2chまとめサイトモバイル

2chまとめサイトモバイル 掲示板
変態女と苦悩男と天然幼と真面目友2
[8] -25 -50 

1: :2012/8/28(火) 13:41:09 ID:TJpqaaoXyE
【プロローグ】

暑い・・・

ワイシャツを指でつまみパタパタと扇いで体に風を送り込み火照った体を冷まそうとする
クーラーの聞いた教室から一転、廊下は地獄かと錯覚するような暑さだ

級友達はそれなり休みを満喫したようで、肌の色も小麦色なのがちらほら見えた

さて、俺は今どこに向かってるかと言われれば、生徒会室である
理由はもちろん、呼び出しをくらったからだ
別に何も悪いことはしていないが、半ば自主的に生徒会室へは足を運んでいる

男「・・・暑いな」

独り言のように紡がれたそれは今の心情をそのまま表していた
八月は終わったというのに、太陽は遠慮という言葉を知らないらしい
クーラーが効いている事を願い、俺は生徒会室の戸に手を掛けた

二学期が…始まる


460: :2012/10/26(金) 16:38:43 ID:PP20B5Qs1o
>>459

む、大量でしたか?
基本的にイレギュラーがない限り10レス更新を目安にしてるので…

って、受験勉強に集中しなくちゃいけませんよ!?こんなSSほっぽといてもいいですから!!

男「娘さんを俺にください!!」

女父「娘はやらん!!」

↑のやり取りがどうしてもしっくりこない不思議

支援感謝です♪
私にハアハアしても何もありませんよフヒヒwww
461: :2012/10/26(金) 16:42:36 ID:Jsnvar1iaA
庶務「えー、じゃあ考え直しですか?」

男「そうだな…」

副会長「別に直さなくてもいいだろ」

男「はい?」

副会長「一度会長と本気で闘りあいたかったんだ…いい機会だぜ」

女「そうだな…昔からお前は歯ごたえがありそうだと目をつけていたとこだ」

女「・・・こい」スッ

副会長「いくぜ!!」ダッ
462: :2012/10/26(金) 16:47:32 ID:Jsnvar1iaA
※ただいま二人がガチで戦っています。しばらくお待ちください

男「って、なんだよこのテロップは」

友「尺稼ぎ」

男「んな真面目に返さなくても…」

友「まあいいじゃない。劇自体はほぼ完成してるんだから…」

友「不安要素あるけどね」

幼「お、お兄ちゃんが白雪姫の代わりにバーン!!って!!」

後輩「幼先輩、それじゃあ木こり兄が魔法使ったみたいに聞こえますよ」

幼「あう…またやっちゃった…」

書記「落ち着いて…ゆっくりやりましょう…」

幼「ありがとう…二人とも」
463: :2012/10/26(金) 16:52:19 ID:Jsnvar1iaA
女「はあ…はあ…」

副会長「ふぅ…ちっ…」

男「あり?終わった?」

副会長「逆だ」

男「ん?」

女「攻撃が…当たらない…」

副会長「さすがフェンシング全国二位…動きが違うな…」

女「貴様こそ…元不良にしておくには惜しいな…ふふふ」

男「・・・」スタスタ

男「ていっ」ペシ

副会長「いて」

女「何をする!?」
464: :2012/10/26(金) 16:56:07 ID:PP20B5Qs1o
男「お二人さん。ここらで話を少し見直そうや」

男「これは青春ラブコメもどきなんだよ」

友「(もどきって言った)」

男「バトル物でもねぇしましてやシリアスでもスポーツでもねぇんだよ」

女「しかし>>397辺りからラブコメじゃ無くなって…」

男「シャラーップ!!」

男「劇自体はほぼ完成してんだ。後は細かい動きを確かめるだけ。おけ?」

女「わ、わかった…」

副会長「悪い、調子乗りすぎた」
465: :2012/10/26(金) 17:04:43 ID:PP20B5Qs1o
後輩「みなさーん、幼先輩が一通りセリフを覚え終わりましたよ〜」

男「お、ありがとな」

後輩「・・・うわ」

男「おおひどいひどい」

書記「後輩ちゃんは…ツンデレなんですよ…」

男「今の所俺に対してツン100%なんだけど。デレがないんだけど」

書記「デレは…会長限定」

男「それツンデレじゃねーよ!!ただの二面性激しいやつじゃねーか!!」

友「アホなコント繰り広げてないで、初めからもう一回通すよ」
466: :2012/10/26(金) 23:31:49 ID:JP.5qVNL/A
会計「こうして白雪姫は王子様と結婚し、なかむつまじく幸せに暮らしましたとさ。おしまい」

男「一時間弱…か」

友「時間的にもいいんじゃない?」

男「そうだな…こんな感じでいいだろ」

男「いつまでも話を引っ張ってらんないし」

女「何か言ったか?」

男「何にも」

会計「じゃあ片付けをして帰りましょうか」
467: :2012/10/26(金) 23:37:36 ID:JP.5qVNL/A
幼「やっとセリフ覚えられたよ〜」

友「お疲れ様」

幼「手伝ってくれてありがとうね♪」

友「どういたしまして」

書記「手を…繋ぎたい…です」

後輩「駄目ー!!右手が腐っちゃう!!」

書記「手…」

後輩「私と先輩と繋ごう!!ね!?」

男「なんか日に日にエスカレートしてないか?」

女「ふふ、後輩は私と書記をお前に取られそうになっているからな」

男「子供かよ」

女「ああ…私達はまだまだ子供だ。出来る事に限界があるからな…」

男「・・・」
468: :2012/10/26(金) 23:44:19 ID:JP.5qVNL/A
それから数日が経った

練習のかいあってか、本番一週間前には皆驚く程に演技に磨きがかかっていた

その間俺は演劇のこととこれからの事で板挟みになっていて、はっきりいえば苦しい状況だった

女にはまだ変化はない
そんな簡単にはわからないと母さんに笑われたがこちらはかなり真剣なのだ

悶々とした状況の中
遂に本番の日がやって来た
469: :2012/10/26(金) 23:48:33 ID:zbm6gd2Kqc
皆様こんばんわ

1です

ようやく演劇編に終わりが見えて来ました

疲れる…

明日明後日をつかってなんとか終わらせられるように頑張りたいですね

演劇編さえ終わればちょこちょこ小ネタ挟みつつ本編進めて…最終回に突入すれば文句なし…うむ

なるべく10月中には終わらせたいですが…多分無理ですな…

とりあえず、今日の投下はこれで終了となります

見てくださった方々
ありがとうございました


PS どうでもいいことですが、私がこの板に来て一年が経ちました
今更ながら応援してくださっている方々に心より感謝いたします
470: 名無しさん@読者の声:2012/10/26(金) 23:50:25 ID:t7HmaZr/4Q
壁|`・ω・)ノ

何も言わずにCCCCC
471: 名無しさん@読者の声:2012/10/27(土) 06:17:15 ID:9QAeYdg71w
いつも楽しみにしています。
1イイヨ、カワユスヨ
我が家の子にならないかい?
つCCCCC
472: :2012/10/27(土) 08:17:05 ID:r75WTALHJI
>>470

何かいってくだしゃあ…(´・ω・`)

支援感謝です♪

>>471

ありがとうございます♪

ははは、嬉しい冗談ですね
私ですよ?暇さえあれば寝ていて口を開けば下ネタ連発の変態ですよ?

支援感謝です♪
473: :2012/10/27(土) 08:28:15 ID:r75WTALHJI
本番当日

女「皆…よく聞いてくれ」

女「今日に至るまでの1ヶ月…皆はよく頑張ってくれた」

女「今日はその練習の成果を試す時だ。皆!!存分に力を出しきろう!!」

女「・・・と、ここだけ見れば演劇に汗を流すありふれた展開だが、これは私と男の愛を描くラブエロコメなのでな」

男「エロいらねーし、今ので台無しだよばか野郎」

女「細かい事は気にするな」

男「本番だから気にするんだろーが!!」

友「(夫婦だな…)」

幼「(仲良しだなぁ…)」

副会長「(またかよ…)」

会計「(風物詩ですねぇ…)」

書記「(男さん…楽しそう)」

後輩「(男さん殺す男さん殺す男さん殺す男さん殺す男さん殺す)」


474: :2012/10/27(土) 08:32:44 ID:dnK2CvxVF6
「会場の皆様、大変長らくお待たせいたしました」

「プログラム一番、白雪姫の開演です」

「突然の劇団のキャンセルにもめげずに、学校の有志を募り今日までたくさんの練習をしてきました」

「皆で意見を出しあい、そして出来た一風変わった白雪姫、どうぞお楽しみ下さい」

母「一風変わった白雪姫だって!!楽しみだね♪」

父「そうだね…それにしても学生が劇?」
475: :2012/10/27(土) 08:40:07 ID:dnK2CvxVF6
会計「むかしむかし、あるところに白雪姫という大変可愛らしい娘がおりました。白雪姫は森の動物達と楽しく暮らしていました。」

会計「しかし、、ある日城に住む自分の美しさに絶対の自信を持つ魔女が魔法の鏡にこう訪ねました」

後輩「鏡よ鏡よ鏡さぁ〜ん?この世で一番美しいのはだ〜れ?」

書記「それは…白雪姫…」

後輩「ですよねー!!先輩がこの世で最も美しく気高く凛々しく優雅で雄々しく完璧な存在ですよねー!!」

書記「・・・」

母「あれ…白雪姫ってこんな話だっけ?」

父「魔女が白雪姫を猛プッシュしてるのは斬新だけどね」
476: :2012/10/27(土) 08:44:54 ID:r75WTALHJI
会計「鏡に哀れみの眼差しを向けられながら魔女は思い付きました。そんなに美しいのなら、是非自分の手元に置いて美しさの秘密を知りた…」

後輩「違います!!先輩と一緒に暮らして幸せで甘甘な時間を過ごすんです!!あわよくば…きゃっ//」

会計「完璧に何かを間違っている魔女は白雪姫を捕まえようと策を巡らします」

会計「そして思い付いたのは白雪姫の顔見知りの狩人に城に連れてきてもらうというなんともお粗末な作戦でした」

後輩「う、うるさいですよ!!」

母「ナレーションの子、少し酷くないかな?」

父「母さん、世の中には毒舌という言葉があってね…」
477: :2012/10/27(土) 08:49:42 ID:r75WTALHJI
会計「数時間後、城にやってきた狩人に魔女はこう言いました」

後輩「白雪姫をこの城に連れてきなさい。そうすれば褒美は望みのままです」

後輩「ですが、条件があります」

副会長「条件?」

後輩「白雪姫に怪我をさせない。白雪姫に色目を使わない。白雪姫に必要以上に触れない。白雪姫に愛を語らない。白雪姫に…」

副会長「・・・」

会計「狩人は納得がいかないという顔をしていましたが、渋々魔女の依頼を受けました」

母「魔女って白雪姫の事好きなのかな?あれ?でもどっちも女の子だよ?」

父「母さん…考える事を止めようか」
478: :2012/10/27(土) 08:53:39 ID:r75WTALHJI
会計「数時間後、森についた狩人は白雪姫の住む森の家を目指していました」

会計「その歩き方はさながら今から幼女を捕まえようととするロリコンの如く…」

副会長「やかましい」

会計「とにかく、森を歩き続けて数分後、目の前には小屋が見えてきました」

会計「築1年、木こり兄妹がせっせと働き1から組み立てたこのお宅。しかし、ここにある問題を抱えた…」

副会長「それ以上言ったら色々都合悪くなるからやめとけ」

会計「狩人は用心しながらゆっくりと小屋の戸を開けました」
479: :2012/10/27(土) 09:00:06 ID:dnK2CvxVF6
会計「狩人が戸を開けると、小屋の中には誰もいませんでした」

会計「留守かと思い狩人が帰ろうとすると。ヒュッという音と共に弓矢が狩人を襲います」

会計「狩人が短剣で弓矢を落とすと、部屋の奥から弓を構えた白雪姫が出てきました」

女「久しいな狩人」

副会長「久しぶりだが…ご挨拶だな?白雪姫…」

女「何やら嫌な気配がしたものでな」

会計「しばらくの沈黙が流れた後、狩人が口を開きました」

副会長「白雪姫、何も言わずに俺と来てほしい…」

女「断る!!」

副会長「・・・」
373.12 KBytes

名前:
sage:


[1] 1- [2] [3]最10

[4]最25 [5]最50 [6]最75

[*]前20 [0]戻る [#]次20

うpろだ
スレ機能】【顔文字