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【SS】ネコミミ 巨乳 猫シッポ
[8] -25 -50 

1: :2011/6/20(月) 08:13:56 ID:gywVNbxdnY
┌──────────┐
1.拾った猫が女の子になった……。助けて……(45)

2.犬ミミとネコミミ、あなたはどっち!?(861)

3.父親が悪の組織のボスになっちゃったwwどうしよう(459)
└──────────┘
「ふぅ、やっぱ駄目か〜」
 PCでスレを建ててみたものの、猫が女の子になることが常識的に考えて、
「妄想乙ww」やら「糞スレだ」とか言われるのがオチなのに何をボケていたのだろうか……。


329: 枕 ◆Vhf/fg62GI:2011/8/4(木) 09:29:06 ID:YiiS9ktafE
>>328
ファ「これは微笑み返した方がいいのですか?」
風「私に頂戴、ファ姉の笑顔!」
ファ「それは嫌です」
330:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/4(木) 09:53:27 ID:zg7w5eH26s

「なんで家の扉が開いてるんだよ……」
 俺は、少しだけ開いた扉の前で固まる。
「ちゃんと鍵は閉めましたか?」
 ファが確認してくるが、愚問だ。
「取り合えず、入るか」
 慎重に家に上がる。荒らされた形跡はなかったが、その代わり人影が2つあった。
 俺はリビングに飛び込み、侵入者の一人を後ろから捕まえた。

331:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/4(木) 09:59:43 ID:YiiS9ktafE

「きゃ!!」
 手に柔らかい感触が伝わる。
 あれ? この大きさは何処かで……。
 リビングの電気が点く。
「あらら、おかえりね。牧野君」
 捕まえた奴の前には、何故か猫又先輩がいた。
 じゃあ、こいつは……。
「いつまで揉んでるの!」
 バサッと目の前に何かが生えてきて飛ばされる。
 幸いファが受け止めてくれた。
「何故、貴女たちが居るのですか、私たちの家に」
 ネコミミを生やした猫又先輩と、羽を生やした涼風が我が家のリビングにいた。
332:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/4(木) 10:10:41 ID:YiiS9ktafE

 話を聞くと、先輩は気まぐれで散歩していたら、かなり挙動不審な涼風が我が家の前でうろうろしていたらしい。声をかけてみたが、狼狽してしどろもどろになりしゃべる涼風に困った先輩は、家の方を見る。
「それで牧野君の家って気がついて侵入したのよ」
「どうしてそうなったんですか……」
 流石にげんなりしかねない。
 どうして侵入することに結び付く。
「んで、涼風は何で俺の家に来たんだ?」
 先輩は色々面倒なので、涼風に振る。
「も、勿論、ファ姉に会いに来たのよ!」
 すると、ファが涼風の後ろに立ち、持ち上げる。
「そんな用事なら、風、帰ってください」
「あ、あぁ〜。勘弁してよ、ファ姉〜」
 何この人外ばっか……。
333: ナズSS@作者:2011/8/4(木) 10:16:34 ID:wRzyAJiW92
ナズ「べ…別に支援なんか…、……し…支援」

男「これがナズデレというやつか…」
334: 名無しさん@読者の声:2011/8/5(金) 09:02:58 ID:nbLq2SdwII
さあ恋!!
どんどん恋!!


335: :2011/8/5(金) 09:09:38 ID:9BBeAkjHQM
>>333
サンクスでし(*´∇`*)
>>334
すいません
今日と明日は、更新は出来ないと思います
文化祭の準備や補習、SS企画とかもありますし……、空いた時間で考えれたら考えます(・ω・`)
336: 名無しさん@読者の声:2011/8/5(金) 14:32:06 ID:kLQdZSsZjo
いろいろお疲れ様です(`・ω・´)シャキーン
更新ゆったり待ってます(*´∀`*)つしえん

337:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/5(金) 23:58:49 ID:LnY6KAI9VQ
>>336
サンクスです
早くに寝たら、こんな時間に起きてしまったww
総合の方にも行きつつ、書いてきましね
338:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 00:11:14 ID:vXN.vmAZBg

「で、結局いつまで居るのですか、二人共」
 ファが頬を引き吊らせながら言う。
「そうね〜、今、牧野君のご両親はいらっしゃらないみたいだし……、泊まっちゃおかな」
 先輩がそう言った途端、
 ベキッ!! と何かが粉砕される音がした。

 俺がファの方に振り向くと、彼女は食器棚から割り箸を取り出した格好のままで、割り箸を握り潰していた。
「で? 風は?」
 これはヤバイ。
 ファの声には、かなりの怒気が含まれていて、矛先が向いていない俺でも萎縮してしまった。
「え、え……と。ほ……本部から……ファ姉の監視を頼まれて……一応、ここにしばらく居ることに──」
 割り箸さんが軽快な音を立てて体を粉砕されてしまった。
339:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 00:23:15 ID:vXN.vmAZBg

 で、結局ファの人格を豹変させてしまう猫又先輩は今晩お泊まり、涼風はしばらく居座ることになった。
「風呂沸きましたよ〜」
 食後、俺がリビングに足を運んだとき、皆がみんな自由にくつろいでいた。
 ファは煮干しを食べ、涼風はそれを観察し、先輩はソファで伸びている。
 そして、各々が俺をスルー。
 あれ? 何これ……。先輩はともかく、ファと涼風は聞こえてたよね。何で振り向きすらしないの?
「あ、お風呂沸いたの? なら、入らせてもらうね」
 そう言って伸びていたはずの先輩は、俺の横をすり抜けようとして、止めた。
「どうしたんですか?」
「お風呂、どこ?」
 ですよね。
340: 枕[S:ファ]
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 00:51:06 ID:vXN.vmAZBg

 何です、何です、何ですか!? 何で風と猫又先輩が家に泊まることになるのですか!? 主人も甘いです!? 普通、私に告白してくれたなら、もっと私にくっついて下さってもよくないですか!?
「風呂沸きましたよ〜」
 しかし、まだです。主人の部屋に侵入させなければ! まだ挽回のチャンスはあります。
「お風呂、どこ?」
「ですよね」
 私は、頭の中から急に現実に戻り、行動する。
「先輩! こっちです! 風、あなたもついて来なさい!」
「あ、う……」
 先輩と風が私についてくる。
 そうです。私には、この家に関しては一日の長があります! そして、主人とも2、3歩先に行ってます! 焦らなくて大丈夫なのです。
「ここです」
 私は脱衣所の戸を開けて先輩たちを招き入れる。
 一通り説明し終わって、私はリビングに戻ろうとする。
 しかし、先輩に捕まってしまう。
「せっかくだし、3人の仲を深めるってことで」
 私は、主人との仲を深めたいのですが……。
341: 名無しさん@読者の声:2011/8/6(土) 09:54:48 ID:4/vnVkiiiA
フヒッ
これからムフフッな展開でつねわかります

さあ、準備はできてまつ!!
早く投下してくだぱい!!
342:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 10:11:06 ID:cvftcB8OL2
>>341
すまない
投下予定は夜だww
今日はやることが多いからww
343: 名無しさん@読者の声:2011/8/6(土) 20:31:11 ID:lB/2DiDtXo
今日という1日の最後に更新を!!
願います……願います!!
344:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 21:22:02 ID:3NN9RW.rt.
>>343
更新に来たぜよ
林トモアキさんの作品は笑って時を忘れてしまいそうだww
行け! 鈴蘭ミサイル!!
345: 枕[S:ファ]
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 21:44:45 ID:3NN9RW.rt.

 私は迫り来る魔の手から逃れられず、服を脱がされ、浴槽に投げ込まれる。
「うぅ、私が風呂嫌いと知っての狼藉ですか……」
 私は大抵、浴槽に入らず、シャワーで済ましている。
「私は好きだけどね、お風呂は」
 猫又先輩は、そう言って浴槽に乱入してくる。
「貴女は、それでも猫……って、何、股の間に入ってくるのですか!?」
「ふっふっふー。そりゃ、女の子同士の裸の付き合いでしょ」
 怪しげに笑いながら、迫ってくる先輩。ほぼ懐に入られているので防御がしようにもできない。
「ファ姉、私も忘れないでね〜」
「うひゃあ!?」
 風が後ろから私の胸を鷲掴みする。
「前がお留守ね、ファちゃ〜ん」
「しまっ!? あぁ!!」
 完全に懐に入り込まれ、抵抗の手段を消される。
 懐に猫又、背後に鷹という絶望感漂う状況に陥ってしまった私は、もはや成す術がなく、彼女たちに弄ばれていた。
「風、あなた、いつまで……あん、ダメ……」
「あぁ、ファ姉のおっぱい大きい〜」
「そうね、どうしたらこんなになるの」
 そう言って先輩は、私の首筋から鎖骨にかけて舐め回す。
「牧野君って本当に恵まれてるわね〜」
「きゃ、何処を舐め……くぅ…………」
 主人〜、助けてください〜。
346:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 21:53:53 ID:3NN9RW.rt.

「風呂場からヤバい声が聞こえる……」
 3人が3人、着替えをリビングに置いたまま風呂場に向かったのに気づき、持ってきたのはいいものの……。
「退散、……した方がいいな」
 風呂場から先輩と涼風の喝采とファの甘い悲鳴が聞こえ、俺が危ない。
 俺は、心の中で助けを求めるファに謝りながら、その場を後にした。
347:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 22:03:24 ID:3NN9RW.rt.

「ひ、酷い目に会いました……」
 パジャマを身に付けたファたちがリビングに入ってくる。
 何故かファのパジャマだけが、かなり着崩れている。そのせいで胸がかなり見える。
「俺も入ってくるわ」
 そう言ってリビングを後にするが、
「お風呂、飲んだらダメだよ」
 先輩が俺に耳打ちをし、俺が盛大にずっこける。
「しませんよ!! そんなこと!!」
 涼風の顔ツヤの良さは何も言うまい……。
348:
◆Vhf/fg62GI:2011/8/6(土) 22:09:20 ID:3NN9RW.rt.

「あの動物どもが……」
 恐らく、彼女らは浴槽内で暴れたのだろう。
 湯船の水かさが明らかに少ない。それに羽と毛が沢山浮いている。
 俺のことも考えてほしいものだ。
 そう思い、シャワーに手をかける。
「……………………」
 浴槽には、指一本付けてすらいないからな!?
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