イエティ「待て待て待て、話をきけって」
勇者「魔物と語る舌などもたんっ!そこになおれっ!」
イエティ「いやいやいや、そもそも俺魔物じゃねーし」
勇者「そのような醜悪な姿で戯れ言を言うなっ!」
イエティ「それなら言わせて貰うけど、人間だって大概グロテスクなナリしてるぜ?哺乳類の癖に毛むくじゃらじゃないとか」
勇者「おのれ愚弄するか。不細工な魔物の分際で」
イエティ「話通じねぇこいつ…。つうか魔物じゃねーっつってんだろーが」
勇者「これ以上の問答は無用だ。叩き斬―」
イエティ は にげだした
勇者「あっ!?待てこのっ!!」
160: 名無しさん@読者の声:2012/10/12(金) 03:59:06 ID:0HFDaHFS5s
エピローグ2
シスター「………」
魔法使い「お祈りは終わった?」
シスター「…ご無沙汰していますね、魔法使いさん」
魔法使い「やめてよ『さん』とか。昔通り呼び捨てにしてよ。ゆうしゃ?」
シスター(元ゆうしゃ)「…その名は棄てました。今のわたしは神に仕える名もなきシスターです」
魔法使い「…育ての親だった魔物をその手にかけたから?」
シスター「養父から聞いたのですね…」
魔法使い「場合が場合だからね。新たな魔王が現れた今、私たちの…、いや、貴女の力が必要なのよ」
シスター「…私はもう戦えません。他を当たってください」
161: 名無しさん@読者の声:2012/10/12(金) 04:00:59 ID:dCLv9AGz/g
魔法使い「当たれたら当たってるっつーの!戦士も僧侶も旅立つ準備は万端なの!あとは貴女だけなのよ!?」
シスター「……」
魔法使い「…認めたくないけれど、前の魔王との戦いで、結局ゆうしゃがいなければ勝てないことはわかっているの。身に沁みているの」
シスター「……」
魔法使い「だから、貴女がいなければ、戦士も僧侶も死んでしまうわ。だから、お願い。お願いします。人間を、私たちを助けてくださいっ」
シスター「…頭を上げてください」
魔法使い「……………………」
シスター「…はぁ。わかりました。少し時間をください…」
162: 名無しさん@読者の声:2012/10/12(金) 04:01:58 ID:gSvuiogmPI
魔法使い『明日また来る…。いい返事を待ってるから…』
シスター「……」
シスター「どうしよう…」
シスター「皆を、魔法使いさんも戦士さんも僧侶さんも守りたいけれど…」
シスター「でも、わたしは…、お父さんを…」
シスター「どうしたらいいのかな…お父さん…」
『体に気をつけてな。あんまり無茶すんなよ』
シスター「……」
『おやすみ。……愛しい娘よ…』
シスター「……」
『…オレが父親じゃ駄目か?』
シスター「……」
『お父さんはどうして魔王をやっつけたいの?』
『いや、割りともうどうでもよくなってるんだけどな?…あえて言うならオマエといる為の口実だ』
シスター「……わたしは…」
163: 名無しさん@読者の声:2012/10/12(金) 04:06:06 ID:gSvuiogmPI
エクストラエピローグ
僧侶「来てくれますかね?」
戦士「感触はどうだったんだよ?」
魔法使い「正直わからないわ…」
ゆうしゃ「ごめん。皆おまたせ」
魔法使い「ゆうしゃ…」
戦士「おっせーよっ」
僧侶「また戦士さんは…。でも、お待ちしてました」
ゆうしゃ「うん。行こうっ。魔王を倒しにっ」
サスカッチ「ちょwwwwイエティさんの住処教会になってるwwwwwwwwwwwwパネェwwwwwwなんという皮肉wwwwwwwwwwwwwwww」ガサガサ
イエティ「マジか…。つーか誰かいねぇ?」ガサガサ
ゆうしゃ「え…?」
戦士「さっそく魔物か…!?」
魔法使い「勘を取り戻すのに丁度よさそうな相手ね…!」
僧侶「補助魔法を展開します…」
サスカッチ「蜜月終了のおしらせwwwwwwwwww…つーかあれっ?wwwwwwwwwwwww」
ゆうしゃ「嘘…」
サスカッチ「ちょwww」
イエティ「あ?」
ゆうしゃ が あらわれた
END
164: 名無しさん@読者の声:2012/10/12(金) 04:12:34 ID:sIxfOn5D3s
終ーわったーー!!
えらい中途半端だけどこれで終わり!湿っぽいのは苦手だからな!w
一応あと何レスかの続きは考えてあったけども、スレタイで終わらす様式美という理由でここで終了。
対話体形式だし行間を読ませてなんぼなんで、続きは各自の脳内補完よろしく!w
こんな半端な終わり方認めねぇ!って人がいたら乗っ取っても全然いいよっ!!
165: 名無しさん@読者の声:2012/10/13(土) 10:05:30 ID:0HFDaHFS5s
乙でしたー!!面白かった
切ないけど良い終わり方だと思う
だから乗っ取りすすめないでw
166: 名無しさん@読者の声:2012/10/13(土) 22:38:16 ID:lvC1nZ0oq.
補 足っ!
第一部
先輩から借りたUMA図鑑を眺めていて、イエティって魔物じゃねーんだよねぁ…って思いつきから、書いてみた話。UMA勢で魔王と戦うのかなぁ?なんて考えながら、行き当たりばったりで書いてくうちに魔王の強さがインフレし過ぎて、ああいう終わり方にしてみた。スレタイ的にもあってるしね。ちなみにこの時はガチで第二部なんて考えてなかった。
第二部
子供嫌いの俺が可愛い子供を書くのなんて到底無理だったという話。実はこの時点でサスカッチを女化する算段は立っていて、批評スレで感想きいてみて芝がウザいとか読みにくいとか言われたら女化する予定だった。
167: 名無しさん@読者の声:2012/10/13(土) 22:39:33 ID:PshM9LK1Oo
補足その二
第三部
自分で書いててなんだけども、サスカッチが死ぬとは思わんかったw三部はまだ日常パートだと思ってプロット立てずにキャラに勝手に喋らせてたらあんなことになるとはw因みに第一部の時点でドッグマンの妻は勇者に殺されてて、第三部で親子共々勇者に殺されてたりします。意外と血生臭ぇなこの話。
第四部
散りばめたネタを全部わかった奴がいたら友達になりてーw無理矢理コラボって本編より先にこっちで登場させちゃった彼だけど、この後ゆうしゃ一向が魔王倒してるから別人だと思われる。例によってイエティが死ぬとは思わんかった。何か奇跡が起こって和解するもんだと思いながらキャラに喋らせてたw
168: 名無しさん@読者の声:2012/10/13(土) 22:43:04 ID:gSvuiogmPI
補足ラストォ!
エピローグ
普通に小説形式で書こうかとも思ったけれど、対話体を貫いてみた。おかげでキャラの、つーかゆうしゃの心情を十分の一も書けなくて、行間から読みとってもらうしかなくなってしまったorz
先に書いた通り、ほんの少しの続きがあるのだけども、あえて書きませぬ。一個だけ言うならHAPPY DEAD ENDだったってことくらい。
ってとこだなw
ではでは皆々様。こんな駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
意見、感想、疑問、質問、批判、乗っ取りなどあれば喜んで応えさせていただきます。
そして支援して下さった皆様、投票して下さった皆様ありがとうございました。励みになりました。
今月中には保管庫依頼させていただく次第です。
で、終った方が締まりがいいのだろうけどもwあえて最後に番宣いれてグダグダに終わろうと思いますw
魔王会議SSと冷蔵庫がヒロインなSSもよろしくねっ!
じゃあのw
169: 真・スレッドストッパー:停止
停止しますた。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
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