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司会「転生ルーレットスタート!」
[8] -25 -50 

1: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:32:38 ID:ZxmG2IZLfE
助手「今日は随分多いですねぇ」

係員「はい、並んで下さいね〜!」

司会「今日はどんな運命が決まるのかなぁ」wktk

助手「不謹慎極まりないですね」


2: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:36:20 ID:ZxmG2IZLfE
男「お、お願いしま…す…?」

司会「良いですねぇ、新人ならではの初々しさ!」

助手「玄人は来ませんけど…」

男「あの、俺…死んだんですよね…?」

司会「鋭いっ!正解、あなたは死にました☆」

助手「陽気に死亡宣言って…」
3: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:41:27 ID:ZxmG2IZLfE
司会「…助手クン、看板娘らしくニコニコしながら黙ってなさい」

助手「嫌ですよ、顔が引き攣っちゃうじゃないですか」

司会「わお、驚きの仕事放棄ですか!?」
司会「さぁ、ゲストの男さん、ここで一言!」

男「えっ」
司会「え?」

男「…た、大変そうです…ね?」

司会「んんっ、無難ですねぇ」

助手「いつもながら可哀想な置いてけぼりっぷりね…」
4: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:48:52 ID:ZxmG2IZLfE
司会「さぁ!やってまいりました、ゲストの生前年表で〜す」

助手「よいしょ…っと」

男「え?っていうか何するんですか?」

司会「もおぉ、さっき説明したじゃないですかっ」プンスカ

助手「え?」
男「えっ?」
司会「えっ?」

司会「…助手ちゃん、編集よろしこ☆」

助手「リアルタイムの出来事ですから!」

司会「あぁ、生放送だっけ?」

助手「一応聞きますけど、放送したいんですか?」

男「…(うわぁ、何なのこれ)」
5: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:55:46 ID:ZxmG2IZLfE
司会「仕方ないなぁ、カメラの前の皆さんの為に、当番組の説明を助手ちゃんからどうぞ!」

助手「…あ、男さんの為にですね」

男「はい…」

助手「御存知の通り、ここは天国です」

男「御存知ねぇよ!?」

助手「…続けますよ?」イラァ

男「ごめんなさい」


6: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 18:13:33 ID:ZxmG2IZLfE
男「(なんなんだよ…、こいつら…)」

助手「大変言いにくいんですけど、アナタは死んでます…」

司会「死んでまぁす☆」

男「おいこら陽気な復唱」

司会「テヘペロ☆」

男「イラァ…」

助手「この見た目幼女のクサレ司会さんのルーレットによって…」

司会「痛いよ助手ちゃん言葉の暴力だよ」

助手「ちょっと黙って下さい、面倒臭いんで」

司会「面倒臭いって何!?」

男「…面倒臭いのは同意だなぁ」

司会「酷いねっ!?初対面で酷いよねっ!?」

助手・男「黙れ」

司会「…(※・з・)〜♪」
7: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 18:19:16 ID:ZxmG2IZLfE
助手「…はぁ。とりあえず、アナタの人生を振り返り、次の一生を決めるのです」

司会「助手ちゃん、笑顔が足りないよ!カメラに笑顔ちょうだいっ!」

助手「誰かのせいで笑えないと…」

司会「だよねぇ、男さん影薄いしぃ」

助手・男「おいこら」

司会「…?・x・」


8: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 18:29:08 ID:ZxmG2IZLfE
男「つまり、俺の次の人生が決まる、と?」

司会「うん」
助手「はい」

男「…そこのクサレ幼女が決めるのか?」

司会「聞き捨てならないよ、助手ちゃん!?」
助手「事実です」
司会「…( ;ω;)ぶわ」
助手「大丈夫です、可愛いので許されます」ナデナデ
司会「…えへへ」にへら〜

男「…どうか悪夢であります様に…」
9: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 18:31:50 ID:ZxmG2IZLfE
思い付きの書き出しですので、
ちょっとずつ書き足していくつもりです。

よろしくお願いします。
10: 名無しさん@読者の声:2012/1/31(火) 18:55:17 ID:TjN7yFH2Ro
C
11: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 19:44:04 ID:ZxmG2IZLfE
>>10さん

司会「おぉ、ぢゃ御礼に司会者権限でキミが来たら良い方向に…」

助手「司会さん…?」

司会「出来たら良いねぇ(´・з・)」

有難うございます(^-^)
12: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 19:52:25 ID:ZxmG2IZLfE
司会「さてさて、戯れはこんなもんかな?」

助手「ですね。そろそろいきましょう」

男「え?」

司会「ではでは、年表を御覧くださ〜い」

助手「こちらです」ピシッ

司会「ではまず、生まれとか当たり前な事紹介しても意味ないんで省いて、と」

助手「投げやりだなっ」

助手「司会さんに賛成です」

男「えっ?ここにきて裏切り!?」

司会「ぢゃ、男さんの最初の珍事はぁ〜…」

男「あぁ、なんか嫌な予感しかしない…」
13: 名無しさん@読者の声:2012/1/31(火) 19:59:56 ID:2BGOPg1qkI
・x・
14: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 20:01:20 ID:ZxmG2IZLfE
司会「んんっ、忘れてましたっ」

助手・男「?」

司会「一旦コマーシャルでぇす♪」(言ってみたかった)

助手「…司会さん、最初の珍事は5歳の所ですね」

司会「あ、うん。なになに〜?」

男「…(本当に言ってみたかっただけか…)」

司会「んっと、『幼稚園でキス事件!』」

助手「ババーン」

男「…助手さん、口で効果音…?」

助手「じょ…助手ですから…///」

男「…(眼鏡美人キャラの照れ隠し…良いっ!)」グッ

司会「ふむふむ、男さんはそういう方向萌えですかぁ」

助手「えぇ、かかりましたね」

男「…おのれ、謀ったな…っ!」
15: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 20:07:41 ID:ZxmG2IZLfE
司会「で、幼稚園で好きな子に嘘ついて、『挨拶なんだよ』と言い切って唇を奪った、と」

助手「悪魔の所業ですね」

男「ちょ、そんなの記憶にない…ー」

司会「ー初めてを奪ったのに、そんな言い方…っ!」

助手「な、なんて卑劣なっ!」

男「…死んでるけど、誰か殺してくれ…」
16: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 20:19:23 ID:ZxmG2IZLfE
司会「まっ、なんか子供らしくて良いよねぇ♪」

男「幼女に子供の頃の事をそう言われると、何故かイラつくな…」

司会「あれれれ?なんか酷い中傷だよね?」

助手「そうですね、悪魔の分際で。地獄に堕としましょう」

男「HAHAHA、天国で脅迫されるとは思わなかったZE☆」

司会「うざぁ…」
助手「中途半端な投げやりキャラですね」

男「ごめんなさい許して下さいサクッと進めてください」(泣)
17: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 20:30:23 ID:ZxmG2IZLfE
司会「次いこっかぁ」

助手「はい。次は7歳ですね」

男「な、何が出て来るんだ…」

司会「…ゴクリ」
助手「ざわ…ざわ…」

男「…いや、口で効果音とかいらないし、早くめくって、そのシール」

司会「…( *`ω´) 」

助手「あぁ、司会さんが御立腹です」

男「は?」

ヒソヒソ
コクコク


18: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 20:37:34 ID:ZxmG2IZLfE
助手「心から反省している、ごめんなさい。と言って下さい」

男「ヒソヒソ話しはそれか…。悪かったよ」

助手「違います。言い方が違います」

男「…心から反省している、ごめんなさい」(棒読み)

司会「嘘だッ!!」クワッ
…ほっこり

男「…それがやりたかっただけ、か…?」

コクコク♪

司会「最新のアニメをリスペクトしてますからっ」(得意げ)

男「…いや、それ結構前だよ…ひ◯らし」

司会「嘘だッ!!」クワッ

男「もう良いよ…」
19: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 21:02:39 ID:ZxmG2IZLfE
司会「ちょっと話し逸れるんだけど〜」

助手「いつもの事ですけど、どうしました?」

司会「男さんって、死因が事故ですよねぇ」

男「…(いつもの事に対してはツッコミ無しか)
そうだけど?」

助手「彼女さんとデートして送った後、居眠り運転でガードレールに衝突。漏れたガソリンに引火、ですね」

男「…解らないんだ。気が付いたらそのままここにいて…」

助手「…死に際の記憶は、忘れているべきです…」

男「…そうかもな…」

……

司会「…ぶっ」

助手・男「えっ?」

司会「もしかして、リア充だったよねっ!?」

男「…何でそんな言葉まで…。まぁ、そうだな」

司会「リア充爆発したっ!」

男「オーケー、一度厳しく躾けてやる」イラァ

司会「( *・x・) 」
20: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 21:05:31 ID:ZxmG2IZLfE


ちょっと休憩入ります。
また戻ったら書き出します(^-^)/
21: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 22:49:11 ID:ZxmG2IZLfE
司会「…んんっ!」

助手「どうされたんです?」

男「…?」

司会「え、いや、7歳の時に御両親亡くなってるんだねぇ」

男「ん、あぁ。叔父さんにお世話になってたんだけど、先立っちまったな…」

助手「苦労されていたんですね」

男「やめてくれ。柄じゃないよ」

司会「そんな男さんの為に、実は今日。ある方々に…ー」

男「ーっ!まさかー」

助手「司会さん、昨日のテレビの真似ですか?」

司会「あの人は今!なかなか感動的だったからぁ」

男「一瞬の期待と心の準備を返せよ、この野郎」
22: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 22:57:53 ID:ZxmG2IZLfE
司会「17歳の冬まで変化なし…。つまらない人生だね☆」

男「おいおい、人の人生随分な一言だな…」

助手「しかし、17歳の冬に大人の階段をのぼー」

男「ちょ、そんな恥ずかしい所を読み上げる気かっ!?」

助手「…あぁ、失礼しました」

司会「そうだよ、助手ちゃん。大人になってからの若い頃のふかし煙草とか、掘り下げても痛いだけだよっ」

男「えっ?」
司会・助手「えっ?」

助手「司会さん、あの動揺っぷり、ヤンキー時代を語るタイプみたいです」ヒソヒソ
司会「うわぁ、いるんだ。武勇伝好きな痛いヤツ」ヒソヒソ

男「勘違いした俺が全面的に悪かったですか?」
23: 名無しさん@読者の声:2012/2/1(水) 00:30:03 ID:8SMRX53Q5s
意外と毒舌な司会幼女かあいい(≧ε≦)
っC
24: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 07:18:12 ID:8Novikcks2
司会「フタを開けてみたけど、
あんま面白味のない人生だったね( ・Д・`)」

助手「そうですね。まぁ短めの24年では酸いも甘いもこれからでしょうし」

司会「次回に御期待くださぁい☆」

男「赤裸々人生発表が落ち着いたかと思えば…」イラァ

司会「さて、ここまでのキミの人生で決まったポイントはぁ〜!?」

助手「ドォーン」(電光掲示板降下ボタン)

男「ちょ、無表情でボタン押してるけど何あれ!?」

司会「今の点数でルーレット内容の第一選考が発表されちゃいまぁす☆」

男「陽気な感じだけどサラッと怖い事言ってるよ!?」


25: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 13:53:28 ID:8Novikcks2
>>23さん

司会「えへへ」にへら〜
助手「腹黒さが可愛いと言われてますが嬉しいのですか?」
司会「毒舌とは言われたけど腹黒さなのっ!?」

C有難うございます(^-^)
26: 名無しさん@読者の声:2012/2/1(水) 16:49:50 ID:yHp6xpyjuo
助手は俺の嫁
27: 名無しさん@読者の声:2012/2/1(水) 19:32:02 ID:p03NM465TM
面白いけど『ぢ』じゃなくて『じ』ってちゃんと書いて欲しいな
っC
28: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 22:31:17 ID:8Novikcks2
>>26さん
助手「卑猥ですね」
男「いや、失礼だろ」
助手「これが私流の感謝です」
男「罵倒と感謝を混ぜるな、分かりにくい」


>>27さん
司会「自分で言うのもなんだけどさぁ」
助手「はい、何ですか?」
司会「作者も打ちにくくて辞めたがってたし、素晴らしいタイミングだよね☆」
1「おいこら、暴露すな」

C有難うございます(^-^)
今後は『じ』でいかせていただきます(^_^)
29: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 22:39:09 ID:8Novikcks2
ー投下再開。

助手「今の男さんの人生ポイントは51点です」

男「何点満点で?」

司会「1000だよ〜」

男「…ミジンコ扱いだな」

助手「まぁ正確には100点満点ですが」

司会「テヘペロ☆」

男「一度地獄に堕ちれば良い」

助手「解りました、希望は地獄行きですねー」

男「ーさぁ、はりきっていきましょうか、皆さん」

司会「助手ちゃん、私の仕事取られたっ!」

助手「やはり地獄でー」

男「どうにでもなれぃ」
30: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 22:53:18 ID:8Novikcks2
司会「……」グリッ

男「いってっ!」

司会「さぁ、気を取り直していきまっしょ〜☆」

男「おいこら、わざわざ近付いて脇腹つねってー」

助手「進行妨害は地獄行きですよ?」

男「…(あぁ、もうこいつら)」

司会「51点のルーレットはこちらでぇす☆」

助手「ババーン」

男「…おい」

司会「ん?」
助手「はい?」

男「…まぁ百歩譲ってそこのスズメやら蛙やらは解る」

司会「うんうん」

男「…ゴムって何だ?海賊王でも目指すのか?」

助手「伸びて縮んで飛ばして当てたり、引っ張り合って離したり、用途は様々です」


男「随分嫌がらせな方向ばかりに偏った説明だな」

助手「私ならそう使うので」

男「よし、性格に問題だらけだこの野郎」
31: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 23:12:51 ID:8Novikcks2
司会「あ、でも王様あるよ?」

男「どれどれー」

助手「あぁ、果物の王様ですね」

男「なんとなく想像ついたけど、まさかそうくるとは」

司会「ガッカリ?ガッカリした?」wktk

男「え、あぁ、まぁ…」

司会「そんなキミに、人生ポイントゲットチャーンス☆」
…ほっこり

男「……」
32: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/1(水) 23:31:38 ID:8Novikcks2
助手「人生の善い行いでポイントを加算していきます」

司会「そゆ事☆」

男「善い行いかぁ…。人助けとか?」

司会「あ、そういうドラマチックなストーリーあるの?」

助手「ある筈がありません。悪魔ですよ」

男「悪魔設定まだ続くのかよ…」

助手「では何かあるのですか?」

男「…いや特には…」

助手「司会さん、遂に認めさせました」

司会「お手柄だよっ、助手ちゃんっ」

男「どうしたいんだよ、俺を」
33: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/2(木) 00:35:37 ID:8Novikcks2
司会「資料から見ると〜、道端の動物の死骸を埋めた」

助手「1点追加」

司会「前を歩いていた女性が落としたハンカチを拾ってあげた」

助手「紳士的で好感触ですね。幻滅ですが1点追加」

男「なかなかに攻撃的な褒め方だな…」

司会「道を聞いてきた女性に親切に案内」

助手「…1点追加」

司会「お婆さんの荷物運びを手伝った」

助手「…腹立たしいので3点マイナスです」

男「ちょ、何でだよ!」

助手「この変態めっ!」クワッ

男「えぇ〜…?」

34: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/2(木) 00:40:20 ID:8Novikcks2
助手「異議あり!裁判長!被告は女性ばかりを狙った犯行を繰り返しています!」

司会「異議を認めましょう!」

男「え…ちょ…」

司会「チラ」
助手「チラ」

男「い、異議あり!裁判長ー」

司会「異議を却下します・x・」

男「理不尽にも程がある…。せっかく期待に応えたのに…」

司会ドヤァ
35: 名無しさん@読者の声:2012/2/2(木) 19:29:26 ID:NCugtmft1A
お婆さんってどんだけ男カバー力高いんだかw
っC
36: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/3(金) 03:45:36 ID:8Novikcks2
>>35さん

助手「歳など関係ないのですよ」
男「ーってか、別に狙った訳じゃー」
助手「天然のタラシですか?二次元に帰りやがって下さい」
男「二次元とか言われてもー」
助手「ハーレムエンドは現実にあらず!」クワッ
男「…Cあざーっす」
37: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/3(金) 05:54:10 ID:XYl6aB14m2
司会「まぁどっちにしても、51点から動けないねwww」

男「草生やしてんじゃねぇよ」

助手「それでも50点を越えてればマシな方です」

男「そうなのか?」

助手「せいぜい地べたを這いつくばる虫程度の価値はありますから」

司会「まっ、無機物よりはマシかもね☆」

男「名誉毀損で訴えるぞオマエ」

38: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/3(金) 06:05:11 ID:XYl6aB14m2
司会「ノリも良いし、ポイントサービスしてあげるよ」

助手「さすがです。優しさに胸打たれました」

男「お、本当か!?」

司会「ノリの良さで10点進呈☆」

男「…現世での親切さよりも10倍高いってどうなんよ」

助手「アナタは感謝するべきですよ、虫」

男「もうアンタらにボロクソ言われる事に慣れてきたよ」

司会「えっ」
男「え?」

司会「じゃあ10点はナシで( ・Д・´)」

男「あまりの仕打ちに胸打たれるどころか撃ち抜かれた気分だぞコノヤロウ」

助手「うまい事言ったつもりですかっ!?」カッ

男「悔しそうに食い付くんじゃねぇよ…」

39: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/4(土) 18:47:21 ID:dsH/boNw4M
ちょっと忙しくてなかなか投下が滞ってます( ;´Д`)

軽く投下
40: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/4(土) 19:01:44 ID:dsH/boNw4M
司会「男さん、挽回チャンスいる?」

男「そんなのあるのかっ?」

助手「私が爆笑出来れば20点ボーナスします」

男「ハードル高いなコノヤロウ」

司会「自由に何でも良いよ〜☆」

男「よぉし…」ググッ

司会「あ、でもー」
バキッ

司会「ー助手ちゃんくすぐったりしようとすると危ないかも☆」

助手「そういう事です」

男「…手遅れだ…」ガクッ
41: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/4(土) 19:06:07 ID:dsH/boNw4M
助手「だいたい、虫に触れられたくないですから」

男「むしろ踏み潰したいぐらいって訳か…」

助手「踏み…くっ」わなわな

司会「えっ」
男「えっ?」

助手「キャハハハ!そ、それが一番かもしれ…ません…!」
ケタケタ

司会「おぉ、20ポイントゲットだ!」

男「…良いのか…?喜んで良いのか、その価値観に…」
42: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 04:24:26 ID:XYl6aB14m2
司会「なんだかんだで70点超えたねぇ」

助手「遺憾です」

男「扱い悪いままだな」

司会「とりあえずおめでとうだよ〜☆」

助手「不運にも人間は確定しましたね」

男「不運なのか?」

助手「世間や社会にとっては、という意味ですよ」

男「…うん、もう慣れたな…。…うん…」
43: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 04:30:57 ID:XYl6aB14m2
司会「転生ルーレットスタート!」

助手「せいっ!」ブン!

男「いきなり始めやがって、しかも力技で回すのか、それ」

司会「あ、もう人間確定してるから、これは性別決めるんだよ☆」

男「おいおい、どう考えても枠数多いだろ」

助手「男性女性オカマオナベニューハーフなど、バリエーションを欠く訳にはいきません」キリッ

男「そんなバラエティに富んだ作り方しなくて良かった…」
44: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 04:35:42 ID:XYl6aB14m2
司会「…なんだ、男性ストップかぁ…」

助手「まったく、あと一箇所前か後ろなら…」

男「オカマとニューハーフに挟まれるとは…。だが、これで俺の来世は決まったな!」アッハッハッ

司会「じゃあ残念運命ルーレット始める?」

助手「そうですね。こちらは期待出来そうですね」

男「終わらないの!? しかも名前からして既に残念って何!?」
45: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 04:40:48 ID:XYl6aB14m2
司会「まぁこれは人生における汚点を決めるルーレットってトコだよ☆」

助手「良い例だと修学旅行のバスでの嘔吐や、好きな人に好きってバレたり、その事実を周囲に知られたりと、色々ありますね」

男「なんだ、その残念な学校生活イベント…」

司会「青春の1ページだよ☆」ドヤァ

男「おいこらクサレ幼女」

46: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 10:58:50 ID:XYl6aB14m2
司会「もう男さん飽きたし、サクサクいかなきゃね☆」ポチ

助手「全くです。こんな虫、いつまでも眺めるモノではありませんね」

男「貶されながら残念な運命決められるとか、ここ地獄じゃね?」

助手「バカな!眼鏡知的美人Sキャラと!」クワッ
司会「超アイドル的可愛さを誇る幼女キャラ!」クワッ

司会・助手「私を目の前にしながら地獄だって!?」ドーン

男「両方自分で言っちゃいけないセリフだな…」
47: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/11(土) 11:04:37 ID:XYl6aB14m2
司会「すとぉぉぉーっぷ!」

助手「…決まりました」

司会「ゴクリ…」
助手「ざわ…ざわ…」

男「…い、いったい何が…!」

司会「…17歳、冬」

助手「…高校の文化祭で…!」

男「な、何が起きるって言うんだ…!?」

司会「一旦CMでぇす♪」

男「…えっ?」
48: 名無しさん@読者の声:2012/2/12(日) 01:55:48 ID:2InLNvisZA
えっ?(´・ω・`)

CC
49: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/13(月) 21:52:09 ID:DBG.cmM.xs
>>48さん

司会「お茶の間の皆さんもそうなっちゃいましたか☆」

男「まぁ唐突過ぎるからな」

助手「たまりませんね、そのしてやられた感溢れる顔は」

男「鬼畜だな…」

C有難うございます(^-^)
50: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/13(月) 21:56:45 ID:DBG.cmM.xs
司会「パチパチパチ」

助手「バチパチ」

男「……?」

司会「CM後は拍手で再開でしょっ!」クワッ

男「あ、CM入ってたの?」

司会「( ;´Д)

助手「地獄に堕ちれば良い…っ!」


51: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/13(月) 22:00:31 ID:DBG.cmM.xs
司会「パチパチパチ」

助手「バチパチ」

男「……?」

司会「CM後は拍手で再開でしょっ!」クワッ

男「あ、CM入ってたの?」

司会「(ぅД;`)」

助手「地獄に堕ちれば良い…っ!」

男「あぁぁ、悪かった、悪かったよ!」パチパチ

司会「フ、嘘泣きに騙されるとはウブなヤツめ…」ドヤァ

助手「経験値が低過ぎますね」

男「…で、俺の高校生活はどうなった…」
52: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/13(月) 22:02:30 ID:DBG.cmM.xs


>>50はミスでした…。

助手「ヘタレ作者め、地獄に堕ちろ」

作者「す、すいません…」
53: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/13(月) 22:12:42 ID:0bp16eNN1Q
司会「ん、あぁ、まだ言ってなかったっけ?」

男「一番大事なトコだろう!」

助手「文化祭で一発芸を自信満々に放ち、大火傷をしますね」

司会「うんうん、これは一生の汚点だね」

男「なんだ、てっきりもっと痛々しいヤツかと…」

助手「ドMには持って来いですね」

司会「残念にならないかも?」

男「ドMを肯定的に話すな、お前ら…」
54: 名無しさん@読者の声:2012/2/17(金) 00:37:23 ID:ITpyHk7dP2
大好きだから更新しておくれ

つC
55: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 00:31:56 ID:XYl6aB14m2
>>54さん

司会「まったく、私のファンに酷い仕打ちだよっ」
プンスカ

…チラ
助手「え?私ですよ?」

…チラ

男「…お、俺だろ?」

司会「自惚れたぁ!」

助手「これだから出番の長めな脇役は!」

男「…目で訴えておきながらそんな仕打ちか…」

作者「有難うございます!」

司会・助手・男
「黙れ、クズ」

ぶわっ
56: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 00:42:15 ID:XYl6aB14m2
ー再開。

司会「じゃ、そういう人生だから宜しくぅ」

助手「そうですね、もう顔め見たくないので、さっさと消えて下さい」

男「…え? これで終わり?」

司会「うん」

助手「えぇ、感動も何もなく、次の人生は平々凡々に終わりますよ」

男「え…、ちょ…」

司会「ぼちっ」

足元から落とし穴

男「え! うわあああぁぁ…」

助手「…願わくばそのまま地獄へどうぞ」

司会「はい、次の方ぁ☆」

新たな被害者…もとい、迷い人がここへ招かれる。

ギャル「…は? 何ここ?」

司会「ぽちっ」

ギャル「え…、落とし穴…きゃあああぁぁ…」

助手「さすが司会さん。見なかった事にするんですね」グッ

司会「えへへ☆」にへら〜

司会「次の方ぁ☆」

…今度こそ、新たな迷い人が…。続
57: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 00:46:31 ID:XYl6aB14m2
司会「さぁ、やってきました!転生ルーレットのお時間ですっ☆」

助手「素敵な幼女の司会さんと、ちょっぴりキツめな私、助手でお送りしてます」

司会「さぁ、ゲストさん! ここで一言っ!?」

女「えっ、あっ…、頑張りますっっ!」

助手「…ざわ…」

司会「…て、天然系…!?」

強敵参上。
58: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 00:52:03 ID:XYl6aB14m2
女「あ、あの!」

司会「何かにゃ?」

女「転生ルーレットって何ですかっ!?」

助手「それでは、適当に過去レス参照して下さい」

……。

女「ぶっ」

助手「!?」

司会「ファンが増えちゃうかも?」wktk

女「あははは! 男さんのツッコミがふっつぅぅ〜!」

司会・助手「そこ!?」

女「へ?」

第二幕スタートします。
59: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 00:59:48 ID:XYl6aB14m2
女「つまり、点数で次の一生が決まるんですねっ?」

司会「うん」
助手「はい」

女「自慢じゃないけど、良い事したからねっ」

司会「おぉ? 例えば?」

女「片想いの女の子を好きな男子とさりげなく二人っきりにしてあげたりとか!」

助手「…残念ながらバレバレなシチュエーションしか想像出来ませんね」

女「え!?それはないよ〜」(笑)

司会「…助手ちゃん、この子ちょっと厄介かも…?」

助手「えぇ…。成立しないやり取りが見えてきますね…」

女「さぁ、じゃんじゃん行こう!☆」

司会「私の仕事取られたぁぁぁ( ぅД;`)」

助手「…強敵と、認めざるを得ない…だと!?」
60: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/2/22(水) 02:49:47 ID:XYl6aB14m2
司会「気を取り直して…」

女「はぁ、助手さん良いキャラ出してるね…」

助手「えっ?」

女「眼鏡美人のクールキャラは卑怯ですっ!」

助手「え、あの…」

司会「……」むっす〜

女「あぁぁ、幼女のむくれっぷりも…」wktk

司会「え?そう…そうだよねっ☆」

女「えぇのぅ、キャラ濃い可愛さえぇのぅ」じゅるっ

助手「…き、危険な匂いが…!」

ーーー。
61: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/19(月) 02:57:16 ID:cdpaQc1Plo
なんだか色々バタバタしていたので、
暫くひっそりsage進行でコッソリ更新。

読んでくれている方々には、御迷惑おかけしました。


62: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/19(月) 03:11:35 ID:cdpaQc1Plo
司会「とにかく進めまぁす!」

助手「そうですね…。では、これが年表です」ドン

女「うっは〜、これじゃ私の人生丸裸ですなぁ〜」

司会「フッフッフッ、私のリサーチ力の賜物だからねっ」ドヤァ

助手「……そうです。司会さんが頑張った努力の結晶です(笑)」

司会「…間が気になるんですけどっ」

女「しかも(笑)って」アハハ

助手「行間に上司に釘を刺すやり方は大事ですので」

司会「さすがだね、助手ちゃん…!」

女「行間っていうか、全面的に押し出されていた気が…
63: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/20(火) 06:22:42 ID:cdpaQc1Plo
司会「……。」

助手「……。」

女「……。」ソワソワ

司会「…なんかさっきの男さんより平坦だね」

助手「えぇ。残念ながら日常的に変人でして、晒しあげれる内容がなかったみたいですね」

女「あっれぇ?なんかリアクション薄い?」

司会「女ちゃん、先に聞くけど来世は何になりたいの?」

女「…『私は貝になりたい』…」ドヤァ

助手「珍しい希望ですね」

司会「倍率低いし決定で良いよね」

女「あれあれ?現代のイマドキを知られてない??」アワアワ

助手「…どっちかと言えばイマドキどころかオヤジギャグレベルですが」

女「知った上での狼藉!?」ガーン

司会「…(絡みにくい上に絡んで来るタイプ…)」

助手「…(空気を読もうともしないタイプ…)」


司会・助手「「…(嫌いなタイプだなぁ)」」
64: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/21(水) 04:18:45 ID:cdpaQc1Plo
司会「それにしても変わった人だねぇ」

助手「そういえば、死因は…」ペラッ
助手「…っ!」

司会「助手ちゃん、何て書いてあるの?」

助手「ーー…つ、ですね」

司会・女「「…??」」

助手「…つまり、何者かに殺された、という事です…」

司会「…えっ…」

女「…えっ? 誰が?」

司会「えっ」ジッ
助手「えっ?」ジッ

女「…私かっ!?」Σ
65: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/21(水) 04:24:29 ID:cdpaQc1Plo
女「ちょっ…私!? リアルにっ!?」

司会「記憶がないのかな…?」ヒソヒソ

助手「殺された瞬間の記憶ですから、無理もないですね…」ヒソヒソ

女「…私が…殺された…?」



66: 名無しさん@読者の声:2012/3/26(月) 23:55:19 ID:/6vUyK8eDw
帰って来てたのか!!
のんびりまったり書くといいよ( ^ω^)っ支援
67: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/28(水) 18:49:20 ID:cdpaQc1Plo
>>66さん

司会「さりげなく支援してくれてる…!」

助手「まったく、有難い事ですね…。
ここはサービスショットでも…」

司会「助手ちゃんが…!?」

助手「いえ、女さんが」

女「ちょっ、私かぃっ!」

支援ありがとうございます(^-^)
68: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/28(水) 19:00:14 ID:cdpaQc1Plo
女「…どう…して?」プルプル

司会「…女ちゃん…」

助手「今は下手に何も言わない方が…」

司会「で、でも…っ!」

女「…記憶…ないよ…」

助手「……。」

女「ねぇ…教えてよ…。私…ー」

司会「…うっ…」ウルウル
助手「…怨みをわざわざ胸に抱くのは…ー」

女「ードラマ楽しみにしてたのに…っ!」

司会・助手「「…は?」」

女「最終回観れなかったのっ!?
憶えてないだけなのっ!?」

助手「……。」チッ

女「舌打ちしたよね!?」Σ

司会「…・x・´#」

女「あれっ!?違った!?」
69: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/28(水) 19:08:43 ID:cdpaQc1Plo
司会「…あのさぁ、空気読めよ?コラ」( ´Д`)y━・スッパー

助手「…っ!!いけません…司会さんの本性が…!」ガクガク

女「あ、れぇ〜?…し、司会ちゃ〜ん…」オドオド

司会「誰に向かって“ちゃん付け”してんだ…、あ?」( ´Д`)y━・

助手「女さん、こうなってしまったら下手な事はー」

司会「ーおいおい助手ちゃぁぁん?」

助手「はっ、はいっ!」ビシッ

司会「さっきの流れのさぁ、模範解答って何よ?」

女「…(…あの助手さんでさえ緊張してる…っ!)」
70: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/28(水) 19:27:14 ID:cdpaQc1Plo
助手「空気を読むなら、何故殺されたのか、
誰の手によってそうなってしまったのかを調べて…」

司会「調べ…て?」

助手「そ、その原因や目的を知り…」

司会「からの〜?」

助手「さ、最終的には感動のラストがー」

司会「ーそうよ、それなのよ。…で?」

助手「…?」
女「…あっ、私かー」

司会「ーそうだろぅがよぉ!」バン

助手「チャララ〜チャララ〜♪」

女「…(…あぁ、何処からともなくヤクザな定番が
聴こえると思ったら、助手さんの地声…!?)」

司会「どう落とし前つけんじゃ、コラァ!」

女「…いや、さっきからそんな幼児ボイスで言われても…」

助手「…あ…」

女「…あっ…」

司会「…ぶわっ」(ぅω;`)

女「ちょっ、弱っ!」Σ

助手「…あのキレモードはマジ泣き寸前の合図です…」

女「え、ちょっ、ごめんって!」ナデナデ

司会「…ぁーんっ!」

女「うわ、ガチ泣き…」引

71: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/29(木) 00:33:52 ID:cdpaQc1Plo
ーー30分後。

司会「それにしても、自分の死因に興味ないの?」モグモグ

助手「…(…司会さんも相変わらずお菓子で
機嫌治りましたか…。)
助手「普通、何より気になる所ですが…」

女「そりゃあ、気にはなるけどね」

司会「調べる?」モグモグ

女「…え、っと…、やっぱ知りたくない、かな」

助手「…何故です?」

女「…私が殺されたって事は、さ…。
誰かに恨まれたりしてたから、でしょ?」

モグモグモグモグ


72: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/29(木) 00:34:40 ID:cdpaQc1Plo
女「…そりゃ、死んだ事は驚いたけど…、
私に非があったなら、
それを恨める立場なんかじゃない、よ」

モグモグ…ゴクン

助手「…女さん…」

カサカサカサ…バリッボリッ

女「…もし、だよ?
知っちゃったら、私きっと怨む…」

バリッボリベリッ…

助手「…知らない方が良い事もある、
そう言う事ですね…」

バリボリ…ゴクンッ

ズズッ〜

司会「…ぷはぁ」ほっこり

助手「…お菓子から煎餅に移り、
最期にお茶を飲んで満足そうですね」

司会「うんっ☆
女ちゃんが空気読まなかった事も、
お茶とお菓子と一緒に飲み込んであげたっ」
ドヤァ

女「…あっれぇ?私のシリアスな会話は?」

助手「効果音に司会さんの食べっぷりが。
まんまとシリアス感は皆無、です」

司会「ちゃんと聞いてたよ?」・x・?

女「…助手さん、やっぱり私、怨みたいかも」

助手「…調べてみましょう」
73: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/29(木) 18:55:04 ID:cdpaQc1Plo
行間、作者より。

ーーなんだかんだsage進行継続中。

支援くださった方までしっかりsageて頂いて、
有難うございます(笑)

スレが次ページにいくまでは、
このままsageてみようかと…。

かと言って、強制ではないので、
支援下さる方々のご自由で構いません( ̄^ ̄)ゞ

今夜もスキを見て更新予定です( ̄^ ̄)ゞ
74: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/30(金) 00:57:44 ID:cdpaQc1Plo
ーー。

助手「…どうやら、怨恨ですね」

司会「恨まれてた、って事?」

女「…やっぱり、そうだよね」

助手「…詳しく聞きますか?」

女「……。」

司会「女ちゃん、知るのが怖いの?」

女「…え?」

司会「本当に怖いのは、
恨まれていた現実を直視する事。
違う?」

女「…そう…かも…」

司会「怖がらないで。
しっかり受け止めて、来世へ行こう?」

女「…はいっ!」

助手「…(…自分が見たいからって、
随分綺麗にまとめましたね…)」

司会「……。」ニヤ
75: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/30(金) 01:08:46 ID:cdpaQc1Plo
助手「では、見に行きましょうか」ガチャガチャ

司会「随分久しぶりだねぇ、これ〜」

女「…このドア、何ですか?」

司会「ど〜こ〜で〜も〜ドー」
助手「ー現世とこの世界を繋ぐ境界です」

…・x・#ムカッ

女「で、でも!今現世に行っても…!」

助手「このドア…、いえ、扉を使えば、
可能な時間や場所を指定出来るのです」

司会「今ドアって言った!言ったよね!」

助手「黙ってて下さい」

…・x・#
76: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/30(金) 01:17:37 ID:cdpaQc1Plo
司会「…あれ? あがってる…」

助手「どうやら作者がsage忘れたみたいですね」

女「…(…な、何の話しだろ…)」

助手「とにかく、早速女さんが殺された日。
その犯人を特定し、調査に行きましょう」


77: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/30(金) 03:15:20 ID:cdpaQc1Plo

とりあえず今日はここでストップします。
sage進行もこれを機会に暫く辞めておきます。

助手「失敗しておきながら開き直るとは、
見下げた根性ですね、作者」

…すいません。
78: 名無しさん@読者の声:2012/3/30(金) 03:53:30 ID:YGdwWja6oE
ハッハー!sage進行とはやってくれるぜー!

つC
79: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/31(土) 00:28:43 ID:cdpaQc1Plo
>>78さん
司会「ハッハー!してやったぜっ☆」

助手・女・作者
「コラコラコラ」

司会「…・x・?」

C有難うございます(^-^)/
80: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/31(土) 00:37:57 ID:cdpaQc1Plo
ーー再開。

ーー現世にて。

司会「う〜ん、久しぶりに見たなぁ、下界」

女「…ここ、私のいた会社だ…」キョロキョロ

助手「…この30分後に、女さんが亡くなります」

司会「家政婦は見ー」

女「ー会社で殺された、の…?」

司会「…チッ」

助手「司会さんは華麗にスルーして、
どうやらその様ですね。
ここまでの記憶はありますか?」

女「…うん、断片的に…」

司会「…あれー?」

助手「どうしました?」

司会「…普通の言葉は反応してくれるね」ニヤ

助手「司会さん、シリアスさについて、
一度深く学ぶべきかと…」

司会「…ん〜、私とは無縁かもねっ☆」

助手・女「軽っ」Σ
81: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/31(土) 00:45:05 ID:cdpaQc1Plo
助手「…成る程、現場は会議室です」パタン

司会「助手ちゃん、そのファイル見せて〜」

助手「どうぞ」ズイ

女「…(…え、お菓子…?)」

司会「わ〜い、うまい棒だー☆」ヒョイ

…カサカサ、モグモグ

助手・女「…(…まさかボケを受け止めた…?)」

…ゴクン

司会「…ふぅ。って、お菓子で誤魔化そうとしないでよねっ」プンスカ

女「た、食べ切ってからツッコミ…!」

助手「女さん、行きましょう」

女「あ、はい…」

司会「あれ?私のボケはっ!?」

助手「想定内です」

司会「なん…だと…」orz
82: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/31(土) 00:50:56 ID:cdpaQc1Plo
助手「ここが、現場です」

司会「夜に会社の残って何かしてたの?」

女「え〜っと…、憶えてないです…」

助手「記憶がないのなら仕方ありませんね」

女「…はっ!」

司会「思い出した?」

女「夜に会社で一人…。秘密のランデブー!?」

助手「ないでしょう」

司会「ないね、ないない」

女「…あれ?死んでも胸って痛むのかな☆」

司会「動悸?」

女「…何でもないですよぅ…」

助手「…来ましたね」

83: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/3/31(土) 00:54:02 ID:cdpaQc1Plo


短いですが今日はここまで…。

亀更新ですがマメに更新する予定です(^-^)/
読んで下さっている方々、有難うございます。

84: 名無しさん@読者の声:2012/3/31(土) 08:44:51 ID:uossAhQIJ.
いいよ〜面白いから、僕は許すのだ
85: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/1(日) 03:00:30 ID:mrAHxduyQM
>>84さん

司会「許されたのだぁ」(`・∀・)/

助手「出来るだけ更新するとの事ですが、
果たしてどうなる事やら」チラ

作者「…ん、何さ、その目」

助手「いえ、何でもありません」

有難うございます(^-^)
86: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 11:41:00 ID:8wW21dUmbI
ーーカツカツカツ

助手「…あれが亡くなる前の女さんです」

女「…自分がこれからどうなるか、
教える事も出来ない…よね」

司会「それをやってしまったら、
転生どころか、一発地獄行き。
ましてや普通の人に私達は見えないよ」

助手「えぇ。私達が出来るのは、
真実を確認して、それを受け止め、
来世へ導くまで…」

女「…ア…ハハ、嫌だなぁ。
そんなの、解ってる…。解ってるよ…」


87: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 11:48:17 ID:8wW21dUmbI
助手「…誰かが背後から近付いてますね」

司会「…あれが犯人…?
女ちゃん、知ってる人?」

女「…同期の、親友…」

ーーゴッ!

女「…っ!」

助手「…あれがそのまま致命傷に…」

司会「うわぁ、いたぁいいたぁい…」(・Д・`)

女「…親友…ちゃんが…」

助手「……。」

司会「……。」
88: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 12:10:47 ID:8wW21dUmbI
司会「…ん?」

助手「どうしました?」

司会「…ねぇ、様子がちょっとおかしいよ」

女「…え……?」

オドオド

助手「…なにやら動転している様ですね」

司会「…電話を取り出したみたい」

親友「あっ、あの!至急救急車を一台!
友達が…私…!」

女「…どういう事…?」

助手「何やらおかしな状態になりましたね。
事態が落ち着くまで、様子を見ましょう…」

司会「…あの殴った人、泣いてる…」

女「…何で…?何なのよ…っ!
殺しておいてそんなの、おかしいじゃない…っ!」

ボロボロ

助手「女さん、落ち着いて下さい!」

司会「助手ちゃん、ちょっと女ちゃん連れて
先に戻ってて」

助手「…司会さん、何を?」

司会「ちょっと真実を知ってくるよ」・x・ノ

助手「それなら私もー」

司会「ー私達の役目は、導く事。
今の助手ちゃんは、“あの事”を思い出して
躍起になってるだけ」

助手「ー!!そんな事ー!!」
司会「助手ちゃん、これは命令よ」

助手「…っ!
解りました…。…お気を付けて」

司会「はいよ〜☆」
89: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 12:14:53 ID:8wW21dUmbI


出先なので、とりあえずここまで…。
ちょっと繋がりが荒くなって
しまいました…。

次回更新時から気を付けます(−_−;)


90: 名無しさん@読者の声:2012/4/2(月) 13:13:47 ID:qfRHlFotq2
>>88
絵文字はアカンて
91: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 13:51:16 ID:8wW21dUmbI
>>90さん
読んで頂き有難うございます(^-^)/
絵文字禁止というのは顔文字も含まれるのですか…。
知らずにお目汚し申し訳ないです。

もう一度規約に目を通す様、
気を付けます。

ご指摘有難うございます。
92: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 14:10:35 ID:8wW21dUmbI


知人を通じて確認した所、
!絵文字表記になってしまっているそうで、
削除依頼させて頂きます。

スマホ(iPhone)では通常通り表記される様ですね(−_−;)

ご指摘有難うございました(^-^)/
93: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 23:40:01 ID:mrAHxduyQM
ーー再開。

助手「さぁ、着きましたよ…」

取り乱して疲れ果てたかの様に茫然自失とする女を見る。
とてもじゃないがそんな痛々しい姿、見ていられない。

助手「…まるで、かつての自分を見ている気分、ですね…」
心の中で助手は呟いた。

皮肉めいた感情を抱きながら、助手は女を見つめた。
自分が殺された現実。その犯人が、親友だったなんて、
笑い話には成り得ない。

痛い程に重苦しい沈黙が流れ、
いつもの様な馬鹿げたやり取りが生まれる筈もない。

かと言って、かける言葉が見つかる訳ではない…。


助手「…あの人の元で幾年もの時を過ごした…。
にも関わらず、私は何も変われていないのね…」

再び助手は心の中で呟いた。
茫然自失している女に気付かれぬ様に、
静かに苦々しい記憶と感情を噛み締めながら、
クイッと眼鏡の位置を調整した。


94: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/2(月) 23:59:39 ID:mrAHxduyQM

女「…親友…、何で泣いてたのかな…」

静寂を突き破る様に女が呟いた。
確かに、あれはどう見ても異様な光景だ。

助手「…偽装工作をする為、とも取れます」

女「…あ…はは、キツイな…。ちょっとは良い解釈したいのに…」

無粋にも助手は女に、あって欲しくない最悪な可能性を叩きつけた。
女の頬を枯れたと思わせた涙が再び伝う。

女「…涙が…妙に温かい…」

自らの頬を伝う涙を拭い、震える指先を女は見つめた。

女「…何で…何でこんな事に…。
知らないままなら良かったのかな…」

再び涙は流れ始める。
助手は深く深呼吸して、意を決した。

助手「…大丈夫。今は吐き出せば良い…」

女「…助手…さん…」

唐突に抱き締められ、戸惑う女。
しかし、助手の温もりがあまりに心を弱くする。
止められなくなった感情は、堰を切って溢れ出した。

女「…うっ…あ…あぁ…っ」

あの日の自分と似た女に、助手はあの日に自分がされた事をする。

いつも自分よりもずっと前を歩くあの人を思い浮かべた。

助手「…司会さん。これで、良いんでしょうか…」

泣き崩れる女を抱き締めながら、
助手は再び心の中で呟いた。
95: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/3(火) 00:27:01 ID:mrAHxduyQM

ーどれぐらいの時間が過ぎただろうか。
無理な姿勢のままだと解っていながら、
助手はずっと女を抱き締めていた。

既に女の感情は落ち着きを取り戻し、
今はただ静かに目を閉じている。

二人はただ待っていた。

助手は司会が帰って来る時を。

女は胸の痛みが消え去る時を…。

寄り添い祈る様に、何も語ろうとはしない。


そんな二人の前に、唐突に現れた人影。

助手は思わず小さく微笑んだ。
普通の大人とは違い、小さな人影だと言うのに、
何故こんなにも安堵してしまうのか。

「…わお、二人の間に愛を感じるよ…っ」

現れた人影の言葉に、再び助手は小さく微笑む。
女もまた、あまりに予想外な言葉に、
ほんの小さな笑みを浮かべた。

泣き崩れている自分が、思わずちっぽけに感じる。

助手「…お帰りなさい、司会さん」

助手はそう告げた。

司会「ただいまぁ〜☆」

全てを解っていて、尚こんなにも普通を演じる。

助手「…あぁ、この人には敵わないな…」

助手はこの時、皮肉もない真っ直ぐな感情で呟いた。

ーー。
96: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/3(火) 00:32:33 ID:mrAHxduyQM


本日は以上になります。

記号などに関する表示上の問題など、
そういった指摘を頂き、
今後は気を付けながら書かせてもらいます(^-^)

気付かず読みにくいままで、
読者の方々には御迷惑をおかけして、
申し訳ありませんでした。

作者より。
97: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/4(水) 13:54:21 ID:N3B9.ih5aY
司会「ん?じっとこっち見て、どしたの?」

助手「い、いえ、何でもありません」クイッ

司会「ふーん?久しぶりに離れ離れになって、
ちょっと寂しかったんじゃないの〜?」ニヤニヤ

助手「そ、そんな事言って…」

司会「まっ、女ちゃんには良いニュース持ってきたよ」

女「…え?」
98: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/4(水) 14:09:46 ID:N3B9.ih5aY
助手「良いニュースとは?」

司会「うん、女ちゃんの記憶の途絶がなければ、
こんなにも悲しい想いをしなくて良かったんだけどね」

女「…どういう…事?」

司会「まぁ聞いてよ。女ちゃんは、親友ちゃんが
過ちを犯そうとしている事に気付いていたの」

助手「ど、どういう事ですか?」

司会「ま、細かい説明してあげる前に…」ゴソゴソ

女「…?」

司会「これなーんだ?」ヒョイ

助手「それは、閻魔様が罪人の意識調査に
使われる宝具…?」

司会「閻魔ちゃんが記憶を見る為なら
協力してくれるって言うから借りた〜」

助手「宝具をそんなあっさり…。
あとで報告書出しておきます…」ハァ
99: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/4/6(金) 03:06:47 ID:mrAHxduyQM
司会「さすが助手ちゃん☆」

女「えっと…、つまりそれを使えば、
親友ちゃんが何で私を…。
解るんですよね?」

助手「そういう事ですね」

女「…知るべきでしょうか…?」

助手「…女さん…」

女「…知ってしまって、
それがもし辛い事実だったら、私…」

助手「…司会さん、とりあえず女さんが
落ち着くまでは…ー」

司会「え?何か言った?」起動中

女「あれ?このシリアスな場面だよ?
そこもいつも通り…?」

助手「…そういう事みたいです」
100: 名無しさん@読者の声:2012/4/18(水) 20:25:26 ID:8wTQb3IxN6
100げっと
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