2chまとめサイトモバイル

2chまとめサイトモバイル 掲示板
【SS】ネコミミ 巨乳 猫シッポ
[8] -25 -50 

1: :2011/6/20(月) 08:13:56 ID:gywVNbxdnY
┌──────────┐
1.拾った猫が女の子になった……。助けて……(45)

2.犬ミミとネコミミ、あなたはどっち!?(861)

3.父親が悪の組織のボスになっちゃったwwどうしよう(459)
└──────────┘
「ふぅ、やっぱ駄目か〜」
 PCでスレを建ててみたものの、猫が女の子になることが常識的に考えて、
「妄想乙ww」やら「糞スレだ」とか言われるのがオチなのに何をボケていたのだろうか……。


723: 枕 ◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 10:38:26 ID:lFnFCMUGKc
>>722
なんか、すっごく怨まれた気が!?
支援さんくす(・ω・´)

さあて、あと一話分を残すだけさ〜
724:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 10:45:13 ID:OZ.akHp6kY

 遊園地騒動のせいで多尾先輩との件は、何時の日か埋め合わせをすることになった。
 俺たちの代わりに戦った牛頭馬頭は「正義の味方を再起不能にして帰ってきた」と聞いたから、心配することはないだろう。
 風や那由多たち、カフルス団は、今も平常運転らしい。
 そして、俺は病室にいた。勿論、前の件で俺を懸命に守ってくれた奴の。
725:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 10:51:41 ID:lFnFCMUGKc

「あとは腕の完治を待つだけだな」
 医者はファの腕を見て言う。
「こんなもの、寝てなくても治ります! だから、早く退院を……」
 医者は無言で彼女の腕を叩いた。
 彼女は案の定、悶絶して転がる。
「妖怪の遺伝子でも、基本は人間の体なんだからな」
 お前の体のほとんどは把握している、と医者は言う。
 ここはカフルス団の病院であり、彼はファを作ったらしい。
「じゃあ、後は頼むね」
 そう言って彼は病室から出ていった。
726:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 10:57:23 ID:lFnFCMUGKc

 茶番が終わったので、手に取ってあったリンゴを剥く。
「し、主人〜」
「何だ?」
「あれはヤブ医者です。だから、医者の交代を〜」
 リンゴを回しながら却下する。
「あれでも傷はちゃんと治してくれただろ」
「むー……」
 彼女は頬を膨らまし、左腕を擦る。
「ほい」
 剥き終わったリンゴをそのまま投げる。
 彼女は目を輝かせてそれを頬張った。
727:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 11:02:36 ID:OZ.akHp6kY

 シャクシャクとリンゴを食べる彼女。その彼女に聞く。
「あのさ」
「ふぁんれふかー?」
 いや、口の中を全部食ってからにしろ。
「むぅ……」

728:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/11(日) 11:08:13 ID:OZ.akHp6kY

「食べ終わりましたよ。何ですか?」
 俺は気になったことを聞いた。
「カフルス団ってさ、仕事してるのか?」
 彼女は再び含んだリンゴを噴く。汚いから止めろ。
「な、何をいきなり……」
「いや、俺がカフルス団の存在を知ってから、悪の仕事っぽいことをしてない気が……」
 その問いに、彼女は考え込み、こう呟いた。
「あんまり……やってませんね……」
729: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 11:37:31 ID:o6D2/o4bEU
いいなぁ〜人外を
こんなに可愛く書けて

>>1の文才に嫉妬

支援(*´д`*)
730: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 17:45:51 ID:UgNlKRPWhA
私怨
731: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 18:09:57 ID:h/ClQokcJU
試演
732: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 18:46:15 ID:35K7yLKyUg
肢艶
733: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 20:24:14 ID:PHb2NYku.U
(;´д`)ハァハァハァハァハァハァンッ(;´ж`)ウッキューン










(´・ω・)ショボーン…イッチャッタ
734: 名無しさん@読者の声:2011/12/11(日) 21:31:48 ID:uIvSn9q4NQ
  _, ,_  パーン
( ‘д‘)
 ⊂彡☆))Д´) >>733
735:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:08:23 ID:iW5aYs19Do
>>729
文才とかは置いといて、
取り合えず妄想。それを文字にして書き出す。
これを繰り返していけば、上手くなっていく、はず
>>730->>732
支援さんくす
>>733
おい、何処でぬいた
>>734
叩いてやるなww

何かいきなり、こんなにもレスが付いたから、怖くなってきた((゚Д゚;))
736:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:16:04 ID:ZaNjet47sY

「む、昔はやってはいたのですよ!? ただ、最近は偶然、何もできてないだけですよ!?」
 手をワタワタさせて弁明しようとするファ。そこに俺は追撃を加えた。
「例えばどんなことをしていたんだ?」
 ハゥッ!? と言葉を詰まらせ、彼女は考え込む。
「正義の味方への嫌がらせとか、他の組織との抗争とか、様々……」
「お前は何処かのマフィアかヤクザの構成員か?」
737:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:29:57 ID:ZaNjet47sY

「意地悪です、今日の主人は……」
 目を潤ませて言うファ。
 くっ、それは反則だろうに!?
「でも……」
 顔を伏せ、言葉を濁す彼女。俺は不審に思い、近づいた。
 すると、ファは頭をあげて言った。
「こうしていると、主人が私に構ってくださりますから、嬉しいです……」
 ふ、不意打ちだった。
 思いもしなかった言葉に俺は顔を背ける。そこに手がやってきて、顔を強引に彼女の方向に持っていかれる。
 そして、柔らかい感触が口元を覆った。
738:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:37:07 ID:iW5aYs19Do

 何が起こった?
 心臓が今までにない早鐘を打っている。
「大好きですよ、主人」
 俺は周りの物を退け、破竹の如く後退する。
「もしかして、初めてでしたか、主人?」
 ファが不敵に笑った。
 しかし、初めてではない。あの時のことを思いだしつつ、平静を取り戻す。
「い、いや、二回目かな」
 ファは、その言葉によって、ピシリと固まってしまった。
739:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:43:50 ID:ZaNjet47sY

「だ、だだだだだ誰に盗られたのですか!? しかも、いつの間に!?」
 ファの悲痛な叫びが木霊する。俺はあえて、そこに爆弾を投下した。
「えーと、6月の多尾先輩の家に行ったときの夜に、風に不意打ちで……」
 プツンと、何かが切れた音が聞こえた。
 そこから先は、俺が発狂した猫を取り押さえられるまで苦労したと言っておこう。
740:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 07:50:58 ID:ZaNjet47sY

「よし、腕は完治し、これで退院だな」
 そう言われた瞬間、ファは感情を隠さずにぴょんぴょんと跳ねていた。
 夏休み最終日、彼女の腕は完全に元通りになった。
「主人、なんとか間に合いましたね!?」
「ああ、まったくだ」
 俺たちは医者に一礼をし、白い建物から出ていった。
741:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 17:31:33 ID:RKZQZp1hME

「主人、ちょっと行きたい所があるのですが……、一緒にどうですか?」
 唐突だった。
「まあ、いいけど」
 そう言うと、彼女は目を輝かして俺を引っ張って行った。
742:
◆gTg4MOyrUY:2011/12/12(月) 17:40:05 ID:RKZQZp1hME

「ここって……」
 見覚えのある町並みだった。
「そうですよ。主人の前に住んでいた町ですから」
 俺たちは歩みを進める。
 あの公園でよく遊んでいたな。遊んでいた友達、まあ1人だが、そいつは今もこの町に居るのだろうか?
「こっちですよ、主人」
 ファの足が速くなる。俺は彼女を追い抜かしそうな程のスピードで進んでいた。
250.73 KBytes

名前:
sage:


[1] 1- [2] [3]最10

[4]最25 [5]最50 [6]最75

[*]前20 [0]戻る [#]次20

うpろだ
スレ機能】【顔文字