧侶、魔法使い」

サキュバス「王道ね」

キマイラ「男女の比率が気になるお」

パシリ「残る一人は、戦士か武闘家あたりでしょうかね」

サキュバス「大穴で遊び人かもよ」

キマイラ「算術士に50ペリカ賭けるお」

ナーガ「……そして、ガルーダだそうです」


169: 名無しさん@読者の声:2012/10/18(木) 05:58:04 ID:PshM9LK1Oo

魔王「…………ん?」

サキュバス「…なんて?」

ナーガ「ですから、勇者、僧侶、魔法使いとガルーダのパーティだそうです」

魔王「そのガルーダというのは…」

ナーガ「ええ、そのガルーダで間違いないかと」

サキュバス「マジで何やってんのよアイツ…」

魔王「どういうことでしょうか?」

ナーガ「随分と前にも言いましたが、彼の考えていることは私には到底及びもつきません」

魔王「(心底呆れてるなぁ)スパイという線は?」

ナーガ「ないでしょうね」

サキュバス「ないわね」

キマイラ「絶対ねーお」

パシリ「ありえませんね」

メドゥーサ「ええと、ないかと…?」

魔王「満場一致…!」


170: 名無しさん@読者の声:2012/10/18(木) 17:04:13 ID:qzsSN1o6qg
ガルーダwwwwwwwww

っC
171: 名無しさん@読者の声:2012/10/18(木) 18:06:18 ID:ZOp0.5tQyc
ガルーダなにやってんだwww
172: 名無しさん@読者の声:2012/10/18(木) 18:29:10 ID:sF1XQdlJCo
ガルーダ寝返ったwww
173: 名無しさん@読者の声:2012/10/20(土) 23:35:34 ID:QQMHmpvYuw
支援つC
174: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 03:32:46 ID:EF3b5DnEJk

魔王「えーと、僕はいまだにガルーダさんとは面識がないので、皆さんの見解をききたいのですが?」

ナーガ「状況証拠だけなら魔王様に弓を引いたのではないかと」

サキュバス「直感で生きてるからね。ウマがあったんぢゃない?」

キマイラ「行き倒れてるところを餌付けされたんじゃねーかお?」

パシリ「修行の一貫かもしれませんね」

メドゥーサ「友達になった…とか?」

魔王「世界がメドゥーサさんみたいな魔物ばかりならもう少し平和だったんでしょうね…」

キマイラ「何その世界。超行きてーお」

パシリ「激しく同意」


175: あ、支援その他サンクスですの:2012/10/23(火) 03:34:05 ID:0HFDaHFS5s

サキュバス「いや、そこいら中が石像だらけになるでしょうに…」

ナーガ「ある意味では平和とも言えますね」

サキュバス「何だっけ?何処かで聞いたような光景ね。奇病か何かで石化するの」

ナーガ「スターオーシャンかいばらの王かと」

サキュバス「ああ、それね。ちょうどメドゥーサだし」

魔王「せめてどこか一文字は伏せ字にしましょうよ…」

キマイラ「今さらだお」

パシリ「メタではないですけど、ナーガさんの発言て結構ギリギリのが多いですよね」

ナーガ「……」

魔王「話がそれましたね。本題に戻りましょう」


176: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 15:59:45 ID:sIxfOn5D3s

魔王「とりあえずはナーガさんの眷族を向かわせて、ガルーダさんの思惑を計りましょう」

ナーガ「御意に」

魔王「そして最悪の事態も想定しなければなりませんので、各自ガチンコでガルーダさんと戦うことを想定して頂きたいのですが…」

キマイラ「……」

メドゥーサ「……」

サキュバス「私は無理ね。良くて勝負つかず。負ける公算の方が高いわ」

パシリ「降参する公算の方が高いんですね」ドヤ

サキュバス「……死ねばいいのに」

キマイラ「流石に今のはねーお」

メドゥーサ「思ってても口にするべきではありませんでしたね…」

パシリ「メドゥーサさんまで…」


177: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 16:04:18 ID:dCLv9AGz/g

魔王「ええと、理由もお聞かせ願えますか?ガルーダさん含め皆さんの戦力を確認したいので」

サキュバス「アタシとガルーダじゃそもそも戦うフィールドが違うのよねー。アタシはエナジードレインとオートチャームで乱戦、混戦、集団戦が得意で、ガルーダは肉弾戦で、まあ集団戦でも無双するけど、基本は一対一、少数同士での戦いを得意としてるから」

魔王「ふむ。実際に戦うとなるとどういった様相になるでしょう」

サキュバス「あの脳筋にはチャーム効かないからなー。アタシは飛べるから、エナジードレインの射程内で飛びつつ、ガルーダからの飛び道具をひたすら回避することになるわね。吸い尽くす前に逃げられるでしょうけど」


178: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 16:06:08 ID:dYjUAH.9VA

魔王「なるほど。勝ちの目がないと」

サキュバス「前言撤回しちゃうけども、絶対にそうという訳でもないんだけどね。アタシもガルーダも、と言うかここにいる皆、奥の手の一つや二つ隠し持っているでしょうから。ガチで殺し合う、滅ぼし合うって言うならどう転ぶかわからないわね」

魔王「ほう」

サキュバス「もっとも、今のはあくまでガチンコのタイマンを前提にしているから、実際に単身向かうとしたら、向こうには実力未知数の勇者もいる以上、やっぱり敗戦は濃厚ね」

魔王「隙のない読みですね」

サキュバス「ふぅ。マジレスしすぎて疲れちゃったわ。お姉さん休憩するからメドゥーサちゃん突っ込み役お願いねー」

メドゥーサ「えええぇっ…!?」


179: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 16:09:02 ID:0HFDaHFS5s

魔王「では次に、先ほどふざけたことぬかしたパシリくんはいかがでしょう?」

パシリ「うっ…。しっかり拾われた…。…僕は、第一形態で遠くから燃え盛る槍を投擲するものの、当たらなければどうということもないとか言われながら、距離詰められてる隙に、第二形態になって上空に逃避するのが関の山でしょうね」

魔王「例によって、勝ちの目はないということですか…」

パシリ「僕は、そうですね。第四形態になれば、わからないかもしれません」

魔王「!?」

ナーガ「……!」

キマイラ「ちょw」

メドゥーサ「し、知ってたのかよぅ…!…うぅ、サキュバスさんやっぱり荷が重いですよぅ…」

サキュバス「律儀ねー」


180: C:2012/10/27(土) 11:08:14 ID:op05FyvkDY
いつも楽しく読ませてもらっています
181: 名無しさん@読者の声:2012/10/28(日) 20:07:52 ID:95lgeecnec
C
182: Cサンクス。予想外に間があいてしまったぜ:2012/10/29(月) 00:43:28 ID:EF3b5DnEJk

魔王「その、第四形態と言うのは…?」

パシリ「何か皆さんリアクションが変ですね?第四形態というのは、僕もよくは知らないんですけどね?伝承であるとかないとかって話なんですけども。なんか凄く強いらしいので、なれるものなら勝っちゃったりするんじゃないですかねー?」

サキュバス「憶測かよっ!」

メドゥーサ「おー」チパチパチパ

サキュバス「…やめて。突っ込みに拍手しないで。何か凄い恥ずかしい」

魔王「…パシリくん、近々お話しがあります」

パシリ「えっ?何ですか?僕また何かやらかしました?」

魔王「そういうことではありませんよ。とりあえず、今回はパシリくんは後方支援役となりそうですね」


183: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 00:44:19 ID:gFtlI362hQ

魔王「さて、それでは本命二人いきましょうか。メドゥーサさんはどうでしょう?」

メドゥーサ「私は、奇襲が成功すれば、それで終わります」

サキュバス「まあぶっちゃけ視るだけで済むからね」

メドゥーサ「ええ、ただ有効射程範囲内までの接近をガルーダさん相手に、どう詰めるかが問題になりますけど」

魔王「有効射程範囲というのは?」

メドゥーサ「だいたい顔を認識出来る距離ですね」

魔王「ふむ」

メドゥーサ「ですので、そこに至るより早くに気付かれてしまえば、鏡を用意されて返り討ちにあうと思います」

魔王「奇襲の方法次第という訳ですか」


184: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 00:45:12 ID:PshM9LK1Oo

魔王「キマイラさんは、どうでしょう?」

キマイラ「正直なんとも言えねーお」

魔王「とは?」

キマイラ「地の利を活かせば、まず勝てるお。例えば水中に引きずり込むだとかしてお」

サキュバス「ああ、なるほどねぇ。陸地、平地に特化してるからねぇアイツは」

キマイラ「ただまあ、お互いにそれは知ってることだお。だから狙ってそこで戦うことはまず出来ない筈だお」

魔王「では、ガルーダさんが得意とするフィールド、または双方に利がない場所の戦闘ではどうでしょう?」

キマイラ「小細工の効かない奴だから、奴の得意とする開けた平地ってのは、逆に僕には苦手なフィールドなんだお。サキュバス同様空に逃げることになると思うお。イーブンな戦場でも同じことだお。不利になるより先に、勝敗つかずと見たら僕か奴のどちらかが逃げることになるお」


185: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 02:00:51 ID:gFtlI362hQ

魔王「しかし、以前キマイラさんが暴走した時には、三人がかりでやっと止めることが出来たとおっしゃっていませんでしたか?」

キマイラ「城の中っていう狭い場所だったのと、三人が止めにかかってたからだお。殺しにかかってこられていたら、僕と三人のうち一人か二人は今ここにいねーお」

魔王「…さりげなく大問題だったんですね」

ナーガ「危うく人間たちに平和がもたらされるところでしたからね」

サキュバス「んで、互いに手の内を大まかに知ってる上に、向こうには勇者もいるから、どうしても出たとこ勝負になりそうね」

キマイラ「味方にいても大して役に立たねー癖に敵にすると途端に厄介な奴だお」

サキュバス「その姿でアンタが言う?」

186: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 02:01:49 ID:EF3b5DnEJk

魔王「ふむ、とりあえず今回の会議はここまでとしますか」

サキュバス「中途半端じゃない?」

ナーガ「ここから先は魔王様のお仕事ですからね」

魔王「ええ。まだ定かではありませんが、ガルーダさんが敵に回るのであれば、ロール・プレイに徹する必要はありませんからね」

パシリ「と言うと?」

魔王「…いえ、こちらの話です」

ナーガ「私は何をすれば?」

魔王「ガルーダさんの思惑と、一向の進軍速度と目的地を調べておいて下さい。迅速に。恐らくは東の魔城に向かうでしょうけどもね」

ナーガ「御意に」

サキュバス「アタシらはー?」


187: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 02:03:11 ID:V5NCU2kcCg

魔王「一先ずは解散とします。が、二、三日もせずにまた召集をかけますので、いつでも会議に出られる準備はしておいて下さい」

サキュバス「りょーかーい」

キマイラ「承りたろうだお」

ナーガ「パシリ以外は、魔王城に滞在していても構いませんので」

パシリ「…えー」

魔王「パシリくんには東の魔城で仕事がありますので、この後もちょっと残ってくださいね。皆さんお疲れ様でした」

サキュバス「おつかれー。何だか緊迫してきたわねー」

キマイラ「お疲れ様だお。目下の敵が勇者じゃねーのにお」

メドゥーサ「あははは…、お疲れ様でした」


188: 名無しさん@読者の声:2012/11/3(土) 16:01:41 ID:9ZMBJTs0O.
どうしよう…キマイラにDANDAN心惹かれてく

つCCCCCCC
189: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 02:16:53 ID:GlzETAUq3E

魔王「それでは会議を始めます」

メドゥーサ「は、はじめまーす…」

サキュバス「あれっ?今回パシリはお休み?」

魔王「ええ、仮にも東の魔城の城主ですから。防衛にあたっていただいています」

サキュバス「なーる」

キマイラ「文字通りに仮の城主でしたものね」ウジャウジャ

魔王「……」

サキュバス「あのさ。喋らないでくれない?視界に入らないでくれない?速やかにご退場願えない?」

キマイラ「何故です?」ウゾウゾ

サキュバス「一言で言うとキモい」

魔王「久しぶりに凄い格好で来ましたね…。夥しい数のムカデが蠢きながら人の形を形成しているとは」

キマイラ「魔を統べる王がこの程度で動じるのもどうかと思いますよ?」モジョモジョ

ナーガ「それについては同意です」

魔王「……」


190: Cサンクス。シリアスパート入ろうと思ったけど失敗したぜww:2012/11/10(土) 02:18:36 ID:dlQNzFl2N6

魔王「それでは、議題の方へいきます。ナーガさんその後は何がどうなりました」

ナーガ「はい。眷族であるナーガラージャを通してガルーダとのコンタクトに成功しました」

サキュバス「おおー、名前持ちの眷族」

魔王「ラージャということは、種族の階級的にはナーガさんの上位にあたるのではないのですか?」

ナーガ「忘れられてそうな設定ですが、私はカドゥルーですから」

魔王「…?」

ナーガ「後でググるかウィキるかして下さい」


191: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 02:19:35 ID:sO.j3XTpmo

メドゥーサ「…それで、結局ガルーダさんは勇者側についたんですか?」

ナーガ「いいえ。それ以前に勇者だという認識がなかったようです」

サキュバス「またかよっ」

魔王「全員の想定の上をいきましたね…」

キマイラ「何だと思って付き添っていたのです?」

ナーガ「魔物相手に、やけに友好的というかフレンドリーな人間という程度の認識だったようです」

サキュバス「なんだかなぁ…」

キマイラ「僧侶と魔法使いを引き連れた冒険者ということで、気づかないものですかね?」

ナーガ「それもその筈でして」

魔王「ん?」


192: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 02:20:28 ID:CmdQzk9Fwc

ナーガ「ガルーダですが、元勇者である狂戦士と幾度か拳を交えたことがあるそうでして」

サキュバス「へぇー」

ナーガ「ガルーダの中ではいまだに狂戦士と戦っていたようです」

魔王「……」

サキュバス「……」

キマイラ「……」

メドゥーサ「……」

魔王「いや、まあ、しばらく会議に出てなかったどころか、僕は顔を合わせたことすらありませんからねぇ」

ナーガ「ええ、狂戦士のその後と、勇者と魔王様が代わったことに驚いていたそうです」

サキュバス「暢気すぎるだろ…」

キマイラ「先代魔王は何を思って、彼を四天王に抜擢したんでしょうね…」

ナーガ「狂戦士と真っ向から戦って生き延びている戦闘力じゃないでしょうか?」


193: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 02:21:49 ID:GlzETAUq3E

魔王「それで、ガルーダさんと勇者とはどうなったのですか?」

ナーガ「無論、勇者と魔物の四天王ですからね。相容れぬ存在ですから、とはいえ寝食を共にした仲ということで、その場で開戦はせず、ナーガラージャが言うには強敵とかいてトモと呼ぶ別れ方をしたそうです」

サキュバス「なにそれ?」

キマイラ「男の世界、ということですよ…」

サキュバス「わかんないし、性別ないアンタに言われてもピンと来ない」

魔王「その後ガルーダさんは?」

ナーガ「東の魔城へと赴きまして」

キマイラ「本拠地で正々堂々迎え撃とうというわけですか」

サキュバス「ああ、アイツの考えそうなことだわ」

ナーガ「そして、原因東の魔城にて、パシリ第二形態もといケツアルクアトルと交戦中にあります」


194: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 02:25:39 ID:GlzETAUq3E
>>193
誤字ったorz
最後の台詞は原因じゃなくて現在な↓

ナーガ「そして、現在東の魔城にて、パシリ第二形態もといケツアルクアトルと交戦中にあります」


195: 名無しさん@読者の声:2012/11/16(金) 01:25:50 ID:M97GWVJjkM
楽しみに待ってます。
つC
196: 名無しさん@読者の声:2012/11/17(土) 22:36:18 ID:ALUchwkIf6
何か書けなくなったので、しばしお休みさせていただきます。
197: 名無しさん@読者の声:2012/12/22(土) 00:37:22 ID:hEBD84bf2Y
age
198: 名無しさん@読者の声:2012/12/23(日) 00:36:28 ID:hEBD84bf2Y
更新まだかなぁ?
199: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 00:40:46 ID:8r8cK3FEdQ

サキュバス「なんでだよっ!」

魔王「…いや、本当になんでですか?」

ナーガ「別の眷族からの情報並びにそこからの推察ですが、おそらく行き違いが原因かと」

魔王「行き違い?」

ナーガ「ガルーダとしては、一度攻め落とされて復興したとは露知らず、従者のコカトリスは居らず、城を下っぱに乗っ取られたと思ったのでしょう」

サキュバス「下克上されたと思ってるのね…」

ナーガ「そしてパシリは、前回の会議の後、魔王様に唆されたこともありまして、勇者に寝返ったと思っているガルーダをノリノリで迎え撃とうとしたというわけです」

魔王「失策でした」

キマイラ「何を唆したのですか?」


200: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 00:41:41 ID:8rLrNdzDSE

魔王「シンプルに、ガルーダさんを亡きものにすれば名実ともに四天王ですよ、と」

サキュバス「あちゃー」

メドゥーサ「あ、あの何か東の空が…」

魔王「…?」

サキュバス「あの光って…」

キマイラ「どうやら、パシリが敗北したようですね」

魔王「ということは」

キマイラ「ええ、テスカトリポカと化したようですね」

サキュバス「とことん引っ掻き回してくれるわね」

ナーガ「どういたしますか?魔王様?」


201: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 00:42:32 ID:htxVXO/TZg

魔王「そうですね。サキュバスさん、キマイラさん、メドゥーサさん、三人で沈静化してきて頂けますか?」

メドゥーサ「三人で、ですか…」

サキュバス「多くない?」

魔王「戦力を遊ばせておく局面ではないと判断します。テスカトリポカもガルーダさんも敵か味方かどちらに転ぶかわからないですし、そこに勇者が加わる可能性もありますので」

サキュバス「カオスねぇ」

魔王「文字通り、混戦です。出来れば奇襲で全員石化させてしまうのが望ましいですね」


202: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 00:43:33 ID:8rLrNdzDSE

サキュバス「だってさ」

メドゥーサ「が、頑張ります」

キマイラ「狂戦士は使えないのですか?」

魔王「料理人として雇い入れていますからね。戦闘に駆り出さないことを契約としていますので」

キマイラ「使い勝手の悪い」

サキュバス「人間に期待をよせるのが、そもそもの間違いよ」

魔王「そういうことですので、会議をここまでとし、三人には至急東の魔城へ向かっていただきます」

キマイラ「御意に」

サキュバス「なんか手当てつくんでしょーねー」

メドゥーサ「い、行ってきますっ」

魔王「ヤバそうだったら無理せず戻ってきてくださいね。吉報を待っています」


203: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 11:47:36 ID:tRgLMtFl/g
更新キター!

CCCCCCCC
204: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 18:00:44 ID:IMjn9rfrwA
更新ktkr

支援
205: 名無しさん@読者の声:2013/1/19(土) 21:16:28 ID:Dp1hf6qrAo
更新キターー(°∀°)ーー
支援!!支援!!支援!!
206: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 00:43:17 ID:hMIjJ7bFu2
次は何ヶ月後の更新?
なんてツッコミを入れなくて良い様に、続きはよ頼む
207: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 01:52:42 ID:Lz9AKYW0ys
sageてたし一週間はバレないだろうと思っていたら、その日のうちにバレるとは…。
支援サンクス。亀更新でいきまーす。
208: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 01:53:06 ID:Lz9AKYW0ys

魔王「それでは会議を始めます」

メドゥーサ「は、はじめまーす……」

魔王「…早速ですが、説明をお願いします」

メドゥーサ「ごめんなさい…。やり過ぎました…」

魔王「ナーガさん、被害状況は?」

ナーガ「眷族からの情報によりますと、東の魔城を中心とした半径2kmに存在するあらゆる生物、草花、川に至るまで石化しています」

魔王「川まで石化しているのですか…」

ナーガ「ええ。そのせいで氾濫して大変なことになっています」

メドゥーサ「……ご、ごめんなさい」


209: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 01:54:26 ID:zpwIKsLZ7.

魔王「他の方々の安否は?」

ナーガ「先程言った通り、東の魔城内にて、サキュバス、キマイラ、ガルーダ、パシリ共々石化しています」

魔王「やり過ぎた嫌いはありますが、沈静化に関しては結果オーライですね。テスカトリポカからパシリ君に戻っているのですよね?」

ナーガ「はい。トラウィスカルパンテクートリの姿として石化されているのを確認しています」

魔王「では、それぞれの石像を魔王城へと移して、様子見としましょう」

ナーガ「御意に」

魔王「メドゥーサさん」

メドゥーサ「ひゃいっ」ビクッ

魔王「ご苦労様でした」

メドゥーサ「いえ、そんな…。すいません…」


210: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 01:56:08 ID:BVm3jGTqBQ

魔王「そう言えば、勇者の方はどうなっていますか?」

ナーガ「その件ですが――」

?「たのもーーーっ!!!」バターン

魔王「っ!?」

メドゥーサ「!?」

?「…………」キョロキョ…パキン

メドゥーサ「あ……」

魔王「…………」

ナーガ「……」

魔王「…何ですか?急に入ってきて石化しましたけど、こちらはどなたですか?」

ナーガ「…勇者ですよ」

魔王「……は?」

ナーガ「先程の続きですが、勇者の従者の石像は確認されたのですが、勇者はどうやら逃れたようでして、目下魔王城へと進軍中だとのことでしたが、情報が遅かったようですね」


211: 名無しさん@読者の声:2013/1/22(火) 08:14:12 ID:bzLz0VM7PA
もう…メドゥーサたんだけでいいんじゃないかな… 支援
212: 名無しさん@読者の声:2013/1/23(水) 23:41:37 ID:iM2L5FqJfI
メドゥーサたんの恋の行方がしりたいお
結局報告なかったお
でもそっとしておきたい気もするお

まあとにかく支援だお
213: 名無しさん@読者の声:2013/1/30(水) 15:19:10 ID:JCORFEDXQM
C
214: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 01:40:42 ID:JvSjQayFWw

魔王「どうしましょうかこれ?」

ナーガ「魔王様のご意向のままに」

魔王「と言うと?」

ナーガ「魔王として粉々にして討ち滅ぼすもよし。人質として人間との交渉にするもよし。貴重なサンプルとして研究、実験に使うもよし」

魔王「…絶対に僕よりも魔王の資質がありますよねナーガさん」

ナーガ「そう思うならチェスなどで接待プレイをするなはやめてください。先を見通す力では魔王様に到底及びませんよ」

魔王「ボードゲームの強さで魔王の資質を計られてもなぁ…。まあわかりました。勇者の処遇については考えておきますので、一先ず今日のところは解散としましょう。お疲れ様でした」

メドゥーサ「お、お疲れ様でした…」

ナーガ「お疲れ様でした」


215: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:08:00 ID:ALUchwkIf6
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 

216: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:09:00 ID:x8fvXdBx1Y

魔王「それでは会議を始めます」

ナーガ「始めます」

魔王「…まだ、ですか」

ナーガ「ええ、キマイラもサキュバスもガルーダもトラウィスカルパンテクートリも石化したままです」

魔王「あれから結構な年月が経ってますよね?」

ナーガ「それだけメドゥーサが本気だったということでしょう」

魔王「そのメドゥーサさんは?」

ナーガ「先週から産休に入りました」

魔王「そうでした」


217: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:09:45 ID:x8fvXdBx1Y

魔王「はぁ。勇者をだしに人間との共存の道を歩くことに成功して、世の中はこんなにも平和だと言うのに、どうして僕はこんなにも忙しいのでしょうか?」

ナーガ「魔王様が新たに四天王を選抜しないからでしょう。すべての城を管轄していたら、それは忙殺されますよ」

魔王「新たに選抜した後で石化が解けたら、下手をすれば乱世になりかねませんからね…」

ナーガ「ええ、そう魔王様が方針した以上は文句を言わずに書類を片付けていって下さい」

魔王「はい…」


218: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:10:41 ID:GlzETAUq3E

魔王「二人では会議になりませんしここまでとしますか」

ナーガ「そうですね。魔王様のこの後のご予定は?」

魔王「会議の後は開けてありますからね。狂戦士さんのところで酔い潰れる予定です」

ナーガ「…お付き合いしましょう」

魔王「ええー」

ナーガ「ご不満ですか?」

魔王「たまには一人で泥酔したいのですが…」

ナーガ「それをされてうっかりトイレで窒息死でもされたら、私も書類に殺されますからね」

魔王「…わかりました。はぁ。早く隠居したい」

ナーガ「妾でも作ったら如何ですか?」

魔王「今は仕事を増やしたくないです」

ナーガ「左様ですか」


219: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:12:03 ID:sO.j3XTpmo

ナーガ「続きはお酒の席で聞きましょう」

魔王「そうしましょうか。では」

ナーガ「はい」

魔王「それでは会議を終わります」





魔王「それでは会議を始めます」end?
220: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 02:23:19 ID:ALUchwkIf6
後書きという名の謝罪

やっちまった。sageでひっそりと終わるつもりが、最後の最後で…。まあいいや。

よーし、まずは台無しな一言から始めてやんぞ。



飽きた。



つーのはまあ半分冗談だけども、ネタ切れだし、息抜きのつもりでオムツ着用の男子中学生の話書いてたら2ヶ月経ってて、話の流れがわけわかめだしで、未完娘か削除依頼だそうと思ったけど、それなりに愛着もあったので無理矢理完結させました。

読んでくれた方、支援してくれた方、ありがとうございました&こんな終わり方で申し訳ない。

次はちゃんと終わり方を決めてから書きます。

んじゃ、また何処かでお会いしましょうノシ


221: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 23:00:33 ID:qCSRriHatQ
メドゥーサたんが!俺のメドゥーサたんが!妊娠だと!?!
ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないあああああああああああああ!
お疲れ様。ってか保険医の人だったんか
222: 名無しさん@読者の声:2013/2/4(月) 23:26:09 ID:YdYp1lTlzM
乙ー
突然すぎてびっくりしたわwww
223: 名無しさん@読者の声:2013/2/7(木) 21:29:42 ID:oUrZxx2jaQ
乙!

ナーガさんが魔王に想いを寄せてるようにしか見えない
224: 名無しさん@読者の声:2013/2/7(木) 23:54:35 ID:bfCBDunQTk
乙!魔王会議とイエティは、なんとなくわかったけど
オムツは気づけなかった。ファンとして悔しい。
225: 真・スレッドストッパー:停止
停止しますた。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
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