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司会「転生ルーレットスタート!」
[8] -25 -50 

1: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/1/31(火) 17:32:38 ID:ZxmG2IZLfE
助手「今日は随分多いですねぇ」

係員「はい、並んで下さいね〜!」

司会「今日はどんな運命が決まるのかなぁ」wktk

助手「不謹慎極まりないですね」


201: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/20(月) 18:42:07 ID:9tzrAGDv/E

本日はここまでにしておきます〜。

有難う御座いました〜!

次回も明日更新予定です〜。
202: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 04:04:50 ID:9tzrAGDv/E
司会「と、言う訳で、
早速枕元に立って見下ろすとか?」

助手「金縛り付きですか?」

司会「勿論。ゆ〜っくり近付いて、
うわああぁぁ!って叫んだ所で眠らせるっ」

助手「ですが、やはり精神的に追い込むなら
連日続けたい所ですね…」

司会「連日?」

助手「ホラー映画のミソは、やはり徐々に
エスカレートする緊迫感です。単発的では
あまりに質素ではありませんか?」

司会「な、成る程…」

助手「それに、私達は動かなくてはなりません。
霊さん一人でやるなら、毎晩報告してもらう
必要が…ー」ブツブツ

司会「…(意外とノリノリだなぁ…)」

助手「ー聞いてますか?」

司会「えっ、聞いてるよっ」ビクッ
203: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 11:57:11 ID:9tzrAGDv/E
司会「じゃあ後は、霊ちゃん頑張ってっ!」

助手「えっ、見なくて良いんですか?」

霊「は、はいっ」

司会「ほらほら、私達は仕事に戻るよ」グイグイ

助手「え、あ、司会さんに言われるのは
遺憾ですけど」

司会「私だって真面目にやるよー…」

霊「…行っちゃった…」
204: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:05:59 ID:9tzrAGDv/E
司会「……。」ピタッ

助手「…やはり気になりますね」

司会「助手ちゃん。もうあの子は、復讐から
気持ちのベクトルを仕返しに切り替えたよ」

助手「…仕返しに切り替えた?」

司会「道連れにしようとか、そういう危険な
行為を止める事が出来たって事」

助手「ですが、再びあの生者の元に戻ったら、
再び気持ちが膨れてしまうのでは…」

司会「大丈夫。もし危害を加えた後なら、
戻る事は出来なかったかもしれないけど、
今の霊ちゃんは大丈夫だよ」

助手「…司会さん…」

助手「……だからって、ウキウキ顔で
こそこそ隠れながらカメラを手に持って
見張るのはどうかと」

司会「楽しくなりそうじゃないっ」

助手「さっきの台詞が全て台無しです」
205: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:11:39 ID:9tzrAGDv/E
霊「…許せる訳ない…」グッ

霊「…でも、これ以上あんな奴のせいで、
私が苦しむなんて絶対に嫌…」

霊「…仕返し、かぁ」クス

霊「…ホラー映画苦手だったから、
あんまり解らないけど…」

霊「…やってみる価値、あるかもっ」グッ
206: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:19:58 ID:9tzrAGDv/E
ー再び少年宅ー

霊「……。」じーっ

少年「zzz」

霊「……。」じとーっ

少年「zzz」

霊「……。」じとーっ

少年「…う…ん…」

少年「あ…か…、身体…が…」

霊「…(金縛り成功…?)」

少年「……ッ」おそるおそる

霊「……。」

少年「う…あ…!」

霊「…(目が合った…)」スーッ

少年「やめろ…!来んな…!」

霊「…(…えっと、何か言えば良いのかな?)」

霊「…う〜ら〜め〜し〜や〜」

司会「古っ!」

霊「ーっ!」ビクッ

少年「……。」バタン
207: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:27:47 ID:9tzrAGDv/E
ー再び外ー

霊「の、覗いてたんですかっ!?」

司会「うん、面白そうで…ー」

助手「ー心配だったので」

霊「…怖がってました、よね?」

司会「だねぇ。ホラーっぽかった」

助手「ですが、まだ足りませんね…」

司会「えっ」
霊「えっ?」

助手「心から恐怖し、戦慄し、
後悔に染まりきるまで手を抜いてはいけません」

司会「こわっ! 助手ちゃんこわっ」

助手「明日から鏡に映ってみたり、
歩く気配を漂わせていきましょう」

霊「は、はい…」

司会「じゃあ今度こそ、私達は行くからね」

助手「そうですね」

霊「はい…!」
208: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:32:51 ID:9tzrAGDv/E
霊「…今度こそ行っちゃった…」

霊「でも、怖がらせるって難しい…」

??「手伝いましょうか?」

霊「だ、誰っ!?」

霊「…小さい女の子…?」

??「アナタと同じ、霊です」ニコ

霊「手伝うって、そんな事出来るんですか?」

??「えぇ」ニコ

霊「有難う御座いますっ!」

??「……。」ニヤ
209: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/21(火) 12:45:08 ID:9tzrAGDv/E
司会「ありゃ?」ゴソゴソ

助手「電話ですか?」

司会「うん」ピッ
司会「誰だっ!?」クワッ

閻魔『司会さん、私です』

司会「ワタシワタシ詐欺っ!?」

閻魔『助手さん、聞こえてますか?』

助手「あ、はい」

閻魔『急ぎの用件ですので、手短に。
その付近で逃亡を謀っている悪霊がいます』

助手「悪霊…ッ!?」

閻魔『既に鬼を向かわせていますが、
遭遇したら無闇に捕まえようとせず、すぐに
報告して下さい』

助手「わ、解りました!」

閻魔『容姿は小さな女の子の様ですが、
人の魂と彷徨う霊魂を喰らっています。
十分に注意して下さい』

司会「私とキャラ被るよっ!?」

助手「解りました…!」

閻魔『くれぐれも、気をつけて下さい』ピッ

助手「悪霊…。司会さん…ー」

司会「ー全部無視された…」

助手「えっ、すいません。
別に良いかなと思いました」

司会「追い討ちっ!?」
210: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 11:20:53 ID:9tzrAGDv/E
助手「司会さん、悪霊を探しましょう」

司会「……。」

助手「司会さん…?」

司会「…私達は従来の役割に徹するよ。
悪霊は鬼や閻魔ちゃんに任せる」

助手「悠長な事を言ってる場合ですか!?
悪霊は鬼の手を逃れています! 急がないと
次々犠牲者が増えてしまいます!」

司会「助手ちゃん、気持ちは解るよ。
でも、相手は既に完全な悪霊。
私達がどうにか出来る相手じゃないよ」

助手「…ッ!」

司会「見つけ次第、増援を呼ぶ事は可能。
でも、私達が自ら探す必要はないよ」

助手「…見損ないました、司会さん…!
私は貴方が何と言おうと、悪霊を探します」ダッ

司会「……。」

211: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 11:36:20 ID:9tzrAGDv/E
司会「…助手ちゃんもアツいね〜。
助手ちゃんには悪いけど、危険過ぎる」

司会「アンタみたいのが相手じゃ、ね」クルッ

少女「…気付いてたの?」クスクス

司会「悪霊の気配にはちょっと敏感なの」

少女「…ただの霊でもない、人でもない…。
美味しそうなニオイがする…」ニタァ

司会「相手が悪いんじゃない?」スッ

少女「…私を止めるつもり?」

司会「私一人じゃ、多分無理だよねぇ。
でも、あの子に手を出させる訳にもいかないし、
やっぱり頑張ってみよっかな」

少女「…解った…」

司会「……。」

少女「美味しいニオイ、アナタじゃない。
もう一人の女…」ニタァ

司会「ーッ! 消えた…ッ!」キョロキョロ

司会「助手ちゃんが危ない…!」
212: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 11:56:54 ID:9tzrAGDv/E
司会「もしもし!?」

閻魔『見つけましたか?』

司会「監視班に今私が接触してた霊魂の
情報を急いで追跡させてっ!」

閻魔『既に手配済みです。貴方が通話状態に
してくれていたおかげで、特定出来そうです』

司会「それと、助手ちゃんの位置も教えて!
合流しないと、危険過ぎる!」

閻魔『解りました。すぐに監視班から連絡させます。
司会さんは暫くその場で待機を』

司会「あの子は私の助手! 私が守る!
閻魔ちゃん、私の性格解ってるでしょ?」

閻魔『…やれやれ、解ってますよ。
では、情報を送らせるので待っていて下さい』

ピッ

司会「…手汗…」

司会「あの悪霊の怨念、痛々しかった…。
助手ちゃんに追い付かれる前に、合流しなきゃ…」
213: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 12:07:36 ID:9tzrAGDv/E
助手「…霊さん、何処に…」キョロキョロ

助手「気配もないなんて…」

助手「…司会さんも、あんな事言うなんて…」

司会「助手ちゃん、探したよ〜」タッタッタッ

助手「司会さん…」

司会「良かった、まだ悪霊は来てないね」

助手「悪霊? いたんですか?」

司会「うん、さっき接触したけど逃げられて…。
助手ちゃんが心配だったから、探したよ〜」

助手「すいません…、司会さん。
私の身勝手な行動で、逸れてしまって」

司会「良いの良いの、そんな事」

助手「司会さん…」

司会「……。」
214: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 12:14:44 ID:9tzrAGDv/E
司会「それにしても、何でこんな所に?」

助手「悪霊の存在が近くにあるのなら、
霊さんが狙われる可能性もあるのではと
思ったのですが、霊さんが見当たらなくて」

司会「…そうだね。確かにいないね〜…」

助手「何もなければ良いんですが…」

司会「霊は人のいない静かで暗い場所を好む。
この辺りなら、あの裏山あたりかな」

助手「行ってみましょう」

司会「うん」
215: 名無しさん@読者の声:2012/8/22(水) 12:40:02 ID:r643zui1Us
つまんね
216: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 13:13:58 ID:9tzrAGDv/E
ー裏山ー

助手「確かに不気味な雰囲気が漂ってますね」

司会「……。」

助手「司会さん?」

司会「…ん?」

助手「随分周囲を気にしてる様ですけど、
どうかされたんですか?」

司会「悪霊が隠れてるかもしれないから、
注意しなくちゃなぁって思って」

助手「閻魔様は少女の霊と仰ってましたけど…」

司会「…閻魔…」ボソ

助手「どうしたんです?」

司会「…閻魔様が動いてるなら安心だね」

助手「…そう、ですね」

司会「どうしたの?」ニコ

助手「いえ、何でもありません」
217: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 13:23:53 ID:9tzrAGDv/E
助手「…司会さん。帰ったら司会さんの
お母様の手作りご飯が食べたいですね」

司会「うん。食べたいね〜」

助手「シチューが私は一番好きですけど、
司会さんは何が食べたいです?」

司会「ん〜、私もシチューかなぁ」

助手「そうですか…」クルッ

助手「あなたは誰ですか?」

司会「…え…、何言ってるの?」

助手「姿は誤魔化せても、ボロはすぐ出ます」

司会「……。」

助手「質問を変えましょう。
何故司会さんの姿を真似て、私をここまで
連れ出したんですか?」

司会「…やっぱりバレちゃうね」クスクス
218: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 13:27:00 ID:9tzrAGDv/E

昨日更新終了宣言忘れてしまってました…。

とりあえず本日はここまでにします〜。
読んで頂いた方々、有難う御座いますー!

また明日更新しまーす。
219: 怜司 ◆13QAQ5TO..:2012/8/22(水) 13:29:25 ID:9tzrAGDv/E
>>215さん

お目汚しになってしまった様で
申し訳ありません…。

精進出来る様、頑張ります〜。
220: 名無しさん@読者の声:2012/8/22(水) 14:26:19 ID:DhHi/SvmWo
俺個人の意見だけど面白いよ。
どうせろくに読んで無くて何処がつまんないのか書いてなくてただSSを見つけてはつまんないを連投してそうな野郎の事、何か気にする必要無いですよ。
以上暇人の戯れ言でした。
129.30 KBytes

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