狩り場を飛び交う真しやかな噂話、しかしそれらは時として現実となり狩人達に立ちはだかるだろう・・・
モンハンSSを書かせていただきますm(__)m
またお前かという方もいらっしゃるやもしれませんが、先に言わせてもらいます。ごめんなさい
このSSは一話完結の短編集です。詳しくは前作
【モンハン】絶対狩猟域【SS】をご覧になるとわかるかもしれません
・・・宣伝じゃないですよ
それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい
101: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 01:05:31 ID:Q.wtCspsgI
ナルガ「つまり…私達は元に戻る術は無いと?」
キリ「そういう事になるな…」
ナルガ「・・・」
キリ「・・・」
クルガ「ねえねえ、少しでも責任感じてるならさ、一つだけお願い聞いて!!」
キリ「一つだけと言わず、俺に出来る事ならなんでも言ってくれ」
クルガ「ありがとー!!じゃあさ、私達を今晩泊めてくれない?」
キリ「そんなことか…別に構わないが…部屋がな」
クルガ「いいよいいよ」
キリ「誰か俺と寝る事になるが…いいか?」
ナルガ「!!」チラッ
クルガ「!!」コクッ
102: さぎし(投下終了) ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 01:10:16 ID:Q.wtCspsgI
ナルガ「じゃあ私はクルガと部屋を使わせてもらおう」
ナクル「!?」
クルガ「気が合うね〜私もそう思ってたとこだよ!!」
ナクル「ちょ…」
キリ「それでいいか?ナクルは?」
ナクル「あ…と…あう」
ナクル「一緒で…いい」
クルガ「へっへー」ニヤニヤ
キリ「二人はこっちの部屋を使ってくれ、ナクルはこっちだ」
ナクル「・・・」コクン
103: っファンゴの頭:2012/4/4(水) 11:29:14 ID:PMFmyoWjbc
っ
CCCCCCCC
CCC9:28CCC
CCCCCCCC
ステンバーイ、ステンバーイ
今更だけど今スレ初の支援爆弾のタイマー9:99になってるんだよね…ちょっくら逝ってきます…y=(゚Д゚)
104: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:02:53 ID:mF3SIqKAm.
>>103
ああ、あれ素だったんですか
てっきりわざとかと…
逝かないで下さい!?
まだタイマーが0になってないんですから!!
105: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:07:14 ID:mF3SIqKAm.
キリ「ベッドはそれを使ってくれ、布団はこれだ」
ナクル「ありがと…」
キリ「何かあったらすぐに呼べよ?駆けつけるから」
ナクル「うん…?」
ナクル「どこにいくの?」
キリ「居間、あそこなら椅子もあるから寝れる」
ナクル「一緒じゃないの?」
キリ「あれは嘘だ、最初から俺の部屋で一人で寝かせるつもりだったし」
ナクル「寝ないの?」
キリ「寝るさ、ただし一人でな」
ナクル「・・・」
106: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:09:53 ID:mF3SIqKAm.
ナクル「一緒に…寝よ?」
キリ「・・・見ず知らずの男だぞ?」
ナクル「うん…大丈夫」
キリ「変わってるな…それじゃ、お言葉に甘えて」
ナクル「(ち、近い!!)」
キリ「む、少し狭いな…やっぱり居間で…」
ナクル「駄目!!」
キリ「!?」
ナクル「あ…えと…」
ナクル「一緒にいよ?」
キリ「・・・わかった」
107: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:13:47 ID:4gZJgWiM8.
〜〜〜別室〜〜〜
クルガ「ナクル大丈夫かな〜?」
ナルガ「楽しそうだな」
クルガ「ナルガ姉も楽しんでるくせに〜」
ナルガ「まあな」
ナルガ「これからどうする?」
クルガ「んー、元に戻れないならしばらくはこのままかな〜?」
ナルガ「しばらくとは、この家にいるかか?」
クルガ「それはキリが決める事でしょ」
ナルガ「短い時間だが、キリの人柄はある程度は把握した…恐らく私達をここに住まわせてくれるだろう」
クルガ「ま、それが一番だと思うよ」
ナルガ「お前のその楽観的な見方、羨ましいよ」
クルガ「ナルガ姉は深く考えすぎなんだよ〜」
108: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:17:50 ID:mF3SIqKAm.
クルガ「しっかし、驚いたね〜、まさかナクルが人間を好きになるなんて」
ナルガ「姉としては心配だがな」
クルガ「ここに住むのはナクルが喜ぶだろうしね」
ナルガ「ああ、私の可愛い妹だ」
クルガ「ふひひ、今頃ナクルどうなってるかな?」
ナルガ「下品な笑いをするな」
ナルガ「手を出されるのはナクルには嬉しそうだが…」
ナルガ「どういう目に会わせてやろうか…」
クルガ「おお、こわいこわい」
ナルガ「ともかく、明日結論をキリに話す、それでいいか?」
クルガ「あいあいさー」
109: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:22:05 ID:mF3SIqKAm.
〜〜〜翌日〜〜〜
ナルガ「という訳だ、承諾してくれるか?」
キリ「そりゃ構わんが…」
ナルガ「ありがとう、ところで目のクマはどうした?」
キリ「・・・」
ナクル「////」
クルガ「およ?ナクル、顔赤いよ?」
ナクル「な、なんでもないから…」
ナルガ「貴様…まさか」
キリ「違う、誤解だ」
ナルガ「よくもナクルを!!」
キリ「誤解だぁぁぁ!!」
ラッテ「やれやれ、騒がしくなりそうだニャ」
【渓流の隠密部隊】
fin
110: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 16:35:27 ID:4gZJgWiM8.
さて、皆さん何話か終わり徐々に慣れはじめて来た頃かと思います
それでですね、ここから先の注意点をご説明しようかと
まず、前回と違い今回は圧倒的なまでのネタ不足に陥っており、シリーズ化するのが何個かあります
例をあげるなら、【変態娘と切実男】や【渓流の隠密部隊】なんかがシリーズ物となりそうです
それ以外は一話話読み切りの単発に仕上げますので
後、タイトルの横に下有と書かれていた場合高確率でエロ、もしくはそれに準じる何かが入ります
また、目に止まり不快に思われる方がいらっしゃると思いますのでsageでやらせてもらいます
まあ、どのみち普通の話投下であげるから意味無いんですけどね
それでは、また後程お会いしましょう
111: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 22:54:52 ID:88ff4WVCKM
【森丘授業】
森丘、それは自然溢れる場所であり、多種多様なモンスターが生息する地域である
俺の名前はガイ
れっきとしたG級ハンターである
まず、今の状況を説明させてくれ…ここは見たことがない場所で、目の前にはイャンクックがスヤスヤと寝息をたてている
歩こうと思えば歩ける距離だが良すぎる耳がそれを捉え逃がしてくれない
俺はというと、体に異常はなく、いたって健康体だ
どうしてこうなったのか…それは数時間前に遡る
112: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 23:17:25 ID:88ff4WVCKM
〜〜〜集会所〜〜〜
ガイ「受付さん、俺はね、紅玉が欲しいのよ」
受付「はい♪」
ガイ「だからね、必死にヘタレを狩る続けてるわけなんだよ」
受付「はい♪」
ガイ「なんで延髄しかこねーんだよ!!」
受付「はい♪」
ガイ「・・・受付さん、その営業スマイルはめんどくさがってるね?」
受付「ガイさんにはばれちゃいますか」
ガイ「何年の付き合いだと思ってんの?」
受付「これでウブな新米さんは結構落とせますよ〜?」
ガイ「怖いわ〜」
113: 名無しさん@読者の声:2012/4/4(水) 23:32:28 ID:t48jc3UmG.
ナCトのガイ先生で再生されて熱い( ´д`)
のど乾いてきたでしょ?(・∀・)つ元気ドリンコ
114: さぎし(投下終了) ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 23:34:01 ID:S5bv2w2f4g
受付「それよりガイさん、狩りにいかなくていいんですか?」
ガイ「・・・五連続リオレウスの俺に言う?」
受付「すいませ〜ん」
ガイ「なんか下位でいいクエストない?」
受付「弱いものイジメですか?格好悪いですよ?」
ガイ「いいんだよ」
ガイ「ん?このクエスト…」
ガイ「討伐目標イャンクック、契約金350z、報酬金6000z?」
受付「ああ、えらく強いらしいですよ、でも所詮下位ですしね」
ガイ「ふ〜ん」
この時、俺はこのクエストに何かを感じたのだろう
ガイ「暇だし、受ける」
受付「イャンクックかわいそー、G級にボコられるなんて」
ガイ「人聞きの悪いことを言うな」
ここで、安易に受けなければ…あんなことにはならなかったんだろうな…
115: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/4(水) 23:44:24 ID:LmRQnLaLnQ
>>113
ほほう、そっちのガイで再生しましたか(。-∀-)
何はともあれ支援+ドリンコ感謝です♪
いやぁ…カラカラでしたよ
116: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/5(木) 11:03:10 ID:ZUTw3yMk76
〜〜ベースキャンプ〜〜
ガイ「さってと、下位だから支給品あるよな…」
ガイ「うむ、ペイントボールと音爆弾は持ち帰れるな…うは、俺って貧乏性」
ガイ「さて…いきますか」
ガイ「確かイャンクックは森丘の奥にいるよな?たまに手前にいるけど」
ガイ「ま、下位だし焦らずじっくりだな」
117: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/5(木) 11:24:56 ID:ZUTw3yMk76
ガイ「んー…確かこの辺…!!」
ガイ「いた…が、小さくねーか?あれ」
そこにいたのは通常のサイズより一回り小さいイャンクックだった
人間の俺から見れば十分に大きいサイズだが
ガイ「マジかよ…下位で最小とはな」
ガイ「とにかく気づかれないように…って、下位だしコソコソしてもしょうがねーか」
ガイ「全力でいくぜ!!」
まるで愚の骨頂と言わんばかりに正面に立ち、鎌蟹の素材で作った大剣カーマインブレイドを抜く
イャンクックはこちらに気づき威嚇の声をあげた後いつものようにこちらの様子を伺…
ガイ「わない!?」
あろうことかそのイャンクックは正面に立った俺になんの躊躇いもなく突進を仕掛けてきた
ガイ「ちっ!!」
素早く横に回避し距離をおくが…
ガイ「なにっ!?」
イャンクックは体制を崩さず、そのまま俺に突進を仕掛けた
ガイ「ぐふっ!!」
避けきれずモロに突進が当たる、幸い堅固な鎧に守られ体にはいっさいダメージは無いが、普通のイャンクックではないことが俺を追い詰めた
118: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/5(木) 18:41:29 ID:ZWUa0/jVmk
ガイ「なんだこいつ…」
未だに俺はイャンクック(長いから以下クック)の攻撃を避け続けていた
小さい体躯からの突進は予想外の速度で、俺のスタミナは限界を迎えていた
まだ攻撃を避けてられるのは長い時間をかけて経験を積んだ賜物だろう
初期動作は意表を突かれたが、後の動作はクックと同じで突進、方向転換、突進を繰り返し確実に俺を追い詰めていった
一方俺は一太刀でもいいから浴びせようとしてみるものの、相手の速さに剣を振ったが最後、突進地獄に巻き込まれる…つか、巻き込まれた
ガイ「片手剣か双剣でくりゃ良かったな…」
クックの攻撃を避けつつぼやく
大剣は咄嗟に回避というものが無く、動作も鈍い
このような敵を相手にする場合は片手剣や双剣の方が有利だ
119: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/4/5(木) 18:50:03 ID:ZWUa0/jVmk
ガイ「くそっ!!情けないが、一旦エリア移動するか…」
G級にもなって下位相手にエリア移動なんて、一瞬でプライドがブレイクすること請け合いだが、一乙するよりはマシだろう
クックの何度目かの突進を回避して、エリア移動を開始する
もう…ゴールしてもいいよね?
だが、そんな俺の企みが功を制したのか、クックからの攻撃は来ず、無事に俺は移動する事が出来た
ガイ「はーっ!!はーっ!!あっぶねー!!」
岩壁にもたれこれからを思案したとき、目の前に大きな影
我ながらギギギという擬音が鳴り響くくらいに顔を上に向けると
クック「クァー!」
クックが悠然と立っており、そのまま嘴が俺の頭に見事にごっつんこ
俺は頭から星が出るかと錯覚し、そのまま気を失った
見つめあった時のクックの目が喜びに満ちていた事を冗談だと思いたいと嘆きながら
120: っファンゴの頭:2012/4/5(木) 19:00:40 ID:EIJC8rxCvY
頭をマグナムで撃ち抜いてみたけど、私は帰って来たぁ!!
っ
CCCCCCCC
CCC8:41CCC
CCCCCCCC
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