女「男!!好きだ!!愛してる!!結婚を前提に付き合ってくれ!!寧ろ結婚しよう!!」
男「・・・え、やだ」
女「な、何故だ!?」
男「だって、お前変態じゃん」
女「わ、私のどこが変態だというのだ!?」
男「お前、朝からの行動を思い返してみ?」
女「朝か?朝はまずお前にモーニングコールを10回して、おはようメールを5通送ったな」
男「同じ奴から何回も連絡を入れられる恐怖を考えろ」
女「その後、男の家に向かい、お前が登校したのを確認して後ろから背中を眺め回してハアハアしながら後をつけて…」
男「ストーカーも入っていたとはな」
女「そして男が教室に入る瞬間、偶然を装い一緒に入り今に至るというわけだ」
280: 名無しさん@読者の声:2012/6/25(月) 23:26:15 ID:KzWj5TTtlk
っCHCCC
281: 1:2012/6/26(火) 16:25:16 ID:1k0jp6IeZk
>>279
>>280
支援ありがとうございます!!
幼「ま、Hだって!!私の事言われてるんだぁ!!」
友「落ち着いて!!幼さん!!」
男「そうだな、寧ろHなのは作者の方だな」
女「存在否定か」
282: 1:2012/6/26(火) 16:29:27 ID:1k0jp6IeZk
母「ただいま〜♪」
男「お帰り…あれ、父さんは?」
母「・・・」
男「?」
母「ち…父君なんか…知らないもん」
男「・・・何があった?」
母「ち、父君が…父君が!!」
母「浮気したんだもん!!」
男「・・・は?」
283: 1:2012/6/26(火) 18:53:04 ID:3e8dAw1C92
男「あー、つまり…」
母「ひくっ、ぐすっ」
男「会社の同僚さんか上司さんか友人ぐるみの付き合いの人に捕まったんだね?」
女「うわーん!!どうせ私なんかよりよっぽど楽しいんだー!!」
男「そういうわけじゃないと思うんだが…」
プルルルルルル
男「ん?母さん、電話鳴って…」
母「父君!!」シュバ!!
男「忍者もびっくりの反応速度だな」
母「うん、うん…わかった…後でね」
284: 1:2012/6/26(火) 19:01:39 ID:3e8dAw1C92
母「父君、今、女ちゃんのお家にいるんだって」
男「なんでさ!?」
母「うーん、向こうのご両親が上物のワインをてにいれたとかで、良かったら一緒にって誘ったみたい」
男「(母さん…誘われてるの気づいてないのか?)」
母「でも、なんで父君だけ誘ったんだろ?」
男「(気づいてない!!)」
男「あー、母さん…そのな?母さんも誘われてるよ?」
母「え?」
男「いや、父さんは多分これを見越して先に行ったんじゃないかな?」
母「つまり?」
男「母さんが、ワインパーティーの招待を受けたのを忘れてたってこと」
母「・・・そういえば、父君がしきりに時間気にしてたっけ」
285: 1:2012/6/26(火) 19:03:28 ID:P2kcD4Hnh6
男「とにかくいってくれば?」
母「そうだね、いこっか」
男「・・・いや、勝手にいけよ」
母「男君も一緒だからね」
男「なんでさ!?」
母「女ちゃんいるんだよ?」
男「か、関係ないだろ…」
母「ふーん?」
男「いけばいいんだろ、いけば」
母「わかればよろしい」
286: 1:2012/6/26(火) 19:18:26 ID:3e8dAw1C92
女の家
母「本日はお招きありがとうございます」
女母「いえいえ、足を運ばせて申し訳ありません」
父「やっぱり…忘れてたんだね?」
母「だ、だって…」
女父「いいじゃないですか!!人間だもの!!」
父「はあ…」
男「みつおか?」
女父「お?男君も来たんだね!?」
男「女父さん、久しぶりなのにわるいんですけど…酔ってます?」
女父「いや〜、ワインが旨いんだな!!これが」
女母「お父さん、お客様の前ですよ?」
女父「こいつは失敬!!」
287: 1:2012/6/26(火) 19:46:53 ID:fsrNRSRw6k
女「父、客が来てるから興奮するのは分かるが…少しうるさいぞ。勉強に集中出来ない」
女父「何ー?お前、勉強だー!?」
女「試験が近いんだから当然だろう?」
女母「女、お母さんがなんとかしておくから、お部屋に戻ってなさい」
女「すまない」
女母「あ、ついでに男君も避難させといてね」
男「!?」
女「わかった」
男「無反応!?」
女「こっちだ、ついてきてくれ」
男「あ、ああ…」
288: 1:2012/6/26(火) 19:52:02 ID:9UpRvybFk6
女父「けっ!!勉強なんて可愛くねー事言いやがって…」
父「そうですか?女さんらしくていいと思いますよ?」
女父「俺はあんな風に育てたおぼろろろ」
父「ちょ!?大丈夫ですか!?」
女父「へへっ…ドジっちまった…」
父「しっかりしてください!!女父さん!!」
女父「俺はもう駄目だ…女は父さん…あんたに託します…」
父「しっかりしてください!!女さんなら男君がしっかりと面倒みます!!」
女父「それが聞ければ…十分…だ…」
父「女父さーん!!」
母「まっらくぅ、あんろ酔っぱらいどもらぁ〜」
女母「母さん、貴女もですよ」
289: 1:2012/6/26(火) 19:55:53 ID:9UpRvybFk6
父「ふう、女父さんは酔うとこんな感じなのですか?」
女母「まあ、だいたいこんな感じですわね」
母「こらぁ、父君は私とラブラブなんだぞぉ」
女母「ふふ、愛されてますね」
父「ええ…///」
母「父くぅ〜ん」スリスリ
父「全く、甘えん坊だね」
母「・・・うぷ」
父「・・・」
母「おべろろろろ」
父「・・・」
女母「あらあら、酔っぱらい二人がdownね」
父「申し訳ありません」
女母「大丈夫ですよ。酔っぱらいの取り扱いには慣れてますから」
290: 1:2012/6/26(火) 21:25:19 ID:JU.Wfch0O2
男「(これが女の部屋か…なんか思ったより普通だな…)」
男「(もっとこう…本いっぱいとか、想像してたんだけどな…)」
女「ところで、一つ聞いていいだろうか?」
男「ん?なんだ?」
女「何故君がここにいる?」
男「・・・かくかくしかじか」
女「ふむ…ワインパーティーか…そういえば父がてにいれていたとか言っていたな」
男「なるほど、原因はそれか」
女「しかし…見たところかなり上物のワインだったはず…大丈夫か?」
男「どうなんかな…女父さんは酒に弱くて酒好きだし」
女「恥態を晒してなければいいが…」
291: 1:2012/6/26(火) 21:30:48 ID:K3r6PlanLA
男「下はどうなってるんだろうな」
女「見に行くか?」
男「いや…大体予想はつく」
男「母さんと女父さんが酔いつぶれているに一票」
女「ふむ…」
女「お母様と父が酔いつぶれ、その二人に優しく布団をかけるお父様とその後ろでツマミを用意している母に一票」
男「えらく具体的だな…そしてあり得そうだから笑えないし」
女「まあ、そんなことはどうでもいい」
男「いいのかよ!?」
女「今は…二人で楽しもうか?」
男「結局それか」
292: 1:2012/6/26(火) 22:29:53 ID:5TbqIRrKNQ
女「といっても楽しむ事が出来ないのだがな」
男「え、そうなの?」
女「うむ、本来ならこんなまたとないチャンス…しかし、今は試験が間近に迫っている為勉強をしたい…ジレンマだな」
男「そうか…」
女「今、安心したな?」
男「そ、そんなことは無いぞ!?」
女「まあいい、適当に部屋でも見ててくれ。私は勉強に戻る」
男「お、おう…」
男「(普通部屋を自由に見せるなんでしないよな?)」
男「(女だからなのか…それとも信頼されているからなのか…)」
女「・・・」
293: 1:2012/6/26(火) 22:38:44 ID:xfj0pqs9rU
父「やれやれ、二人とも寝てしまいましたね…」
母「んにゅー、父君は…私とラブラブー…えへへ〜」
女父「んがぁー、俺はぁ、勉強なんてーくそくらえだー…うがー」
女母「もう…酔いやすいのにお酒ばっかり飲むんだから」
父「でも、これ結構アルコール強いですね」
女母「確かに…平気な顔をなされてますね…羨ましいですわ」
父「ほろ酔いしてますよ。女母さんこそ、酒豪ですか?」
女母「夫が弱すぎるだけですわよ」
父「・・・憧れだったんですよね、こんな風に酒を飲みながらの談笑は」
女母「・・・」
父「妻は、酒は飲めるんですけど、酔いやすいからいつも先に潰れるんです」
女母「家もそうですよ」
父「ですから、たまに思う時があるんです。もしも女母さんが僕の妻だったら、こんなのが毎日できるんじゃないかって」
女母「・・・」
294: 1:2012/6/26(火) 22:42:50 ID:xfj0pqs9rU
父「でも、そこまで考えたとき、頭によぎるんですよね」チラッ
母「えへへ〜父くぅ〜ん♪」
父「この可愛くて幼く頼りないこの人を誰が守るんだって」
女母「私も、時々父さんが夫だったらと思う時がありますよ」
女母「でも、そうしたら誰がこの人の面倒を見るんでしょうねって」
女父「勉強するくらいなら〜野球しろ〜」
女母「ふふ、やっぱり私しかこの人の側にいれないんですよ」
父「僕以外に、あの存在を独占させたくありませんしね」
父&女母「やっぱり妻(夫)が一番です」
295: 1:2012/6/26(火) 22:45:38 ID:xfj0pqs9rU
女母「私達は似た者同士なんですね」
父「ええ、だからこそ悩みを共有できます」
女母「だからこそ、一緒にいてもなんの特もありませんしね」
父「僕達は多少世話を焼く方が、あってますからね」
父「貴女が、僕の友人でよかった」
女母「ええ、本当に」
女母「ナッツとチーズがありますけど、いかがなさいます?」
父「それはいいですね。ありがたく頂きます」
女母「はい」
296: 1:2012/6/26(火) 22:46:48 ID:xfj0pqs9rU
今日の投下はこれで終了となります
見てくださった方々
ありがとうございました!!
297: 名無しさん@読者の声:2012/6/27(水) 01:05:01 ID:qoCgGTwtME
ナッツとチーズは私が貰ったっ!
代わりに っCCCCC
298: 1:2012/6/27(水) 23:03:32 ID:kXPawxb5SU
>>297
父「おつまみとられちゃいましたね」
母「駄目ー!!チーズは父君にあーんってしてもらうから取っちゃ駄目ー!!」
女父「バッキャロー!!ナッツは俺のだ!!」
女母「そういいながらポテチの袋を抱えないでください」
支援感謝です♪
299: 1:2012/6/27(水) 23:07:46 ID:kXPawxb5SU
男「なあ…下の様子見に行かねーの?」
女「気になるのか?」
男「少しな」
女「ふむ、問題ないだろう」
男「そういうもんか…?」
女「時に男、お前は勉強はしているのか?」
男「え、ああ…やってないな…」
女「それは試験が余裕と思っていると判断していいのか?」
男「そういうわけじゃないが…」
女「なら、すぐに始める事だな。知識は持っていて損はない」
男「方程式とか日常生活で役立つかよ…」
女「勉強が嫌いな奴の典型的な屁理屈だな」
男「うぐ…返せん…」
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