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司会「転生ルーレットスタート!」
[8] -25 -50 

1: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:32:38 ID:ZxmG2IZLfE
助手「今日は随分多いですねぇ」

係員「はい、並んで下さいね〜!」

司会「今日はどんな運命が決まるのかなぁ」wktk

助手「不謹慎極まりないですね」


101: 名無しさん@読者の声:2012/6/29(金) 21:18:05 ID:r5mfv85vFI
保守
102: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 01:54:36 ID:g3lccWQRo2
ま…まさか保守して頂いていたとは…(; ̄ェ ̄)

中途半端な状態のままだったので、
形にさせてもらえればと思いつつ、
気持ちを一新してsage進行で更新していきます…!

読んで頂けている方には御迷惑をおかけして、
申し訳ありませんでした…。
103: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 02:01:32 ID:g3lccWQRo2
ブゥゥン…

司会「あ、早送りして良い?」

助手「そんな機能ついてましたか?」

司会「知らないよ? でもここさっき見たし、
ここから長いんだよ〜…」

女「えっ、もう見てきたんですか?」

司会「うん。あのね、オチは〜…ー」

助手「ーそういうの、本気でウザいので辞めて下さい」

司会「…はい・x・」
104: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 02:07:52 ID:g3lccWQRo2
女「……。」じー

助手「……。」じーっ

司会「……♪」パリポリパリポリ

女「…助手さん…」

助手「皆まで言わなくても解ります」ヒョイ

司会「アァッ、ポップコーン取らないでっ」ジタバタ

女「…さっきまでのシリアスが…感傷が…っ」

助手「…微塵も残ってませんね…」

司会「わ〜た〜し〜の〜!」ジタバタ
105: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 02:16:25 ID:g3lccWQRo2
女「あっ、これ…って…」

助手「…親友さん、ですね…。
ですが、これは…ー」

司会「ーそういう事。
つまり、女ちゃんは親友ちゃんを止めようと
この現場に来たって訳」

女「…親友ちゃんを、止める為に…?」

司会「うん…、良い事をしようとしたんだよ…」
スッ

助手「…司会さん…」

司会「これを知らせたくて、
閻魔ちゃんにも無茶言ってきたんだからね」

女「…司会…さん…」

助手「…司会さん…」

助手「ードヤ顔しながらポップコーンに手を
伸ばしてても、丸見えです」

司会「えぇっ!? 何でバレたの!?」
106: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 20:24:30 ID:g3lccWQRo2
司会「まぁ、これで女ちゃんは、
恨まれて死んだっていう業を背負う必要が
なくなったって事だよね」パリボリパリ

助手「…そうですね…。
少なくとも、心が染まる事はなかった訳ですね」
パリポリ

女「心が…染まる?」

司会「たまに、この場所で死因を知って、
染まっちゃう人がいるの」パリポリ

助手「それを人は、こう呼びます」パリポリ

ーゴクン

司会・助手「「悪霊っ!」」クワッ!

女「…(息を呑む展開で、二人とも
ポップコーン飲み込んで力説されても…)」

司会「…ハッ!」

助手「どうしました…!?」ゴクリ

司会「ん、カレー味食べたい」・x・

女「…(このやり取り見てたら、
悪霊になる気もなくなる様な…)」
107: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 20:29:58 ID:g3lccWQRo2
女「…あの…、司会さん…」

司会「あげないよっ!?」ビクッ

女「え、いや…そうじゃなくて…」

助手「蜂蜜味は私のですよっ!?」クワッ

女「ちょ…」

司会「チョコ味は別腹なのっ」クワッ

女「え、ちが…」

助手「キャラメルポップコーンは私のですっ」クワッ

女「…ありがとうございます」

司会「えっ」

助手「…女さん…」
108: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 20:38:10 ID:g3lccWQRo2
女「…これは、私の問題だったはずなのに、
司会さんも助手さんも、私の為に色々な事を…」

助手「…なっ、何を言うんですか。
私達は仕事ですから、特別何をした訳じゃ…」

女「それでも、言わせて欲しいんです。
何も御礼なんて出来ないですし、せめて…」

司会「……。」

助手「し、司会さんも何か言って下さいっ」

司会「…女ちゃん…」

女「…はい」

司会「泣き落とし程度でポップコーンは
あげたりしませんからねっ!」クワッ

109: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 20:53:42 ID:cDa2i1EEiI
助手「司会さん、フザけてる場合じゃ…ー」

女「ーありがとう…ございます…」ボロボロ

助手「えっ…」

女「…司会さんがそんな調子だから、
私も今きっと、苦しくないんだと思います…」

司会「考え過ぎだよ〜」

女「…私、良かったです…。
これで、もう迷いはありません…」

司会「…うん、じゃあ、今度は
事故で死んだりしない様にね」

女「あ…はは、もうあんな事、
あるとは思いませんけど…ー」

司会「ーえ? やり直しだよ?」

助手「えっ?」
女「えっ」
司会「え?」

女「ええぇぇえっ!!?」
110: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/24(火) 21:50:20 ID:cDa2i1EEiI
女「どっ、どどどどーゆー事ですかっ!?」

司会「助手ちゃん、女ちゃんの死亡カルテ」

助手「えっ、あっ、どうぞ?」

司会「ほら、ここに仮って丸で囲ってあるでしょ?」

助手「こっ、こんな所にっ!?」

女「…えっ? 仮って…?」

司会「仮死状態の仮☆」

女「…え?」

111: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 09:00:49 ID:g3lccWQRo2
司会「って事で、女ちゃんの人生は
親友ちゃんに殴られちゃう前の日から
やり直しでーす」

助手「…っ! 司会さー」
司会「ー助手ちゃん、女ちゃんを現世に
案内してあげてね」

女「え、じゃあ…」

司会「うん、帰って良いよ〜。
次来る時はお土産お願いね〜」

女「え…あの…」

司会「お菓子ならだいたいイケるっ!」ビシッ

女「ーハイッ…!」

助手「行きましょうか」

司会「いってらばいばいー」フリフリ
112: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 09:21:33 ID:g3lccWQRo2
司会「さってと〜…」スタスタ

司会「あ、閻魔ちゃん」

閻魔「あぁ、終わりましたか?」

司会「うん、ありがと〜」スッ

閻魔「しかし解せませんね。
たかが一人の人間の為に、自らの昇進を
棒に振る様な事をするとは…」

司会「色々あるんだよ〜。
冷徹非情の無敵男には解んないかなぁ」

閻魔「…褒め言葉として受け取っておきましょう」

司会「え、ナルシスト…?」

閻魔「…イラァ」

司会「はい、何でもありませんっ」・x・
113: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 09:31:18 ID:g3lccWQRo2
閻魔「それにしても、
何故一人の人間の運命を変えたんですか?」

司会「え〜…、親心?」

閻魔「幼女が随分な上から目線ですね」

司会「冷たっΣ」

閻魔「司会さん。これは興味本位の質問ではなく、
尋問だという事を理解してますか?」

司会「あはは、解ってるよ〜」

閻魔「…助手さんの一件以来、
大人しくしているものかと思えば…」

司会「…らしくなかった、かもね」クスッ

閻魔「…はっきりと言いますが、
そういう大人びた雰囲気は似合いませんし
これっぽっちも出せてません」

司会「酷っ!Σ」
114: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 09:42:43 ID:g3lccWQRo2
閻魔「答えによっては罪人。
司会の立場を剥奪する事になります。
助手さんにも連帯責任を…ー」

司会「ーそれはさせないよ」キッ

閻魔「…私を睨んだ所で、
罪が赦される事はありませんよ…」ハァ…
115: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 11:03:30 ID:8FoOl2QpqQ
閻魔「解っているとは思いますが、
運命を変えるのは神のみが使える奇跡。
みだりに我々が行って良い事ではありません」

司会「…解ってるよ。
どんな罰でも受けるつもりだよ」

閻魔「…変わらないと思っていましたが、
なんだかんだで成長しているんですね」

司会「親心?Σ」

閻魔「まぁ、その様なものです」

司会「そーゆー感情解らないなぁ…」

閻魔「…さっき自分で言っていたでしょう」

司会「え?何を?」

閻魔「…何でもありません…」

116: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 12:56:09 ID:8FoOl2QpqQ
司会「…閻魔ちゃんはさ、
理不尽な死を迎える事に何も感じないの?」

閻魔「…仕事ですから」

司会「そんなの答えになってない。
仕事じゃなくて、感情の話しだよ」

閻魔「…何が言いたいんですか?」

司会「閻魔ちゃんだって、
理不尽な死を受け入れたくない筈だよっ!」

閻魔「…だから、私は…ー」

司会「自分を偽ったって仕方ないでしょ!
ペットの小鬼が死んだ時、泣いてたじゃん!」

閻魔「ーっ!!」ガーン
117: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 17:24:26 ID:g3lccWQRo2
閻魔「…それは…別の話しです。
それに、あの子は死んだのではありません。
転生の時を迎えたのですよ」

司会「そりゃここは天界だから
死ぬ事はないけど、いなくなるって
そういう事だよ…」ウルウル

閻魔「…そんな事…っ、解ってます…っ」ギリッ

??「相変わらずじゃのぅ。
意味の解らん事を言う癖に、やたらと
核心を突くわ…」ホッホッホッ

閻魔「ーっ! か、神さー」

司会「部外者立入禁止キーック!」

??「ぐほぅ…!」メリメリ

閻魔「司会さん、何て事を!
貴方が足蹴にした御老人は神様ですよ!」

司会「見え透いた嘘だねっ!」ゲシゲシ

閻魔「確かに嘘臭いまでの風貌で頭も
ハゲて、且つ髭が口周りで繋がって腹部まで
伸びて、まるで三流映画の神様みたいですがー」

司会「閻魔ちゃん、よくそんな王道の
エキストラなんて使おうと…!」ミシミシ

??「…足どけて…」(´Д` )
118: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/25(水) 17:39:32 ID:g3lccWQRo2
神様「…まったく、
ワシのさっきの感心をおまけ付きで
返してもらいたいわい」プンスカ

閻魔「神様、お怪我はありませんでしたか?」

神様「司会ちゃんの攻撃程度、
ワシの身体には何て事もないわい」グッ

閻魔「そうですか。
それは大変喜ばしい事ですね」チッ

神様「えっ?」

司会「ごめんね、お爺ちゃん…」

神様「ホッホッホ、可愛い孫のお茶目な
イタズラじゃからのぅ」

閻魔「え? 司会さんが?」

司会「やーい、引っ掛かったぁ」ψ(`∇´)ψ

神様「やーいやーい」( ̄▽ ̄)

閻魔「…チッ、怪我してれば良かったのに…」ボソ

神様「や…ー」

司会「あ、固まった」・x・
119: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/26(木) 09:40:19 ID:3xPI3Rbrac
神様「オホン、冗談はこれぐらいに
しておこうかの」

閻魔「そうですね。
存在が冗談みたいな物ですし、
いっそ存在を消して頂きたい所です」

神様「…司会、アイツ冷たい」(ぅω;`)
120: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/7/26(木) 09:46:08 ID:3xPI3Rbrac
司会「で、何しに来たの?」

閻魔「確かに」

神様「あれっ?いきなり方向転換?」

司会「どんな罰でも受けるよ」キリッ

閻魔「…然るべき処分を
受けるべきでしょうね、司会さん…」

神様「…(ワシのお茶目キャラが
今更出せない雰囲気にされてる…っ!)」
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