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1.拾った猫が女の子になった……。助けて……(45)
2.犬ミミとネコミミ、あなたはどっち!?(861)
3.父親が悪の組織のボスになっちゃったwwどうしよう(459)
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「ふぅ、やっぱ駄目か〜」
PCでスレを建ててみたものの、猫が女の子になることが常識的に考えて、
「妄想乙ww」やら「糞スレだ」とか言われるのがオチなのに何をボケていたのだろうか……。
673: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/11/28(月) 07:58:48 ID:7ta/dpHmDM
先輩によって地面にへばりつかされる。
「何で来てるの、貴方たち!」
先輩は猫目だから暗闇でも先が見えるのだろう。
襲撃者が近くにあった灯籠によって照らされる。
そこには牛頭と馬頭がいた。
674: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/11/28(月) 08:09:06 ID:7ta/dpHmDM
「お嬢……。やっぱり俺たちは納得できません」
「そこの男はお嬢以外の女を周りに侍らせています」「そんな軽い男がお嬢の婿でいい訳がない!」
「よって、そいつを今、ここで始末します」
そう牛頭馬頭が言う。
先輩は言葉を返す。
「貴方たち……、どっちが喋ってたか見分けつかないね」
その言葉に彼らは涙した。
675: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/11/28(月) 08:16:28 ID:bpXWVrAic2
「どうせ俺たちは声の質も一緒だし!!」
「黒服の時の背丈も顔つきも似てるから!!」
「「よく家の皆から間違えられるんだぁぁぁ!!」」
複雑な悩みをお持ちなことで……。
「大地君、行こか……」
「はい。何かこっちまで落ち込みそうです」
地に伏せ泣きわめく彼らの横を抜けようとしたが、やはり無理だった。
676: 名無しさん@読者の声:2011/11/28(月) 08:39:57 ID:KQCSYmWF3Q
風のイラストが見たい!!見たいったら見たい!!
677: 名無しさん@読者の声:2011/11/28(月) 15:57:35 ID:8tkFDEA3hA
さあたたかえ大地
そなたに我が股間の愛刀、備前オナ船を授けよう
678: 名無しさん@読者の声:2011/11/30(水) 17:54:48 ID:.R2uKKmvEM
安定の放置プレイだな
くやしいっ
でも支援しちゃう//////ビクンビクン
おっさんだけど
679: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/11/30(水) 18:18:39 ID:VDnJeC4e6A
>>676
見たい?
でも、下手だからね、俺
>>677
大地「いらない!! そんなのを使う必要なんてあるわけないだろ!!」
多尾「ま、使うにしても切り落とさないと無理ですよね」
>>678
すまぬ
3つSSを抱えてたら遅くなってしまうんだ
テストなんて嫌だよ
680: 名無しさん@読者の声:2011/11/30(水) 23:51:29 ID:8Ml7KPlhY6
>>679
ぜひ御願いしたい。あと自分のペースで更新していいから頑張って!!
っC
681: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:06:20 ID:YRREIsDfu6
>>679
何をお願いしたいか、50字以上で下ネタを使わずに言ってみろ!!
支援はそれまで預かっておいてやるぞ
682: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:11:49 ID:YRREIsDfu6
>>679じゃなく>>680な
683: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:15:56 ID:Y.dqCajWKg
「俺たちをここまでコケにするたぁ、許せねぇ」
「本気で殺るか」
あのー、字が違う気がしたんだが……。
「「覚悟ぉぉ!!」」
やばい。ここは薄暗くて狭い通路。奴等はNSタックルのような感じで飛び込んでくる。
……逃げ場がない。終わったかもしれないな……。
684: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:23:52 ID:Y.dqCajWKg
飛び込んでくる赤の馬面と青の牛面。
その景色を遮ったのは白と黒だった。
「お嬢、退いてください!!」
「野良猫も退きなぁ!!」
牛頭馬頭は警告したが、目の前の2人は退かない。
2人は左右対称に構え、牛頭馬頭に拳を贈った。
その瞬間、赤と青は今いた場所から消えた。
685: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:27:28 ID:Y.dqCajWKg
あの2匹は何処に行ったのか見渡すと彼らは天井にいた。いや、生えていた。首が天井にめり込んでるのか?
視線を下ろし2人を見ると、白と黒。
プリ〇ュアを連想してしまったのは秘密だ。
686: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 00:34:25 ID:Y.dqCajWKg
「まったく暇な奴等ね」と白い猫が。
「主人に手を出すなんて10億年早いんですよ。それに私は主人がいるので野良じゃないです」と黒い猫が。
っておい、待て。
「何でファがここにいるんだ!?」
彼女は当たり前な感じで言った。
「それは勿論、じゃm──仕事の関係で……」
こいつ……、邪魔しに、って言いかけたな。
687: 680:2011/12/1(木) 06:35:23 ID:1sFWJKg1r2
>>681
お…御願いですからかわいい風の絵を見せて下さい!!
688: 枕:2011/12/1(木) 07:34:54 ID:QNbItEn9RQ
>>678
貴様、>>671の条件を満たしていないな
よって、この件は考えておいてやるよ
689: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 07:43:19 ID:QNbItEn9RQ
数十分後。人気のない遊園地の隅っこでは項垂れている者が数名、呆れている者が1名いた。
1名の方が俺なのは言うまでもない。
「で、何で尾行していたんだ?」
「あるラノベでは、尾行することで相手の行動パターンと気配を消す力が養えるって、語尾が『さ〜』の人が言ってた」と風。
「それは敵幹部にでもやっとけ。それにお前は武芸者じゃないだろ……」
目の前の鷹は「よく分かったね」と言ったが、元は俺の本を読んだだけだろ。
690: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 07:48:07 ID:5xkhhm62MI
「で、那由多。お前は?」
俺が尋ねると、彼女は明らかに目を泳がせていた。
「えっと……、僕はね。た、偶々だよ、偶々!!」
「はい、ダウト」
すぐに見破れるな。
「大地、そこは『ペロッ、これは嘘をついてる味だな!!』じゃないと」
うるさいぞ、タカ子。
691: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 07:52:34 ID:5xkhhm62MI
「先輩、行きますか?」
そう先輩に言ったら、凄い勢いでファが突っ込んできた。
「主人! 何であの2人に聞いて私に聞かないのですか!?」
何だよ、聞いてほしいのかよ。
「…………」
「…………ジー」
「…………で、お前は何で来たんだ?」
上目遣いに負けた訳じゃないぞ……。単に不公平かなって思っただけだからな!
692: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/1(木) 07:59:22 ID:5xkhhm62MI
「簡単に言うとですね。この遊園地に敵組織が紛れ込んでいるとボスから聞きまして──」
「…………ハァ」
「な、何ですか、主人! まるで私の言ったことが予想通り過ぎて、呆れを越して可哀想だなって目は!?」
事実、そうなんだから仕方がない。もっとマシな言い訳を用意してると思ったんだがな……。
そんな茶番をしている時に限って何かが起きるのは定番なのか、園内スピーカーからこんな声が流れてくる。
『あー、園内の諸君。この遊園地は、我々が占領した。我々は……まあ、簡単に言ったら……悪の組織だな……』
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