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【モンハン】狩人見聞録【SS】
[8] -25 -50 

1: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/3/31(土) 12:00:04 ID:XlSJgOCK.c
狩り場を飛び交う真しやかな噂話、しかしそれらは時として現実となり狩人達に立ちはだかるだろう・・・

モンハンSSを書かせていただきますm(__)m
またお前かという方もいらっしゃるやもしれませんが、先に言わせてもらいます。ごめんなさい

このSSは一話完結の短編集です。詳しくは前作
【モンハン】絶対狩猟域【SS】をご覧になるとわかるかもしれません

・・・宣伝じゃないですよ


それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい


927: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 17:57:42 ID:n6K3hnx3UM
「・・・?」

いつまで経っても痛みが来ないのを不審に思い目を開けると

「っ!?き、君は!?」

ランポスが先程のガノトトスの水ブレスに貫かれてる所だった

ガノトトスはランポスだけでなく、近くのランゴスタにも水ブレスを発射し、ランゴスタを砕いた

「キュルル」

心配そうに彼女に寄り添い無事を確かめる

「あ、ああ…大丈夫だ、もう動く」

彼女は起き上がり改めてガノトトスを見る

「助けてくれたのか?」

「キュルル」

ガノトトスは彼女の手を舐めたり甘咬みしたりしている

「そうか…カエルのお礼か」

彼女はガノトトスがカエルを探してると思いガノトトスの前にカエルを差し出した。だが

「キュルル」

ガノトトスはカエルに全く興味をもたず、彼女手を舐めている

「わ、私はあまり美味しくはないぞ?」

竜は獲物を食べる時に舐めて綺麗にしてから食べるというのを聞いた事がある。彼女は慌てて手を払ってガノトトスから離れた

「キュルル…」

しかし、ガノトトスは寂しげな声をあげて俯いてしまった
928: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 18:04:54 ID:n6K3hnx3UM
可愛い…

そう思ってしまうほどにガノトトスの仕草は愛嬌に溢れていた

「す、少しだけだからな?」

何が少しだけなのか、彼女は自問自答しながらもガノトトスに近づき頭を撫でる

「キュルル!!」

尻尾とヒレをパタパタ振りながら彼女の手を舐める

彼女は純粋な好奇心から、半開きの口の中に手を入れてみた
ガノトトスの口の中に彼女の手はすっぽりと収まり、ガノトトスは彼女の手を味わうように舐め始めた

「ん…くすぐったいな」

ガノトトスの舌使いにくすぐったさを覚えながらもガノトトスにされるがままになる
恩人、いや恩竜のガノトトスに好きにさせてやってると満足したのか、ガノトトスは彼女をまた見つめ始めた

「なんだ?残念だが君が喜ぶような物はカエルくらいしか持って…」

そこまで言った時、彼女はガノトトスに押し倒されていた
929: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 23:07:29 ID:d.ZxV8inwY
「っ!?な、何を!?」

生き物と触れあうのが好きな彼女だったが、押し倒されるのは初めての経験だったので戸惑っていた

そんなことはお構い無しにガノトトスは彼女を舐め始めた

「くっ!!き、君は見かけによらず甘えん坊なのだな…!!」

彼女はまだ、ガノトトスがじゃれついてると思っているのか軽口を叩く余裕があるのだが

「ん!!んむ!?」

ガノトトスは彼女の口な舌を挿し込み唇を奪う
ここにきてようやく彼女はガノトトスがただじゃれついているわけではないことに気づく

しかし、何故ガノトトスがこんなことを知っていて、あまつさえ実行したのだろうか
これにはガノトトスである彼の知能の高さが答えとなっていた

つまり、彼は彼女を異種族とはいえ雌と認識したのだ
930: さぎし(残り60) ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 23:17:16 ID:a0Ed0xp8rg
「んむ!ぷはっ!!」

長いディープキスから解放されて、彼女は大きく息を吐き出す

「はあっ、はあっ…君は…一体?」

酸欠からか、彼女の目は少し虚ろになっていた
それをガノトトスはどう思ったのか、さらに彼女に密着する

「くっ!!止めないか!!」

どけようと手を伸ばしてみるが、重くて中々どかせなかった

「キュルル」

ガノトトスはそのまま彼女の胸の辺りを舐め始めたが、鎧の上からではなんの意味も成さない
ガノトトスは焦れったさを覚えたのか、爪を鎧の留め具に引っ掻け、綺麗に外した

「あっ!!」

突然の事に驚きを隠せない彼女
そうこうしてる内にインナー越しに豊かな胸を舐められる

「や、止めてくれ…」

彼女は懇願するが、ガノトトスは聞く耳を持たない

そのまま熱心に胸を舐め続ける
931: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 23:24:37 ID:d.ZxV8inwY
彼女はされるがままにされながら呆けていた

何故、自分はこんなことをされているのだろうか

自分の行動は間違っていたのか
この水竜は自分をどうする気なのか

そう考えたら、知らず知らずの内に彼女は涙を流していた

「ひっく…ぐす…」

自分でも止める術がわからない涙。しかし、誰かに拭われてる感触がして目を開ける

「キュルル…」

なんと、ガノトトスが涙を舐め取っていた

「うっく…君は、優しいんだな」

微笑みながらガノトトスを撫でる
ガノトトスに対しての恐怖は無かったが、まだ体が震えていた

「・・・もう、時間だ」

鎧をつけ直し、誰ともなく呟く

「・・・」

ガノトトスはそれを理解したのか、静かに彼女に背を向けた

「待ってくれ」

彼女はガノトトスにかけより、抱き締めていた
932: さぎし(投下終了) ◆CmqzxPj4w6:2012/5/31(木) 23:30:59 ID:d.ZxV8inwY
「必ずまた会いに来る…そしたら、また私と一緒にいてくれるか?」

通じるわけがないが、それでも彼女はこのガノトトスと約束を交わしたかった

「・・・キュルル」

ガノトトスは一声鳴くと、彼女と唇を重ねた
そしてそのまま海へと潜っていった

「・・・必ず、会いに来る」

そう呟いて、彼女はベースキャンプへと歩きだした

この不思議な出会いが後に彼女が一流ハンターとなり、今まで以上の活躍をする引き金となったのだが

それはまた別のお話


【水竜の出会い】


fin
933: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 22:21:28 ID:016FgWqR/.
【寂しがり屋な黒龍】

〜〜シュレイド城〜〜

ミラ「あーあ、暇だなー」

ミラ「最近全然ハンター見てないし…ていうか最後に来たのが1ヶ月前で、そんときにその場のノリでひたすら空から爆撃してたのがいけなかったのかなぁ…」

ミラ「最後に来たハンター達、私を鬼を見るような目で見てきたしな…」

ミラ「あー!!もう!!暇!!暇ったら暇ー!!」

ミラ「こんな辺境の地に仲間なんているわけ無いから恋愛なんて出来ないし…」

ミラ「はー、なんかいないかな…ていうか…退屈で死にそうだよ…」

ミラ「って、私死なないし!!」

ミラ「・・・何やってんだろ」
934: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 22:26:31 ID:016FgWqR/.
〜〜〜ギルド〜〜〜

リック「黒龍の討伐?」

ギルマス「うむ、1ヶ月前にハンターを送り込んだのだが…見事に返り討ちにされたのだよ」

リック「なんで俺が?しかも一人で」

ギルマス「ほっほっほ、そんなカタイ事を言わんでくれ」

ギルマス「あの崩龍、ウカムルバスを単身で討伐したお主ならやれると思ったからじゃよ」

リック「・・・ミラボレアスね」

ギルマス「報酬は弾むからの」

リック「んー、まあ、退屈凌ぎにはいいかな」

ギルマス「古龍相手に退屈凌ぎとは…やはりお主はどこか変わってるの…」

リック「るせー、いいから契約するぞ」

ギルマス「ま、無事を祈っとるよ」

リック「へいへい」
935: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 22:36:33 ID:wz6xtL30n6
〜〜シュレイド城〜〜

ミラ「・・・!!」

ミラ「人間の匂いだ!!」

ミラ「やったー!!1ヶ月ぶりに遊べる!!」

ミラ「あ、でも手加減しないと殺っちゃうよね…」

ミラ「よーし!!尻尾でペシンペシンしよう!!」


リック「しかし、相変わらず禍々しいな…」

リック「さて…ミラボレアスは…」

ミラ「そこ!!」ヒュン!!

リック「っ!!」ヒョイ

ミラ「あり?避けた!!」

リック「おいおい、不意討ちとか…どこの暗殺者だよ」

ミラ「へー…この人間強いんだ…」

リック「古龍クラスの奴が不意討ちって事は、かなり頭が切れるんだな」

ミラ&リック「こいつ…強い!!」

ミラ「てやー!!先手必勝!!」

リック「ちっ!!」ヒョイ
936: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 22:42:43 ID:016FgWqR/.
ミラ「(凄い凄い!!この人、さっきから私の攻撃が当たらない!!)」

リック「(なんて奴だ…避けるのに精一杯で、攻撃がまるで出来ない!!)」

ミラ「(こんなに強い人なら、一緒にいたら退屈しないんだろうな…えへへ)」

リック「(こんな奴がいままで息を潜めてたなんて…)」

ミラ「(絶対にお持ち帰り!!)」

リック「(ここで倒さなきゃ、村が危ない!!)」

リック「そうと決まれば!!」

ミラ「!!」

リック「はっ!!たあっ!!」

ミラ「うわ!?危な!?」

リック「ちっ!!避けられたか…」

ミラ「(攻撃してきた…私の攻撃を掻い潜って…攻撃してきた…)」

リック「(やはりこいつ、俺の攻撃を読んでやがる…なら、フェイントをかければ!!)」
937: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 22:48:52 ID:016FgWqR/.
ミラ「えへ…えへへ…えへへ…」

リック「雰囲気が変わった?」

ミラ「もう、古龍の威厳とか、異種族とか、どうでもいいや…」

リック「(な、なんだ!?酷くヤバい気がする!!)」

ミラ「お持ち帰りぃ…」

ジリジリ

リック「くっ!!動きが読めない!!」

ミラ「えへ…えへへ…」

リック「くそぉ!!」ブン

ザシュ!!

リック「っ!?よ、避けない!?」

ミラ「えへへ…」ガシ

リック「しまった!!捕まれた!!」

リック「は、離せ!!」

ミラ「ずっと…一緒にいようね…」ギュー

リック「ぐああああ!!」

リック「あ…こんな…ところ…で…」ガクッ

ミラ「んふふ〜、気絶したみたいだね〜」

ミラ「じゃあ…誰にも邪魔されない所にいこっか…」
938: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:01:12 ID:wz6xtL30n6
〜〜〜???〜〜〜

リック「う…ぐ…」

リック「ここ…は…」

リック「確か…ミラボレアスに捕まって、気絶して…」

リック「っ!!」

ミラ「zzzz」スピースピー

リック「寝てる…のか」

リック「ここは…こいつの巣か?」

リック「なんで連れてきたんだ?俺をどうするつもりなんだ?」

リック「とにかく、ここから逃げなきゃ…」スッ

パキッ

リック「っ!!」

ミラ「!!」ガバッ

リック「しま…」

ミラ「あ、起きたんだ」

リック「ま、まずい…武器もないし…逃げられない…」

ミラ「おはよう」スリスリ

リック「は?」

ミラ「?」

リック「え、なんで?」

ミラ「んー、久し振りの雄の匂い…」クンクン

リック「お、襲わないのか…?」

ミラ「言ってる事がよくわかんないな…ちょっと待っててね」

バサッバサッ

リック「わっぷ!!」

リック「・・・いっちまった」
939: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:06:35 ID:wz6xtL30n6
〜〜〜10分後〜〜〜

バサッバサッ

リック「戻ってきたか…」

ミラ「お待たせー」

リック「何かくわえてる?」

ミラ「ちょっと待っててね」

リック「何してるんだ?」

ミラ「んしょ、これでいいかな?」モグモグ

リック「何かを、食べてる?」

ミラ「あー、あー」

リック「っ!?」

ミラ「えと…言葉、わかる?」

リック「な、なんで言葉を!?」

ミラ「あ、その様子だとうまくいったみたい」

リック「お、おい!!質問に答えろよ!!」

ミラ「えっとね、さっき食べたのは、言葉が理解出来るようになる木の実なの」

リック「言葉が理解出来るようになる?」

ミラ「うん。古龍の間でしか伝わってないし、実力を認められて選ばれた古龍しか教えられないんだ」

リック「つまり…」

ミラ「とっても名誉なことなんだよ」

リック「(そんな名誉な龍に選ばれるなんて…本当に強いんだな…)」
940: さぎし(残り50) ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:15:46 ID:wz6xtL30n6
リック「で?言葉を理解出来るようになって、一体何がしたいんだ?」

ミラ「そう!!それ!!」

リック「・・・」

ミラ「単刀直入に言うよ?」

リック「・・・ああ」

ミラ「彼氏になってください!!」

リック「・・・は?」

リック「はああああ!?」

ミラ「あう…耳が…」

リック「いやいやいや!?無理だろ!!冷静に考えろよ!!」

リック「俺は人間で、お前は龍なんだぞ!?」

ミラ「そんなことわかってるけど…でも、同種の雄がいないし…」

リック「う…それはまあ…でもなんで俺なんだよ?」

ミラ「強いから」

リック「はい?」

ミラ「あんなに長い時間、私の攻撃を避け続けたのは君…貴方が初めてなね…そして、それを掻い潜って攻撃してきたのも」

リック「・・・」

ミラ「貴方の攻撃は痛かったけど、貴方が攻撃してきた時、私はゾクゾクした」

ミラ「こんなに強い人と一緒なら楽しいんだろうな…って」

リック「・・・」

ミラ「だから、邪魔されない場所に運んで、言葉も理解するようにして…」

ミラ「我が儘だって事はわかってるけど…止められなくて…」
941: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:21:53 ID:wz6xtL30n6
リック「(こいつは、攻撃を避け続けた俺の実力を買ってくれている)」

リック「(つまり…俺は古龍に認められたって事か)」

リック「(さらに、言葉を理解出来るようになる木の実の存在を教えてくれたり…彼氏、番になってくれと言ってくれている…)」

リック「なあ…気持ちは凄く嬉しいんだけどさ…」

ミラ「・・・」

リック「なんとなく、お前の想いは伝わってきたし、高く買われてるのは分かる」

リック「お前は話せば分かってくれるし、村とかを滅ぼそうとしたりはしないだろうし…」

リック「でも…やっぱり俺は人間で、お前は龍で」

リック「どんなに想ってても、越えられない壁があるんじゃないかって…」

ミラ「・・・貴方は、私の告白、どう思った?」

リック「嬉しかった、認められた気がして…」

ミラ「そっか…」

リック「・・・」
942: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:27:35 ID:016FgWqR/.
ミラ「ねえ」

リック「ん?」

ミラ「名前、教えて?」

リック「あ、ああ…」

リック「リックだ」

ミラ「リック…私は、ミラっていうの」

リック「ミラか…」

ミラ「ねえリック、キスしていい?」

リック「いいけど、ミラがきつくないか?」

ミラ「私なら大丈夫」

リック「そっか…」

ミラ「リック…大好き、愛してる」スッ

リック「・・・俺もだ」

カカカッ!!

リック「うわっ!?」

ミラ「きゃっ!?」
943: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:31:20 ID:wz6xtL30n6
リック「なんだ?今の光は…ミラ、大丈夫か?」

ミラ「う…うん…」

リック「よかっ…」

ミラ「?」

リック「え」

ミラ「どうしたの?リック」

リック「ミラ…だよな?」

ミラ「うん」

リック「人間に…なってるぞ?」

ミラ「へ!?あ!!」

リック「な、なんで?」

ミラ「・・・ルーツお姉さまだ」

リック「へ?」

ミラ「なんでもないよ。それよりリック!!」

リック「はい!!」

ミラ「私、人間になったよ?」

リック「あ、ああ…そうだな」

ミラ「龍じゃなくなったよ!!」

リック「えっと…!!」

ミラ「・・・だから、ね?」

リック「・・・ああ、そうだな」
944: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:36:00 ID:wz6xtL30n6
〜〜〜一週間後〜〜〜

リック「はあああ!!」

ザン!!

ミラ「てやー!!」

ドゴン!!

リック「ナイスだ!!ミラ!!」

ミラ「うん!!」

リック「続けていくぞ!!」

ミラ「連携だね!!任せて」

ミラ&リック「はああ!!」


ミラ「ふー、大分狩りに慣れてきたよ」

リック「ああ、ミラは物覚えが早いから、教える方も楽だよ」

ミラ「本当!?私、役に立ってる!?」

リック「ああ、かなりな」

ミラ「えへへ…嬉しいな」

ミラ「ねえリック、私、今とっても幸せだよ」

リック「そうか…」

ミラ「愛してるよ、リック…」

リック「俺もだ、ミラ」


【寂しがり屋な黒龍】


fin
945: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/1(金) 23:39:55 ID:wz6xtL30n6
皆様こんばんは

さぎしです

お気づきの方もいらっしゃるかと思われますが
1日10レス程度で小話を投下していっています
このまま上手く行けば、後三話くらいは投下できます

つまり、裏を返せば、後三話でこのSSは終了となります

ここまでこれたのは皆様の暖かい応援やご支援のお陰様です
本当にありがとうございました

感謝の言葉は最後に残して置くとして
今日の投下はこれで終了となります
見てくださった方々ありがとうございました
ここまでのご回覧
乙狩れ様でした♪
946: っファンゴの頭:2012/6/2(土) 08:04:18 ID:rzz.GnT2IU
褌は締めるもんだ、巻くものじゃない!!

CCCCCCCC
CCC0:30CCC
CCCCCCCC
アーーーッ!!
947: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 11:42:49 ID:t8aNSXkeh6
>>946

支援爆弾感謝です♪

支援、もとい支援爆弾を置いてくださるのも、いまではファンゴヘッドさんしかいなくなってしまいましたね…

あとほんの僅かですが、最後までお付き合いいただけるとありがたいです
948: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 11:55:15 ID:ldWGV.t3wA
【今日のユクモ村は大変賑やかですこと】

「おーい!!そっち!!柱は出来たのかよ!!」

「あほ!!木材が足りないんじゃー!!」

「おーい!!大きな骨ないかー!!」

「堅牢な骨ならー!!」

アレン「いや〜大盛況だね〜」

ギル「・・・おい」

アレン「ん?どうしたの?」

ギル「どうしたの?じゃねーよ、なんだこれは」

アレン「ユクモ村のお祭りだよ、見てわかんない?」

ギル「そうじゃねーよ!!なんで俺がここにいて当たり前のようにお前が隣に立ってるんだよ!!」

アレン「どうせ隣に立つなら、ギルじゃなくてナルガたんがよかっ…」

ギル「死ね」バキッ!!

アレン「ひでぶ!!」

ギル「それで?きっちり説明してもらえるんだろうな?」

アレン「はーい」

アレン「これは2日前の話だ」

ギル「誰に話してんだよ」
949: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:03:29 ID:t8aNSXkeh6
〜〜〜2日前〜〜〜

村長「ハンター様、ジンオウガの討伐お疲れ様です」

アレン「いや、そんなことないですよwww」

ナルガ「確かにな、最初から最後までぶん殴ってたし」

アレン「ちょ!!ナルガたん!!」

村長「それでですね、ささやかですが…お祭りを開こうかと思いまして」

アレン「祭り?」

村長「ええ、ハンター様のご勇姿を讃えるのと、この村の繁栄を願いまして」

アレン「わかりました。村の繁栄なら喜んで手を尽くします」

アレン「ね!!ナルガた…あれ?」

アレン「どこに…手紙?」

ナルガ「働きたくないから、しばらくギルとノルンの所に行ってる」

アレン「・・・」

アレン「嘘ーーーーー!?」
950: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:10:22 ID:t8aNSXkeh6
アレン「と、いうような事が2日前にあった訳だ」

ギル「そして素材ツアーに来てたら偶然お前と鉢合わせして、ハーレムにはさせんぞー!!とか、叫ばれて気がついたらここにいると」

アレン「細かい事は気にすんなよ!!」

ギル「気にするわ!!」

ギル「しかし…大丈夫か?ナルガの奴…」

アレン「ギルに心配されなくてもナルガたんは強い娘だもーん」

ギル「いや、ナルガとノルンの組み合わせは少々まずい気がする…」

アレン「なんで?」

ギル「ストッパーがいねーんだよ」

アレン「・・・さらば、二人に声をかけた奴。僕は君の事を忘れる」

ギル「勝手に殺すなよ、そして忘れるのかよ」

アレン「いいじゃーん、お祭りを楽しもうよ」

ギル「はあ…ガキか?」

アレン「なんか、ギルに言われたく…」

ドン

「おっと」

アレン「あ、すみませ…」

「いいんだ、こちらこそすまない…」
951: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:19:20 ID:ldWGV.t3wA
ギル「ナルガ!?」

アレン「ナルガたん!?」

ナルガ「?」

アレン「・・・じゃない、ナルガたんは背が少し低いし、声はもうちょい高い」

ナルガ「すまないが、私に会った事があるのか?君達のことは知らんのだが…」

「おーい、ナルガ姉」

ナルガ「クルガか」

クルガ「なにしてんの?」

ナルガ「いや、この二人が私の名前を呼んだから…」

ギル「おい、どうなってんだ!?ナルガが二人いるぞ!?」

アレン「お、おお落ち着け!!後から来た方は背は大体あってるけど、あんな話し方じゃないし、何より二人もいるわけない!!」

クルガ「なにしてんの?そこのお二人さん」

ギル「あ…いや…その、な?」

「お姉ちゃん…何してるの?」

クルガ「あ、ナクル〜、こっちこっち〜!!」
952: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:30:18 ID:ldWGV.t3wA
ナクル「・・・誰?」

ギル「さ、三人…」

アレン「背は低いけど…声的には一番近い…」

クルガ「なんかね、ナルガ姉の名前知ってたんだって」

ナルガ「君達は何者なんだ?かなりの使い手だということはわかるのだが…」

アレン「こちらからも、一つだけいいですか?」

ナルガ「なんだ?」

アレン「貴女達は…元モンスター、ですよね?」

三人「!?」

ギル「なるほどな、そう言われれば耳もついてるし、ナルガにそっくりだな」

ナルガ「君達は、本当に何者なんだ?何故私達の存在を…」

「おーい、お前ら。あんまり離れんなよ!!」

ナクル「キリ!!」タッ

キリ「ったく、いくら昔住んでたとはいえ、かなり変わって…」

ナルガ「聞いてくれキリ、この二人が私達の正体を…」

キリ「アレン?」

アレン「師匠?」

四人「え!?」
953: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:37:27 ID:ldWGV.t3wA
キリ「え、いや、なんでお前ここにいるの?」

アレン「それはこちらのセリフですよ!!パタッと手紙が来なくなってから何年経ってると思ってるんですか!?」

キリ「う…す、すまん」

ギル「お前の師匠?」

ナルガ「キリの弟子?」

キリ「えーと、弟子がお世話になってます?」

アレン「なんでさ!?」

ギル「あ、ギルデロイ・ジーフォスっていいます。ギルって呼んで下さい」

キリ「ギルデロイ…ひょっとして、覇王神?」

ギル「ええ、そう呼ばれてますけど…」

キリ「わあ!!有名人じゃん!!」

ギル「いや…そんなことは…」

アレン「師匠だって、有名人のくせに」

キリ「それは昔の話で…」

ギル「あの…先程キリと呼ばれてましたけど…もしかして、疾風殲滅の?」

キリ「んーと、まあそう呼ばれてたね」

ギル「・・・お前、凄い人を師匠にしてんな」

アレン「そう?」
954: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 12:44:30 ID:ldWGV.t3wA
キリ「うーん、やっぱりお互い話したい事とかあるし、俺の家に行かない?」

アレン「そうですね、ところで師匠」

キリ「?」

アレン「そこのナルガた…ナルガさん達はどういった関係で?」

キリ「嫁、ほら、さっさといくぞ」

ナクル「////」

クルガ「えへへ〜」

ナルガ「全く、相変わらず話す事だけは大胆だ」

ギル「なんか、お前の師匠って気がしたわ」

アレン「奇遇だね、僕もだよ」
955: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 13:34:46 ID:ee5LtLCx4o
〜〜〜キリの家〜〜〜

キリ「え!?お前もナルガクルガ人間にしちゃったの!?」

アレン「はい」

キリ「なるほど…それでナルガをそのナルガと間違えた訳か」

クルガ「流石キリの弟子!!」

ナルガ「いや、弟子は関係ないと思うぞ?」

キリ「じゃあ、その腕はどうしたんだ?」

アレン「ナルガたん庇ってドドブラに噛み千切られました」

キリ「お前な…ドドブラくらい軽くいなせよ…」

アレン「無茶言わんといて下さい」

キリ「でもそっか…お前も、かなり大変な道を歩いてきたんだな…」

アレン「・・・まあ」

キリ「今はどうだ?」

アレン「今は…守りたい、大事にしたい人がいるから…」

アレン「その人と、一緒に歩んでいきたいです」

キリ「・・・しばらく見ない内に、大人になりやがって…」

ナルガ「全くだな、私達はそんな事をいってもらった事もない」

キリ「・・・」

クルガ「そいやそだね〜」

ナクル「・・・キリ?」

キリ「お前らは本当に鈍感だな…言葉に出さずとも、俺達は繋がってるだろ?」

ナクル「うん…//」

ナルガ「ナクル、陥落が早すぎだ」

ギル「なんかどこか変だな、お前の師匠」

アレン「僕もそう思うよ」
956: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 16:18:58 ID:/EAYt.Qw9g
キリ「よし!!アレン!!久し振りに手合わせでもするか!?」

アレン「いいですね、師匠を倒すいい機会ですし」

キリ「ほう?言ったな?」

アレン「言いましたとも」

キリ「泣かす!!」


ナルガ「ところで気になったんだが」

ギル「ん?」

ナルガ「武器同士だと当たったら不味いんじゃないか?」

ギル「多分大丈夫だ」

キリ「どうりゃあああ!!」

アレン「はあああ!!」

バキィ!!

クルガ「わお、見事な殴りあい」

ギル「アレンの師匠なら、当然拳も師匠なんだろうなって」

ナルガ「よくわからんが、あれなら大丈夫そうだな」

ナクル「キリ、楽しそう…」
957: 名無しさん@読者の声:2012/6/2(土) 18:20:53 ID:UCoTqbxxfw
お祭り騒ぎだヽ(・ω・)ノ

つジョッキ一杯元気ドリンコ
つ―CCC―

958: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:28:53 ID:BTd.uaGSA2
>>957

祭りだー!!

飲めー!!歌えー!!

支援団子感謝です♪
959: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:38:07 ID:BTd.uaGSA2
キリ「はっ!!ちょっと見ない内に、拳が重くなったな!!」

アレン「師匠こそ!!相変わらず目で追えない速さで!!」

ドカカカカカ

ナルガ「なあ、あれいいのか?」

クルガ「本人楽しそうだからいいんじゃない?」

ギル「ていうか、祭りでつかうっぽい櫓があるんだが、大丈夫…」

ドガッシャーン!!

キリ「あ」

アレン「あ」

四人「あ」

村長「ハンター様、申し訳ありませんがこの辺りにある櫓を…何してるんです?」

アレン「ち、違うんです!!村長さん!!これは師匠が!!」

キリ「お、俺は悪くないぞ!!避けるアレンが…」

村長「ハンター様…」

二人「はい!!」

村長「櫓修理…よろしくお願いしますね?」

二人「・・・はい」
960: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:47:14 ID:hE8sAe8/ls
ナルガ「結局こうなるわけか」

ギル「まあ、当然の帰結だな」

クルガ「うぷぷ…」

ナクル「お、お姉ちゃん、笑っちゃ駄目だよ」

アレン「なんで僕まで…」

キリ「お前が避けるからだ」

アレン「当たったら痛いじゃないですか!!」

キリ「ばか野郎!!怒った村長の方がよっぽど怖いわ!!」

アレン「う…」

ギル「はー、しゃあねーなー」ヒョイ

アレン「ギル!?」

キリ「ギル君!!」

ギル「手伝ってやるよ、ただし、ジョッキでハコビール奢りな?」

アレン「・・・ありがとう」

キリ「いいなー、いい友達持ってるなー」チラッ

ナルガ「何故私達がやらなければならないのだ?」

クルガ「おなじく〜♪」

ナクル「えっと…駄目らしいの…ごめんね?」

アレン「嫁…か」

キリ「やかましい」

ギル「ん?誰か来たみたいだ」
961: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:58:10 ID:LElTr3Vu4M
ノルン「先輩〜♪はかどってますか〜?」

ナルガ(ア)「何もしないのは流石に可哀想だからな、差し入れを持ってきてやったぞ?」

ナルガ「・・・」

クルガ「ありゃ」

ナクル「うそ…」

ノルン「へ!?ナルガさんが三人!?」

ギル「おい、またややこしくなってきたぞ」

ナルガ(ア)「お前達は…いったい?」

ナルガ「それはこちらのセリフだ」

キリ「ほー、あれがアレンの嫁ナルガか…いい体してんな、おい」

アレン「ナルガたん!!来てくれたんだね!?」

ナルガ(ア)「まあな、ところで、誰だ?」

アレン「えーと、話せば長いです」

ナルガ(ア)「そうか、なら質問を変えよう」

ナルガ(ア)「何をしてるんだ?」

アレン「櫓の修理」

ナルガ(ア)「なんで」

アレン「師匠が壊したのを僕がとばっちり」

キリ「おい」

ナルガ(ア)「ふむ」

アレン「手伝ってくれない?」

ナルガ(ア)「断る」

キリ「嫁…」

アレン「黙りやがってください」
962: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 22:02:57 ID:eXVt7PA9SM
ナルガ(ア)「と、言いたい所だが」

アレン「ん?」

ナルガ(ア)「ま、まあ…私も逃げた負い目もあるし…少しだけなら手伝ってやる…」

アレン「ナルガたん!!」

キリ「ツンデレ嫁か…中々ハイブリッドだな」

ナルガ「なんか無性に体を動かしたくなったな」

クルガ「ナル姉、気が合うね」

ナクル「何か、手伝う事無い?」

キリ「お前ら…」



ギル「なあ、凄いシュールなんだけど」

ノルン「と、とりあえず皆さんで協力して早く終わらせちゃいましょうよ」
963: っファンゴの頭:2012/6/3(日) 07:43:23 ID:CJUuJT0igo
休日のこの時間はかなり眠いんだ…
っ採酒

CCCCCCCC
CCC0:??CCC
CCCCCCCC
ステンバーイ、ステンバーイ
964: 名無しさん@読者の声:2012/6/3(日) 08:45:34 ID:KBrn1pkYH2
以前、古龍(♂)をリクした者ですが、これまた素敵なお話をありがとうございましたー!(*´ω`人)
ニヨニヨしながら読んできましたw
色々あって、今日まで見に来る余裕がなかったので、お礼が遅くなって申し訳ないですorz

ここのSSの登場人物(人以外も含む)も、さぎしさんも、読者も、みんなみんな幸せになっちゃえ!///

つこんがり肉
つCCCCC
965: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 09:37:03 ID:Ex3svdnjcY
寝落ちしますた…

>>963

休日の朝は確かに辛いですよね…

私も惰眠を貪ってますwww

支援爆弾感謝です♪



>>964

あんな拙い話でそこまで言っていただけるなんて、ありがとうございます!!

ただやはりふざけすぎた感がありまふるwww

肉支援感謝です♪

966: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 09:45:32 ID:Ex3svdnjcY
キリ「ふぅ、これで終わりか?」

アレン「そうみたいです」

キリ「しかし、やっぱ人数いるとはかどるな」

アレン「作業分担楽ですしね」

キリ「しかし…」チラッ

ナルガ(ア)「ふむ、お前たちも渓流で育ったのか」

ナルガ「まあな」

クルガ「色々変わっててビックリしたよねぇ」

ナクル「うん…ひたすら蜂蜜食べてて、人なつっこいアオアシラとかがいた」

ナルガ(ア)「それは私の友人だ、そうか…最近見かけないと思ったらここに来てたのか…」


キリ「お前的にはどうよあれ」

アレン「ナルガたんが可愛いから問題ないです。ついでにナルガさんたちがふつくしいから問題ないです」

ギル「いや、カオスとかあるだろ」

ノルン「み、見慣れない光景ですからね…」

ギル「ノルン、フォローはもういいから」
967: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 10:05:20 ID:irp0kFX1OI
キリ「しかし…ギル君にノルンちゃんだっけ?ありがとうね、手伝わせて」

ノルン「い、いえ!!私が好きでやった事ですし!!」

キリ「あー…ノルンちゃんひょっとして…」

ノルン「っ!!」

キリ「全く、アレンも罪な奴だ、こんなに可愛くていい娘がすぐ近くにいるのに…」

ノルン「・・・先輩は、ナルガさんとお似合いですよ」

キリ「・・・」

ノルン「というより、ナルガさんは強いです…私なんかよりも、ずっと」

キリ「なるほどね、訳がありそうだね」

ギル「まあ、色々と」

キリ「でも、駄目だよ?そんなに弱気じゃ」

ノルン「え?」

キリ「横からアレンをかっさらうくらいの気でいかないと!!」

ノルン「だ、駄目ですよ!!」

キリ「ノルンちゃん、最終的にはやるかやらないか、だよ」

ノルン「やるかやらないか…」

968: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 10:10:26 ID:irp0kFX1OI
キリ「ま、年寄りの戯れ言程度に聞いといてよ」

ノルン「そんなことないですよ」

ノルン「ありがたくお聞きいたします」

キリ「君は素直だね、少なくとも俺が会った中で一番」

ノルン「/////」

ギル「あれ、ところでアレンは?」

アレン「ナルガたんハアハアハアハアハアハアハア」

三人「・・・」

キリ「俺、あんなやつの師匠やってたんだな…」

ギル「俺は友達してました」

ノルン「私は先輩でした」

アレン「ナルガたーん!!」

ナルガ(ア)「やかましい」

アレン「・・・はい」
969: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:30:59 ID:1k0jp6IeZk
キリ「ともかく、村長によると後数時間で祭りの準備は整うらしい…そこでだ」

キリ「アレン、お前らから二人代表を出せ」

アレン「?」

キリ「ナルガ、来てくれるか?」

ナルガ「了解した」

アレン「師匠?何を」

キリ「ただ待つだけじゃ暇だろう。というわけで狩りにいくか」

アレン「急ですね」

キリ「善は急げってな」

アレン「うーん…じゃあ…」

アレン「ノルン、来て」

ノルン「わ、私ですか!?」

アレン「うん、パーティーバランス的にちょうどいいし」

ノルン「は、はい!!頑張ります!!」

ギル「ところで、何を狩るおつもりで?」

キリ「ドボルベルクでいいだろう、さあいくか」

ギル「暇潰しの為だけに狩られるドボルの気持ちになってやれよ…」

ナルガ(ア)「ドボルベルクか、アレンが暴走しなければいいが…」

ギル「・・・あ」
970: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:37:25 ID:kXPawxb5SU
〜〜〜渓流〜〜〜

キリ「む…見事に分断されたな…」

キリ「近くに誰か…」

ノルン「キリさん!!こちらでしたか!!」

キリ「ノルンちゃん、アレンは?」

ノルン「あ、えっと先輩は別の場所みたいです」

キリ「了解、じゃあ先にドボルを探そうか」

ノルン「合流しないんですか?」

キリ「俺のエスコートは不安?」

ノルン「いえ…四人の方が安全なのでは…?」

キリ「うーん、まあそうかもね、でも俺はいままでずっとソロだったからさ」

ノルン「あ…そうなんですか…」

キリ「安心して…チームプレーはできるはずだから」

ノルン「はあ…」

「グオオオオオオ!!」

ノルン「今のは!?」

キリ「ありゃ、先越されたか…いくぞ!!」

ノルン「はい!!」
971: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:41:49 ID:Ttc/iBXMT2
アレン「よっと、それ!!」

ザン!!

ナルガ「中々の動きだな!!キリの弟子!!」

ザシュザシュ!!


アレン「どうも!!」

ズン!!

ナルガ「どうやら双剣と組んで戦い慣れてるみたいだな」

アレン「まあね」

ナルガ「あのナルガか?」

アレン「そういうこと」

ナルガ「全く、ほんとに薄気味悪いよ!!」

アレン「ナルガたんを薄気味悪いって言わないで下さい!!」

ザン!!

ナルガ「言葉のあやだ、気にさわったのなら訂正しよう」

アレン「今はドボルに集中…危ない!!」

ナルガ「っ!!くあっ!!」
972: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:48:46 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「ナルガ!!」ブン

ドゴン!!

ドボル「グガアア!!」

ナルガ「くそっ、不覚を取った…」

キリ「喋るな!!アレン、カバーを頼む!!」

アレン「・・・」

キリ「アレン?」

アレン「こんの尻尾ブンブン丸がぁ!!ナルガたんになにさらしとくれとんじゃわれぇ!!」ダッ

キリ「あ、おい!!アレン!!」

ノルン「先輩!!援護します!!」ジャコン

キリ「ノルンちゃん!?」

アレン「砕け散れ!!」

バキィ!!

ドボル「グガアア!?」

ナルガ「な…角を折っただと!?しかも素手で!?」

キリ「ちっ!!無茶しやがって!!」

ナルガ「キリ、私はいい!!アレンのカバーを」

キリ「わかった!!」

ノルン「私が手当てします!!キリさんは先輩を!!」

キリ「ノルンちゃん…ありがとう!!」ダッ

キリ「おい!!アレン!!」

アレン「師匠!!止めないで下さい!!こいつは、こいつはぁ!!」

キリ「俺も混ぜろー!!」

ゲシッ!!

アレン「!?」

ドボル「ガアアアア!!」
973: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:57:41 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「よくも人の嫁にぶちかましてくれたな?ええおい?」

ドボル「ガ、ガア…」ガタガタ

アレン「師匠、お手伝いしますよ」スッ

キリ「ふっ、いくぞアレン!!」

アレン「はい師匠!!」

キリ「壱に打撃!!弐に打撃!!」

アレン「参四があって!!」

キリ&アレン「五に打撃!!」

バキィ!!

ドボル「グガアア!!」

ナルガ「おい、あいつらドボルベルクに殴りかかってるぞ」

ノルン「効いてるみたいですし…いいんじゃないですか?」
974: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:03:15 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「アレン!!」

アレン「はい!!」

アレン「舞い散れ!!」

キリ「木枯破蹴!!」

アレン「師匠!!今です!!」

キリ「ふん!!」ドゴ!!

アレン「鷹爪裂蹴撃!!」

ナルガ「なあ、あれいいのか?」

ノルン「まあ、いいんじゃないですか…?」

ナルガ「疑問点だな」

アレン「フィニッシュ!!」

キリ「その場から動くことすら許さない!!」

ナルガ「まあ…いいんだろうな」
975: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:07:58 ID:Ttc/iBXMT2
〜〜〜五分後〜〜〜

ドボル「ガアア…」

ドシーン!!

キリ&アレン「しゃあ!!」

ナルガ「おい、殴り殺したぞ」

ノルン「・・・」

ナルガ「悲しいが、これが現実なんだな」

キリ「ふう、久しぶりに本気になったな」

アレン「久しぶりに殴りかかったな」

ナルガ「お疲れ様…と言いたいが、お前ら、角以外の部位破壊は?」

二人「・・・あ」

ナルガ「帰ったら説教だな」

二人「すみません」

ノルン「と、とにかく戻りましょうか!!」

ナルガ「それがいいだろう」
976: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:27:52 ID:so/o72v86A
〜〜〜ユクモ村〜〜〜

ギル「おお、お帰…なんで暗いんだ?」

ナクル「キリ…お姉ちゃんに怒られたの?」

キリ「はは…まあね」

ナルガ(ア)「で?なんでお前まで怒られてるんだ?」

アレン「・・・」フイ

ナルガ(ア)「目を逸らすな」

アレン「だって!!僕はただ殴ってただけだもん!!」

ギル「わかった、わかったから落ち着け」

アレン「う〜」

ギル「キリさん達が狩りに言ってる間に大方の準備は終わったみたいです。後は暗くなるのを待って開催らしいです」

キリ「わかった…といっても陽が傾き始めてるから、広場で待とうか」

ギル「そうですね」

クルガ「ねえナル姉」

ナルガ「?」

クルガ「お祭りってなんなの?」

ナクル「あ…私も」

ナルガ「今さらだな、いいか?お祭りというのは…」

ナルガ「・・・なんなんだ?キリ」

キリ「羽目を外して大騒ぎ出来る事です」

ギル「あってるか?」

アレン「大体」
977: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 17:49:29 ID:D9cTMenXvU
ナルガ「なるほどな、つまり無礼講というわけか」

キリ「そゆこと、無礼講っていっても、やって良いことと悪いことがあるからな?」

ナルガ「常識の範疇内での無礼講だな、理解した」

キリ「さて、祭りが始まったら何をする?」

アレン「騒ぐんですよね?」

キリ「うーん、一応お前主体の祭りだからな…」

アレン「そういえばそうだった」

キリ「ま、存分に楽しんでこいよ。こっちは大人の楽しみがあるからな」

アレン「僕、もう成人してますよ?」

キリ「はっはっは、青二才のアレン君が何を言う」

キリ「じゃあな」

アレン「師匠、どちらへ?」

キリ「ブラブラしてくる。ナルガ達の事を頼んだ」

ナルガ(ア)「・・・」
978: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 17:58:24 ID:GJW1QRx/UQ
キリ「・・・」

ナルガ(ア)「・・・」

キリ「アレンの所にいなくていいのか?」

ナルガ(ア)「毎日うんざりするほど一緒にいるからな」

キリ「うんざり…か」

キリ「なあ、あいつの腕が無くなった時、お前は側にいたか?」

ナルガ(ア)「・・・ああ」

ナルガ(ア)「私のせいで、アレンは右腕を失った」

キリ「そうか…愛する女守るために右腕賭けたんなら男としては本望だな」

ナルガ(ア)「お前は?」

キリ「ん?」

ナルガ(ア)「あのナルガクルガ達と向き合うのに、何を捨てた?」

キリ「・・・」

ナルガ(ア)「私は、色んな物を捨ててきた」

ナルガ(ア)「迅竜から人間になる時、アレンを見捨てて逃げた時、アレンを探す旅に出た時」

キリ「・・・」

ナルガ(ア)「過去に捨ててきた物が今でも時々顔を出して、私を悲しそうな目で見てくるんだ」

ナルガ(ア)「だが…得たものもあるのも事実」

ナルガ(ア)「一度捨てた物に対しての、謝罪なんておこがましいが、てにいれた物を大事にするのが私が捨てた物に対する謝罪かもしれない」

ナルガ(ア)「お前はどうだ?」

キリ「・・・そんなの、とっくの昔に決めてた事だ」

キリ「ナルガ達と一緒になるときに捨てた物…なんだろうな」
979: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:04:13 ID:D9cTMenXvU
キリ「最近思うんだ」

キリ「この時が、どれだけ続くのだろうと」

キリ「悠久ではない、あまりにも短く、刹那の時間」

キリ「そんな一瞬を、俺達は生きている」

キリ「その後は、何があるんだろうな」

キリ「死、と言ってしまえば味気ない簡単な物になってしまう。でも、無、と言ってしまえば…」

ナルガ(ア)「・・・」

キリ「おかしな話だ、ずいぶん昔に決心したはずなのに、未来を考えたら不安になる」

キリ「変わらない、幸せを歩むはずの未来が、酷く霞んで見える」

ナルガ(ア)「人間は酷く高慢で、愚かで、儚い生き物だ」

ナルガ(ア)「竜だった頃はお前らをまるで理解出来なかった」

ナルガ(ア)「でも、今ならわかる…刹那で、一瞬で、儚い命」

ナルガ(ア)「その一瞬に全てを賭けるのが、人間の美しく気高い所だ」
980: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:08:55 ID:GJW1QRx/UQ
ナルガ(ア)「未来を不安に思わない奴なんていない。皆、心のどこかで不安を抱えてるんだ」

ナルガ(ア)「明日死ぬかもしれない、もしかしたらこの後死ぬかもしれない」

ナルガ(ア)「それでも人間は輝ける。何故なら、信じる心があるからだ」

ナルガ(ア)「好きなだけ不安に駆られればいい、それが当たり前なんだ」

キリ「・・・まさか、迅竜に説教喰らうとはな」

ナルガ(ア)「一回死んだからな」

キリ「・・・アレン達の所に戻るか、そろそろ祭りが始まってる頃だ」

ナルガ(ア)「そうだな」



キリ「・・・ありがとう」

ナルガ(ア)「別に、半分は自分に言い聞かせてたような物だからな」
981: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:14:00 ID:D9cTMenXvU
アレン「あ、ナルガたん!!こっちこっちー!!」

アレン「って、なんで師匠までいるんですか?まさか!?浮…」

ナルガ(ア)「なわけないだろ」

キリ「おう、悪いな。心配かけて」

ナルガ(ア)「それじゃあ、お先に」

アレン「あ、うん」

キリ「おう」

キリ「アレン、いい嫁さん持ったな」

アレン「ふっ、今更ですか?」

キリ「守れよ、必ず」

アレン「・・・僕は、過去に二回ナルガたんから逃げました」

アレン「だから誓ったんです。もう逃げないって」

アレン「逃げるのは簡単です。守るとか、幸せにするというのも簡単です」

アレン「でも、逃げないというのは中々難しいものですから」

アレン「僕は、もうナルガたんから逃げずに、向き合います」

キリ「・・・そうか」

キリ「よし、今日は無礼講だ、奢ってやる!!飲め!!」

アレン「言いましたね師匠!!」
982: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:21:46 ID:D9cTMenXvU
「おーい!!酒だ!!酒持ってこい!!」

「へい!!こんがり肉一丁あがり!!」

ギル「うぷ…駄目だ、もう飲めねぇ…」

ノルン「駄目ですよ♪ギル先輩は今日は飲みまくるって言いましたからね」

ギル「いや、もう樽一個…」

ノルン「聞こえませーん」

ギル「おぶっ!!」

ナクル「綺麗…」

クルガ「虹水晶の反射が作り出す光だね」

ナルガ「中々綺麗だな、店主。四ついただこう」

クルガ「わあー!!ナル姉!!ついでにあれも買ってー!!」

ナルガ「我が儘言うな」

キリ「アレンくーん、も、もうそこまでにしたら…」

アレン「おや?奢ると言ったのは師匠だと記憶してますけど?」

キリ「いや、そうだけどさ…」

ナルガ(ア)「・・・」ゴクゴク

キリ「あのね、二人がかりだと財布の中身が一気に飛んで…」

アレン「あ、おかわりお願いしまーす」

ナルガ(ア)「私もいただこう」

キリ「は!?」

ナルガ「私達もいただこう、三人だ」

キリ「はい!?」

ナルガ「私達に飲ます酒は無いというのか?ん?」

キリ「・・・なんでもありません」
983: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:26:06 ID:D9cTMenXvU
ノルン「あ、ついでにこっちもお願いしまーす♪」

ギル「まだ飲ませる気!?」

キリ「まだ払わせる気!?」

ナルガ「なんだ、心が狭い奴だな」

クルガ「キリ、狭いね」

ナクル「太っ腹なキリ、大好きだよ?」

キリ「あー!!畜生!!貯金卸してやるよ!!」

キリ「アレン!!お前半分払えよ!?」

アレン「なんでさ!?」

ナルガ(ア)「確かに、この人数を一人ではきついな」

アレン「ナルガたん!?」

ナルガ(ア)「アレン…お願い…」

アレン「・・・」

アレン「おけ、任せて!!」

キリ「店主!!俺にも酒!!」

アレン「あ、僕も!!」
984: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:30:19 ID:D9cTMenXvU
〜〜〜翌日〜〜〜

キリ「う…頭いてぇ…」
ナルガ「あんなに飲むからだ、ほら、水」

キリ「すまない…」

キリ「アレン達は?」

ナルガ「もう起きてるよ、私達もすぐに出発しなければ」

キリ「おう」

ガチャ

アレン「師匠、起きましたか?」

キリ「頭に激痛走ってるけどな」

アレン「ノルンとナルガたんが朝ご飯作ってくれましたから、どうです?」

キリ「んじゃ、貰うわ」
985: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:34:44 ID:GJW1QRx/UQ
キリ「・・・朝から豪勢だな、おい」

ノルン「人数いますし…昨日は晩御飯食べてないから皆さんお腹空いてるかと思って…」

ナルガ(ア)「ほぼ全部ノルンが作ったからな、私の出番は無かったし」

ノルン「そ、そんなことありませんよ!!」

ギル「どうでもいいから早く食わねぇ?腹減って死にそうなんだよね」

アレン「ギルはせっかちだなぁ」

ギル「ご馳走前にしてお預けは勘弁してくれ」

アレン「はいはい、それじゃあ」

アレン「いただきます」
986: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:39:34 ID:D9cTMenXvU
キリ「それじゃあな、体に気を付けろよ」

アレン「はい。師匠こそお気をつけて」

ナルガ「短い間だったが、世話になった」

クルガ「また会えたら遊ぼうね〜」

ナクル「ありがとう…バイバイ」

スタスタスタスタスタ

ギル「いったな」

アレン「うん」

ギル「さて、じゃあ俺とノルンも一度村に帰るわ」

アレン「了解…え?」

ノルン「あれ?言ってませんでしたか?」

ギル「こんどから、ユクモ村でお世話になるから」

アレン「マジで?」

ギル「マジだな」

ノルン「多分、明日くらいにここにつくと思います」

ギル「じゃあな〜」

アレン「あ、うん…バイバイ」
987: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:46:19 ID:D9cTMenXvU
アレン「・・・急に、静かになったね」

ナルガ(ア)「余程、騒がしかったんだな」

アレン「うん…でも、嫌いじゃない」

ナルガ(ア)「そうだな…」

アレン「ねえナルガたん」

ナルガ(ア)「ん?」

アレン「僕さ、ナルガたんから絶対に逃げないからね」

ナルガ(ア)「・・・」

アレン「だからさ、僕の事を見ててね、ナルガたん」

ナルガ(ア)「・・・そうだな」

ナルガ(ア)「他の奴が目に入らないくらいに、お前の事を見続けてやる」

アレン「・・・ありがとう」


【今日のユクモ村は大変賑やかですこと】

fin
988: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 18:51:21 ID:D9cTMenXvU
皆様こんばんは

さぎしです

タイトル詐欺?知らん!!

退かぬ!!媚びぬ!!省みぬ!!

さぎしに躊躇の二文字は無いのだぁ!!


・・・はい、すいません調子に乗りました

えっとですね、予想外に話が長引いてしまいましたので【モンハン】狩人見聞録【SS】はこのお話でめでたく全話終了となります!!

支援してくださった方々。応援してくださった方々。ありがとうございました!!

ここまでのご回覧
本当に乙狩れ様でした♪
989: 名無しさん@読者の声:2012/6/3(日) 21:57:56 ID:PPE.3TjKRM
お疲れ様―!
990: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 22:41:58 ID:R1/9kjJeRI
>>989

ありがとうございました♪

乙狩れ様でした♪
991: 名無しさん@読者の声:2012/6/3(日) 23:01:05 ID:V.b0rZwF0Y
毎日楽しく見させて頂きました!!とっても面白かったです(^o^)/
992: 名無しさん@読者の声:2012/6/4(月) 00:00:57 ID:/hCr2eOPrI
お疲れさまでした。
また次の話期待して待っています。
993: 名無しさん@読者の声:2012/6/4(月) 00:07:49 ID:W0CVRqYvKI
乙です)^o^(
次回作に期待大
994: 名無しさん@読者の声:2012/6/4(月) 04:07:09 ID:3sTuj/WdwU
そして次スレを申請するさぎしたんなのであった まる
995: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/4(月) 06:21:43 ID:.WAjjEH6hA
>>991

ありがとうございました♪

乙狩れ様でした♪


>>992

まあ気長にお待ちください

乙狩れ様でした♪


>>993

次回作はオリジナルを予定してますがねwww
乙狩れ様でした♪

>>994


とりあえずこのSSが保管庫に送られてからスレ立てしようかと思ってます

いつでも立てられるとだけは言っておきます
996: かきし:2012/6/4(月) 07:23:15 ID:uvpHxkndKI
うおおおお!乙狩れさまー!!

今回は描けなかったけどまたいつか描かせてね!

997: っファンゴの頭:2012/6/4(月) 12:00:41 ID:mKkr8c04TI
何時の間にか終わっとるがな…
まあいいや、次も期待しとく!!
っ褌

CCCCCCCC
CCC0:01CCC
CCCCCCCC
ステンバーイ、ステンバーイ
998: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/4(月) 16:10:22 ID:IetHbD2Bso
>>996

はい!!私もかきしさんのイラストを楽しみにしてます!!

完結記念に何か書いてほしかったり←←

乙狩れ様でした♪


>>997

早く次回作が書きたいから終わらせちゃいましたwww

支援爆弾ありがとうございました♪

乙狩れ様でした♪
999: 名無しさん@読者の声:2012/6/4(月) 17:43:31 ID:P/lEzfnzuk
うめ
1000: 名無しさん@読者の声:2012/6/4(月) 17:44:06 ID:P/lEzfnzuk
せんげとー!

1001: 1001:Over 1000 Thread
| ̄| ∧∧
ニニニ(゚Д゚∩コ
|_|⊂  ノ
   / 0
   し´

えっ…と、
1001はここかな…と
 ∧∧ ∧∧
∩゚Д゚≡゚Д゚)| ̄|
`ヽ   /)ニニニコ
  |_=`  |_|
  ∪ ∪


  ∧∧ ミ ドスッ
  (  ) _n_
  /  つ 終了|
〜′ /´  ̄|| ̄
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