狩り場を飛び交う真しやかな噂話、しかしそれらは時として現実となり狩人達に立ちはだかるだろう・・・
モンハンSSを書かせていただきますm(__)m
またお前かという方もいらっしゃるやもしれませんが、先に言わせてもらいます。ごめんなさい
このSSは一話完結の短編集です。詳しくは前作
【モンハン】絶対狩猟域【SS】をご覧になるとわかるかもしれません
・・・宣伝じゃないですよ
それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい
957: 名無しさん@読者の声:2012/6/2(土) 18:20:53 ID:UCoTqbxxfw
お祭り騒ぎだヽ(・ω・)ノ
つジョッキ一杯元気ドリンコ
つ―CCC―
958: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:28:53 ID:BTd.uaGSA2
>>957
祭りだー!!
飲めー!!歌えー!!
支援団子感謝です♪
959: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:38:07 ID:BTd.uaGSA2
キリ「はっ!!ちょっと見ない内に、拳が重くなったな!!」
アレン「師匠こそ!!相変わらず目で追えない速さで!!」
ドカカカカカ
ナルガ「なあ、あれいいのか?」
クルガ「本人楽しそうだからいいんじゃない?」
ギル「ていうか、祭りでつかうっぽい櫓があるんだが、大丈夫…」
ドガッシャーン!!
キリ「あ」
アレン「あ」
四人「あ」
村長「ハンター様、申し訳ありませんがこの辺りにある櫓を…何してるんです?」
アレン「ち、違うんです!!村長さん!!これは師匠が!!」
キリ「お、俺は悪くないぞ!!避けるアレンが…」
村長「ハンター様…」
二人「はい!!」
村長「櫓修理…よろしくお願いしますね?」
二人「・・・はい」
960: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:47:14 ID:hE8sAe8/ls
ナルガ「結局こうなるわけか」
ギル「まあ、当然の帰結だな」
クルガ「うぷぷ…」
ナクル「お、お姉ちゃん、笑っちゃ駄目だよ」
アレン「なんで僕まで…」
キリ「お前が避けるからだ」
アレン「当たったら痛いじゃないですか!!」
キリ「ばか野郎!!怒った村長の方がよっぽど怖いわ!!」
アレン「う…」
ギル「はー、しゃあねーなー」ヒョイ
アレン「ギル!?」
キリ「ギル君!!」
ギル「手伝ってやるよ、ただし、ジョッキでハコビール奢りな?」
アレン「・・・ありがとう」
キリ「いいなー、いい友達持ってるなー」チラッ
ナルガ「何故私達がやらなければならないのだ?」
クルガ「おなじく〜♪」
ナクル「えっと…駄目らしいの…ごめんね?」
アレン「嫁…か」
キリ「やかましい」
ギル「ん?誰か来たみたいだ」
961: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 21:58:10 ID:LElTr3Vu4M
ノルン「先輩〜♪はかどってますか〜?」
ナルガ(ア)「何もしないのは流石に可哀想だからな、差し入れを持ってきてやったぞ?」
ナルガ「・・・」
クルガ「ありゃ」
ナクル「うそ…」
ノルン「へ!?ナルガさんが三人!?」
ギル「おい、またややこしくなってきたぞ」
ナルガ(ア)「お前達は…いったい?」
ナルガ「それはこちらのセリフだ」
キリ「ほー、あれがアレンの嫁ナルガか…いい体してんな、おい」
アレン「ナルガたん!!来てくれたんだね!?」
ナルガ(ア)「まあな、ところで、誰だ?」
アレン「えーと、話せば長いです」
ナルガ(ア)「そうか、なら質問を変えよう」
ナルガ(ア)「何をしてるんだ?」
アレン「櫓の修理」
ナルガ(ア)「なんで」
アレン「師匠が壊したのを僕がとばっちり」
キリ「おい」
ナルガ(ア)「ふむ」
アレン「手伝ってくれない?」
ナルガ(ア)「断る」
キリ「嫁…」
アレン「黙りやがってください」
962: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/2(土) 22:02:57 ID:eXVt7PA9SM
ナルガ(ア)「と、言いたい所だが」
アレン「ん?」
ナルガ(ア)「ま、まあ…私も逃げた負い目もあるし…少しだけなら手伝ってやる…」
アレン「ナルガたん!!」
キリ「ツンデレ嫁か…中々ハイブリッドだな」
ナルガ「なんか無性に体を動かしたくなったな」
クルガ「ナル姉、気が合うね」
ナクル「何か、手伝う事無い?」
キリ「お前ら…」
ギル「なあ、凄いシュールなんだけど」
ノルン「と、とりあえず皆さんで協力して早く終わらせちゃいましょうよ」
963: っファンゴの頭:2012/6/3(日) 07:43:23 ID:CJUuJT0igo
休日のこの時間はかなり眠いんだ…
っ採酒
っ
CCCCCCCC
CCC0:??CCC
CCCCCCCC
ステンバーイ、ステンバーイ
964: 名無しさん@読者の声:2012/6/3(日) 08:45:34 ID:KBrn1pkYH2
以前、古龍(♂)をリクした者ですが、これまた素敵なお話をありがとうございましたー!(*´ω`人)
ニヨニヨしながら読んできましたw
色々あって、今日まで見に来る余裕がなかったので、お礼が遅くなって申し訳ないですorz
ここのSSの登場人物(人以外も含む)も、さぎしさんも、読者も、みんなみんな幸せになっちゃえ!///
つこんがり肉
つCCCCC
965: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 09:37:03 ID:Ex3svdnjcY
寝落ちしますた…
>>963
休日の朝は確かに辛いですよね…
私も惰眠を貪ってますwww
支援爆弾感謝です♪
>>964
あんな拙い話でそこまで言っていただけるなんて、ありがとうございます!!
ただやはりふざけすぎた感がありまふるwww
肉支援感謝です♪
966: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 09:45:32 ID:Ex3svdnjcY
キリ「ふぅ、これで終わりか?」
アレン「そうみたいです」
キリ「しかし、やっぱ人数いるとはかどるな」
アレン「作業分担楽ですしね」
キリ「しかし…」チラッ
ナルガ(ア)「ふむ、お前たちも渓流で育ったのか」
ナルガ「まあな」
クルガ「色々変わっててビックリしたよねぇ」
ナクル「うん…ひたすら蜂蜜食べてて、人なつっこいアオアシラとかがいた」
ナルガ(ア)「それは私の友人だ、そうか…最近見かけないと思ったらここに来てたのか…」
キリ「お前的にはどうよあれ」
アレン「ナルガたんが可愛いから問題ないです。ついでにナルガさんたちがふつくしいから問題ないです」
ギル「いや、カオスとかあるだろ」
ノルン「み、見慣れない光景ですからね…」
ギル「ノルン、フォローはもういいから」
967: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 10:05:20 ID:irp0kFX1OI
キリ「しかし…ギル君にノルンちゃんだっけ?ありがとうね、手伝わせて」
ノルン「い、いえ!!私が好きでやった事ですし!!」
キリ「あー…ノルンちゃんひょっとして…」
ノルン「っ!!」
キリ「全く、アレンも罪な奴だ、こんなに可愛くていい娘がすぐ近くにいるのに…」
ノルン「・・・先輩は、ナルガさんとお似合いですよ」
キリ「・・・」
ノルン「というより、ナルガさんは強いです…私なんかよりも、ずっと」
キリ「なるほどね、訳がありそうだね」
ギル「まあ、色々と」
キリ「でも、駄目だよ?そんなに弱気じゃ」
ノルン「え?」
キリ「横からアレンをかっさらうくらいの気でいかないと!!」
ノルン「だ、駄目ですよ!!」
キリ「ノルンちゃん、最終的にはやるかやらないか、だよ」
ノルン「やるかやらないか…」
968: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 10:10:26 ID:irp0kFX1OI
キリ「ま、年寄りの戯れ言程度に聞いといてよ」
ノルン「そんなことないですよ」
ノルン「ありがたくお聞きいたします」
キリ「君は素直だね、少なくとも俺が会った中で一番」
ノルン「/////」
ギル「あれ、ところでアレンは?」
アレン「ナルガたんハアハアハアハアハアハアハア」
三人「・・・」
キリ「俺、あんなやつの師匠やってたんだな…」
ギル「俺は友達してました」
ノルン「私は先輩でした」
アレン「ナルガたーん!!」
ナルガ(ア)「やかましい」
アレン「・・・はい」
969: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:30:59 ID:1k0jp6IeZk
キリ「ともかく、村長によると後数時間で祭りの準備は整うらしい…そこでだ」
キリ「アレン、お前らから二人代表を出せ」
アレン「?」
キリ「ナルガ、来てくれるか?」
ナルガ「了解した」
アレン「師匠?何を」
キリ「ただ待つだけじゃ暇だろう。というわけで狩りにいくか」
アレン「急ですね」
キリ「善は急げってな」
アレン「うーん…じゃあ…」
アレン「ノルン、来て」
ノルン「わ、私ですか!?」
アレン「うん、パーティーバランス的にちょうどいいし」
ノルン「は、はい!!頑張ります!!」
ギル「ところで、何を狩るおつもりで?」
キリ「ドボルベルクでいいだろう、さあいくか」
ギル「暇潰しの為だけに狩られるドボルの気持ちになってやれよ…」
ナルガ(ア)「ドボルベルクか、アレンが暴走しなければいいが…」
ギル「・・・あ」
970: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:37:25 ID:kXPawxb5SU
〜〜〜渓流〜〜〜
キリ「む…見事に分断されたな…」
キリ「近くに誰か…」
ノルン「キリさん!!こちらでしたか!!」
キリ「ノルンちゃん、アレンは?」
ノルン「あ、えっと先輩は別の場所みたいです」
キリ「了解、じゃあ先にドボルを探そうか」
ノルン「合流しないんですか?」
キリ「俺のエスコートは不安?」
ノルン「いえ…四人の方が安全なのでは…?」
キリ「うーん、まあそうかもね、でも俺はいままでずっとソロだったからさ」
ノルン「あ…そうなんですか…」
キリ「安心して…チームプレーはできるはずだから」
ノルン「はあ…」
「グオオオオオオ!!」
ノルン「今のは!?」
キリ「ありゃ、先越されたか…いくぞ!!」
ノルン「はい!!」
971: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:41:49 ID:Ttc/iBXMT2
アレン「よっと、それ!!」
ザン!!
ナルガ「中々の動きだな!!キリの弟子!!」
ザシュザシュ!!
アレン「どうも!!」
ズン!!
ナルガ「どうやら双剣と組んで戦い慣れてるみたいだな」
アレン「まあね」
ナルガ「あのナルガか?」
アレン「そういうこと」
ナルガ「全く、ほんとに薄気味悪いよ!!」
アレン「ナルガたんを薄気味悪いって言わないで下さい!!」
ザン!!
ナルガ「言葉のあやだ、気にさわったのなら訂正しよう」
アレン「今はドボルに集中…危ない!!」
ナルガ「っ!!くあっ!!」
972: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:48:46 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「ナルガ!!」ブン
ドゴン!!
ドボル「グガアア!!」
ナルガ「くそっ、不覚を取った…」
キリ「喋るな!!アレン、カバーを頼む!!」
アレン「・・・」
キリ「アレン?」
アレン「こんの尻尾ブンブン丸がぁ!!ナルガたんになにさらしとくれとんじゃわれぇ!!」ダッ
キリ「あ、おい!!アレン!!」
ノルン「先輩!!援護します!!」ジャコン
キリ「ノルンちゃん!?」
アレン「砕け散れ!!」
バキィ!!
ドボル「グガアア!?」
ナルガ「な…角を折っただと!?しかも素手で!?」
キリ「ちっ!!無茶しやがって!!」
ナルガ「キリ、私はいい!!アレンのカバーを」
キリ「わかった!!」
ノルン「私が手当てします!!キリさんは先輩を!!」
キリ「ノルンちゃん…ありがとう!!」ダッ
キリ「おい!!アレン!!」
アレン「師匠!!止めないで下さい!!こいつは、こいつはぁ!!」
キリ「俺も混ぜろー!!」
ゲシッ!!
アレン「!?」
ドボル「ガアアアア!!」
973: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 14:57:41 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「よくも人の嫁にぶちかましてくれたな?ええおい?」
ドボル「ガ、ガア…」ガタガタ
アレン「師匠、お手伝いしますよ」スッ
キリ「ふっ、いくぞアレン!!」
アレン「はい師匠!!」
キリ「壱に打撃!!弐に打撃!!」
アレン「参四があって!!」
キリ&アレン「五に打撃!!」
バキィ!!
ドボル「グガアア!!」
ナルガ「おい、あいつらドボルベルクに殴りかかってるぞ」
ノルン「効いてるみたいですし…いいんじゃないですか?」
974: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:03:15 ID:Ttc/iBXMT2
キリ「アレン!!」
アレン「はい!!」
アレン「舞い散れ!!」
キリ「木枯破蹴!!」
アレン「師匠!!今です!!」
キリ「ふん!!」ドゴ!!
アレン「鷹爪裂蹴撃!!」
ナルガ「なあ、あれいいのか?」
ノルン「まあ、いいんじゃないですか…?」
ナルガ「疑問点だな」
アレン「フィニッシュ!!」
キリ「その場から動くことすら許さない!!」
ナルガ「まあ…いいんだろうな」
975: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:07:58 ID:Ttc/iBXMT2
〜〜〜五分後〜〜〜
ドボル「ガアア…」
ドシーン!!
キリ&アレン「しゃあ!!」
ナルガ「おい、殴り殺したぞ」
ノルン「・・・」
ナルガ「悲しいが、これが現実なんだな」
キリ「ふう、久しぶりに本気になったな」
アレン「久しぶりに殴りかかったな」
ナルガ「お疲れ様…と言いたいが、お前ら、角以外の部位破壊は?」
二人「・・・あ」
ナルガ「帰ったら説教だな」
二人「すみません」
ノルン「と、とにかく戻りましょうか!!」
ナルガ「それがいいだろう」
976: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2012/6/3(日) 15:27:52 ID:so/o72v86A
〜〜〜ユクモ村〜〜〜
ギル「おお、お帰…なんで暗いんだ?」
ナクル「キリ…お姉ちゃんに怒られたの?」
キリ「はは…まあね」
ナルガ(ア)「で?なんでお前まで怒られてるんだ?」
アレン「・・・」フイ
ナルガ(ア)「目を逸らすな」
アレン「だって!!僕はただ殴ってただけだもん!!」
ギル「わかった、わかったから落ち着け」
アレン「う〜」
ギル「キリさん達が狩りに言ってる間に大方の準備は終わったみたいです。後は暗くなるのを待って開催らしいです」
キリ「わかった…といっても陽が傾き始めてるから、広場で待とうか」
ギル「そうですね」
クルガ「ねえナル姉」
ナルガ「?」
クルガ「お祭りってなんなの?」
ナクル「あ…私も」
ナルガ「今さらだな、いいか?お祭りというのは…」
ナルガ「・・・なんなんだ?キリ」
キリ「羽目を外して大騒ぎ出来る事です」
ギル「あってるか?」
アレン「大体」
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