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1.拾った猫が女の子になった……。助けて……(45)
2.犬ミミとネコミミ、あなたはどっち!?(861)
3.父親が悪の組織のボスになっちゃったwwどうしよう(459)
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「ふぅ、やっぱ駄目か〜」
PCでスレを建ててみたものの、猫が女の子になることが常識的に考えて、
「妄想乙ww」やら「糞スレだ」とか言われるのがオチなのに何をボケていたのだろうか……。
2: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 08:17:03 ID:nDn4WhI9kU
「どうしたものか……」
モニターから視線を外し、時計を確認する。
午前0時20分。
俺の両親が旅行に行って2日目になったところか。
3: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 08:22:09 ID:nDn4WhI9kU
耳を澄ませば寝息が1つ聞こえる。
本来は、俺は一人っ子で家には留守番の俺しかいないのだが、
「ん〜、それは煮干し……です〜zzz」
時計からソファーに目を移すと「ソイツ」がいた。
4: 名無しさん:2011/6/20(月) 08:23:11 ID:nXyXl27.Z.
支援してやんよ!
5: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 08:26:45 ID:nDn4WhI9kU
「ソイツ」は、黒髪ショートの上にネコミミを乗せ、臀部のやや上から猫の尻尾が出ていた。そして、今は丸くなっているせいか、パジャマの中にある豊満なお胸様がチラチラ見える。
思春期の真っ只中の男子には危険すぎるシロモノだ。
6: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 08:29:01 ID:gywVNbxdnY
>>4
さんくすだぜ!
まぁ、そろそろ学校が始まるから授業中に書き貯めとくぜ。
今の書き貯めストックでどこまで行くか……
7: 名無しさん:2011/6/20(月) 08:57:18 ID:BDKRTRECcU
大学から(`・ω・´)つC
8: 名無しさん:2011/6/20(月) 09:02:27 ID:p7Bq6yWMIA
黒髪ショートとは分かってるじゃないか>>1!
支援
9: 名無しさん:2011/6/20(月) 09:34:39 ID:I4Ogu54lPM
黒髪ネコミミ萌え!
10: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 09:38:48 ID:vuDfmScwUo
>>7
大学からかwwさんくす
ついでに俺は高校からだ
>>8、>>9
このキャラは中学時代から頭の中に居たぜww名前は後日出すww
11: お姉様 ◆RO2jhvAC9Y:2011/6/20(月) 09:41:29 ID:DK9EQLTnTs
ひっそり支援しますw
12: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 09:42:18 ID:vuDfmScwUo
何故こんな娘が家に居るのか……。それは、昨日に遡ることになってしまう。
日付的には昨日、時間的には8時間前のこと。俺は帰宅部の活動の最中、晩飯の買い物の為スーパーに赴いていた。
13: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 09:45:10 ID:vuDfmScwUo
>>11
姉様、こっそりせず堂々としてくだされww
さて続き……、む、チャイムが鳴ったか。残念(・ω・`)
14: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 10:41:28 ID:vuDfmScwUo
俺は、晩飯に使おうと思い買った煮干しと缶詰めの入った袋と鞄を手に呆然としているしかなかった。理由は、大雨。
「あー、夕立か……。しばらく止みそうにないな」
ぼやいていると足下から猫の鳴き声がした。
15: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 10:46:50 ID:8Tj1mgtFrQ
シャラン……
尻尾に鈴を付けた黒猫がいた。ソイツの視線の先にはスーパーの袋。勿論、俺の晩飯。
「ダメだ!! これは俺の晩飯なんだ」
袋を後ろに庇い、猫を警戒する。
黒猫に横切れると不幸の前触れだが、目をつけられるとどうなるのかって思いながらの警戒だった
16: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 11:45:45 ID:8Tj1mgtFrQ
すると、猫は俺に尻尾を向けて自分の住み処に戻っていく。明らかガッカリしてるよ。
猫の行き先を見ていると段ボールがあった。
17: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 14:16:25 ID:AuFOlv3.8A
捨て猫か……。今、親いないし、捨ててこいって言われても説得すればいいかな。猫、飼ってみたかったしな。
俺は、雨の中捨て猫に駆け寄り段ボールの中にあった毛布ごと猫を抱えて帰った。
「ったく、ずぶ濡れじゃねぇか」
18: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 15:16:10 ID:RX6ejfAZHw
家の玄関で濡れた衣類を絞る。
黒猫が予想以上に大人しくて思ったより早く着けた。
取り合えずパンツ一丁で缶詰めを棚に直す。ついでに煮干しも。
しかし、赤ん坊くらいの大きさの猫と缶詰め、煮干し(業務用)、そして自分の鞄を同時に持って帰ってくるのは無謀だったか、足に缶詰めが当たってかなり痛かった。
19: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 20:59:56 ID:xl8G25TyvI
「猫の飯どうしようか……。煮干しでいいのか?」
ふと猫の方に視線を移すと、ソイツは俺のことを品定めするかのように見ていた。
そして、品定めが終わったのか俺の方に寄ってくる。勿論、濡れた体でペタペタと……。
「って、お前! 濡れた足で床を歩くな!」
俺は猫を抱えて風呂場に直行した。
20: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 21:03:57 ID:czcpOjLQMo
「ついでだから洗う、か。逃げるなよ、猫!」
俺は猫の濡れた体に適当にシャンプーを付け泡立てる。
最初はそれこそ暴れていたが、途中で観念したのか大人しくなった。
21: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/6/20(月) 21:08:55 ID:xl8G25TyvI
俺がシャワーを浴びて体を拭いている間、猫は俺から目を逸らしていた気がする。まぁ、気のせいだろう。
下着をはいて猫を拭く。
そう言えば、昔、猫を電子レンジに入れてチンした話があったが、あれって電子のせいで猫の血液が沸騰してボン、な感じの話だっけ。
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